超推薦的文献雑考

 

 

超推薦的文献雑考

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                                       ★ 初心者向け
                                       ★★ やや経験者向け
                                       ★★★ プロフェッショナル向け



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*イギリスの家具 ジョン・ブライ(John Bly)著 小泉和子訳 1993 西村書店
  ISBN4-89013-509-X ★★

この本の原書はもともと、「Discovering English Furniture」と言うタイトルで1971年に出た物です。私が所有しているのはちょうど新書版と同じ大きさの、俗に言うポケット版と呼ばれている物で、他に確かもう少し大きい版もあったような気がします。基本に訳書物なので、原本に忠実に訳されていて、使われている図、写真もほぼ一緒、15世紀以降の年代別イギリス家具デザインの移り変わりをみるのには、日本語でもっとも包括的かつ、詳細な本ではないでしょうか。

   

交通手段も、情報伝達能力も、インターネットのある今現在と較べると、少し昔はウンデンの差です。だからこそ、その時代の変化や出来事がストレートに家具その物に反映していて、その昔(大体1950年以前を指していますが)家具のデザインの移り変わりは、その国の歴史、生活スタイルと密接な関係に有ったんだ、と言う事を改めて認識させられる本です。(特にイギリスは日本と同じ島国なのでなおさらです。)

ただ1つ難点なのは、あまりにも原文に至極忠実な直訳なため、時に何を言わんとしているのか、日本語として、難解且つ理解不能な個所がいくつかあるということです。 特にデザイン上の専門用語を日本語に全て置き換えた努力には敬服します、が、それが返ってわかりにくい状況を産み出し、読み辛い本にしてしまっている感じがしてとても残念です。そもそも、その日本語にした専門用語、日本でも流通しているわけでもないし、逆に用語として、英語のまま覚えた方がよいような、、、。


原書は決して、専門家のみが読むような硬い本ではないので、もう少し、家具デザインに興味がある学生や、
趣味としてインテリアが好きな方などにも手の出しやすい、もう少し読み易い文章にしてあげられたらなと思いました。言葉がもちろん違うのですから、それも可だと思うのですが。

   



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*ANTIQUE FURNITURE Starting to Collect Series John Andrews著 1997
 Antique Collectors’Club 
ISBN 1 85149 241 0 

イギリスのアンティーク・コレクターズ・クラブから出版されているスターティング・トゥ・コレクト・シリーズのアンティーク家具編です。著者は同出版社の家具プライス・ガイドでアンティーク家具の値段の動向を30年間見続けているジョン=アンドリュース。内容は中世から始まり、ルネッサンス、17、18、19世紀までヨーロッパ、アメリカを含む西洋家具を時代国別に分け綴られています。ふんだんにカラーの写真を使い、文章は簡潔に、最重要項目と思われるところを旨く押さえています。

一般に、ルネッサンス期はイタリア、17世紀はフランス、18世紀はイギリスが家具意匠、流行の中心だったと言われます。そして、其の周りの国々へどのように影響を与えていったかは、とても興味深く、18世紀イギリスで一世を風靡した意匠が、ほぼ20年遅れで遠く離れたアメリカに伝わる様は、現代には及びませんが其の当時の情報伝達能力がかなりの意味で発達していた事を示している一例です。

特筆すべきに西洋家具に見られる東洋からの影響(主にラッカー、漆関連ですが)で一章を割いている事で、16世紀後半の種子島への鉄砲伝来の頃、はじめてヨーロッパ人はアジア周辺に辿り着いたわけで、中国の青と白の、俗にウイロー・パターンと呼ばれる陶器やインドの香辛料、日本の漆器の類は、西洋人に計り知れない衝撃を与えた事を想像させます。それがその後の、デルフトのデザインや、ジャパニングと呼ばれる漆のイミテーションを生み出すわけです。(もちろん、その後も、アジアの影響は西洋家具史上チョコチョコ顔を出すのですが、、、。)

初めて、アンティーク家具に興味を持った人だけでなく、プロの方まで中世から、近代まで、ざっと家具史を追っかけていくには最適な一冊で、そこから興味をもった時代、国を深く追求していけばさらに、興味が増す事間違い無しです。最初に読むアンティーク家具関連の本としてお薦めです。本当に、自分で日本語に訳したいぐらいです。






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*Furniture Care and Conservation Robert F. Mcgiffin著 1983 Aaslh Press
 ISBN 0 942063 22 8 ★★★

1983年に発行されたこの本は、それまで曖昧な概念だった、家具についての修復・保存を一冊に纏め上げた初めての本ではないでしょうか。もともと、昔ながらの職人的な要素が強かった中で、絵画と同じような、学術的な要素を取り入れ、一つの分野として確立した家具修復・保存ですが、未だにその学術的な部分と、実践的な部分がぶつかりあっているのも事実です。国によっても、もちろん違いますが、かつて家具意匠における流行の発信地、イギリスでは、いまだに実践的な側面がまだまだ強くBAFRA(英国骨董家具修復士協会)とICON(英国の歴史的工芸品、美術的工芸品の修復の為の団体)の家具、木芸品セクションが一つの団体にもうしばらくはなりえないようです。

