
道具としてのメルセデス
Last UpDate '12/May/20th
Mercedes-Benz R350 (W251)
[前口上 R350を選んだいきさつ]
これまで車買う時には最初からピンポイントで指名買いみたいな買い方しかして来なかった私としては今回ほど車選びで迷ったことはありませんでした。今回はいつもの「これじゃなきゃ」から始まったわけではなかったのです。最終決定の直前までなぜか憂鬱な気分(笑)。うれしいはずのクルマ購入を前になぜこんなに憂鬱にならにゃならんのか(笑)。もちろん最終決定時には全て納得、本来の気分に戻ったわけですが(笑)。
もとをただせば、R33GT-R の買い替え候補を探すことから始まったのですが、いまだに「ぼろい」以外なんら不満の無い、乗れば乗るほどいまだに惚れ惚れするGT-Rがある以上他所に目移りするわけも無く最初っからクルマ選びに無理がありました(笑)。そうまでして新しいクルマを買わなくたって良いじゃないか、って話ですが、そうして試乗したクルマの中には Golf R32 のように本当に「素敵」なクルマもあったわけですが、いろんな試乗車に乗っているうちになぜかお気に入りの 、プレサージュ を入れ替える話にすりかわっておりました。この車 (M.B. Rクラス) のことは実は プレサージュ 同様以前から気にはなっていたのです。
メルセデスの四駆 (AWD) の右ハンドル、という条件はだいぶ以前から持っていた一つの希望ではあったのですが、なかなかそういうクルマと良い機会が無いままここまで来ました。メルセデスの車は「よい道具」なんです。虚栄心(笑)としての、ではなく、日常の道具としてのメルセデス。クルマとしてあるべき、走る・曲がる・止まるの基本がきっちり押さえられた磐石の Stability。「ドライバーの入力」に対する「クルマの反応」としてのタッチの良さ。正しい入力にはあるべき「応え」を示してくれますし、使うほどにクルマに愛着を感じさせてくれるんです。まぁ、愛着を感じさせるという点は R33GT-R も プレサージュ も私にとっては似たようなものですが(笑)。こういう「道具」を愛着を持って使い倒すって幸せです(笑)。
今回対抗馬として最後の最後まで迷ったのは BMW X5 。走り味は圧倒的に X5 が私の好み。あの巨体でヒラリヒラリと身をかわす走りを実感したときには感動モンでした。「もうこれしかない」とまで思ったそんなX5になぜ決めなかったか。
かたやM.B.R350は最初に乗ったときに 「思ったより取り回しに問題ない」 ことはわかったものの、「思ったほど走らない」、というか、どこかブワンブワンな、船に乗っているかのごとき乗り味 (最初の短時間の試乗ではそう思ったのです・車の印象って相対的なものですから) にがっかりし 「こりゃねぇな」 と、一旦は一発で却下したものの土壇場になって再浮上、一気にX5を逆転。
それはなぜか。要は R33GT-R をどうするかって事で、当初は 「R33GT-R 処分やむなし」 が前提だったので、だとすればとても R350 で代わりはつとまらん、って思っていましたが、最終的にはGT-R温存の方向となり、ならば R350 って悪くない(笑)と。お値段は見事にX5に拮抗、大きさに関しては、幅はX5が大きく、長さはR350が長い。いずれにしてもかなり大きく重たい。じゃあ何がX5に勝ったのか。それはデザイン。断っておきますがどう考えたってX5がカッコいいと思われます、一般的には。イケイケ(古い表現をお許しください)ですよ、X5は。乗り味は抜群に軽快ですしね。
しか〜し、そのデザインがいつまでもつのか・・・。BMWファンの皆さんにはごめんなさい、でも私の個人の認識としてBMWって旬の時はかっこよいのですが、年月とともに、特にモデルチェンジをされるととたんに旧型のデザインが古臭くなる・・・そんな認識に私はありまして、そこがとっても気にかかりました。Rクラス のデザインも好き嫌いが分かれるようなものですが、でも、私個人は Rクラス のデザインは気に入っているし、Rクラス のほうがより長く、買ったときの気持ちのまま乗れそうな気がしたのです。
もう一点の懸念の走り味、これはどう考えても X5 なわけですが、再度、再再度 R350 を試乗して、 R350 も意外にきびきび走れることを確認。それでもやっぱ M Class ベースを感じさせる味わい。走り味では X5 とは根本的に方向性が異なり、X5 の価値基準に照らせば X5 には及ばないことも理解したわけです。しかし、X5 とは方向性は異なるものの、メルセデスの他のクラスのセダンなどと同様に高いレベルにあることも間違いなく、結局は 「家族車」 という目的に照らし合わせて、かつ、長く使いたい、という思いをこめて Mercedes の R-Class にしました。
さて、うちのは R350 ゆえ、R550 のようなエアサスではなく、車高はご覧の高さでホールド。ホイールアーチとタイヤの間はスッカスカであります(笑)。 カタログの写真 のような低く構えたものではないのです。これってちょっとイメージ違いすぎです。実際はこんなですよ(下の写真参照)。私はこの車のこんな状態に満足で何の不満もございません。ただね、購入時に引っかかったと言えば、ディーラーマンが 「本国西ドイツで生産されて運ばれてくるのが・・・」 ってのたまった。あんた、これはアメリカ・アラバマで生産されてんでしょうが(笑)。もうちょっとRクラスのこと気にかけてほしいなぁ(笑)ってね(笑)。
もちろん私もこんなカタログにだまされるわけも無く最初から実物はこうだ、というのは知った上での選択です。カタログ的に車高を落とすとかなり流麗な印象でカッコいいというのもわかりますが、ノーマルではまさに「ずんぐり」していて、それが白だとなかなか「かわいい」(笑)。でっかいポチです(笑)。うなぎ犬みたいな顔してますけど(笑)。
私はこの車をなるべく普段に使いたいと思っています。33GT-R の温存策ともいえますが、でも33GT-R は乗りながら温存するのが正しいか・・・と、迷いつつもせっかくの R350 、遠慮なく使ってナンボかな、と。ですから、そんな意味から、もともとは「素」のR350を希望したのです。しかし、白で「素」ってなかなか入ってきません。だいたい「ラグジュアリーパッケージ」とかいう余計なものがついてくる。下手をするとそれに「パノラミックスライディングルーフ」までついてくる。これがついていればリセールは高い、ってのはわかるし、売る側の利益率も上がるのでしょう。某国産高級車ディーラーさんいわく「一度サンルーフ付きに乗ったら次の車にサンルーフがないと格落ちみたいな感じもありますし」。あぁ、しょうもない発想です(笑)。価値観の相違ってやつでしょうか、そんな話にはのりませんよ、私(笑)。
しかし、国内に入ってくる「白」には「素」の車なし(笑)。一時は在庫のあるシルバーを発注しかけましたが、やっぱ白。そうです、私はボディーカラーはなんとしても「白」が欲しかった。あの巨体の「ずんぐり」さを生かすには、そしてあの巨体の見た目の"うっとおしさ"を和らげるには(笑)この色しかない(笑)。で、仕方なく(!?)ラグジュアリーパッケージ車。もちろんゼロ発注すれば「素」が手に入るんでしょうが、数ヶ月待ち。そんなわけでプライス的には R35GT-R が余裕で買える状態(笑)。でも R35GT-R のような維持費は不要。メルセデスケアついてますし。私はこの車、ガンガン走らせても「メーカー推奨」範囲で整備していくつもりです。メルセデスケアがついてる間にガンガン乗らずしてどうするって発想が大切(笑)。
いまのところ「あばたもえくぼ」ですから(笑)、特に何ら問題ないですが、唯一の欠点は「スライドドアではない」こと(笑)。スライドドア信仰者の私は特にこのような幅の広い車にはスライドドアが欲しい(笑)。子供が隣の車にドアパンチを喰らわす心配も無用ですし、ぎりぎりのスペースに停めても乗り降りできますしね。で、試乗に当たってはこの R350 も X5 も近くのショッピングセンターやスーパーの駐車場に持ち込んで空いた駐車スペースに片っ端から突っ込んでみてはドアを開けたり周囲とのスペースを外から眺めたりして意外に何とかなることは確認したわけです。もちろん、スライドドアにはかないませんが。
さて、肝心の走りですが、ご存知のようにRクラスはMクラスベース。乗用車ベースではないんですね。乗用車ベースのミニバンがお気に入りな私は当初心配したのです。まともに走るのか!? わたしの引っ張りについてこれるのか(笑)!? な〜んて。そんな心配は無用なようです。運転の基本を守れば大抵の状況に不足なく応えてくれるのは他のCLASSと同じ。ややオーバーサイズのタイヤ&ホイールのバタつきを感じさせる場面もあるようですが、基本的にはメルセデス特有のフラットであたりの柔らかい乗り心地ながら意外にもヒラリヒラリとした身のこなしも見せ、しかも安定している。気持ち良い質の高いものです。 しかし皆さんはたぶん、この重量 (具体的にはいずれお話いたします) で3.5リッターで大丈夫なのか!? とお思いでしょう。総重量2.2tで2.5リッター・4速ATの四駆プレサージュ (言っておきますが結構走るんですから) に満足していた私的にはたいへん大丈夫です(笑)。この3.5リッターエンジンの太いフラットトルクと意外に活発な高回転、そして7速ATが効いてます。おとなしく走ればゆるゆると気持ちよく、燃費だって常識範囲というか、2.5リッターのプレサージュより良い場面もありそうです。あっ、それって運転の仕方の問題ですか!?(笑)。
