ANTIQUE JAPANESE RADIO/日本の古いラジオ

written by Koji HAYASHI, Ibaraki JAPAN

Mini-Museum of Japanese Radios/日本のラジオのミニ博物館

Radio Tubes After WWII/戦後のラジオ球

 New Styles after WWII/戦後の新しいスタイルの球

Sub-miniature. Sub-miniature Tube

TV_Tube_Compactron. TV Compactron (12T12)

TV_Tube_Novar. TV Novar -Magnoval (9T12) -Neonoval (9T9)

Other_Small. Neuvistor, Microvistor, Mini-metal, and Ceramics tubes


Page-Sub. Sub-miniature Tubes/サブミニチュア管

Recently Obtained Tubes/最近入手できるラジオ用のサブミニ管

2nd Edition (2006.11.20)

HomePageVT/Sub-miniature.html


1. History of Sub-miniature Tubes/サブミニ管の歴史

2. Raytheon Battery Tube -Early time/Raytheonの初期の電池管

3. Consumer Tubes/民生用サブミニ管

3.1 EIA Alphabetic Battery tubes/民生用サブミニ: 電池管

3.2 EIA Alphabetic 6.3V tubes/民生用サブミニ: 6.3V管

4. Industrial Numeric Tube/産業用サブミニ管

4.1 Raytheon CK500s & EIA Numeric Battery tubes/レイセオンの数字管:電池管

4.2 Raytheon CK600s & EIA Numeric 6.3V tubes/レイセオンの数字管:6.3V管

4.3 Sylvania EIA Numeric 6.3V tubes/シルバニアの数字管:6.3V管

4.4 Sylvania in Comminications 26.5V tubes/シルバニアの数字管:26.5V管

4.5 Other Industrial tubes/その他の産業用管

謝辞:寄贈リスト

Battery tubes

2. Raytheon -Early time
3.1 Consumer EIA Alphabetic

Power Pentode

Converter

Diode Pentode

2E36

1V6

1AJ5

4.1 Industrial Numeric -Raytheon CK500s & EIA Numeric

Double space charge tetrode Amp

Power Output Tube

RF Pentode

Electrometer

CK-510AX

5672, 6088, 6418-6419

5678, 6611

5886

6.3V tubes

4.2 Raytheon
4.3 Sylvania

RF Pentode

UHF Triode

Triode

RF Pentode

Twin Triode

Beam Power Tube

5702WB

5703WB, 5744WB

5718, 5719, 6222

5840W, 6205

6021W, 6111

5902

4.4 Sylvania 26.5V
4.5 Others

Dual control grid Pentode

HV Rectifier for TV

Voltage Regulator

5908

5642

5785

5787


1. History of Sub-miniature Tubes/サブミニ管の歴史

サブミニ管の歴史については,既に私のWebページのBattery RAdio Tubes after WWII/戦後のラジオ用電池管において紹介していますが,ここでもう一度振り返って見ましょう。

サブミニ管とは

RCAのミニアチュア管(通称mT管)よりも小さい真空管です。mT管と同様に電極を封入する入れ物にはガラス管を使用していますが,7ピンmT管が直径18ミリ程度だったのに比べると直径は10ミリあるいはそれ以下と格段に小さくなっています。足はmT管と同様にガラス管の底から直接引き出しておりベース(シェル)はありません。足はmT管と同じようにソケットに差し込むタイプとトランジスタのように直接ハンダ付けできる長いリード線を持ったものと2種類あります。ソケットの形は様々ですが,大別して2種類あります。米国Raytheonが得意とする扁平なツマミステム(ピンチステム)の球はICソケットのように1列に並んだもので,初期の頃は4pin, 5pin, 6pin, 7pinとありました。他方Sylvaniaの丸いステムの球はごく初期はへんな配置のものがありましたが,その後は主として円周上に8ピンが配置されています。電極は小さいので高圧,高電力,過渡負荷には無理です。その代わりポータブル無線機にはサイズ,耐震性能,高周波性能で有利です。トランジスタ時代が来る前の過渡的な時代の申し子だったようです。後に開発されたRCAのニューヴィスタやGEのセラミック管(スタックトロン)はコンパクトな設計ですが,その主眼は高周波性能の追求にあり,省電力のポータブルラジオや無線機用という訳ではありませんから,サブミニ管はトランジスタに最も近い存在だったと言えるでしょう。

サブミニ管以前の歴史

どんな小型管があったかといいますと,日本では1933年から1934年にかけて袴付きのピーナツ管Uy-11M, Uy-14Mが作られています。でも直径は17mmもあり,7ピンmT管とほぼ同じでした。欧州では英国のHigh Vacuum Valve Co. (Hivac)が1935年にmidget Valveを発表しています。直径は10mmでした。米国では戦前の1938年頃にはHytronがBantam Junior管 HY113, HY115, HY125を発表しています。いずれも袴付きでした。さらに,まもなくHY-255という袴の無い初のサブミニ管を完成させています。欧州では1939年にPhilipsから11.5mm径の袴なしリード線型のサブミニ管EA50が現れています。しかし,その後開発は戦争により中断してしまい,戦後は米国に立ち後れてしまいました。

サブミニ管誕生

米国では1940年,RaytheonやHytronが軍の要請を受けて砲弾の無誘導信管/近接信管(Proximity Fuze),後のサブミニアチュア管(SMT)の開発を始め,1941年3月に原型を完成,戦時中は大量に製造しました。戦後,Raytheonはその技術を民生用ラジオに転用し,1946年には周波数変換用管2G21,シャープカットオフ5極管2E31,検波・増幅2E41,出力管2E35のラインとソケット版2G222E322E422E36をRMAに登録したと発表しています。1.25V, 50mAのフィラメントを使用していました。この2E/2Gシリーズの外形は,長さ1-9/16",断面が0.3"x0.4"の楕円形をした平べったい球で,足はリード線型とソケット用の短い型のものと2種類同時に発表されています。SylvaniaもFuseの商用版開発のニュースを流しましたが,具体的な管名は出てきませんでした。やや遅れを取ったのでしょう。Hytronは戦後しばらくは製造技術そのものを販売していたようで,1950年頃にはCBSに吸収されCBS-Hytronになり,その御幾つかサブミニアチュア管を製造したようです。