本の内容は、修復・保存の概念に始まり、環境、そしてその家具に与える影響、クリーニング、補修、仕上げに関するケア、正しい家具の取り扱い方、木につく虫に対する対処法と、一般的な家具の修復・保存に関する事項が一通り網羅されてます。どちらかというと、商業的な修復というよりは、美術館、博物館のよううな学術的な保存という側面が強い為、美術館等の家具以外には、ちょっとと思われることもありますが、基本的な知識としては、修復士としてどれも持っておくべきものばかりです。さらに巻末の、付録は役に立つ内容で、修復に関するトレーニング・プログラムや、道具、溶剤などの一覧表、用語集等が上手くまとめられています。

確かに、実践的な、家具修理ガイドではないので、それを望んでいる人にはあまり役には立たないのですが、最近の傾向として益々美術館的な学術面が焦点になってきたところもあります。そういう意味では本当の家具修復を志す人にとっては一読するのは悪くないことだと思います。(私自身も、もっと実践的な本だと思って購入して、ちょっとがっがりした記憶がありますが。)確かに、まだまだ、修理と修復を混同している人がいっぱいいますから、、、、。




 

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*World Furniture  Helena Hayward編纂  1965  Paul Hamlyn
  ISBN 不明 

悲しくも、既に絶版(Out of Print)になってしまった本です。画集と見間違うくらい大きなB3版(?)で、320ページのボリューム。ヨーロッパの家具を中心に、古代から、近代までほぼ全時代をくまなく網羅しています。特筆すべきは、他ではあまり見られない、中国、日本、インドを含むアジア、中近東さらに、プリミティブ(Primitiveカリブ海や、アフリカの家具等を含む)に丸々1章割いていることです。西洋におけるラッカー(漆)の影響は家具史上から無視できないので、おざなりに、ラッカー・ファニチャーに関して少し言及するのみで、大概は、それ以外のマイノリティーな物は無視されるのですが、この本は、タイトルにワールド・ファニチャーと付けるだけあって、やってくれます。

1000を超える白黒写真に、52のカラープレートを含み、時代を大まかに8つに分け、古代エジプト、ローマ、ギリシャを経て、ゴシック、ルネッサンス、17世紀からは、18、19、20世紀と100年ごとで区切られています。各章では国毎で分けられ、各自がその分野の専門家によってかかれています。例えば18世紀を例に取ると、その時代の流行の発信地であった、フランス、イギリスを筆頭にドイツ、イタリア、スペインとポルトガル、ロウ・カントリーズ(オランダ、デンマーク、ベルギー)、スカンジナビア、ポーランド、ロシア、アメリカとなっています。書き方は、もちろん書いた作者によってやや違いがありますが、それほど気にならず、テキストの脇の数字が写真と呼応していて、わかりやすく編纂されています。

まあ、書こうと思えば、20世紀だけで、このぐらいの本は書けそうですが、バランス良くと言う意味では、これだけ広いジャンルの家具をよく纏めていると言えるでしょう。本当に家具に関しての一般は、この一冊だけでいいぐらいで、これを読破したあとに、さらに深く行きたい時にはその専門を読むと言う感じでしょう。本当に、アンティーク家具屋と名の付くところには必ず常備して欲しいぐらいで、絶版になってしまってるのが非常に残念です。ただ、他の国はわかりませんが、イギリスに限っていえば、まだまだ古本屋で見るので1冊手に入れてみるのも悪くないと思います。値段も10ポンドから20ポンドぐらい??で、この内容を考えると、リーズナブルなのではないでしょうか?





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*Painting in Wood-French Marquetry Furniture-  Yannick Chastang著  2001
 
Wallace Collection  ISBN 0 900785 667 ★★

つい数年程前に、ロンドンはウォラス・コレクション(The Wallace Collection)で行われた同名の展覧会開催時に出版された物です。著者は、当時のコレクションのコンサベータ−でもあったヤニック・チャスタン(フレンチの読み方がこれでいいのか疑問ですが、、、。)。

展示会では、フランス家具のコレクションとしては、イギリス内で1、2を誇るウォラス・コレクションの中から、選りすぐりの、普段は外側しか見ることの出来ない家具の内側を見せていました。一見、あまり見えない内側は、手を抜いてると思うところですが、しっかりベニヤが張られ、ポリッシュまでかけています。さらに面白いのは、外側で外気や紫外線に200年以上も曝されてきたベニヤと、内側で、密かにこの時を待っていたベニヤの色の違う事。現在では、どの家具を見ても、茶系のなんとなく家具的で納得できる色ですが、その昔、作った当時は、なんとカラフルだった事か。想像をすると今までの家具のイメージが完全に壊れてしまいます。本ではそんな、展示会で見る事の出来た、ベニヤの色の違いや、マーケトリーの詳細等を、カラーの写真で図解しています。

