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トラ25000
昭和45年末 499両
- 鋼製の妻板を取付、有蓋車としても使用できるようにした無蓋車。新製時はアオリ戸に水切りが付いていたが後年は撤去された。
- 製造初年:昭和32年
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トラ30000
- 昭和45年末 2,195両
- トラ6000を2段リンクにした無蓋車。通称長トラ。無蓋車で初めて2段リンクが採用された。
- 製造初年:昭和32年
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トラ35000
昭和45年末 843両
- 妻板が木製で背の低い最後のトラ。戦前はトムもトラも背の低いのが普通だった。後年、かなりの数がトラ90000に改造されている。
- 製造初年:昭和31年
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トラ40000
昭和45年末 3,258両
- トラ35000の妻板を木製のまま背を400mm高くした無蓋車。床下もワム60000並に近代化された。
- 製造初年:昭和35年
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トラ45000
昭和45年末 8,155両
- 妻板をプレス鋼板、床を平鋼板張りとした無蓋車。後年、床を木製に改造されている。
- 製造初年:昭和37年
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戦後の高度成長期とともに木製のトラが大量生産されました。側面から見るとほとんど形態が同じようなのが、識別を難しくしているような気もしますが、走り装置に2段リンクが採用されたり、台枠もリベットから溶接構造に変わるなど年々改良されています。