RaytheonとSylvania

Raytheonはその後,CK510AXから始まる有名な一連のシリーズを作ります。いずれもピンチステムの引き出し線をそのまま出したような格好の扁平のサブミニ管です。フィラメント型の500番台CK-AX,ヒータ・カソード型の600番台CK-BK,CK-CXを経て,1950年頃からの新型管はその名称はRMA/EIA名の産業用数字管の5000番台に合流しました。一方,Sylvaniaはチューブラー型のサブミニ管をデヴューさせた後,産業用数字管を続々と発表しました。サブミニ球はその性格からどうも軍用や産業用に適していたようです。そのため,開発の主体は当初より軍用や産業用に向けられ,1951-1952年頃から高信頼管の開発競争へとエスカレートしました。サブミニ管は数多くの球を要求する計算機や振動の問題をともなう航空機やミサイルなどの分野で独壇場となり,1956年頃にはGEが5-star管として製造に参入。その後,各国で高信頼管が作られました。その後もRaytheonやSylvaniaによって1960年代初頭にかけ勢い良く開発競争が続けられました。驚くことにこれらの球は1980年代まで製造が続けられました。そのお陰で私達は今日もこちらのおこぼれを格安で購入することができます。

民生用サブミニ管

一方,民生用サブミニ管はどうかといいますと,1949-50年頃にSylvaniaやRCA,GEから一斉に,周波数変換用7極管1C8, 1E8,3極5極管1V6,シャープカットオフ5極管1AD5,検波・増幅1Q6, 1S6, 1T6,出力管1V5, 1AC5などが発表されました。(J.W.Stokesの70 years of radio tubes and valvesでは1950年のRCAのマニュアルに現れたと言っています。大塚久さんの「クラシック・ヴァルブ」ではこれらの球はmT管と同じ1945年12月に発表されたと紹介していますが誤りのようです。実際,RCAのマニュアルには1E81AD5のみ特性曲線データが紹介されています。他の品種は他の会社の開発だったかもしれません。)。Raytheonは1950年5月の広告に1AD4を,また1951年9月になると1AG5, 1AH4を加えました。しかし,民生用のサブミニ球開発競争はそれで終わりました。ラジオやTVには安価なmT管が適しており,高価でも小型が良い,消費電力が少ない方が良いという唯一の需要は補聴器でしたが,Raytheon独自の500番台や後の産業用数字管で十分まかなえたようです。サブミニ管でその後EIA登録された球は1960年代初頭に2本,何と日本は東芝の2本のミクロビスタ管(シールド付き)だけでした。

日本の状況

我が国では,東芝が1954年頃に業務用のポータブル無線機用にRaytheonの2G21を国産化しています。また,これに見合う数字管として,5672(電力増幅用5極管), 5676(高周波発振用3極管), 5678(高周波増幅5極管)を国産化しています。また,補聴器用にRaytheon CK549DX(増幅用5極管)相当の#3040, CK546DX(電力増幅用5極管)相当の#3041を開発しています。いずれもRaytheonが開発した1950年頃の球がお手本だったようです。通信メーカーの日本電気NECはRaytheonのCK500シリーズの幾つかを作りました。また,1955年頃,弱小メーカの日本電子管製作所パームが2G21-SF, 5678-SF, 1AG5-SFを日本独自に作ったことは,先に私のラジオ用電池管のページで述べた通りです。

1963年頃に,東芝は民生用管として3040, 3041, 2D-H6/6D-H6, 6D-H8/6D-H9, 3D-HH12/6D-HH12, 3D-HH13/6D-HH13, 6FW7, 通信工業用管として1AD4, 2G21, 573AX/6029, 5636, 5642, 5672, 5676, 5678, 5702, 5702WA, 5718, 5840, 5886, 5899, 5902, 6021, 6111を製造していました。一方,通信御三家のNECは1964年に通信用に1AD4, 1E-R20, 2G21, 6D-H3, 9D-L6, 20D-L5, 522AX, 573AX, 5672, 5676, 5678, 5702, 5703, 5868, 6050, 6397, 6977, 高信頼管として6021を作っていました。神戸工業TENは1960年頃,1AD4, 1N3, 2G21, 5672, 5676, 5678, 534AX, 542DX, 573AXを作っていました。日立は1960年頃作っていなかったようです。

今日の工作

さて,時代は飛んで1990年代の後半,トランスレスmT5球スーパーをサブミニアチュア管で作る酔狂な御仁が米国に現れました。John Reinicke/WA2ISEという無線家で,12BE6-12BA6-12AV6-50C5-35W4のラインをサブミニ管で置き換えました。ヒータ点火に12VCT付きトランスを持ち込み,6.3Vのサブミニ管6本を用いてそれぞれ2本直列に点火しています。構成は

5702(Mixer)-6111(1/2 Osc)-5702(IF amp)-1206(diode det)-6111(1/2 AF amp)-5902(Po amp)-5641(+B rec)

です。この中で入手難なのは1206くらいでしょうか。これを除く他の球はこのWeb pageにも紹介します。

国内では電池用RF 5極管5678を用いたキットがサトー電気から売り出されています。5678は昔から根強い人気と知名度があり,もっとも入手し易い球の1つでしょう。国内販売店には在庫を切らしたところもありますが,米国からの輸入で1本500円程度で入手できます。

Jump to TOP 


2. Raytheon Battery Tubes-Early time/Raytheonの初期の電池管

歴史は既に書いた。表だけご覧いただこう。

Raytheon Original Tubes

Name

Class

Base

Out-line

Ef V

If A

Eb V

gm

Po W

note

2E31

RF pentode

2E31 (F5p)

TX

1.25

0.05

22.5

0.500

Socket

2E32

same above

Lead

2E35

Power pentode

2E31 (F5p)