簡単なマーケトリーの歴史に始まり、その使う材料。今ではワシントン条約で輸出禁止になっている、象牙や、鼈甲、そして金属の真鍮、ピューターなど、非木材も含まれます。次に、最初のフランスにおけるマーケトリーのブームであった、17世紀後半を皮切りに、19世紀のリバイバル・ブームまで。その時代毎を、その時代の代表的なエべニスト(家具職人、フランスでは黒檀を扱う人と言う意味のエべニストという言葉が、転じで家具職人を指す言葉になっています)を中心に、書かれています。ブル(ブール、Andre-Charles Boulle 1642−1732)、オーベン(Jean-Francois Oben 1721-1763)やライズナー(Jean-Henri Riesener)等のエべニスト達の家具の詳細写真を見るだけでも、この本を買う価値があるのではないでしょうか。

その国の家具についてかかれた本は、得てしてその国の言葉で書かれている場合が多く、そう言う意味では、ただでさえ少ない英語で書かれたフランス家具に関しての文献(日本語だと皆無だと思いますが)、しかも手に入りやすいと言う事で、あまり馴染みのないフランス家具の導入書としても最適ではなのではないでしょうか。
The Wallace Collection
Hertford House, Manchester House, London  W1U 3BN
Tel: +44 (0)207563 9500 Fax: +44 (0)20 7224 2155
http://www.the-wallace-collection.org.uk/





BOOK06.GIF - 32,670BYTES

 

*The Shorter Dictionary of ENGLISH FURNITURE  Ralph Edwards著  1964
  Country Life Books  ISBN 0 600 43082 0 ★★

 
もともと3冊組みの1924年から27年にかけて出版された同著者の「The Dictionary of ENGLISH
FURNITURE
」の第二版(1954)を名前の通り一冊に纏めた物です。とは言っても、写真の数こそ4割ほどカットされましたが(それでも約1900の図版)、684ページのかなり分厚く、重い本ですが、英国骨董家具を謳う店なら1冊は常備しておきたい内容です。

中世から19世紀初頭の俗に言うジョージアンの時代までを網羅し、AからZまでの順に各項目が説明されています。例えば、椅子(Chair)を引いてみると、51ページ、180を超える白黒写真、図版で、歴史の順にオークの時代から、ウォルナットの時代、マホガニーの時代の椅子が説明されていきます。まさにディクショナリーの名に恥じぬ内容で、本当にこの一冊があれば、他は何もいらないぐらいです。さらに、「The Dictionary」ではバラバラになっていた、家具デザイナーや家具職人のリストを巻末に加えてあり、テキスト中に出てきた名前をちょっと調べるのに便利になっています。

項目として出てくるのはは、一般的な家具の名称、特別な名称、使われていた木材の名称、家具作家やデザイナー、家具製作上に絡んでくるガラスや真鍮の素材から、キャスターや鍵といった製品まで、家具に関するあらゆる要素が選ばれています。ただ気ままに開いて読んで行くというのも面白く、良い読み物でもあります。

著者のRalph Edwardsヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(Victoria and Albart Museum)の木芸品部のキュレイターをこの本を発行した当時していて、これ以外でも、博物館関連でのイギリス家具の様々な著書物、カタログ等を多く、残しています。

ただ残念なことにこの本も、現在絶版で、再販が望まれます。3冊組みの「The Dictionary」のほうはアンティーク・コレクターズ・クラブAntique Collectors’ Club
の方から再発されていて、100ポンド前後で買える筈です。個人的にはこのShorter版のほうが旨くまとまっていて
好きなので、やっぱりこれも古本屋で探すしかないのでしょうかねえ。大概アンティーク・フェアなどでにはアート・アンティーク関連の本屋が出展していて、持ってたりするんですが、、、。 





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*FRENCH FURNITURE MAKERS-The Art of thr Ebeniste from Louis XIV to the
  Revolution- Alexandre Pradere著 1989 SOTHEBY'S PUBLICATIONS 
  ISBN 0 85667 368 4 ★★★ 
 
副題に有るとおり、フランスの家具史上最高とも言えるべき、ルイ14世から、フランス革命前までのルイ16世までの時代のエべニスト(家具職人)達とその家具を網羅した一冊です。やはり、ある国の家具(勿論家具に限らず工芸品全般にいえることですが)について調べるのは、その国の言葉で書かれた文献一番良いのですが、やはり興味の対象は、その国の人々が多いためか、なかなか他の国の言葉に訳されず、困るときが多々あります。勿論これは自身の文化をこよなく愛するフランス人にも言えて、原著はフランス語で出版されています。

著者のAlexandre Pradereは、オークショナーのサザビーズ・パリでフランス家具のエキスパートとして従事していた人で、サザビーズから出版されたこの英語翻訳版は、数少ない英語で書かれたフランス家具の本として重宝する一冊です。63人のフランス家具にかかわるエべニストをピックアップし、時代順に、豊富な写真と、資料で解説しています。さらにここのエべニストの項の最期には参考文献も記載されていて、もっとそのエべニストについて知りたい人には便利です。ただし、それらの資料のほとんどはフランス語表記ですが。

