レーシングチームにくきゅう流 サーキットであと0.1秒速く走るためのサスペンションセッティング

<車高編>

●どのくらいの車高にする?

車高は低い方が重心が下がり、旋回性能は高くなると考えられるので、できるだけ低くしましょう。

ここで、”できるだけ”って具体的にどうするかがポイントです。

低くしすぎると、アームがバンザイ状態になり、ロールセンターが極端に上がることで、ロール量が増えます。

すると、車高が低い方が、旋回性能は高くなるはずなのに、ロールが激しくて逆に旋回性能が低くなってしまいます。

で、どのくらいか・・・って言うと、マフラーが自分の駐車場の車止めに当たらないギリギリまで。

”自分の駐車場の”ってのが結構重要で、普段使っても不便じゃなくて、一番速い仕様です。意外とあってます。

これ以上車高を下げる場合は、ロールセンターを補正する方がいいですね!

 

●アンダーの場合

リアの車高を上げる。

最初にギリギリまで下げたので、上げる方向のみの調整で良いと考えるからです。

どうしてもフロントをいじりたい場合は、フロントの車高を下げましょう。

 

●オーバーの場合

フロントの車高を上げる。

最初にギリギリまで下げたので、上げる方向のみの調整で良いと考えるからです。

どうしてもリアをいじりたい場合は、リアの車高を下げましょう。

 

<減衰編>

ほとんどの車高調についている減衰力調整機能は伸び側、縮み側同時に変化してしまいますが、

実際、縮み側は少ししか変化せず、伸び側が大きく変化します。よって、

●アンダーの場合

コーナー進入でアンダー・・・リアの減衰を軟らかくする。

コーナー出口でアンダー・・・フロントの減衰を硬くする。

 

●オーバーの場合

コーナー進入でオーバー・・・リアの減衰を硬くする。

コーナー出口でオーバー・・・フロントの減衰を軟らかくする。

 

<スプリング編>

●アンダーの場合

コーナー進入でアンダー・・・フロントのスプリングを軟らかくする。

コーナー出口でアンダー・・・リアのスプリングを硬くする。

 

●オーバーの場合

コーナー進入でオーバー・・・リアのスプリングを軟らかくする。

コーナー出口でオーバー・・・フロントのスプリングを硬くする。

 

ひとまずこんな感じです。スプリング変更はお金も時間もかかるのであまりやらないのが現実ですね。

まずは、車高を決め、その後減衰力で調整すると良いです。

また、何かを変更するときは、必ず1箇所だけにしましょう!!2箇所以上変更すると、何が効いてるのかわからなくなりますので!!

 

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