TX

1.25

0.03

45

0.500

Socket

2E36

same above

Lead

2E41

Diode pentode

2E41 (F6p)

TX

1.25

0.03

22.5

0.375

Socket

2E42

same above

Lead

2G21

Triode Heptode converter

2G21 (F7p)

TX

1.25

0.05

22.5

gc0.06

Socket

2G22

same above

Lead

Jump to TOP 


2E36-Power Pentode

2E36という名称を聞いて,2E24, 2E26などの記憶から送信管かな?と思ってしまうのは早計。サブミニ管が出現した1946年頃には軍のハンデイトーキー用に開発されたため,一般のRETMA/EAI登録ではなく,移動無線の送信管と同じ軍用/通信用?の名称に登録されたらしい。Eは5本足,Gは7本足だったのだろうか?2E36は息の長い球で1940年代から軍用真空管時代最後の1980年代まで作られたらしい。

2E36 1.25V, 0.02A,

45V, 45V, -1.25V, 0.45mA, 0.11mA, 250k, 0.500mA/V, RL100k, 6mW。

National製 2E36 Power Pentode, 正面 [岡田さん寄贈]

Jump to TOP 


3. Consumer tubes/民生用サブミニ管

3.1 : EIA Alphabetic Battery tubes/民生用サブミニ電池管

下記の2つの表は,米国EIAに登録された数字とアルファベット名を持つ球の一覧である。ベースによりRaytheon系とSylvania系の2つに分けてある。サブミニ管ポータブルは民生用ラジオにはほとんど採用されなかったのであろう。品種が意外と少ない。表を見るとわかるように,Raytheon系では,電池管式スーパーラジオを構成する場合,多少バラエテイがある。コンバータ複合管1V6, ミキサ1AE5, IF増幅1AD4, 1AH4(中電力),1AK4(省電力), 検波増幅1AG5(中電力), 1AJ5, 1AK5(省電力), 出力1AG4。しかし,Sylvania系では,電池管式スーパーラジオを構成できる球は本来1種類しかない。コンバータ1C8/1E8, IF増幅1W5/1AD5, 検波増幅1Q6/1S6/1T6, 出力1V5/1AC5である。外形やピン配置が異なるものがあるだけである。RCAは後者に属する。

表の資料(GEは1955年まで,GE*は1974年の資料による,赤字はRCA,GEの中にはSylvaniaやCBS-Hytronが開発しGEが販売したものも含まれている)

Raytheon type EIA Battery Tubes (Filament type)

Name

Class

Base

Out-line

Ef V

If A

Eb V

gm

note

Maker

4-series

1AD4/ XFR1/ DF62

Shielded RF Pentode -High gm

1AD4 (F5p)

2-1

1.25 DC

0.1

45V

2.0

Ray50, GE/ Hivac/ Mul

1AG4

Power pentode

512AX (F5p)

2-1

1.25 DC

0.04

41.4

1.0

0.035 W

GE

1AH4

RF pentode

1AD4 (F5p)

2-1

1.25 DC

0.04

45

0.75

Ray51, GE

1AK4

RF Pentode

1AD4 (F5p)

2-1

1.25 DC

0.02

45

0.75

GE

5-series

1AE5

Heptode mixer

1AE5 (F6p)

TX

1.25 DC

0.06

45

gc0.2

GE

1AG5*/ CK551- AXA

Diode pentode

1AG5 (F6p)

2-1

1.25

0.03

45

0.25

Ray51, GE*

1AJ5

Diode Pentode

1AG5 (F6p)

2-1

1.25 DC

0.04

45

0.425

GE

1AK5

Diode Pentode

1AG5 (F6p)

2-1

1.25 DC

0.02

45

0.280

GE

6-series

1V6

Triode pentode converter

1V6 (F7p)

2-3

1.25 DC

0.04

45

gc0.20

CBS/ GE

Sylvania type EIA Battery Tubes (Filament type)

Name

Class

Base

Out-line

Ef V

If A

Eb V

gm

note

Maker

2-series

1T2

Half-wave HV Rectifier

1AY2 (T2pt)

TX

1.4

0.14

-15 kV

Ib=2 mA

GE

3-series

1D3

Low mu HF triode

8DN

3-2

1.25 DC

0.3

90

3.4

mu 8.7

GE

1M3/ DM70

Electron Ray Ind

8DN

3-2

1.4

0.025

Philips GE

5-series

1V5

Power Amplifier pentode

8CP

3-2

1.25 DC

0.04

67.5 45 30

0.750 0.600 0.45

0.05 W 0.015W 0.005W

GE

1W5

RF pentode

8CP

3-2

1.25 DC

0.04

67.5 30

0.735 0.430

GE

1AC5

Power Amplifier pentode

8CP

3-5

1.25 DC

0.04

67.5 45 30

 

0.750 0.600 0.45

 

0.05 W 0.015W 0.005W

=1V5

GE RCA

1AD5

RF pentode

8CP

3-5

1.25 DC

0.04

67.5 30

0.735 0.430

=1W5

GE RCA

6-series

1Q6

Diode pentode

8CO

3-2

1.25 DC

0.04

67.5 30

0.600 0.330

GE

1S6

Diode pentode

8DA

3-2

1.25 DC

0.04

67.5 30

0.600 0.330

=1Q6

Syl/ GE

1T6

Diode pentode

8DA

3-5

1.25 DC

0.04

67.5 30

0.600 0.330

=1S6

GE RCA

8-series

1C8

Pentagrid converter

8CN

3-2

1.25 DC

0.04

67.5

gc0.15

GE

1E8

Pentagrid converter

8CN

3-5

1.25 DC

0.04

67.5

gc0.15

=1C8

GE RCA

Jump to TOP 


1V6- Triode Pentode Converter

1V6はコンバータ用の1.2V型3極・5極電池管。1950年頃の球で開発者不明だが,造りはRaytheonのタイプ。電池管ポータブルラジオのコンバータには初期の3極・6極管2G21の他に,6極のミキサー管1AE5と民生用管1C8/1E8系とこの1V6のがあるだけである。この中では1V6が感度,省電力の意味で一番優れている。

base=(1V6) 1.25V, 0.04A,

(P)45V, 45V, Rg5M, 0.4mA, 0.15mA, 1M, gc0.2mA/V

(T)45V, Rg1M, 0.4mA, Ig0.012mA

CBS 1V6 Frquency Converter(Triode and Pentode)(周波数変換用3極・5極管)