巻頭の「Introduction」で、フランスにおける、エべニストのあり方、そしてギルドと呼ばれる組合、その組合員であるエボニスト達にに義務づけられたスタンプ押印、貴族社会とのかかわりとパトロン、家具ディーラーとの関係を説明しています。その後メインのエべニストの項が続き、巻末にフランス家具に良く使われる木材リストを写真つきで、フランス語の専門用語リスト、17、18世紀のエべニストのリストとフランス家具をより良く理解する為の資料が付録として収録されています。

特にルイ14世に家具を提供したブル(ブール、Andre-Charles Boulle 1642−1732)に関しては、かなりのページを割いて説明されていて、項の最後に、ブルが王室の為に、いつその家具を製作して、いくら彼に対して支払われたか、家具によっては、その家具が今何処に所蔵されているかの事細かなリストが記載されていて、その当時の様子をうかがい知る事が出来ます。

さすがに日本ではこの手の家具を見る事は不可能ですが、海外に行った際、イギリスならロンドンのバッキンガム宮殿ウォラス・コレクション、ロンドン近郊のワデスドン・マナー、フランスならパリのルーブル美術館ベルサイユ宮殿、アメリカなら東海岸ニュー・ヨークのメトロポリタン美術館や西海岸ロス・アンジェルスのJ・ポール・ゲッティ美術館等で本物を見てみるのも一興だと思います。





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*THE ENGLISH REGIONAL CHAIR Bernard D. Cotton著 1990
 Antique Collectors’ Club ISBN 1-85149 023 X
 
 ★★★

タイトルに有るとおり、イングリッシュ・リジョナル・チェアー、つまりイギリスの地方で作られた椅子の本です。このリジョナル・チェア-、私もあまり聞きなれない言葉です、が、端的に言ってしまうと、俗に言うところのウィンザー・チェアーの本です。他にもカントリー・チェアーとも呼んだりしますが、大まかにいって、18世紀、19世紀始め頃までの家具のデザイン史において、ロンドンとそれ以外とう別け方がされているので、リジョナル・チェアー、カントリー・チェアーはウィンザー・チェアーとほぼ同義ということで良いのではないでしょうか。

この日本でも有名なウインザー・チェアー、何故こう呼ばれるのかは、いまだ持ってはっきりしません。その昔18世紀にジョージ王(何世だかもはっきりしません)が気に入って使ってたからであるとか、様々な伝承があるようです。はっきりしているのは、チルタン(Chilterns)と呼ばれる、ハイ・ウィッカム(High Wycombe)を中心とする高地地方が発祥だという事ぐらいで、18世紀初頭頃から作られ始めたと、言われてます。初期の椅子たちは、コーム・バック(Comb Back)と呼ばれる、座面後部に、突き刺した数本の棒にコーム・バックと呼ばれるとおり、櫛をひっくり返したような物がくっ付いた感じのようです(まさしく表紙にある椅子です)。

その後、今でもポピュラーなフープ・バック(Hoop Back)へと発展し、19世紀の急激な人口増加とともに需要も伸び、一般にキッチン・チェアー、オックスフォード・チェアーと呼ばれる簡略版までへと、バラエティが増えていきます。1863年のハイ・ウィッカムのチェアー・メーカー、エドウィン=スカル(Edwin Skull)のカタログにはなんと140を越える様々なタイプのウィンザー・チェアーが紹介されています。

さて、本題のこの本です。この本の本当に凄い所は、その初期のタイプから、ヴィクトリアン後期の簡略バージョンまで、丸々カバーしているという事です。1400の白黒写真は、まさに椅子、椅子、椅子のオンパレード。さらに、それを地域別にして紹介してあるので、地域によって、同じ年代でも、こんなにデザインが違うのかと驚かされます。
70のカラー写真は美しいの一言です。使い込まれた椅子はこんなに美しいんだと、再認識させるとともに、材による微妙な色の違いに目が奪われます。

まさしく、この本は、ウィンザー・チェアー・マニアの為の一冊と言っても過言ではありません。著者のBernard D. Cottonは、ウィンザー・チェアーのコレクターとして、世界的に有名で、自宅のロフトには椅子が山のように置かれています。カレッジなどで教鞭を取るかたわら、北米などでも精力的に講演して回っているそうです。(その後彼は引退し、彼のコレクションはロンドンのジェフリー博物館へ全て寄贈されました。)

ウィンザー・チェアー・フェチのための1冊!!

参考文献: 家庭画報 1999年11月号 P370〜P378 世界文化社


 

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*Discovering and Restoring Antique Furniture Michel Bennett著 1990 Cassell 
  ISBN 0 304 34740 X ★★

まさしくタイトルの通りアンティーク家具の発見と修復の本です。著者のMichel Bennett
英国では修復関連で知られた
West Dean College(ウェスト・ディーン・カレッジ)を卒業し、
長年家具の世界に携わってきた人です。この本は、表紙にあるように、修復家だけでなく             
アンティーク家具を購入する人にもわかりやすいよう、図、写真を出来るだけ多用するこ
とにより実践的なガイドブックになっています。