この車の使い勝手などをこちらでレポートしていく予定です。
[R350 Driving 日記]
平成24年5月 Audi Q5
先日このお車をお借りする機会がございました。個人からです。ディーラーじゃございません。最近、ご近所でもQ5をみかける機会が増えておりました、なるほど、良い車。ちょっとびっくりしました。すんげえ速いくるまでした。S lineです、これ。伊達じゃないね、S line。
この車の売れ筋は2リッターのターボ。いわゆるダウンサイジングで十分なパワーを絞り出す、「エコだけどパワーを引き出すエンジン」の方ですが、これは3.2リッター。そんなに走りを期待しないで乗った、その期待値の低さゆえの驚きも含みますが、とんでもなく速かったです。
エンジンも思いのほかパワフルかつ扱いやすく、良い音を奏でていましたが、なんたって、足周りが良い仕事しています。
このディメンション、この重さ、とは思えないほどぶっ飛ばせます(笑)。私、この車でいつもの夜中のワインディングを通っての出張にも出かけたんです。人さまの車ですから、最初はおとなしく走っていたんですが(笑)、どんどんペースが上がってしまいました。
うちのメルセデスR350はそれこそあのディメンション、あの重さ、四駆タイヤを思わせない「自然な」身のこなしが素晴しいのですが、それに比べるとQ5は極めて「人工的」な味付け。「アンドロイド」(スマホのことじゃないっすよ) みたい(笑)。アンドロイド(スマホじゃないっすよ)、どんなんか知りませんけど・・・(笑)。ぶっ飛ばしていて「あぁ、第二世代GT-Rに似ている」とも感じました。R350みたいな自然な動きではなく、上屋があたかもラダーフレームをもつ車のような若干不自然な動きを示しつつ、でも、とてつもなく速い(笑)。ガンガン踏んでいけて、かつ、ガンガン止まれる。自信をもってぶっ飛ばしていけるさまに驚きました。
乗り心地は若干ゆすられ気味なので、長距離をぶっ飛ばしていると(笑)うちのメルセデスみたいな「全くの疲れ知らず」ではないようですが、かといってそう疲れるわけでもなかったです。暗くなったときの室内照明は赤で統一。天井から照らす光もなんと「赤」(笑)。すんごいです。見た目の洗練度がうちのメルセデスとは違います。これにくらべるとメルセデスが「イモ」な感じに思えた次第です。
ほんとに良い車なんでびっくりしました。うちの周辺の街中では白や黒のQ5が多いですが、このガンメタがとても良い色、ナイスな選択と感じました。このくるま、バング&オルフセンのオーディオでした。
いやぁ、良い経験をさせていただきました。大切なお車をお貸しいただきありがとうございました。
では、また。
平成23年9月 びっくり
え〜、しばらくです。この間にもこの車で西へ東へ南へ北へ、震災被災地にも往復し、さらには知人に不幸があり、250km先を目指して家族を乗せて走り始めた夜の高速道路にて、というのが今回のお話の舞台。左の後ろの方から空気が吸い出されるというか、なんかそんな音が聞こえてくるじゃあありませんか。「後ろでエアコン全開にしてんのか!?」と思ったものの左に偏った音。んんん〜!? 急遽PAにて音源付近を見てみるが良く分からず、何気にリアのはめ殺し(500では可動です)の窓を触ったら、なんと、動くじゃありませんか。動くというか、枠ごと外れかけてんじゃないですか(笑)。いや〜、びっくりしましたねぇ。何もこんな状況でこんなことにならなくたっていいじゃねえか(笑)。こんな夜間だというのに『某祭り』の関係で渋滞"とまったきり"の地方高速道路を下りてやはり祭りの影響でごった返すコンビニで「セロテープ」(笑)を購入、外れてこないようにボディーに窓枠を固定したつもりでしたが、目的地に着くころにはテープははがれ、しかし窓は脱落せずに済んだ状態がこの写真。
ヤナセさんに問い合わせ、修理をしてもらいました。当然クレーム扱いですよね。『接着どめしてあったフックの接着が外れてました。こんなケースは初めてです。』そうですよね、さすがアラバマ工場!? というか、もちろんクレームですよね!? では、また。
平成23年4月 今のご時世で考えること
御無沙汰です。更新しない間にひと冬過ぎてしまいました。この車も先日夏タイヤ (どうもこの言葉は嫌いなんですが) に戻しました。すっかりすり減って寿命だったので新品に交換いたしました。また同じミシュラン。このタイヤいいんですよ、安心してぶっ飛ばせる(笑)、挙動の変化が穏やか、走りやすい。で、そんなタイヤ交換でのタイヤ屋さんの窓からこうやって見るとR350は 「やっぱもとはMクラスなんだ」 と思わせるものでした。

ところで、今回の震災で東日本各地の皆さまは一度はガソリンスタンドの行列を体験されたものと思われます。まさに非常時。さらに、中東・北アフリカ情勢の影響で価格も上昇していますしね。原子力発電所はこんなですし、なんつーか、今回の震災を機にこれまで不穏でありながらなんとなく表面化していなかったエネルギー問題が火を噴きつつあるような・・・燃費性能が気になるこのご時世。で、こんな図体のでかい四駆の燃費はいかに。

踏むときゃ踏んでも流れ良く走ればこんなものです。先日プリウスで500km往復でリッター20kmちょいでおよそタンク半分の消費量。航続距離としては立派なもんです。ひるがえってこの車、タンクが80リッターなんで航続距離はうまくいけば800km。これも悪くないですよね。多分まちがいなくうちのプレサージュよりはいけるか。そうなんです、有事のサバイバビリティ (そんな言葉があるか知りませんが・・・) で大事なのはリッター何キロ走るかということはもちろん、航続距離が結構重要。ただね、ガソリンの供給が制限されると満タンにできるとは限らないですからね、やっぱ、リッター何キロが大事なんでしょうかね。

で、いま、わけあってうちで10万kmマーチを一時的に使っているのですが、1200ccのこの車、当然燃費性能に優れるはず、TNPですよ、TNP。ハイブリッドは、特にトヨタのハイブリッドは今のところ圧倒的な燃費でありますが、実は街中のチョイ乗りでは思ったほどのTNP性能っつーもんでもないような気がしているわけで、しかも、なんだかそれなりに気を遣って走るのも正直疲れるし(笑)。そんなことより普通に走ってTNP、 (それがトヨタのハイブリッドのはずですが・・・) そんな車を普段の足にほしい、と、最近私の頭ん中は低燃費車への興味が渦巻いています。個人的にしがらみのある(笑)日産ではマーチ。今のマーチのデザインは最悪(笑)。この前の型が、特にこの写真の色がすばらしい。新車でほしい(笑)。ホンダならフィット、ハイブリッドはもちろん、普通の1.3リッターのガソリン車もいい燃費。マーチより圧倒的にまともなシートのようだし、使い勝手も段違いの様だし。走る楽しさも考えればVWのTSI×DSGのポロやゴルフ。日産の1モーター2クラッチの小型ハイブリッド車も待ち遠しいです。R350の話じゃないですね、これは。
では、また。
平成22年10月 早くも冬の準備
御無沙汰です。ページ更新が滞っております。その後もこの車、猛暑の夏を乗り切り、ある日を境に急に秋に突入、さらに、一気に冬がやってきて、ニュースで私が出張する先が「雪でしょう」とか言っているし。例年、プレサージュはかなり早めにスタッドレスにしていつ冬が来てもOKな状態にするのですが、今年は、「雪でしょう」が意表を突く形でやってきたのであわててプレサージュのタイヤを変えてもらおう (タイヤはタイヤ屋さんに預けてあるのです) と家人の協力を求めたものの、その協力が得られず(笑)、ヤナセさんの協力を得てこの車をスタッドレスに変えてしまいました。あぁ、こうやって、心の準備が無いままに今シーズンのこの車の「走りの楽しみ」が終わってしまったのです(笑)。

そんでもって、結局はその出張、R34GT-Rで行ったんですがね(笑)、いったい何だったのか(笑)。しかし、そこでR34GT-Rは災難にあったのですが、それは 34GT-Rのページ で。
では、また。
平成22年7月 しなやかな「あし」
この車に初めて試乗した時の「足回り」の印象は上記「前口上」に記したように「ブワンブワン」なもので、「こりゃないな」というのが私の正直な感想だったのです。しかし、いまや、私がいちばんワインディングを楽しんでいるのはこの車。脚がよいのです。もとをただせばこの車はMクラスベース。比較的ヘヴィーな四駆ですよ、これ。履いているタイヤだって四駆用タイヤですから(笑)。2.6tという車重にしたってオンロードスポーツとはかけ離れているわけですが、ぶっ飛ばした際の足回りの路面追従性が抜群。路面の凹凸、荒れ具合などなんのその。それはボディー剛性であったり、足回りの取り付け剛性であったり、トレッドだったり、ホイールベースだったり、前後重量バランスだったり、こういったものの総体であろうとは思われますが、結果としてメルセデスによくみられる、基本に忠実な運転をするなら相当に「ぶっ飛ばせる」脚なわけです。単なる硬い「つっかえ棒」(笑)みたいな安っぽい脚とは違って、走っていて脚のち密な動き、いなし、路面と車体のやり取りの過程が手に取るように伝わるというか、その「さま」が頭にイメージとして浮かんでくるような饒舌な味わいがあるのですよ。 そのうえでの絶妙な路面追従性。限界近くまで自信を持って脚と対話できるこの素晴らしさ。