Jump to TOP 


1AJ5- Diode Pentode

1AJ5は電池式スーパーヘテロダイン受信機の検波・増幅用の2極・5極管。1950年頃の球で開発者不明だが,造りはRaytheonタイプ。感度・フィラメント電力ともにSylvania系の1Q6/1S6/1T6と他と同レベル。

base=(pin1AG5) 1.25V, 0.04A,

45V, 45V, Rg5M, 1.0mA, 0.3mA, 300k, 0.425mA/V

GE 1AJ5(Diode and Triode)/(2極3極検波増幅管)。

Jump to TOP 


3.2 EIA Alphabetic 6.3V tubes/EIA名の民生用6.3V管

民生用の6.3V管である。

EIA 6.3V tubes (Heater-Cathede type)

Name

Class

Base

Out- line

Eh

Ih

Eb

gm

note

6K4

Medium mu triode

6K4 (T5p)

3-2

6.3

0.15

200

3.45

mu16

GE

6AD4

High mu triode

8DK

3-1

6.3

0.15

100

2.00

mu70

GE

6AK4

Medium mu triode

8DK

3-1

6.3

0.15

200

3.800

mu20

GE

6AZ5

Twin diode

8DF

3-1

6.3

0.15

150v 4mA

drop 10V at 15mA

GE

6BA5

Pentode

8DY

3-1

6.3

0.15

100

2.150

GE

6AZ6

Twin diode

8EH

TX

6.3

0.15

200v 20 mA

drop 8V at 3.5mA

GE

6BF7 6BF7A

Medium mu twin triode

8DG

3-2

6.3

0.3

100

4.800

mu35

GE

6BG7

Medium mu twin triode

8DG

3-5

6.3

0.3

100

4.800

mu35

=6BF7

GE

6FW7**

Double (1) triode (2)

8LM

TX

6.3

0.3

90

6.000

9.500

mu42

mu36

tosiba

6FX7**

Twin triode

8LK

TX

6.3

0.3

90

9.500

mu36

tosiba

Jump to TOP 


4. 産業用サブミニ管

4.1 Raytheon CK500s & EIA Numeric Battery tubes/レイセオンのCK500番台とEIA数字管:電池管

Raytheonの500番台とEIA登録数字管のサブミニ管一覧

OutlineとBase記号はGEのマニュアルの記号, (EIA標準?)によったが,管名がBase記号になっているものについては,次のように標記した:(F4p),(F5p)はそれぞれFlat 4-pin, 5 pinを, (F7p3)はFlat 7pinのうち3pin使用, (T8p)はSylvania typeの円筒8pinを意味する。

EIA name/ Others

Raytheon type

Class

Base

Out-line

Ef V

If A

Eb V

gm

note

DF70

CK505AX

CK510AX

Double space charge tetrode amp

0.625

0.05

45

x150

CK512AX

low micro- phonic

512AX (F5p)

2-2

0.625

0.02

22.5

x37/ 0.160

CK6088

CK522AX

Power pentode

512AX (F5p)

2-1

1.25

0.02

45

0.625

po 0.0105 W

CK524AX

Output pentode

2-1

1.25

0.03

15

0.3

0.0022

CK525AX

Output pentode

2-1

1.25

0.02

22.5

0.325

0.0022

CK526AX

Output pentode

2-1

1.25

0.02

22.5

0.4

0.00375

CK527AX

Output pentode

2-1

1.25

0.015

22.5

0.225

0.00075

CK529AX

Shielded output pentode

(TX)

1.25

0.02

15

0.35

0.0016

CK533AX

Output pentode

2-1

1.25

0.015

22.5

0.4

0.0018

CK534AX

Voltage amp

2-1

0.625

0.015

15

x30

CK535AX

Output pentode

2-1

1.25

0.02

15

0.35

0.0016

CK542DX

#3041

CK546DX

Power Pentode

T5.7

1.25

0.01

東芝#

#3040

CK549DX

Pentode

T5.7

0.625

0.01

東芝#

1AG5/ CK551- AXA

CK551AX

Diode pentode

TX

1.25

0.03

22.5

0.235

CK553AX

RF pentode

TX

1.25

0.05

22.5

0.55

CK5676/ XFR3 CV2239

CK556AX

Medium mu triode

5676 (F4p)

TX

1.25

0.12

135

1.6

mu 15

CK5677

CK568AX

Medium mu triode

5676 (F4p)

TX

1.25

0.06

135

0.625

mu 13.5

CK5678/ XFR2 CV2254/ DF60

CK569AX

Pentode

1AD4 (F5p)

TX

1.25

0.05

67.5

1.1

東芝通信用規格管

CK5697

CK570AX

1.25

0.02

Ray

CK5886

CX571AX

Electro meter pentode

5886 (F7p5)

2-1

1.25

0.01

12

0.014

東芝通信用規格管, 通測用管

CK6029

CX573AX

Medium mu triode

5676 (F4p)

2-1

1.25

0.2

90

2.0

mu 8.5

東芝

CX574AX

0.625

0.02

CK5785

-

Half wave HV rectifier

5785 (F7p3)

TX

1.25

0.015

inv -3500

out 0.1mA

CK5851

-

Beam power

6CL (T8p)

TX

1.25/ 2.50

0.11/ 0.055

125

1.6

CK5889

-

1.25

0.0075

Ray

CK587

Electro meter pentode

-

-

0.625

0.01

12

-

Ray 1963

5672-5676-5678

Hivac tubes

Name

Original/ Equiv

Class

Base

Out- line

Ef

If

Eb

gm

note

5672 XFY14/ CV2238/ DL620

Power Pentode

2E31 (F5p)