第1、 2、3章ではまず、アンティーク家具を買うことから始まります。どこで買うか、
そのとき何をチェックするか。この家具は本当にディーラーが言うような家具なのだろう
かと、疑問を呈し、解説していきます。鋸の跡、釘、スクリュー、真鍮等の金物、鍵の識
別。100年もの間使われてきた家具は必ず、使用跡、傷、虫の穴、歪み、反り、そしてその 
総合であるパティネーション(Patination)があるはずで、それをどのように見分けるかが説
明されています。
 
続く、4、5、6章では木工(キャビネット・メーキング)に関する記述。ガタガタな接合部、
破損した接合部、割れ、歪み、無くなってしまった部品の製作まで、構造部分に関する
レストレーション(修復)関して。7、8、9、10章ではその構造的に修復した部分を以下に
他の部分に旨く溶け込ませていくか、詰まるところ塗装、仕上げに関して書かれていま 
す。染料、顔料を使った色の合わせ方、塗装の剥離や古色への色合わせの為の漂白、そし
てタンポを使ったポリッシュまで解説されています。

   最後の11、12、13、14章では家具に含まれる、木以外の素材に関する記述で、ハンドルや
   ノブなどの金物に始まり、机の天板などで見られる、皮やフェルトに関して、そしてガラ
   ス、終わりに木を食べる虫の虫穴の処理に関して、どのように対処するかが説明されて終
   わります。

   上述のウェスト・ディーン・カレッジの家具修復コースでも、副読本というか推薦図書で
   ある(もしかすると”あった”になっているかもしれませんが)この本。本当にこれ一冊
   があれば、どんな家具でも直せそうなぐらい、実践的な情報が満載です。さらに、扱けて
   しまったポリッシュの修復剤(Reviver、リヴァイバー)や真鍮を古色にする液体のレシピ等、家    
   具レストレーションのワークショップには必携の一冊となるのではないでしょうか。
 




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*CARE & REPAIR OF FURNITURE Albert Jackson and David Day著 1994 
 The Taunton Press ISBN 1 56158 0961 

私が個人的に買った、初めての家具修理/
修復に関する本です。オールカラーで、あえてタイトル
にアンティーク・ファニチャーと無いように、ありとあらゆる家具に関しての修理(修復)が網羅されています。しかし、ある意味では、内容が広いのですが、その反面、個々のサブジェクトに関してやや浅くなってしまっているというのはしょうがないことだと思います。どちらにしろ、修理(修復) と言うものの全体像をばっと見る事が出来ると言う事は、まず物を始めるときには大事なことではないでしょうか。

家具を買うこと、そしてフィニッシィングに関してスプレーフィニッシュから、フレンチ・ポリッシュまで一通り解説した後、椅子、テーブル、キャビネット(箱物)とスタイルを大まかに3つに分けて、それぞれにつき構造を解説されています。よく壊れやすい、ダメージが起こりやすい例を挙げ、その対処法が説明されています。椅子の項では、その後の籐張り(caning)、椅子張り
(upholstry)、更に鋳物の修理にまで言及し、テーブルの項ではマーブルのクリーニングの仕
方、マルケトリーに関する説明、対処の方法。キャビネットの項では、ガラスカットに関してや虫穴の処理まで、本当に多彩な内容です。まあ、そもそも家具というのは、木を筆頭に、いろいろな素材の寄せ集めですから、浅く、薄くでも、色々な知識が必要とされています。

あえて言うなら、これはまず導入の為の一冊であり、更にある事柄について興味があれば、より
専門的な本を読んでみるのも良いことでしょう。例えば、本書ではギルディング(金箔張り)に関しては都合3 ページしか割かれていません。確かにそれで大まかにはわかりますが、興味があれ
ば、一冊ギルディングに関する本を買うと、更に、技術や知識が広がることでしょう。

内容は薄く浅いとは言いましたが、本書の内容の修理を全て出来るとしたら、木工の腕のほうは
大した物で、更に、家具の歴史や、意匠等、その他諸々をその土台の上に肉付けしていけば、
あなたもプロの家具修復士になれる日は近いかもしれない??




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*Classic Finishing Techniques  Sam Allen著  1994 STERLING PUBLISHING CO., INC. 
ISBN 0 8069 0513 1 ★★

この本も以前紹介した、上述の「Discovering and Restoring Antique Furniture」と同じく、ウエスト・ディーン・カレッジ(West Dean College)での推薦図書になっている(なっていた)一冊です。

最近、リプロと言う言葉を良く聞きます。正確にはリプロダクション(Reproduction)の略で、以前に作られた、オリジナルの物の完全なコピーの事を言いました。ただ、今では、オリジナルを真似た物をリプロと呼んでいますが。リプロはともかく、そのリプロの家具と、オリジナル、デザインは似ているのに、何故そんなに見た感じが違うのでしょう。その原因は、仕上げの違いによる表面の質感から来ています。

今のリプロに使用される塗料は、ほとんどが非オーガニック系、詰まる所、自然で取られた物と
いうより、研究所で開発された化学系の塗料が使われています。最近のウレタン系などはまさし
くそうです。その昔はどうかと言うと、ほとんどが自然から得られたもの、植物からの染料やオイル、自然の樹脂をアルコールで溶いて作ったヴァーニッシュ、椰子の木や、ミツバチからのワックス。オーガニックの物である木に対して、オーガニックである染料を使い、ヴァーニッシュを塗り、ワックスで仕上げる。そうした、同系の物で仕上げた家具は時間が経つとともに、お互いが馴染み、しっくりきます。それに比べて、非オーガニック系を使用すると、表面に輪染みも出来ないほどの強力な塗膜を作る為、木材が呼吸困難に陥り、反りや、割れの原因になります。