こんな素晴らしい足回り、この味わい、そうそうあるもんじゃない。単なる速さではなく、ドライビングの楽しさ。質の高い楽しさ、気持ちの良さがあるのです。と、絶賛(笑)。もちろん、ゆっくり走っても気持ち良し。ほんとに良い車です。 ただし、自慢の7速ATは以前から申し上げているように、プレーキングで低速に至ると勝手に「不要な」シフトダウンをしてぎくしゃくする事があり、重い車重とあいまって、スピードののりにくいかなりタイトなワインディングはあまり得意じゃないのですがね・・・(笑)。
平成22年6月 「ヤナセはひと」
私はこのホームページで何度となく、この言葉を 「いやみ」 として引用してきています。これはバブルの頃(だったと思いますが)のヤナセのキャッチフレーズでした、一定年齢以上の方の中にはご記憶の方もいらっしゃるかと思います。
さて、新車で購入2年が経過し、今年も新車時から施工しているボディーのガラス系コートを施工し直すべくディーラー経由で車を出しました。このくるま、ごく一部に以前から水垢が付きやすく、車を出す前にも洗車はしましたが、 「どうせ、ポリッシュするはずだから」 と思い、そこはチェックもせず車を出しました。コーティングをして戻ってきた車のその 「例の場所」 をみるとなんとコーティングの下に水垢が残っとるやないけ!!。あぁんだらぁ〜(訳: あほんだら)!!ポリッシュ3回って何の話かぁ〜!!・・・とは言わないものの、ディーラーの担当者に連絡し、車を見てもらい確認をしていただき「やり直させます」と。
そこで思わぬカミングアウトが(笑)。 「助手席の窓の断熱材が剥離してきてるってコーティング業者が言ってるんですけどね」 と。おい!! 今回のことがなけりゃ言わなかったんかい、それは。 実は私も新車時から気付いていました。私はコーティング剤がガラス表面に付着して取れなくなったものなのかと思っていました。実はガラスに挟み込まれたシートが剥離しかかっていたものとは・・・。
それ自体は「クレーム」で直していただくこととなったわけですが、こちらが何かを言うまで黙っていたことは誠に残念です。でも、クレーム処理ありがとう。
そして、ガラス交換とコーティングやり直しを終えて戻ってきたR350。担当者が 「加速時に異音がする」 と。 乗ってみると、確かに加速初期段階で今まで聞こえなかった高周波音が聞こえる瞬間があります。Mクラスでもよく聞かれる音とか・・・(ホントかよ、おい)。まぁ、それはともかく、問題は下の写真。
私は煙草を吸わないので普段灰皿にはウレタンのシートを敷いて小物を入れていたのですが、灰皿からそのシートがなくなっているし、さらに覗いてみたらなんと煙草の灰じゃねーか、この野郎!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! というくらい"あったまきた"というか、あきれちまいました。人の大切な車で勝手に煙草なんぞ吸いやがって(笑)。なんたる悪行、「市中引き回しの上、張り付け獄門」だ、おい。というわけで早速担当者にクレーム(笑)のお電話を差し上げました。返す返すも残念です。そんなわけで冒頭の 「ヤナセはひと」 なんですな。 つづく・・・かな(笑)。
平成22年5月 まっとうな実用車
Rクラスのマイナーチェンジが行われましたね。顔つきがトヨタ・ヴァンガード みたいになっちゃって。どうしてそう無難な方向に行くのかな〜(笑)。あぁ、売れていないってことですか!?(笑)。うちの近所じゃ何台かいますけど・・・というのはめずらしいパターンなんでしょうね、きっと。今回のマイナーチェンジはディーゼルエンジンの改良がメインのようですね。
ところで、、相変わらず、中・長距離ツアラーとしては第一級。とってもよい。ゆっくり走って良し、急いで(婉曲表現)よし。実に実用的。メルセデスは極めて実用的。ほんとにすばらしいですよ。
大いなる実用車。とにかく走りが気持ちよい。しかも疲れ知らず。メルセデスはたいしたもんです。ひたすらほめてますが、ほんとにね車の基本ができてますよ。すばらしいです(笑)、まじで。 ・・・てなわけで、今回は褒めまくって終了です。では、また。
平成22年4月 洗車していたら
わたし、この車のフロントホイールが真黒になるような状態まで放置することなんざ、これまでなかったのですが、最近、なかなかかまう暇もなく、だいぶ前に黄砂が舞った時に一度洗車して以来。その間に出張に乗って行って汚れてもそのまんま。にっくき黄砂は隙間に入り込み、一度の洗車だけでは落ちきれていなかったりして、この砂に一体どんな有害物質が付着していることやら(笑)など考えつつ、洗車していたのですよ。
そんなさなか、うちの前を真っ赤な、かっこいい車がいい音たてて流していくのです。おぉ、時々見る、あのくるま。この近所の車なんかなぁ!? と思って何気に眺めていたら、運転している人が私に手を振っているし(笑)。一旦行き過ぎたのにバックして戻って、なんとうちに入ってくるし(笑)。
だれかと思いきや、うちのご近所さん。あら〜、こんな車買っていたのね〜。
これって、 数年前に大試乗(笑)させてもらったあの車 と一緒じゃないの。
う〜む、「噂」では聞いていましたが、「噂」の出所がよそのミーハー主婦だったので 「んなわけね〜だろが」 とか聞き流していたのですが、事実だったのね。これまで何度か近所で見かけていましたよ。いんや〜、近所の子供ものけぞってましたよ!!(笑)。
平成22年4月 残念
ここの更新も久しぶりです。この間、この車も元気に過ごし、ここを更新しない間にひと冬超えてしまいました。で、ちょうど1年前に出てきたこの警告灯、それから一年後の今再び点灯です。
ヤナセに持ち込みましたが、いつもの担当がおらず、なんだか話が通じにくいのにはがっかり。くるまを預けて帰りましたが、後日担当のディーラーマンから電話があり、この警告灯が白く点灯する場合はサブの「バックアップバッテリー」の電圧異常であり、メインバッテリーの電圧異常ではない、と。このバックアップバッテリーはメインバッテリーの電圧低下を補うものであるとのこと。しかし、私の車の走行距離、使用方法からバッテリーが上がり気味になるのは不自然、ということで、ディーラーさんが「漏電」を疑い徹底した検査をしてくれました。その結果、パワーウインドウのコントロールユニットからわずかに漏電していることが分かったそうです。以前に「ML」で同様のことがあり、その際はその漏電個所を見つけるまで苦労したとのこと。私の車にも同様の不良があったということです。2週間ほどの時間をかけて異常を見つけてくれて、パワーウインドウのコントロールユニットもクレーム扱いで交換してくれたことにはとても感謝。あぁ、よくぞここまでつきとめてくれました、という感謝の気持ちでいっぱいだったのですが、戻ってきた車はトランクに載せていた私物は無造作に積みこまれ、リアの足元のマットも無造作に積み重ねられ、なおかつその一枚はなぜかずぶ濡れ状態・・・。くどいようですが「ヤナセはひと」とか昔言っていたのはどこの誰なんだか。ヤナセはこういうことが多いのですよ、くるまが良いだけに、あぁ、残念。
平成21年5月 そうは言っても
前回、あたかも「この車は楽しくない」と言わんばかりのことを書いてしまい、後悔しております(笑)。たとえば、普段R33GT-Rに乗っていて、これから車で出張、しかも途中はおいしいワインディングを含む、となればこのままR33GT-Rで行きたい、と、強く思いながら、事情により(!?)「我慢して(!?笑)」R350に乗り換えて走りだした瞬間、「あぁ、こりゃいい車だわ」とR350モードになっちまいます、私。とにかくぶっ飛ばしてもついてくる、奥行が深い足まわり、まぁ、四駆故のスタビリティとも思いますが、奥行が深いというか、懐が深いんですな、これ。相当なもんですよ、ほんとに。ちょっと乗っただけでは足まわりブワンブワンな印象があるんですが、本気で走るとしっかりついてきますから。しかも、フラット・スムースで気持ち良い。ガツンと踏んだ時のジェットサウンドのようなエンジン音もこれまた気分を高揚させるのですよ。
写真はある日の出張帰りのワインディングでの様子。ゆっくり走るトラックの後ろ、いわゆる「ワンボックス」を先頭に営業系バンやらエコカーに至るまで、通常は「走り」をあまり期待できない車列ながら、この日のこの人たちは一味違いましたね。この写真を撮る前も、この後も全車、驚くことにほんとに全車が次々に遅い車をパスして、それぞれのその車なりにワインディングをかっ飛ばしていくんですな、これが。いやぁ、こういうのは楽しいですね、絶対速度ではない、走る姿勢なんですよ、そのマインド(笑)。そういうのってお互いわかりますよね、このときはたまたま並んだみんなのマインドがぴったり一致していたなぁ(笑)。なんだったんでしょう、この人たちは、それぞれ何のかかわりもなさそうな人たちなんですがね。町中に入ってそれぞれバラけて解散となりました。