2-1

1.25

0.05

67.5

0.65

0.065 W

東芝通信用規格管

6397/ XR4

Power Pentode

6CL (T8p)

TX

1.25/ 2.5

0.125/0.0625

125

1.95

Jump to TOP 


510AX-Double space charge tetrode Amp/空間電荷4極管

CK-510AX はRaytheonが1950年以前に開発した空間電荷4極管。1950年頃には省電力の用途,特に民生用として使われたようである。保守のため比較的長く製造されたらしい。

0.625V, 0.05A, 45V, 0V, 0.06mA, 150(Voltage gain ratio),

From left, Raytheon CK-510AX(old, 377W), CK-510AX(new, C20) ,

両モデルとも正面。(old)にはリード線情報F G P F Gs P Gが表示されている。

Jump to TOP 


5672, CK93258/6088 Power Output Tube

5672はフィラメント50mAの出力管で,その出力はミリW級である。1950年頃の米国EIA名であって,Raytheonタイプのフラット・ベースだが,Raytheonの広告リストに含まれておらず,XFY14/CV2238という別名があることから,英国Hivacが開発した球かもしれない。写真のサンプルはHR(Hivac?) CV2238/XFY14 PF/5672である。東芝は通信用規格管として1955年頃国産化。

CK 6088は1951年頃のEIA名で,Raytheonが開発したCK522AXそのものである。写真のCK93258 は資料が無いがCK6088 の一族らしい。

5672 1.25V, 0.05A, (2E31)

67.5V, 67.5V, -6.5V, 3.25mA, 1.1mA, 0.65mA/V, RL20k, 0.065W

6088 1.25V, 0.02A, (512AX)

45V, 45V, -1.25V, 0.65mA, 0.15mA, 700k, 0.625mA/V, RL80k, 10.5mW

From Left, Hivac HR CV2238/XFY14 PF/5672, Raytheon CK93258/6088, (126 280 60-27)


6418-6419- Power Output Tube

CK6418, CK6419は,1954年頃Raytheonによって開発された省電力補聴器用の出力管と低周波増幅管。1957年頃には省電力の特徴と信頼性を活かして計算機のフリップフロップにも使用されたらしい。補聴器の出力は数mWで十分であり,むしろ小型で消費電力をなるべく抑えた球が良い球といわれる。初段はマイクロフォニック雑音に厳しい条件が課せられ,電極寸法を1/2としてヒータ電力も1/2,1段目と2段目を直列に使用するために0.625Vという規格が生まれたそうである。6419はCK512AXとともに低マイクロフォニックの特徴がある。

6419, 0.625V, 0.01A, (512AX)

15V, 15V, -0.625V, 0.055mA, 0.02mA, 2M, 0.1mA/V

6418, 1.25V, 0.01A, (512AX)

22.5V, 22.5V, -1.2V, 0.24mA, 0.06mA, 420k, 0.3mA/V, RL100k, 2.2mW

National 6419, Raytheon JRP 6418(274 65-51) 

両球とも側面を向いている。電極は5極だがg3はコの字断面の板(ビームプレート)である。

Jump to TOP 


5678, 6611-RF Pentode

5678はRF 増幅用5極管で,フィラメントは50mA。RaytheonのCK569AXの米国EIA名登録名が5678。1950年頃。英国HivacではXFR2/CV2254という名があり,MullardではDF60という名がある。産業用の数字管だが,放送用ラジオに良く使われた。東芝は1955年頃通信用規格管として国産化。なお同時期,日本電子管製作所パームが5678-SFを日本独自に作った。

66115678の省フィラメント電力型(SF型)で,岡田章さん(Mixseeds)おすすめの球。

XFR2/5678/CV2254 ,

1.25V, 0.05, 67.5V, 67.5V, 0, 1.8mA, 0.48mA, 1M, 1.1mA/V,スプレーシールド

CK6611

1.25V, 0.02A, 30V, 30V, 0V, 0.35mA, 400k, 1mA/V, Rg=5M,スプレーシールド

Raytheon JRP-5678(RF Pentode/増幅用5極管), HR (Hivac) CV2254/XFR2/5678(?)(VG), Raytheon CK6611(703)

Jump to TOP 


5886- Electrometer Amp

Raytheonで開発されたCK571AXのEIA登録名が5886(CK5886)。1951年頃。微少電流増幅用5極管で高入力インピーダンス直流アンプ用。産業用計測器に用いられた。国内ではNEC, 東芝などが1958年頃国産化した。東芝は通信用規格管, 通測用管(Hi-S)の2種の規格の球を作った。

5886 1.25V, 0.01A,

(Pentode) 12V, 4.5V, -2.0V, 6uA, 3.6uA, 18M, 0.014mA/V

(Triode) 10.5V, -3.0V, 200uA, 0.16mA/V, mu2.0

5886 From left, NEC, Raytheon, Toshiba。これらのサンプルは産業廃棄物(ゴミ箱)からえた。

Jump to TOP 


4.2 Raytheon CK600s & EIA Numeric 6.3V tubes/RaytheonのCK600番台と数字管:6.3V管

Raytheon Type 6.3V tubes

Name

proto type

Class

Base

Out-line

Ef V

If A

Eb V

gm

CK5702

CK605CX

eq. 6AK5

5702 (F7p)

3-7

6.3

0.2

120

5.0

東芝通信用規格管

5702WA/ 6148

5702

東芝高信頼管

5702WB*

5702WA

CK5703

CK608CX

Triode, UHF oscillator

5703 (F6p5)

3-6

6.3

0.2

120

5.0

mu25

5703WA/ 6149

5703

5703WB*

5703WA

CK5704

CK606BX

eq. 1/2- 6AL5

5704 (F4p)

TX

6.3

0.15

9.0 mA 150ac

CK5744

CK619CX

Triode, high mu

5744 (F5p)

