画像などのグラフィックスおよびテキストボックス
★画像を自由に移動する
★テキストボックスの中の文字列を縦横中央に配置する
★図のアンカーについて理解する
★テキストの背面に配置した図を選択する
★大きなオブジェクトの背面にかくれてしまった図を選択する
★本文中の文字列を一瞬でテキストボックスの中に入れる
★図形を一発でコピー&貼り付けをする
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@画像を自由に移動する
Wordでは画像は初期設定で「行内」で配置されます。
「文字と文字との間に割り込むグラフィックス」であり、その名のとおり「行の中にあり」テキストの一部と考えてよいかもしれません
ひとつの大きな文字と考えてみるとわかりやすいでしょう。
移動あるいはコピーをするときはテキストと同じように操作をします。
ドラッグなどでテキストのほかの場所へ移動することもできますし、画像を挿入した行ごとツールバーのボタンで中央揃え、右揃えなどにすることもできます。
ただし、テキストのない場所、あるいはカーソルの置けない箇所(段落のない箇所)への移動はできません。
ひとつの文字と同じようなものですので、どこへでも自由に移動するというわけにはいきません。

画像をどこへでも自由に移動したいときは「行内」以外を選びます。
画像を選択し図のツールバーの「テキストの折り返し」で「行内」以外を選びます。
あるいは、右クリック→「図の書式設定」のレイアウトで「折り返しの種類と配置」から「行内」以外を選びます。

なお、Word2002では最初に画像を挿入する状態をツール、オプションの「編集と日本語入力」の画像を貼り付ける形式で「行内」以外を選ぶことができるようになっています。

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@テキストボックスの中の文字列を縦横中央に配置する
WordではExcelと違い、テキストボックスの中の文字列を縦位置に中央に配置することはできないと思っていました。
ところが、最近できることを発見しました。
2000と2002では違いますのでその両方を紹介します。

◆2000の場合
メニューの挿入から図→新しい描画オブジェクトを選択。
その中にテキストボックスを挿入します。
テキストボックスの書式設定ダイアログボックスの「テキストボックス」タブで、テキストアンカーの位置を「上下中央」にします。
横位置を中央にするときはメニューバーの中央揃えボタンを使います。
このテキストアンカーの位置という項目は普通に本文にテキストボックスを挿入したときにはありません。
この「新しい描画オブジェクト」を使って挿入したテキストボックスは回転もできるようです。
普通に本文に挿入した場合はテキストボックスの回転はできません。

◆2002の場合
メニューの挿入から「オブジェクト」をクリックし「オブジェクトの挿入」ダイアログボックスの新規作成タブでオブジェクトの種類から「Microsoft Draw 98 描画」を選択します。
その中にテキストボックスを挿入します。
テキストボックスの書式設定ダイアログボックスの「テキストボックス」タブで、テキストアンカーの位置を「上下中央」にします。
横位置を中央にするときはメニューの中央揃えボタンを使います。
このテキストアンカーの位置という項目は普通に本分にテキストボックスを挿入したときにはありません。
やはり、この場合もテキストボックスは回転できるようです。
ただし、Office98か2000からのアップグレードをした2002でないと「Microsoft Draw 98 描画」は入っていないということです。
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@図のアンカーについて理解する
図
オートシェイプなどの図を挿入すると上のようにイカリの形をしたマークが表示されます。
これが「アンカー記号」です。

※レイアウトが行内の場合は表示されません。
※メニュー→ツール→オプション→表示タブで「アンカー記号」にチェックが入っているかまたは、ツールバーの「編集記号の表示/非表示」ボタンが押されている必要があります。

このアンカー記号は挿入されたオートシェイプが段落に関連付けられているということをあらわしています。上の図の場合は3行目の段落にオートシェイプが関連付けられているということになります。つまりアンカー記号のある段落に図が挿入されているのです。
オートシェイプをドラッグで移動するとアンカー記号もいっしょに移動します。そのたび関連付けられる段落が変わることを意味しています。
アンカー記号はマウスでポイントしてドラッグして別の段落へ移動することができます。