この本では、まさに今まで何を使って、家具を仕上げてきたかが解説されています。まずはヴィクトリアの時代から、主になりだした、フレンチ・ポリッシュについてが、前半の半分を占めています。仕上げの前に、以下に木の表面を準備するか、フレンチ・ポリッシュの種類、やり方、仕上げと続き、後半半分は、ヴァーニッシュ、オイル、ワックス、染料、ミルク・ペイントで終わります。なんといっても、この本の良いところは、色の違いを、カラー写真でヴィジュアルに見せてくれるところで、色のサンプルとしての参考にもなります。それこそ今ではあまり使われなくなった方法ですが、アンティークの家具を良い状態を保ちつつ使い続けていこうとするとやはり、この方法にこだわるしかないようです。コンサベーションでよく言われる可逆性と言う意味でも、輪染みが出来たって、元どうりに直せるこの昔ながらの方法は、一見時代に逆行しているようにも思えますが、ある意味ではものすごく理に適ったことだと、私は思うのですが。
 





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*Conservation of Furniture  Shayne Rivers、Nick Umney共著  2003
 
BUTTERWORTH-HEINEMANN  ISBN 0 7506 09583 ★★

2003年と比較的新しい本ですが、まさしくタイトルに有るとおり、"Furniture Conservation"に関する集大成とも呼べる本で、これさえあれば、家具修復・保存に関する本は他にはいらないと言うぐらいの充実した内容になっています。

この中では、俗に言うRestoration(レストレーション)は、Conservation(コンサヴェーション)と言う中の一カテゴリーとして位置付けられています。過去10年、別物、またはまったく別の言葉として使われていたこの2つの言葉、実際的なRestoration、学術的なConservationと認識されてきました、が、その実は半分以上のトピックがだぶるこの2つ、両者の近年の接近も必然的といえるのではないでしょうか。もちろん、そのRestorationを包括した上でのこのConservationの本、まさに全てが詰まっていると言っても過言ではないです。

網羅しているサブジェクトは、家具の歴史に始まり、木、木材の話、組み手、構造について、椅子張り、塗装、接着剤、その他、家具を製作する上で使用される様々な物。そして、その物たちが使われ方、置かれる環境によって、どのように悪化、劣化していくのか。どのように修理、修復していくのか。クリーニングから金箔張りまで、ありとあらゆる物までカバーしています。ただし、あくまである程度プロフェッショナル向けに書かれているので、初めて修復とは何ぞやという初心者向けの詳しい説明などはとことん省かれてしまっています。そのように、簡潔に全てが書かれていても、800ページ弱のかなり分厚い(内容的にも)本です。
 

修復に関して初めて読む本にしては、へヴィーな内容です。が、ここまで家具修復に関して網羅
した本は、後にも先にもこれが最後でしょう。特に章毎の章末に載っている、文献のリストは膨大で、この本に記載されているだけでもほぼ十分なのに、更に、知りたい人の為にはもっとと言う、何と親切な。特にリファレンスとして使う場合に、何か疑問点が出てきたときにその章を読み、更に関連の文献を探したければ、後ろのリストの見合ったところへコンタクトを取ればいいわけで
す。

共著の2人は、ロンドンのヴィクトリアン・アンド・アルバート美術館に勤務する、現役のFurniture Conservatorで、そう言う意味では、この本の中で、生の現代修復事情を垣間見ることが
出来るのではないでしょうか。





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*漆芸−日本が捨てた宝物 更谷富造著 2003 光文社新書 
  ISBN 4 334 03219 2  

タイトルにもあるとおり、家具とは若干様相が違ってしまうのですが、現役の、しかも世界を股にかける漆芸品の復元家(文中の記載による)による一冊で、これから修復に関する留学を考えて
いる人も、必読です。

著者の更谷氏は京都で漆を始め、オーストリアを皮切りに、イギリス、アメリカで漆芸品の修復に従事し、現在は日本、北海道の美瑛町にて、工房「クンストハウス」を構えています。私自身も、以前は知らなかった事ですが、漆はもちろんアジア特有のものです。そしてその漆を使った漆芸品は、その国特有の特徴があります。例えば、日本は蒔絵(まきえ)、韓国は螺鈿(らでん、薄く削いだ貝の板を表面上に埋め込んで装飾したもの)、中国は堆朱(ついしゅ、何層にも重ねた漆層に彫刻を施したもの)というような具合です。そして、日本特有である、蒔絵の漆芸品は単純に日本に一番多くあるに違いないと、思い込んでしまいがちですが、実は海外のほうが多く存在しているのです。それも、美術館のみではなく、個人の所蔵物等、著名なオークション・ハウスでは年に何回か、「Japanese Arts」と名を打ったオークションを開催し、日本で言う美術館クラスのものが、次々に高額で落札されていきます。特に、文中でもありますが根付(ねつけ)などは多くのコレクターが存在し、日本でより高額で売買されているぐらいです。このように、残念なことに日本では、あまり目にしない漆芸品がこちらでは人気なのです。