3-6

6.3

0.2

250

4.0

mu70

5744WA/ 6151

5744

5744WB*

5744WA

CK5784

-

eq. 6AS6

5702 (F7p)

3-7

6.3

0.2

120

3.2

5784WA/ 6150

5784

5784WB*

5784WA

CK5829

-

eq. 6AL5

5829 (F7p)

2-5

6.3

0.15

5 mA at 117V

CK5995

CK626CX

Half wave rectifier

5995 (F4p)

TX

6.3

0.3

-850 peak

4.5mA

CK6152

5975

Low mu triode

5975 (F5p)

3-6

6.3

0.2

200

4.0

mu17.5

中略

CK7576

-

high mu triode

8KM (T8p)

3-3

6.3

0.45

200

10.7

mu46 1961

以下略

無印は1950年に,WAシリーズは1952年に発表された(オリジナル名は数字管だが軍の要請により交換時にオリジナルが分かるようにWAとしたようだ)。

* WB型は従来のVibration Output (Maximum)(例えば5702WAの場合50 mVac at (15g, 40cps)に加えて,5702WBは,240mVacPeak-to-peak at (15g, 30 to 1000cps),という規格がつけ加えられている。他の3種はそれぞれ,5703WB;10mVac/50mVacp-p, 5744WB;15mVac/75mVacp-p, 5784WB; 75mVac/300mVac-p-p。

Jump to TOP 


5702WB-RF Pentode

Raytheon開発による6AK5のサブミニ版CK605CX。1950年頃EIA登録し5702となる。さらにその軍用版として機械的強度を保証した6148/5702WAが1952年頃に現れた。今日ではさらにマイナーチェンジした5702WBが安価(250円)に入手できる。WB型は1958年4月の広告に現れた。WA型との違いは振動時の規格を追加したもので,電気的性能は変わらない。詳細はTable (Raytheon Type 6.3V tubes)の注釈を参照。

5702 6.3V, 0.2A, 120V, 120V, 200ohm, 7.5mA, 2.5mA, 340k, 5mA/V

Raytheon JAN 5702WB, subminiature version of 6AK5/

6AK5のサブミニ版, (280 300 76-19, 平型 Packed 76/4 )//

Jump to TOP 


5703WB, 5744WB-UHF Triode

5703はRaytheonが新たに開発したUHF用の中増幅率3極管CK608CX。1950年頃EIA登録し5703となった。さらにその軍用版として機械的強度を保証した6149/5703WAが1952年頃に現れた。今日ではさらにマイナーチェンジした5703WBが安価に入手できる。

5703, Med mu triode

6.3V, 0.2A, 120V, 220ohm, 9mA, 5mA/V, mu25, 2.6pF, 0.7pF, 1.2pF

5744はRaytheonが新たに開発したUHF用の高増幅率3極管CK619CX。1950年頃EIA登録し5744となった。さらにその軍用版として機械的強度を保証した5744WA/ 6151が1952年頃に現れた。今日ではさらにマイナーチェンジした5744WBが安価(300円)に入手できる。

5744 high mu triode

6.3V, 0.2A, 250V, 500ohm, 4mA, 4mA/V, mu70

5703WB,5744WBはいずれも1958年4月の広告に現れたもの。WA型との違いは振動時の規格を追加したもので,電気的性能は変わらない。詳細はTable (Raytheon Type 6.3V tubes)の注釈を参照。

 

From left, Raytheon JAN 5703WB(280 300 76-19, 平型 Packed 76/4 ), (77-52), Raytheon JAN 5744WB(87-43), (280 258 84-43, 平型 Packed 84/10, )

Jump to TOP 


4.3 Sylvania type EIA Numeric 6.3V tubes/Sylvania型のEIA数字管:6.3V管

Sylvaniaタイプとは円周上にピンが並んだベースの球で,初期の頃はSylvaniaがもっぱら開発,製造したが,5718以降はGEも高信頼管のセカンドソースとして製造を始め,6029以降はRaytheonまでもが製造している。

Sylvania Type 6.3V tubes

Name

Class

Base

Out-line

Eh V

If A

Eb V

gm

note

Maker

5633

5634

5635

5636

Dual control pentode

8DC

3-1

6.3

0.15

100

3.2

Syl 東芝高信頼管

5639

Video pentode

8DL

3-1

6.3

0.45

150

9.0

Syl

5641/ SN954/ EY70

Half wave rectifier

6CJ (T8p)

3-3

6.3

0.45

275

50mA per plate

23v at 90mA

Syl

5643

Thyratron

Syl

5644

Voltage regurator

Syl

5647

High freq. diode

5647 (T4p)

