======================== 鳳凰三山記録 ========================

■作成 島田悠彦(24期)

■日程 6/20-22(前夜発山中一泊)

■メンバー
L島田(2)、関(1)、松村(1)

■行動予定(コースタイム)
21日 登山口-(1:00)-夜叉神峠-(4:30)-南御室小屋(幕)

22日 -(1:30)-薬師岳-(2:00)-地蔵岳-(4:40)-青木鉱泉
ドンドコ沢

■行動記録
◆20日
勝沼ぶどう郷。まったり語ってから寝る。
◆21日 快晴
電車内からもちゃんと地蔵オベリスクが見える。韮崎からタクシー、6490円。
・750 登山口発
かん高く鳴くヒグラシふうの大合唱、まるで盛夏だ。
明るい樹林の中のジグザクで緩やかな道。トップは関。
・845-900 夜叉神峠
雪の残る扇形の間岳、農鳥の展望がひらける。山が大きく、素晴らしい。
さらに3分登った小屋のある場所からは、北岳を含めた白峰三山を見渡せる。
2001mピークからは尾根の西側を背の高い樹林の下、緩やかで涼しげな道。
・950-1000 2100m付近
大崖頭山を左から巻くところに「杖立峠」とある。
・1052-1135 山火事跡手前
樹林がとぎれる草地で大休止。以降よく見かける苺の花。
テクテ○ふうの団体をやり過ごすため、間延びしてしまう。
山火事跡は、焼け株が残り、草地に若いダケカンバ、カラマツが生え、
展望もよく、風が吹けば最高であろう。ここで休めば良かった。
その後やや深い樹林に入っていく。
・1220-1230 2450m付近
平らな森の道。1240苺平通過。薄暗いので、苺は皆無。
・1310 南御室小屋着
水場すぐそこ。テントサイトはよく整地され、トイレは足踏み水洗。
まったり。贅沢な午後。夕食は松村の実家からの野菜によるポトフ。
ローソクがわりのアルコールランプが暗いとか、少しずついろいろ理系な話。
寝る前、夏至の日の出を見に、ヘッ電行動で森林限界を超える事を決める。
◆22日 晴れ
・213起床 ラーメンを作りながら、テント撤収。315発。トップ関。
320樹林の間から東の空が白みはじめ、少しずつ色が赤く変わっていく。
森林限界、暗い中にも西の白峰三山が大きい。白砂の稜線。イワカガミ。
南の黒い富士に、よぉーと挨拶。北には縦走路の先に甲斐駒も頭を出す。
・410-450 砂払岳。茅ヶ岳から日の出。お湯を沸かし紅茶を飲む。
510薬師岳通過。中道への分岐あり。西側の切れ落ちたザレ道。
エアリアに絶壁とあるのは西側斜面のことか。行く手を阻む岩場はない。
・530-550 観音岳
縦走路がよく見渡せる。東側ハイマツ西側白砂。八ヶ岳がうっすら。
西側尾根には緑の中に巨岩、松村曰くのマチュピチュのような場所が見える。
・645-653 アカヌケ沢ノ頭の直前のピーク
地蔵オベリスクが、合掌岩として見え、間近に迫る。
・705-730 賽ノ河原上部
休んでから、島田がルートを選び一歩一歩ついてきてもらい、
オベリスクへ向かう。最後の巨岩の一歩手前までは普通の岩場。
核心は、フィックスロープのある直下までの、小さなクラック3mの登りと
最後にある、高さ5m、傾斜80°程度、体の入る岩の三角滑り台(トイ状)。
支点は下から見えないが、fixは3本あり、1本が真新しく、4重にして
約60cmごとにコブが作ってある。
ロープを放して、滑り落ち始めたとき再び止まれるかを検討する。
島田、松村は、両足をふんばってロープに体重の半分をあずけて、
「登り綱」的に手を動かし、登りきる。2つのピークにはすぐ立てる。
1つのピークは寝ころべるほど広い(寝返り打てない)。
・805-830 賽ノ河原上部
賽ノ河原はかなり急斜面。再び藪がでてくるあたりで沢の南側に踏み跡が
あって道をはずしかかるが、すぐ気づく。
・910-930 鳳凰小屋 目の前に水場がある。
・1000-1015 五色の滝
滝壺に降りられる。裏にまわりこもうとし、島田はびしょぬれに。
・1035-1045 白糸の滝
滝には癒される、マイナスイオンだ、1/fゆらぎだと褒め称える。
かなり急な下りに一同うんざりしてくる。トップ関の疲れが顕著に。
・1110-1130 1700m付近
・1150-1220 鳳凰の滝
片道5分で展望台。あんな落差のある滝と一緒に下ってるから
こんなに急なんだ、やってられん旨の発言とびだす。豹変。
滝との分岐にある木の幹に巣を持つ鳥が、こちらを警戒していた。
・1250-1310 南精進の滝
・1400-1415 山沿いコース、川沿いコース分岐手前
川沿いコースで。白い平らな河原を歩く。
・1500 青木鉱泉着。入浴1000円、もてなしなし。世の不条理を感ずる。
タクシーで穴山まで、5190円。中央線内ではもう、梅雨空に戻りつつある。

■まとめ
・初心者にも勧められる変化に富んだ楽しい縦走コース。
天気が良ければ南ア北部をはじめとした、大パノラマ。
・オベリスク登りは必ずしも簡単ではなく、リスクもあるので
本人がその場で十分に検討し、判断すべきであろう。
・ドンドコ沢の下りは結構大変。
・山が久々の関は、下りでやや疲れがでたが、トップとして適度なペースで
歩き続けてくれた。松村はもうだいぶ慣れたのか、比較的余裕をもって歩
いており、まわりの風物に気を配っていた。島田にはレストを短く区切る
のに必要なストイックさなど、いろいろ明確な課題が残った。
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