そういうわけで、更谷氏は海外に多く存在する漆芸品を修復してきたわけです。本書の中には、
修復だけではなく、海外で暮らすものには絶対付いて回る、ヴィザの問題や食生活、文化の違
いなど余す所無く書かれています。色々な意味で、修復と言うことについて日本は後進国である
と考えると、これから修復の勉強に多くの人が海外へ行くことが予想されます。その前に、一度
読んでおいた方が良い本としてお薦めです。

漆と言う素材は、意外と知らないもので、特に廉価な瀬戸物の普及以降、一般家庭で漆器でご
飯と、お汁をいただくということも無くなり、どんどん馴染みの薄いものになってしまっているのは事実で、歴史を振り返るとはるか縄文時代から日本では漆を使っていたそうで、その2000年もの伝承の流れを私たちの世代で途切れさせてしまうのは何とも残念に感じてしまうのは私だけではないはずです。海外に旅行に行って、日本文化を見るというのは何とも不思議な感じがしますが、あっと息を呑む素晴らしさに出会えるはずです。そうすることが、あなたの感性の眼を磨き、ひいては修復家としての眼を育てるはずです。

 


超推薦的文献集

アンティーク一般
*ANTIQUES ROADSHOW-A-Z ANTIQUES HUNTING-, Huon Mallalieu(Edit), Boxtree Limited, 1996, ISBN 0 7522 1133 1
*
DICTIONARY OF ANTIQUES, Geoge Savage, BARRIE & JENKINS, 1970, SBN 214 65245 9
*The Penguin Dictionay of DECORATIVE ARTS, John Fleming and Hugh Honour, Penguin Books, 1979, ISBN 0 14 051082 6

アンティーク家具一般
 
            

*THE ANTIQUES DIRECTORY FURNITURE, Judith & Martin Miller(Edit), Crescent Books, 1985, ISBN 0 517 14118 3  

*ANTIQUE FURNITURE Starting to Collect Series, John Andrews, Antique Collectors’Club, 1997, ISBN 1 85149 241 0

*Antique Furniture EXPERT, Peter Philp & Gillian Walkling, Tiger Books International, 1991, ISBN 1 85501 690 7

*Cabinet Makers and Furniture Designers, Hugh Honour, Spring Books, 1969, ISBN 0 600 317137

*The Connoisseur's Guide to ANTIQUE FURNITURE, L.G.C.Ramsey and Helen Comstock(Edit), THE CONNOISSEUR LONDON, 1957, 
  SBN 718 3062 8
*A Directory of Antique Furniture, F. Lewis Hinckley,
Bonanza Books, 1953

*THE HISTORY OF FURNITURE, Various Authors, Orbis Publishing, 1976, ISBN 0 85613 462 7

*MILLER’S FURNITURE Antiques Checklist, Richard Davidson (Consultant), Reed International Books Ltd.,1991,

  ISBN 0 85533 88 9 X

*The Penguin Dictionary of DECORATIVE ARTS, John Fleming and Hugh Honour, Penguin Books Ltd., ISBN 0 14 051 0826
*WORLD FURNITURE, Helena Hayward(Edit),
Paul Hamlyn, 1965, ISBN

*「ほんもの」のアンティーク家具, 塩見和彦, 新潮社, 2004, ISBN 4 10 610081 9


椅子関連

*CHAIRS-The Country Life Book of-, Edward T.Joy, COUNTRY LIFE LIMITED, 1967
*CHAIRS-The Phillips Guide To-, Peter Johnson, Merhurst Press, 1989, ISBN 1 85391 064 3

*Chairs, Charlotte & Peter Fiell, Taschen, 2001, ISBN 3 8228 5507 3
*椅子のデザイン小史, 大廣保行, 鹿島出版会, 1986, ISBN 4 306 05202 8 

     

ヨーロッパ全般家具関連
*17th-century cabinets, Reinier Baarsen, Waanders Publishings Rijksmuseum, 2000, ISBN 90 400 9451 9
*WESTERN FURNITURE-1350 to present day-, Christopher Wilk, CROSS RIVER PRESS, 1996, ISBN 0 7892 0252 2
*The Price Guide to 19th CENTURY EUROPEAN FURNITURE, Christpher Payne, Antique Collectors' Club, 1981, ISBN 0 902028 91 X

イギリス家具関連

*18th Century English Furniture-The Norman Adams Collection-, Christopher Claxton Stevens and Stewart Whittington,
 Antique Collectors’Club, 1983, ISBN 0 902028 88

*Antique English Furniture, Edward T. Joy, Ward Lock Ltd., 1972, ISBN 0 7063 1052 7