TX

6.3

0.15

165

10mA

2.8v at 18mA

Syl

5718

Medium mu triode

8DK

3-1

6.3

0.15

100

5.8

mu 27

Syl, GE 東芝高信頼管

5719

High mu triode

8DK

3-1

6.3

0.15

100

1.7

mu 70

Syl, GE

5840

RF pentode

8DE

3-1

6.3

0.15

100

5.0

Syl, GE 東芝高信頼管

5896

High freq. twin diode

8DJ

3-1

6.3

0.3

150

out 10mA

4.5v at 18mA

Syl, GE

5899

Semi remote co RF pentode

8DL

3-1

6.3

0.15

100

4.5

Syl, GE 東芝高信頼管

5902

Beam power

8DL

3-3

6.3

0.45

110

4.2

1.0W

Syl, GE 東芝高信頼管

5977

Medium mu triode

8DK

3-1

6.3

0.15

100

4.5

mu16

Syl

5987

Low mu triode

8DM

3-4

6.3

0.45

100

1.85

mu4.1

Syl

6021

Medium mu twin triode

8DG

3-1

6.3

0.3

100

5.4

mu35

Syl, GE, Ray 東芝高信頼管

6110

Twin diode

8DJ

3-1

6.3

0.15

165

4.4mA

10v at 15mA

Syl, Ray

6111

Medium mu twin triode

8DG

3-1

6.3

0.3

100

5.0

mu20

Syl, GE, Ray 東芝高信頼管

6112

High mu twin triode

8DG

3-1

6.3

0.3

150

2.5

mu 70

Syl, GE, Ray

6153

Syl

6154

Syl

6205

RF pentode

8DC

3-1

6.3

0.15

100

5.0

Syl

6206

semi remote RF pentode

8DC

3-1

6.3

0.15

100

4.5

Syl

6221

Medium mu triode

8HF

3-1

6.3

0.175

100

5.8

mu27

6222

High mu triode

8HF

3-1

6.3

0.175

100

1.7

mu70

6223

SCO Pentode

8DL

3-1

6.3

0.175

100

5.0

6224

Beam power

8DL

3-3

6.3

0.45

110

4.2

6225

Semi RCO pentode

8DL

3-1

6.3

0.175

100

4.5

6788

AF Pentode

8DL

3-11

6.3

0.175

100

1.1

Syl57

6814

Triode

8DK

3-1

6.3

0.15

100

6.0

mu29

6943

RF Pentode SCO

8DC

3-11

6.3

0.175

100

3.6

Syl58

6944

RF Pentode Semi-RCO

8DC

3-11

6.3

0.175

100

3.2

Syl

6945

AF Beam Pentode

8DL

3-3

6.3

0.35

100

3.5

Syl

6946

Medium mu triode

8DK

3-11

6.3

0.175

100

3.8

mu 16.5

Syl

6947

Medium mu double triode

8DG

3-11

6.3

0.35

150

4.0

mu 35

Syl

6948

High mu double triode

8DG

3-11

6.3

0.35

100

1.65

mu70

Syl

以下略

Jump to TOP 


5718, 5719, 6222- Triode

5718は高周波発振用の中増幅率3極管で,5719は高増幅率3極管,ともにSylvaniaが1950-53年頃に開発。国内では1960年頃,5718はNEC, 東芝が高信頼管として国産化しました。62225719の改良版と見られます。開発者不明。

5718 (8DK) 6.3V, 0.15A, 100V, 150ohm, 8.5mA, 4.65k, 5.8mA/V, mu27

5719 (8DK) 6.3V, 0.15A, 100V, 1.5k, 0.73mA, 41k, 1.7mA/V, mu70

6222 (8HF) 6.3V, 0.175A, 100V, 1.5k, 0.7mA, 41k, 1.7mA/V, mu70

6.3V type Left, NEC 5718 K94-195, Right, GE 5719, 6222

左より5718中増幅率3極管(mu27), 5719高増幅率3極管(mu70),6222高増幅率3極管(mu70)。

Jump to TOP 


5840W, 6205- RF Pentode

高周波増幅用5極管。Raytheonの5702と同じく6AK5のサブミニ版(丸ピン版)と思われる。こちらの方がヒータがやや小さく低電圧仕様のようだ。5840(8DE), 6205(8DC)ともに電気的静特性は同じだが,6205はサプレッサグリッドを分離したもので,足の配置が異なる。Sylvaniaの開発によるもので,5840は1950-51年頃,6205は1953年頃。5840は東芝が高信頼管として1960年頃国産化。5840Wも高信頼管だが軍の規格をさらに加えた新しい版と思われる。5840Wはわずか300円で今日入手できる。6205は少し高い。

Cin4.2pF, Cout3.4pF, Cgp0.015pF, Eb/Pb=165V/0.9W, Esg/Psg=155V/0.55W

6.3V,0.15A, 100V,100V,150ohm,7.5mA, 2.4mA, 260k, 5mA/V

 

6.3Vtype, Philips ECG 6205(No mark), Raytheon/Philips ECG JAN 5840W(86-39)(65 280 86-39, 青Philips ECG (AAX) )

Jump to TOP 


6021W, 6111- Twin Triode

6021は中増幅率の高周波双3極管。6111は低増幅率双3極管。ともにSylvaniaが1953年までに開発。東芝は6021を1959年に,6111は1960年頃高信頼管として国産化した。6021は国産ミクロビスタ6D-HH13等の原型と考えられる。6021Wは軍用高信頼管。

6021 (8DG) 6.3V, 0.3A, 100V, 150ohm, 6.5mA, 6.5k, 5.4mA/V, mu35

6111 (8DG) 6.3V, 0.3A, 100V, 220ohm, 8.5mA, 4.0k, 5.0mA/V, mu20

6.3Vtype, JAN 6021W, Sylvania(Philips ECG) Medium mu Twin Triode/中増幅率(mu35)双3極管。6111,GE 中増幅率(mu20)双3極管。

Jump to TOP 


5902- Audio Power Pentode/Beam Power Tube

Sylvaniaが1953年までに開発。東芝は高信頼管として1960年頃国産化した。この細さで6AQ5並のヒータ電力,低電圧で1Wでる。Sylvaniaは当初オーデイオ用5極と紹介,GEの最後のマニュアルにはビーム出力とある。

6.3V, 0.45A, (8DL 3-3)