かと思えば別の出張の日にはなんと、スペシャルコンパクトMTを駆る、うちのご近所さんと遭遇。こっちはこのR350ですわ。ご近所さんの速いこと速いこと(笑)。私もね、こういうのを見て黙って見過ごす男じゃあないですからね、びったり張り付いていきましたよ(笑)、3t近い車体を床まで踏みつけてね(笑)。いんやぁ、たのしかったですねぇ。ご近所さんの走りを目の当たりにしてうれしかったです。そして、そんな走りも可能なこの車にもほんとに感心、いや、私の荷重移動マジックのなせる業か(自画自賛・笑)。 それはともかく大切なのは「走る」マインドですよ、マインド。ねぇ、みなさん。あぁ、もちろん安全運転でね。
平成21年5月 1年乗って
ご無沙汰です。夏タイヤに戻してからしばらくはなんつーか、足もとがバタバタと落ち着かない乗り心地に納得がいかなかったのですが、空気圧を計ってみたら前後3.0barちょっと超えてんじゃん・・・どういうことなの、タイヤ屋さん!!(笑)本来、これでっせ。

で、賢明な私(笑)は上から二番目 (up to 210km/h) の数値にしておきました。おかげで走っても本来のしっとり感が出てきましたよ。で、この車も乗り始めてから一年が経過しつつあります。相変わらず「いい車」なんですがね、ここんとこ R33GT-R に乗っているのが楽しくて仕方ない私としては、なんつーか、正直なところ、「いい車」でもかならずしも「おもしろい」わけではない・・・(笑)、かな、と。あん時 X5 にしときゃよかったか(笑)、なんてことが頭をよぎったりしましたが、あの車は高回転域のトルクの無さ、パワー感がいまいちなのが印象的(あっ、これはあくまで3.0の私の印象ね)。それを思い出して、いやいや、これで間違いない、などと自分を納得させなければいけないあたり、なんか間違っているわけで(笑)。
そんなわけで、というわけでもありませんが、この車の意外な欠点についてお話しましょう。この車、後方視界がびみょう。普通の状況では問題ないんですが、下り坂ではかなり後方がガラス上端でカットされがち。これは問題なんですね、私は高速道路なんかでは前より後ろ見ている時間のほうが長いんではないか、というくらい後方視界に気を配っている人間ですから(笑)、この意味わかりますね!?。だいじなんですよ、特にかなり遠くの様子を伺うのが(笑)、ねぇ!? うちのミニバンではそんなことないのに、デザインによる視界の制約なんて・・・と。
もう一つ。四駆ベースゆえか、よそ見をしているとまっすぐ走らない(笑)。いや、まっすぐ走るんですよ、間違いなく。アライメントも問題ないんすよ(笑)、でもね、よそ見してたり (運転中によそ見すんなよ!!) 気を抜くとだめなんだね、これ。ひょっとしてキャスター角の問題なのか、なんなのか。調べりゃよさそうなもんですが、調べません、私(笑)。Gクラスほどではないにせよ、なんつーか、その部類ですな、印象として。GT-Rは言うに及ばず、うちのミニバンにもぜんぜん及ばない(笑)。とはいえ、先日も中・高速ワインディングを本気で走ったら絶対速度はかなりのもので、安定していて、しかも「気持ち良い」、立派ですなぁ、この車。
まぁ、うちのフラッグシップ(笑)ですから、大事に乗ってますよ。1年たったのでボディーのガラスコーティングをやり直そうとディーラーさんに相談したら4万くらいで大丈夫ですよ、って「ほんとに!? 思ったより安いじゃん」とか思って施工してもらったら請求書は6万じゃねーか、こら(笑)。 そんじゃ、また。
平成21年4月 ったく
夏タイヤに換えたら天気の関係でいつもの出張に乗っていけなくなってしまい、2週間ほど放置していたのですが、お天気にも恵まれ、今日は家族で温泉へ、と、出かけようとしたらこの表示です。まぁ、バッテリーに何かが起きていそうな感じですが、マニュアルを見たら「すぐに運転をやめてサービスへ連絡してください」みたいなことが書いてあるし・・・。
で、ディーラーさんに電話したら「オルタネーターかも知れないですけどとりあえず見させてください」と。まぁ、なにが起きているかわからん状態の車で遠出するわけにも行かず、これをディーラーに置いて別のミニバンで出かけてきました。後日のディーラーさんからの返事では「バッテリー電圧が下がっていたみたいです。たった二週間ですしどこかで放電していないか調べたんですが、それもなさそうで・・・充電しときましたからしばらく乗っていてみてください。」とのこと。どこかで聞いた様なはなし(笑)、私の周りはバッテリートラブルが多いようで(笑)。お断りしますが、余計な電装品やランプ類の付けっぱなし、他、マヌケな事はしていないつもりですよ、私(笑)。ほんとにね。ただ、一度走れば距離を稼ぐものの、使用が最低限度になっていましたから、意外にそういう使用パターンが悪かったのか・・・。
それはともかく、前回お話した、「ブレーキング後の再加速でガクンと前のめり」の件ですが、この車、ブレーキを踏むと勝手にどんどんシフトダウンするんですね、今思えば納車のときに持ってきたディーラーさんの第一声が「この車、ブレーキの度にシフトダウンしてちょっとあれですね・・・」と納車時にいきなりネガティブな話を始めるディーラーマンもいたもんだ、と、あきれた記憶がありますが、まぁ、あのときの彼の言葉はまさにこのことで、減速から再加速のタイミングによってはこちらの期待以上にシフトダウンしてしまい、ブレーキからアクセルに足を移そうとするとエンジンブレーキが、そしてアクセルを踏んでも「ギアが一段低いぜよ」な状態になってしまうことがあるために生じているんですね、これ。と、解釈しています。変速モードが「C」と「S」でそのあたりに違いがあるのか、暇があったら(笑)試してみたいと思います。
平成21年3月 夏タイヤへ交換
この車も換えてしまいました、暴風雪警報が出ているその最中に(笑)。この車の場合はタイヤ屋さんに「換えてもらう」ため、世間の皆様が「そろそろ換えよう」と思うような混雑時期は避けたいですし、なんたってもうそろそろスタッドレスに気を使った運転は嫌・・・というところです。で、この車、以前もお話したように、スタッドボルトがねじ込み式のうえ、タイヤ・ホイールが四駆用なんでめっぽう重い。これを自分でやりたくないし、こんなでっかいタイヤを自分ちに置きたくない、そんな理由でタイヤお預け&交換サービスを利用しているのですが、傍で見ていても、いやぁ、大変だな、って感じでした、ありがとうございますタイヤ屋さん。
で、本来の走りを取り戻したわけですが、当初から気になっていたトランスミッションのマヌケさがまた顔を出していました、ファミリー向け運転(笑)やスタッドレスに気を使った運転では出てこない問題。そこそこのスピードで走ってきたところで強めのブレーキング、そして例えば交差点を左折 (比較的小さく、スパッと曲がったと思ってください) し、その後再びアクセルに足を戻してテンポ良く加速に移ろうとするとギアが不必要に低いギアに入っているのか、ガクンと前のめり、ってか、一瞬加速しないんですね。なんなんすか、これは。間抜けすぎまっせ。まぁ、「手」でシフトしてやりゃあいいのかもしれませんですけども。
平成21年2月 ミラー交換
「パーツが届きました」との連絡に今回も自らディーラーに出向きました。その際お借りした代車はこちら。男の道具、質実剛健とでもいいましょうか。一目見て好感を持ったのですが(マジで)、乗ってみてただの"ぼろい"車だとわかりました。たかだか13万km弱の走行距離ですが、これはいわゆる手入れをしていないタイプのボロさ。きちんと手入れをしていて距離を重ねたボロさではないのですね、これ。たった13万kmごときでもったいない。ATも変速時に滑っている風のみならず、異音を発しているし、ブレーキはマスターシリンダーが動いちまってんじゃねえのこれって反応だし・・・う〜む、ベースが本来良いものだけにこんな状態にしているのは実にもったいない。
ゴム鞠みたいな踏み応えのアクセルを踏むと電気掃除機みたいなエンジンがモワ〜っと回転をあげる、というのは多分最初からのキャラクターでしょう。でもね、気づいたら1500rpmから2000rpmで走ってんです。低速トルクがすばらしく太く、意外に加速する、もちろん、メルセデス特有のドンピシャのギア比に負うところも多いでしょうが。走ってみればマッタリ・しっとりフラットな足回り。ザッツ・メルセデス。いい味出してます。 190E を思い出す乗り味。さらにはフロントもリアもシートの良さに感心、ホント、物好きにもわざわざ座ったリアシートには特に感心しました。しっかり整備してあるならとても魅力的な車になりますな、これ。そういう個体でも今ならお求め易い値段がついてんじゃないでしょうか、きっと。この型は当時、コストダウンだのなんだのと言われたものですが、今こうして乗ってみると、しっかり「メルセデス」の味だな、と思いました。 あの、念のために言っときますが、私この車をポジティブに評価しているんですよ、この車に乗ってあらためていろいろと考えさせられました。