また、アンカー記号のある3行目の「Rabbit」の段落の行頭にカーソルを置きエンターキーを押すたびどんどんオートシェイプが一緒に下に移動します。これは、初期設定でオートシェイプが「文字列と一緒に移動する」になっているからです。

レイアウトは図を右クリック→「図(またはオートシェイプやテキストボックス)の書式設定」ダイアログボックスのレイアウトタブで変更できます。
レイアウトタブにある「詳細設定」をクリックすると「レイアウトの詳細設定」ダイアログボックスが表示されます。
「レイアウトの詳細設定」の配置タブには以下のようなオプションがあります。
図
●「文字列と一緒に移動する」にチェックを入れた場合は、前記のように段落を改行したりするたびに該当する段落と図が相対的な位置を保ったまま一緒に移動します。
チェックをはずすと、該当段落を改行しても図は一緒に移動しません。
●「アンカーを段落に固定する」にチェックを入れた場合は、図をドラッグで移動しても図の関連づいている段落が変わりません。アンカー記号の右上に下図のような鍵のマークが現れます。
この場合、アンカー記号はマウスでドラッグして別の段落へ移動することができなくなります。つまり、図はこの段落に固定されたことになるのです。
チェックをはずすとアンカー記号をマウスでドラッグして別の段落へ移動することができます。
これは、表内に図を挿入するときに非常に重要な役割を持ちますので必ず理解しておいてください。
「表の中に図を挿入すると表内でのセルの配置が有効にならない」を参照。
図
●「オーバーラップさせる」にチェックを入れた場合は、他の図と重ねる事ができます。
チェックをはずすと、その図は文書内のほかの図と重ねることができなくなります。重ねようとしてもはじかれたようになっしまいます。
ただし、検証の結果すべての場合には当てはまらないようです。自分で試してみてください。
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@テキストの背面に配置した図を選択する
テキストのある箇所に図のレイアウトを「背面」にして配置した場合、あるいは「順序」で「テキストの背面へ移動」を選んだ場合、図がまったくテキストから出ている部分がないときは図を再度選択できなくなってしまいます。

テキストの背面にある図を選択するには「図形描画ツールバー」の「オブジェクトの選択」ボタン(白抜き矢印の形をしています)をクリックしてからマウスで図を選択します。
線などの選択しにくい図はマウスでぐるっと囲むようにして選択します。

オブジェクトの選択ボタンを使った後は、エスケープキーを押すか、もう一度ボタンを押して、解除しないとマウスでのテキストの選択ができませんので注意しましょう。
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@大きなオブジェクトの背面にかくれてしまった図を選択する
最初に前面にある図を選択します。
その状態でTabキーを押すと背面にかくれてしまった図が選択されます。
Tabキーを押すごとに選択される図が変わっていきますので目的の図が選択されるまでTabキーを押します。
選択した図を移動するときにはマウスではなく矢印キーで移動します。
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@本文中の文字列を一瞬でテキストボックスの中に入れる
本文に書いた文字列をテキストボックスの中に移したいときは、文字列を選択して切り取りテキストボックスを挿入し貼り付け、という方法でも良いのですが。。。
もっと簡単に移動する方法があります。

テキストボックスの中に移動したい文字列を選択し図形描画ツールバーのテキストボックスのボタンをクリックします。
これだけで、一瞬で本文中の文字列がテキストボックスの中へ移動します。


ただし、離れた箇所を同時に選択してテキストボックスに変更することはできません。
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@図形を一発でコピー&貼り付けをする
オートシェイプやクリップアートなどの図形を簡単に一発でコピー&貼り付けすることができます。
コピーしたい図形を選択してCtrl+Dキーを押します。
これだけで簡単にコピーをして同時に貼り付けることができるのです。Ctrlキーを押したままDキーを連打すれば次々とその図形が貼り付けられます。
この操作はExcelも共通です。

ただし、図形のレイアウトが行内になっているときはこの操作は有効ではありません。選択した図形のレイアウトが行内の場合はCtrl+Dで「フォント」ダイアログボックスが開きます。
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