110V, 110V, 270ohm, 29mA, 5.5mA, 15kohm, 4.2mA/V, RL3k, po1.0W

Beam Power Tube 5902/ビーム出力管5902, GE, これ中古らしい。

Jump to TOP 


4.4 26.5V tubes-Sylvania in Comminications/Sylvaniaの通信用26.5V管

Sylvania in Communications

Name

Class

Base

Out-line

Eh V

If A

Eb V

gm

note

5797+

Semi RCO pentode

8CY

3-2

26.5

0.045

26.5

3.45

5798+

Medium mu twin triode

8CZ

3-2

26.5

0.09

26.5

3.4

mu24

5903

Double diode

8J

3-1

26.5

0.075

165v

10mA per plate

drop 4.5v at 18mA

5904*

Medium mu triode

8DK

3-1

26.5

0.045

26.5

5.0

mu 20

5905*

RF pentode

8DL

3-1

26.5

0.045

26.5

2.85

5906

RF pentode

8DL

3-1

26.5

0.045

100

5.0

5907*

Remote co RF pentode

8DL

3-1

26.5

0.045

26.5

3.0

5908*

Dual control Pentode mixer

8DC

3-1

26.5

0.045

26.5

2.2/-

5916

Dual control Pentode mixer

8DC

3-1

26.5

0.045

100

3.2/ 1.95

7759

Medium mu Double triode

8DG

3-1

26.5

0.09

100

5.4

mu35

1960

7760*

Medium mu Double triode

8DG

3-1

26.5

0.09

26.5

5.0

mu20

7761

High gm video pentode

8DL

3-3

26.5

0.11

Ebb 200

9.0

out 135V p-p

7762

Beam power pentode

8DL

3-3

26.5

0.11

110

4.2

Po 1W

7887

Medium mu twin triode

8DG

3-1

26.5

0.09

100

5.0

mu20

7888

Medium mu triode

8DK

3-1

26.5

0.045

150

6.5

mu27

7889

Medium mu twin triode

8DG

3-1

26.5

0.09

150

2.5

mu70

8064

Semi RCO pentode

8DL

3-1

26.5

0.045

100

4.5

8103*

Medium mu twin triode

8DG

3-1

26.5

0.075

26.5

11.0

mu20

8186

Medium mu triode

8KM

3-8

26.5

0.075

200

19.0

mu42

Jump to TOP 


5908- Dual control grid Pentode

Sylvaniaが1953年頃に開発。低電圧電源用の球でヒータと+Bともに26.5V。6AS6のような球。

5908 26.5V, 0.045A, 26.5V, 26.5V, Rg2.2Mohm, 3.3mA, 2.0mA, 31k, 2.2mA/V

Sylvania JSH 5908 Gold Brand 61-38 W JAJ

Jump to TOP 


4.5 Other Industrial tubes/その他の産業用管

これまで紹介した球の分類(Battery, 6.3V, 通信用26.5V)では,サブミニアチュア管として有名な高圧整流管やガス入り管が漏れてしまった。ここに拾い上げておこう。

High Voltage Rectifier/高圧整流管

(JIS名国産管は別の機会に紹介します)

Name

Class

Base

Out-line

Ef V

If A

Eb V

Ib mA

note

Maker

1T2

Half-wave HV Rectifier

1AY2 (T2p+)

TX

1.4

0.14

-15 kV

2.0

GE

1247

Half wave HV rectifier

-

-

0.7

0.065

-1.5 kV

-

ガイガー計数など

太陽電子

5642/ DY70

Half-wave HV Rectifier

5642 (T2p+)

TX

1.25

0.2

-10 kV

0.25

GE,

東芝

太陽電子

CK5785

Half-wave HV Rectifier

5785 (F7p3)

TX

1.25

0.015

-3.5 kV

0.1

Ray

Gas Tube/ガス入り管

Name

Class

Base

Out-line

Ebb V

EVR V

IVR mA

note

Maker

5787

Voltage regulator

141

100

5-30

Ray, NEC


5642-High Voltage Rectifier for TV

5642は,Sylvania(?)が1950年頃開発。初期の頃,小型真空管TVに利用されましたが,1960年代に入ると小型トランジスタTVに利用されるようになり,東芝や太陽電子アポロも作りました。

1.25V, 0.2A, DC 0.25mA/5.0mA-peak, 10kV (30V drop at 4.0mA)

Toshiba 5642s in Early 1960s and Middle of 1960s/Toshibaの初期(1960年代初頭,Toshibaロゴ赤字)と中期(1960年代中期,白字,1つ星)。 

Jump to TOP 


5785- High Voltage Rectifier

Raytheonによって1950年頃までに開発された高圧整流用2極管。用途はTVではなくガイガー計数管などか?

1.25V, 0.015A, DC0.1mA/0.45mA, 3.5kV(imp1M)

National 5785(High Voltage Rectifier/高圧2極管),

側面。縦に3層に分かれている。左2層はF,Fで,大きい箱電極がPである。

Jump to TOP 


5787- Voltage Regulator

低電圧放電管,Raytheon,1950年。馴染みの名前では"VR100"相当。NECが国産化。

5787 Ebbmin 141V, Ebstart125V, Eb100V, Ib5-30mA(初期の頃5-25mA), Vreg1.5V

NEC 5787, Discharge Tube with Gas/ガス入り低電圧放電管

Jump to TOP 


Acknoragements and Contributors list/謝辞:
寄贈リスト

サブミニ管は,実は私の興味の外にあったのですが,最近になって真空管格安店が輸入品を並べ始め,またラジオの自作で利用する機会が目立つようになりました。そして何よりも,私がサブミニ管を持っていないことを聞き及んで,種々の球を御寄贈下さる方が現れました。おかげさまで,貴重なサンプルを見ながら,その歴史をまとめることができました。真空管を御寄贈くださいました皆様にここに謝意を表し,お礼に換えさせていただきます。

志田文夫さん寄贈(1), 1998.9

Box 1.2Vtype;1V6, 1AJ5, JRP-5678, CV2238/XFY14/5672,

6.3Vtype 5702WB, 6021W, GE 5719, 5902, 6111, 6222

志田文夫さん寄贈(2), 1999.6.5

6205(Nomark), Raytheon/Philips ECG JAN 5840W(86-39), Raytheon JAN 5703WB(76-19), (77-52), JAN 5744WB(87-43)

岡田章さん寄贈(1), 1999

CK-510AX//, 6419, 6418, 5785, 6611, 93258, XFR2/5678/CV2254, 2E36

最近の秋葉原収集(1), 1999.7.24-秋葉原のアンディクイスで購入

Raytheon JAN CRP 5678//// (@500?) 

最近の秋葉原収集(2), 1999.10.27-秋葉原のタクトで購入:

Raytheon 5703WB, Raytheon 5744WB, Raytheon 5840W

Jump to TOP 

(c)1999-2000-2002, 2006 Koji HAYASHI All rights are reserved.
1st edition (2000.2.24)+(2000.3.5)+(2000.3.28), (2002.11.24)+(2003.1.24), 2nd editionn (2006.8.14)