で、ミラーの交換を終えたR350を受け取りに行ったディーラーさんでは地域の経済事情の裏側やら、ライバルの地元BMWディーラーの状況、そしてディーラー自身の状況まで、途中、営業さんが目に涙を浮かべるような厳しい話にもなったりしましたよ、ホントにね。意外なところで社会勉強になるもんです。で、この代車からうちの R350 に乗りかえると、うちの車の軽快なこと(笑)、洗練されていること(笑)、前回の B170 からの乗換えとは全く違った印象ですね(笑)。
と、ここで終わるはずが、受け取った R350 で走り始めるとどうもおかしい。「ひょっとしてドア開いてます!?」と、車を停めてドアを確認。「窓が開いてる!?」と確認したものの閉まっている。閉まっているはずの窓からダイレクトに外の音が入ってくるんですね。走っていると「ヒューヒュー」風きり音。これはウェザーストリップだな、と、ディーラーへUターン。案の定、ミラー交換時にばらしたウェザーストリップの組み付けミスでした。そんなわけで今回はおしまい、ではまた。
平成21年2月 メルセデスケア
走行距離が15000km程となり、メルセデスケアで点検、オイル交換などをしていただくことになりました。取りに来てくれるとはおっしゃっておりましたが、自分で持っていきました。すると「B170」を代車として貸してくれました。まだ走行距離の伸びていない試乗車ですね、これは。
以前に「A」には試乗したことがあってその当時はなんとも思わなかったのですが、「R」に乗るようになってから「B」に乗ってみるとその乗り味の軽快なこと(笑)。CVTもいい感じ、私は普通に乗るぶんにはCVTも好きです、効率良いしね。車の動きもダイレクト(笑)、「R」から乗り換えると「薄着」の感覚(笑)。まぁ、車の印象は常に相対的ですから(笑)、「R」から乗り換えるとその感がとても強かったです。言っときますが、うちにも軽快な軽量、小型の車の他身のこなしの良い車もあるのですが、私の体がメルセデスモード(笑)、っつーか、メルセデスを前提にした感覚で乗ると軽快感を強く感じたのかもしれないです。
「R」だとどうしても特に走り始めは鎧を着込んだかのような感覚(笑)になりがちなんですね、走り始めて馴染んできてもどこかこう肩や肘や膝なんかにプロテクターでもつけたかの様なそんな感覚、別に比較なんかしなくてもそういう感じかもしんないっす「R」は。SUV四駆ベースですからね。
それからね、これ、ベーシックグレードらしく布シート。これが良いです、ほんと。私は「R」も布シートがよかったんです、ホントは。ディーラーで乗った「M」の布シートがやっぱしっくりきましたもの。「B」でちょっと残念だったのは意外に小回りが効かない点ですね、最小回転半径が大きめなんですね。で、「B」の見た目、車に興味の無い人が見たら「R」と良く似てる(笑)。大きさはぜんぜん違うんですけどね。とか言いながら、「R」を受け取るべく「B」でディーラーに近付いていくと私の「R」らしき車がオフィス前にとまっているのが見えたのですが、近付いたら別の白い「B」でした(笑)、大丈夫なんか、オレは(笑)。
で、今回の点検に際しては、実は当初から不調だったドアミラーも見てもらうことにしていました。エンジンのON,OFFでドアミラーが自動的にたたまれるように設定していたのですが、開くときにどうも片側が途中で止まってしまうことがあって、でも1回閉じなおして開くと元に戻るので、「まぁ、日本車でもなきゃこんなものだ」、と、そのまま使ってきたのですが、閉じておいたらおいたでガタも出ていたんですね。
なんとそのミラー、点検に出かけようとするその時になって開かなくなりました(笑)。立派です、なにがって、マイナートラブルはたいていディーラーに見てもらおうとすると再現しないじゃないですか(笑)。今回はディーラーに見てもらおうとするその時に悪化(笑)。で、そのまま走るわけにもいかず、手で開いたら「バキバキ」音を立ててるし(笑)、ひょっとしたら致命傷を与えたかも(笑)ってことをディーラーさんで正直に申告してみてもらいました。結果としてクレームで処理・別の機会に修理していただけることになりました。で、2時間ほどで点検を終えて「R」に乗ってみると、これまた重いこと、鈍い(笑)こと。まぁ、すぐにもとの感覚に戻るんですけどね(笑)。
平成21年1月 仕事の足
ほんとに今年はいまいち雪が降らない、とはいえ、一度冷え込んで降り始めるとあっという間に積もってしまったりして。そんな中、いよいよ豪雪地帯への出張へこの車で行ってきました。「この冬一番」という状況下、気温はマイナス5,6度。北海道の方から見れば「なんだそれくらい」ってな気温でしょうが、この辺りとしては結構低い気温です。往路は交通量の少ない夜間に走って、所要時間は普段と変わりなし。-5度くらいになるとタイヤ (というか、路面) がグリップし始めますから、結構なペースで走りました。相変わらず、「この車だからこそ走りやすい」って辺りはピンとこないまま(笑)の冬らしい「走りがいのある」往復でした。
平成21年1月 積雪路
今年は雪が積もりませんね、各地のスキー場も雪不足に困っているのではないでしょうか。この車、先日シャーベット状の路面でちょいととばしていたら(笑)、車重2.6tとはいえ、タイヤ幅が広いだけあって、そんな路面では思いのほか浮き足立ってしまうことは他の車と変わりなし・・・ってことに気づく機会はあったものの、今のところなかなか本格的積雪路を走る機会なし。で、今回は全国的に気温も下がり、雪もガンガン降って街はブラックアイスバーン、山はグググッと質の良い雪が積もった状態なので、夜に仕事から帰宅後に、なんのかんのと言ってR350でひとり郊外の道路を徘徊後、山へ向かいました。途中、道路わきに突っ込んでいる車やひっくり返っている車を何台が見かけました。「あぁ、気をつけなきゃ」と、そんな厳しい状況の中、あえて交通量の少ない、除雪の甘い道をバフバフと新雪を踏みしめて走っているとそんな状況では、やっぱ走りやすいのかも、という程度しか"「比較的」本格四駆"をベースとするこの車ゆえのすばらしい走破性にはピンとこなかったものの(笑)、素人プチ・スノーアタック (!?笑) ごっこを安全に楽しめました、えぇ、あくまで「ごっこ」です(笑)。
平成20年12月 久々
久々の更新です。ここんとことんでもなく忙しくてなかなかホームページまで手が回りませんでした。このご時世で 「忙しい」 なんて言っていられるのは幸せなのかもしれませんが。で、そんな忙しさもあって、この車、ここんとこぜんぜん洗車していなかったのです、以前はまとまった距離を走った後は夜中だろうが、雨が降っていようが(笑)洗車をしたものですが、最近は乗りっぱなし。他の車も似た様なもので、ぜんぜん手をかけてあげられず、近頃では近所のセルフの洗車機にかけたりすることもあるくらい(笑)手を抜いていました。でもね、使ってみれば最近の洗車機は昔ほど乱暴じゃないし、この車もそうしようか、と、思ったこともあるものの、なぜかそこは 「ベンツお断り」(笑)、なんじゃ、そりゃ。んなわけで久々に天気の良くなった週末に手洗いしました。
で、この車には相変わらずまとまった距離を中心に乗っていますが、今のところ本格的な凍結路、積雪路には出会っていません。まぁ、この手の輸入車に乗っていつも思うのは、空調のきめ細やかさは国産車が最高、ってことでしょうか。なんつーか、いまいちなんですよね、走りを含めた乗り心地がそれなりに絶妙なだけに惜しい、こういうところが実に惜しいです。
平成20年11月 この車もスタッドレスに
10月中に1万kmを超え、今現在1万1千km+αとなっています。5ヶ月で1万km、この間ほとんど私一人の乗車(笑)、どこが「家族用」なんでしょう(笑)。
ところで、先日夜間にこれに乗って出張に出かけたら外気温がマイナスを記録(笑)。まぁ、路面はドライなのでOKですが、寒いところに出かけがちなこの車の場合そろそろスタッドレスに替えたほうがいいなってことで、「今週半ばからは平地でも雪が見られるかもしれません」などという天気予報を信じてスタッドレスに替えました。これは新車購入時にディーラーさんのお奨めでついてきたスタッドレス。夏タイヤの255/55/18に対して235/65/17へ、ホイール径及びタイヤ幅ダウン。銘柄はブリザックのDM-Z3。いわゆる四駆系スタッドレス。今年からDM-V1が出ているので型遅れ品ですな、新品ですけど、あぁ、残念、あぁ〜あ(笑)。まぁ、それは良いとして(笑)、メルセデスは相変わらずスタッドボルトをねじ込んで固定するタイプ。このデカイタイヤを自力で行うのは「もう嫌」(笑)、なのでディーラーさんにて取替えをお願いして、さらに夏タイヤも某系列店にお預かりしていただくこととしました。あぁ、ありがたい。ちなみにこの車とMクラスは夏用ホイールとディーラーさんの用意する冬用ホイールでスタッドボルト (という呼び方でいいんですよね!?) が異なるんです。ついてきた(と、表現するしかないのですが)ホイールは案の定ちゃちな感じですが、センターにはしっかりメルセデスのマーク (というのか、エンブレムというのか) が入っていました。そのしょぼい感じが、この車の実用車的印象を強めている感じで(笑)、実はそんなに悪くない、かも!?。
今回ついでにオイル交換についてあらためてサービスの方に聞いたのですが、「15000kmまで換えなくて大丈夫です。これまでトラブルの報告もありません。」と頼もしく言い切っておりました。
平成20年10月 使い分け!?
先日、妻が仕事でお世話になっている方々がうちにやって来て2台並んだ"似たような"2台を見て、「この"同じような"二台はどう使い分けるの?」と聞いたそうです。答えに窮した妻は「こっちには犬は載せないですけど」などと言ったらしい(笑)。
ええっとですね、私がお答えいたします。ぜんぜん違うのですよ、この二台は(笑)。ニッポンの乗用車ベースのミニバンはやっぱ優れものですよ。スペース効率に優れ、走ってよし、積んでよし。かたやメルセデスのRクラスはそんなにスペース効率にはすぐれません。2列目の足元もそんなに広くないですしね。万能性ではニッポンのミニバンにはとってもかないません(笑)。じゃあなんで Rクラス はこんなカッコしてるんでしょうって疑問はどうかデザイナーもしくはメルセデスの本社にお尋ねください。ここまで使ってきた私の解釈ではこれは Audi A4 のアバントみたいなもんです(笑)。デカイですけど、これにマジで積載力やスペース求めたってしょうがないんで (いや、求めても良いんですよ、実際にはそれなりに積める訳ですから)、でもこれまでいろいろ書いてきたようにこれは良きGTカーなんですね、 さすがメルセデスってもんです。ですからね、うちでは街中ユースや積載力を問われる場面、そして犬(でっかいキャリー)を乗せるときは迷わずニッポンのミニバン、スライドドアも便利ですし。で、遠出を中心にR350。グランドツーリングカーR350(笑)、マジでね、私結構車で遠出が多いものですから重宝しています。
でもね、やっぱ足回り、すこし、どうでしょう(笑)、う〜ん、多分、いや、間違いなくメルセデスのセダンレベルには及んでいないですよね、ってか、狙いが(!?)別のところにありますよね、これ(笑)。なんせ Mクラス ベースですからね。まぁ、わたくし的には メルセデスのAWDの右ハンドルってのが決め手だったんですけどね。あっ、何度でも言いますが、基本に忠実に走らせると驚くほど走りますよ、この車、そこは誤解なきように。
これからの降雪シーズンでこのMクラスベースの実力発揮となるか・・私今年の冬は豪雪地域へ何度も出かけることになっていますものでそのあたりとても興味深いところです。
平成20年9月 実用燃費
前回、ちょっと極端にネガティブなことを書き連ねましたが、質の高い、メルセデスらしいことは間違い無く、車なりの運転をしてやると予想を超えたパフォーマンスを示すことは以前にも書いたとおり。
ところで、私は『速く走ろう』とする人と走るのが好きです。仲間内で走るのも楽しいですが、公道上たまたまご一緒することになった見知らぬ他人でも一緒です。それが高速道路だろうが、ワインディングであろうが。皆さんも経験があるのではないでしょうか、特に高速道路なんかで良いペースで結果的に"つるんで"走る見知らぬ他人様。まぁ、どちらかが意識しなければ"つるむ"事にはなりませんが(笑)。もちろん中には"つるむ"のではなく、"からむ"人がいたりして閉口することもありますが(笑)。私は時々ペースの良い他人様には後ろから『敬意をもって』追走(笑)をすることがあります。そんなときは「適度な車間距離」と「絶対に追走相手を刺激しないような挙動」(笑)を心がけています。あっ、ちなみに断じて『共同危険行為』などではありませんから(笑)。 それはともかく先日もこの車でいつもの片道250kmの帰り道の高速道路で、前車に頭を抑えられた某SUV (その昔一世風靡したニッポンの某四駆) に追いついたのですが、その車が、まぁ、ガンガンと良いペースで行くんですね。『走る気』のある人はドライビングの姿勢が単に「速さ」としてではなく、明らかに走りのパフォーマンスとして滲み出てきますから。私、『敬意ある』追走モードでご一緒させてもらいました。70kmちょいくらいの距離を一緒に走ったところでお別れするのは残念でしたが、後ろの私から挨拶を送るとしっかり挨拶を返してくれました。気持ちある者どうし相通じるものがあります、うれしいですねぇ、こういうの。
で、何をやっても上質なこの車の実用燃費の実例が下の写真です。これは出張帰りの途中に撮ったもので、国道を周りの車のペースの流れで、そして高速道路という名の"低速道路"をこれまた周囲の車のペースにあわせて走っている時の数値です。ご参考までに。
平成20年8月 この車の良いところ・必ずしもそうではないところ
『家族用に』なんて言っておきながら、これまでほとんど私一人で乗っていました(笑)、この車。で、今回家族を乗せて300km程離れた地へお出かけしてきました、「大雨・洪水注意報」の中。家族乗っけて、それなりの荷物を積んで高速道路で走っていると『ここぞ』という踏み込みでは1人で乗っているときに比べると2.6tの3.5リッターではドカンと加速の「最初の部分」に"いまいち"鈍さを感じさせることもありますが、最近はこの車に乗っていると「シャカリキに飛ばすばかりが能じゃない」という、革命的な発想(笑)が芽生えつつある(!?)私としては問題ないのです。この日は雨は激しく風も結構強かったのですが、そういう悪条件でもものともせず楽チン(笑)。
絶対速度がどのレンジであれ (正直に言えば、ある一定の速度以上ならなおのこと、ですが)、この車で高速道路を淡々と一定速度で走っていると実にラク。正確には、 「走っているとラク」 なのではなく、 「走った後がラク」 なんですね、これが。メルセデス全般、特に「でかい」もしくは「排気量が大きい」メルセデスに顕著にみられることですが、ある程度の距離を走った後も 「何事も無かったかのよう」 な楽さ加減。かといって運転中も退屈せず、しっかり車も上品に饒舌ですから。これが例えば第二世代GT-Rあたりだと 「心地よい疲労感」 で、それはそれで良いものなんですが、メルセデスの場合は 「疲労感なし」 。全てが「滑らか」、「スムース」でかつ、「ユルさ」が無い、鉄壁のフラットライド。旦那、そう、ダンナ的楽ちんさ。おっさんになるとありがたい特質(笑)。前にも言いましたが、乗り味はいろんな意味で「新幹線」を連想させるのですよ(笑)。
で、そんな高速道路も一般道も含めて今まであまり表ざたにしてこなかったネガティブともいえる印象についてもありのままにお話いたしますと、高速道路で『ドカン』と踏んで (ああ、ドカンと踏むなよ、ですか!?) キックダウンとともに迫力のしびれるV6サウンドとともにガ☆キーンと加速しようとする時、その最初の瞬間にフロントの舵があいまいになる、あぁ、その瞬間がMクラスベースだね、いや、微舵角でひょっとしてアンダー出してます!? って事を以前から残念、というより 「まぁ、こんなものか」 と感じていました、ちょっとだらしない(笑)。似たようなこととして、一般道で目立つのは、比較的スローペースからやっぱ『ドカン』と踏んで (いっつもドカン!?) 気を許したまま追い越しをしようとすると予想外に外に膨らむ・・・追い越しアンダー(笑)・・・がはっきりと出ることがあるんですね(笑)、路面状況にもよりますが。あぁ、これは私が下手なんですね(笑)。ちなみに何故『ドカン』と踏むのかといえばキックダウンを期待してのことで、それなら『手』で落としとけばいいんですけどね。
高速道路に話を戻しますが、下手をするとジャンプしかねないところ (日本の辺境の高速道路にはそんな"ニュル"みたいなところもあるのですよ) に全開 (またかよ) で突っ込んでいくと私のR33GT-Rなら空力でビシッと路面に張り付いてガッシリ受け止める足も頼もしい走りとなるところを、だらしなくボヨンと馬脚を現すこともあったりして(笑)。
まぁ、私はそんな足のこの車でも上手に「車なり」にぶっ飛ばして楽しいのですけどね(笑)、トータルでとても満足ですよ、この車。ホントにね。おすすめです。
平成20年7月 使い勝手
そうそう、こちらでは「使い勝手などを報告します」なことを上で言ってました(笑)。で、この図。
ここは一台しか通れないような道幅の道路に面しているのですが、ステアリングの切れ角が大きいので多少狭いとこでも躊躇無く入っていけます。狭いとこOKです、ドアが開く幅があれば・・・ですけどね(笑)。
平成20年7月 本来の得意科目
これまでワインディングでの楽しさばかり記してきましたが、ご存知のように、このくるま、本来高速道路の巡航を得意とする車です。4MATIC を生かした高速安定性ばかりでなく、エンジンの高回転が思いのほか活発かつパワフルで、まわしていくと、低速で目立ちがちな事務的な駆動系の音が相対的に目立たなくなり、澄んだ迫力のあるエンジン音が楽しくも気持ちよい、ってことも大きく貢献しています。で、そんな高速道路巡航の乗り味はいかなるものかと問われれば、『新幹線』みたいです(笑)。そう、新幹線。速度域の話ではありません、長いホイールベース(2980mm) によるフラットライドばかりでなく、おとなしく巡航している時に聞こえてくる車外からの独特のロードノイズを中心とした音がこれがまた新幹線のようだな、と、思いました(笑)。
でもね、思ったんですよ。結果的にはこっちの車の方が速いのです、でも、高速のワインディング区間 (またもワインディングの話) を本気でぶっ飛ばそうとすると (あっ、安全運転ね) プレサージュ よりコーナリングにおける組み立ての手間が必要なんですよね、このくるま、多分。この車重とソフトな足のためでは、とも思っています。それとね、ぶっ飛ばした後の張り付いた虫が・・・大変です、洗い落とすの(笑)、前面投影面積がでかいですから、この車(笑)。そんなことを考えながらいつもの片道250kmの出張の往復を気持ちよく過ごせました。
平成20年7月 活発な高回転
AWD (四駆)ってすごいな、ってほんとの意味でその実力を思い知らされたのはスリッパリーな凍結路などではなく (凍結路でも思い知らされていますが)、ゲレンデ(Mercedes G Class) での超高速域でのこと。道路わきの吹流しが真横になってブルブル揺れるような横殴りの暴風の中、他の車が一様にスピードダウンしている中を頭のネジが外れたかのように、あのディメンションのクルマで一人全開で走り続けたときのことでした。中にはついてこようとした某北△系ワゴンもいたりしましたが、事の馬鹿さ加減に気づいたか、はたまた単について来れなかったか(笑)、途中で後方視界から姿を消しました。そんな記憶が鮮明によみがえってくるのです、この車でぶっ飛ばしていると (あっ、安全第一ですよ)。もちろん、第二世代GT-R等であれば同様の状況で全く別の意味での怒涛の安定感で横風なんか何のそのでぶっ飛ばしていけるであろうことはわかっているのですが、「あの」ディメンションをあそこまで安定たらしめるAWDの、駆動方式による違いをまざまざと実感させられた瞬間でありました。
で、このくるま(R350)、最近ようやく高回転の慣らしを始めているのです。今回もまた、出張帰りのハイスピードワインディング、いつもなら行く手をさえぎる車両にお付き合いせざるを得ない「おいしいはず」で終わりがちな区間でなんと前方オールクリア(笑)。普段よそ様のペースにお付き合いしながらも頭の中で描いていた最速のドライビングの組み立てを実行に移すに至ったわけです。で、「D△」(上限△速)と「D○」(上限○速)を切り替えながら5000rpm+αまで回しつつワインディングをぶっ飛ばしていくとこの車のエンジンが4000rpmから上で活発なこと。エンジンは回ろう、回ろうとしますし、車はとにかく突き進もうとするんです、回転を上げていくほどに頂点に向かってエンジンとトランスミッションが収束していくかのように澄んでいくんですね、これが、ホントに。まさに優良AWD(笑)。
そればかりか低速ではブワンブワンさの目立つ足を上手に押さえ込んでやるとそこにはファンタスティックドライビングの世界が(笑)。まぁ、あくまでソフトな足なのでそういう状況で大きな入力を喰らうと「ブワン」とあおられたりするんですけどね。車なりのアプローチが必要なのは当然なわけです、もちろん。冷静な組み立てのもとで車の動きを抑え込むドライビングあってのもの(笑)。
で、冒頭のゲレンデを思い出すのです、2.6tのこのディメンションで攻め込めるのは、ここまで安定して走りやすいのはひとえにAWDゆえだ、と。ホンダ・レジェンドのSH-AWDみたいな凝ったAWDでなくとも、その効果はおんなじです。足のソフトさから想像を超えた運動能力を引き出せるんですね。いんやぁ、すんばらすぃ〜。ワインディングを攻めるにはコントロールすべき要素も多いし、その最適化にもよりきっちりとした段取りを要するわけですが、車自体の基本がしっかりしているのでそれらが決してネガティブな要素とはならずに、逆にきちっとドライビングを組み立てていくとこれはこれでホントに楽しさも深いのですよ、心静かに段取りを踏んでゆく、車とドライバーの互いのおもてなし(笑)『茶の湯』のごとし(笑)。クイックなハンドリングマシーンでズバッと決めるコーナリング (あれも高度な組み立てですが) とはまた違った楽しさがあります、こういうのには(笑)。 いや、あくまで安全運転で。
この車を題材にいつも走りこむ話ばかり、同じような話ばかりで恐縮です(笑)。
平成20年6月 オイル交換
以前にお話した、メーカー的には不要とされる初期のオイル交換の件、気になっていたのです。で、この距離が最初の交換に妥当かどうかは別にして、2200km程走った時点で交換しました(笑)、ディーラーさんで。ディーラーにて私「オイル汚れてましたか?」 工場長さん「いや、全く。今のオイルは汚れないんです。でもよく走られるんですね。」 私「メーカーの言う15000kmまで換えなくて大丈夫なんですか?」 工場長さん「いや、やはり途中で1回変えたほうが良いようです。」・・・またも新説(笑)。いったい何がホントなのか(笑)。そういわれてしまうと、わたし、7〜8000kmあたりでまたもメルセデスケアの枠外でオイル交換しちゃいそうです、あっ、それが狙いですか!?(笑)。
で、家に戻ってなにげなく、実は初めて(笑)この車のボンネットを開けてみたのです。開けたは良いが閉め方がわからずうろうろしたりして、ただの"おぢさん"化してました、私(笑)。それはともかく、ボンネットを開けて発見したことがありました。
写真ではちょっとわかりにくいのですが、エンジンルーム真ん中あたりにみえる、いわゆるカムカバー、あれの先端は実はエンジン本体よりも車の前方側にせり出しているのです。で、このカムカバー自体、結構フロントバルクヘッド側にめり込んでいる(笑)ように見えるのですが、エンジン本体はというと、その先端がフロントの車軸にのっかっている感じで、エンジンやら多分トランスミッションなんかも含めて!? 重心は結構後ろより!?な感じ。エンジンルームを上から覗くとカムカバーの先端よりちょっとバルクヘッド側に奥まったエンジン本体の先端から先は、エンジンルーム内はスッカスカで何も無し(笑)。完全なるクラッシャブルゾーン。わたし的には意外でしたが、こんなものなんでしょうか!?、確かにプレサージュもエンジンルームのフロント部分空きスペースありますが、そこはFFベースなんで車軸上にエンジンがどっかりのっかっている感じではあります。このメルセデスRクラスの場合、V8だとこのスペースが埋まるのか知りませんが、いずれ、フロントミッドシップ!? (なんて言えるかは素人ゆえわからないのですが) なぁんて思わせるくらいエンジンが後ろに引っ込んでいるのが意外だった次第です。ちなみに、そのことがどこまで関係しているかは不明ながら、車検証上、R350の場合前前軸重1160kg,後後軸重1060kg、対するプレサージュでは980kgと800kgとRクラスが若干バランス良さげですね。
平成20年6月 本領発揮か!?
往復路が楽しい出張にこの車で行ってきました。1500kmまでの低回転の慣らし運転をクリアしているのでいよいよ徐々に高回転。とはいえ、実際は低回転からの太いトルクと7速AT様のおかげをもって4000rpmも回っていれば実質ワインディング解禁(笑)に近い状態(!?)。でも、この1.66mの全高で2.6tに及ぶ車重で実際にどこまでワインディングを走らせられるか・・・。結構いけます。かなり速いです(笑)。運転スタイルは当然GT-Rなんかとは異なるわけで、きついコーナーではロール初期を中心に車重、上屋の重さを意識せざるを得ず、当然のこととしてGT-Rのように突っ込んでいくのには躊躇する(笑)わけで、というか、同じようには突っ込んでいかないほうが良いのでありますが(笑)、中・高速コーナーでの安定感、結果としての速さはすばらしいものがあります。GT-Rやさらにはもっと純粋なコーナーリングマシーンのようなコーナーを削っていくような速さではなく、あくまでシルキー(笑)な速さ、滑らかにトレースしていく速さ、しかもかなり速い。アクセルレスポンスも緻密にしてシルキー(笑)、味わいがあるのですよ。そしてぶっ飛ばすほどに車が手のひらに納まってくるかのごとき一体感はSクラス (だけではないと思いますが) とも極めて似た感触、 部分的には 4MATIC のおかげもあるのでしょう。飛ばしていくほどに引き締まっていきます。さらに高回転が解禁状態になった時の走りが楽しみです(笑)・・・ってそんなにシャカリキにならなくてもよさそうなものですが(笑)。
そうやって走りながら実はまだ定まっていないドライビングポジションを探っていましたが、やっぱ、こういう状況で探すのが一番。ようやく納得のポジションが得られそうです。3つのメモリーに「街中ポジション」「クルージングポジション」そして今回探り当てた納得の「戦闘(何と!?)ポジション」を入れました(笑)。こうして楽しんだ帰路の平均燃費は7.9km/l。まぁまぁでしょう。代償として辛いのがフロントに張り付く虫なのです、あぁ。
平成20年6月 リズムとポジション
なかなか距離が伸びません(笑)。いまだ慣らしをしておりました。取扱説明書には 「最初の1500kmまではエンジン回転数が許容限度の2/3を超えないようにすること、一定の回転数ではなく、負担のかからない範囲で回転数と速度を変える、キックダウンや過度のエンジンブレーキは避ける〜」などの注意書きがあります。私としては最初の1500kmはとりあえず3000rpmまで (取説どおりなら4000rpmまでですが) とし、その後徐々に回転を上げていく予定。で、最近までに1200kmちょいの距離となっていたので、ある週末の夜間に一気に距離を稼ごうと思い、このガソリン価格高騰の最中(笑)に500km走ってきました。で、走りながら、これまでプレサージュで慣れ親しんでいた、座面高めのアップライトなポジションに引っ張られてなかなか決まらなかったR350でのドライビングポジションをいろいろ試したりしておりました。低く座るとそれはそれで具合がよろしい。でも高めは高めでそれはそれでよろしい。「これは」というポジションを次々とメモリーに入れなおしてはためしている最中です。
こうやって走っているとようやく最近この車をテンポ良く、気持ちよく走らせるリズムをつかんできた感もあり、というか、これまで慣らしのためにアクセル控えめで、いろんな意味でブレーキングも遠慮(笑)してきたドライビング、つまりは、まるでスタッドレスタイヤを履いたGT-Rのような我慢を強いられるスタイルを強要されていましたから(笑)、エンジン回転を少しずつ上げ始めるとともに通常のスタイルに戻りつつあり (とは言え、3000rpmもまわせば充分なんですが・・・)、なかなか快適。そうこうしているうちに「取説」が言うところの1500kmを超えたのでさらに回転数を上げていっています。
ちなみに超高速域のスタビリティはまるでSクラスのごときで引き締まっています。低速での乗り味とはまた一味違います。AWDがスタビリティにかなり効いているって事かもしれません。しかし他のクラスでもみられるように、乗り心地とスタビリティの両立はメルセデスの得意とするところでもあります。で、今しばらく回転数をあげつつ慣らしを続けていきますが、気になるのは、メーカーもディーラーさんも「オイル交換は15000kmまで不要」と言い張っていること。初期に生じるであろうスラッジは大丈夫なんでしょうか。そしてディーラーさんにいたっては「以前に1000kmで交換をおすすめしていたのは、本社から『お客様とのコンタクトを密にしなさい』ということでやっていたんですけど実際は不要なんですね」なんて言わなくていいことまで言っていただいて(笑)。でもね、どうしましょう、高回転を慣らす前に一度オイルを変えたい気もするのですが・・・メルセデスケアの枠外で。
平成20年5月 週末のお出かけ
慣らしをかねて家族を乗せて某観光地に行ってきました。人も少なくてゆっくり出来ました。この日マルチファンクションディスプレイによれば、高速道路、一般道合わせて平均9.3km/l。
平成20年5月 プレサージュとの違い
プレサージュまだうちにあります、下取りに出したわけではないので。でも近く某所に引き渡されるかもしれないのです(泣)。手塩にかけて大切にしてきたプレサージュ。レグノにしてから抜群の乗り心地でバシッと走っているのに。
そんな プレサージュ と比較するとR350はやっぱバネ下の重さを感じさせることがあります。乗り心地も レグノ の プレサージュ みたいにスウィートではありません。しかし、いまだ慣らし期間中とはいえ、高速安定性や意外にもワインディングでの挙動の落ち着きはセダン系メルセデスに遜色なし。外から見ると幅以外 (ホントは全長も+10.5cm) はプレサージュと似たようなものです。座席に座った感じは R350 の場合は乗用車的。乗用車の床を底上げしたような感じで、 プレサージュ から乗り換えて同じような運転ポジション・視界 (アップライトで見下ろすようなポジション) を取るべく座面を上げていくとおかしなことになります(笑)。あくまで乗用車ポジション。でもそうやってドライビングポジションを決めると相対的にスカットルの位置が高い。日本人の平均的体格の私の場合下手をするとガラスの上端が迫ってくるような・・・(笑)。ひょっとしてこれは大柄な体格の人を基準に作られた運転席ですか!? という感じもしなくはないです。アメリカ (に限らずヨーロッパでもですが) の男子トイレに入ったときの便器の高さを連想させる(笑)基準体格の違いを思わずにはいれません(笑)。で、相対的に高いスカットルのうえにドアミラーがAピラーの付け根についてしまっているのでなんだか右前方の死角が大きい感じもします。さらには車幅があるぶんドライバーとドアの距離も離れておりそれがまた右側方の死角を少し大きめなものにしている感じもありまして、実際右の縁石ぎりぎりに寄せようとするには少し気を使う場面もあります。まぁ、これは慣れの問題とは思いますが。
二列目足元やラゲッジスペースは プレサージュ の方が広い感じ。X5 もそうでしたが、ニッポンのミニバンほどスペース優先ではありませんで全長に占めるエンジンルームの割合が高い感じ。その分運転席から後ろを振り向いた長さにプレサージュとの違いは無いのです。特に X5 では「おっ、意外に短い」と思ったくらいでした。スペース効率において日本のミニバンにはかなうものではありません。
平成20年5月 郊外ショッピングセンターにて
駐車してみるとこんな感じです。これでもX5や現行ランクルよりは幅狭いですから。
平成20年5月 驚きの数字
「重い」ってこういうことです(笑)。
プレサージュより 400kg も重い。まだ慣らし中ですが、高速道路を走るさまはセダン系メルセデスと何ら変わりなし。慣らしの範囲ながらそのすばらしさの片鱗を覗かせています。とにかく乗って、私自身も馴染むようにと過ごしています。
平成20年5月 納車の日
5月も下旬になろうというある日に、想定していたより早くに私のオーダーした車がディーラーに配車されてきました。ウインドウのフィルムを現車を見て決めることにしていたので早速ディーラーに行きました。そしてその日のうちにウインドウフィルム施工業者へ車は送られ、その業者さんでボディーのコーティングもしてもらい数日後に晴れて納車。
納車はちょうどこれから出張に出かけようというタイミングで行われました。取扱説明書を最低限読んで早速このクルマで出張に出かけました。いつものスタンドのおねえさんは 「ごみはありませんか? (私・無いです) 窓拭きますか? (私・いやいいです) 車内清掃のタオル使いませんか? (私・あっ、いいです) これ新車ですか? (私・はい!!) (声のトーンが変わって) ピッカピカ、すご〜い!!」 って(笑)、いつもより深々と頭を下げて送ってくれました、なんかうれしかったです(笑)、あっ、これって虚栄心!? いや、おっさん心か(笑)。
さて、走ってみると試乗車で感じたようなタイヤからのざらつきを感じることも無く実にスムース。低回転ではエンジンやトランスミッション総体の発する音なんでしょうが、例えばBMWなんかの快音とは正反対の、まるで家電がうなっているかのようなグモ〜、という、音量は低いものの事務的な唸り音を発しています、実にメルセデスらしい(笑)。でも走りは軽快。低速からトルクがあるから低回転でユルユル回していてもスピードがのっていきます。メルセデス推奨の慣らしを敢行するためしばらくはこのグモ〜を聞きながらの運転の毎日となりそうです。