*The Cabinet-Maker and Upholsterer's Guide(Reprint), George Hepplewhite, Dover Publications Inc.,1969, ISBN 486 22183 0
*THE CABINET-MAKER AND UPHOLSTERER'S DRAWING-BOOK(Reprint), Thomas Sheraton, Dover Publications Inc., 1972, ISBN 0 486 22255 1
*CHIPPENDALE FURNITURE, Anthony Coleridge, Faber and Faber, 1968, SBN 571 08405 2
*A Directory of Queen Anne, Early Georgian and Chippendale Furniture, F. Lewis Hinckley,

*Discovering English Furniture, John Bly, Shire Publications Ltd., 1971, ISBN 0 85263 359 9

*The English Chair, M. Harris and Sons, 1937

*English Chair-Victoria and Albert Museum-, Her Majesty’s Stationery Office, 1965

*English Furniture, John C. Rogers, Spring Books, 1959

*ENGLISH FURNITURE STYLES 1500-1830, Ralph Fastnedge, Penguin Books, 1955, ISBN 14 0 20309 5

*Georgian Cabinet Makers, Ralph Edwards and Margaret Jourdain, Country Life Ltd., 1944

*GEORGIAN FURNITURE, Victoria and Albert Museum, HMSO, 1947, ISBN
*Hepplewhite, Sheraton and Regency Furniture, F. Lewis Hinckley,
A Washington Mews Book, 1987,
ISBN 08147 3446 4

*A HISTORY OF ENGLISH FURNITURE-THE AGE OF OAK/THE AGE OF SATINWOOD/THE AGE OF MAHOGANY/THE AGE OF  
  WALNUT, Percy Macquoid, Bracken Books, 1988(originally 1904-08), ISBN 1 85170 080 3
 

*LATE GEORGIAN AND REGENCY FURNITURE, Christopher Gilbert,
Country Life Books, 1972, ISBN 60043 575X

*The London Furniture Makers-From The Restoration to The Victorian Era 1660-1840-, Sir Ambrose Heal, Dover Publications, Inc. 1972,
 ISBN 0  486 22903 3

*Metropolitan Furniture of The Georgian Years, F. Lewis Hinckley, A Washington Mews Book, 1988, ISBN 08147 3456 1

*The National Trust Book of English Furniture, Geoffrey Beard, Penguin Books, 1986, ISBN 0 14 006607 1

*Old English Furniture, M. Harris and Sons, 1935

*The Price Guide to ANTIQUE FURNITURE, John Andrews, Antique Collectors’Club, 1968, ISBN 0 902028 70 7
*Queen Anne and Georgian Looking Glasses-Old English and Early American-,
F. Lewis Hinckley, A Washington Mews Book,
1987,
  ISBN 0 8147 3447 2

*REGENCY FURNITURE 1800 to 1830, Clifford Musgrave, Faber and Faber, 1961,
*Regency Furniture 1795-1820, Margaret Jourdain, Country Life Ltd., 1949,
*A Short History of English Furniture, Victoria and Albart Museum, HMSO, 1966, ISBN

*The Shorter Dictionary of ENGLISH FURNITURE
, Ralph Edwards, Country Life Books, 1964, ISBN 0 600 43082 0

*The Story of English Furniture, Bernard Price, Ariel Books, ISBN 0 563 16563 4

*The Story of English Furniture, Phyllis Bennett Oates, The Herbert Press, 1981, SBN 1 871569 59 1

*VICTORIAN FURNITURE, R.W.Symonds and B.B.Whinerray, COUNTRY LIFE LIMITED, 1962
*イギリスの家具,
ジョン=ブライ著/小泉和子訳,
西村書店, 1993, ISBN 4 89013 509 X
*英国の家具の愉しみ, 高橋守, 東京書籍, 2006, ISBN 4 487 79961 9

 

ウインザーチェアー関連

*THE ENGLISH COUNTRY CHAIR, Ivan Sparkes, Superbookes Limited, 1973, ISBN 0 904978 87 7
*THE ENGLISH REGIONAL CHAIR
, Bernard D. Cotton, Antique Collectors’ Club, 1990, ISBN 1-85149 023 X

*English Windsor Chairs, Ivan G. Sparkes, Shire Publications Ltd, 1981, ISBN 0 85263 562 1

*THE WINDSOR CHAIR-An illustrated history of a classic English chair-, Ivan G. Sparks, Spurbooks Limited., 1975,

  ISBN 0 902875 36 1


フランス家具関連

*The Age of Louis XV, Alvar Gonzalez Palacios, Paul Hamlyn, 1969

*The Age of Louis XVI, Alvar Gonzalez Palacios, Paul Hamlyn, 1966

*The French Empire Style, Alvar Gonzalez Palacios, Paul Hamlyn, ISBN 0 600 01245 X

*FRENCH FURNITURE MAKERS-The Art of thr Ebeniste from Louis XIV to the Revolution-, Alexandre Pradere, SOTHEBY'S PUBLICATIONS, 
  1989, ISBN 0 85667 368 4
*French Royal Furniture, Pierre Verlet, Barrie and Rockliff, 1963
*les ebenistes du xviiie siecle francais, Pierre Verlet, Hachette, 1963,
*LOUIS XVI FURNITURE, Seymour de Ricci, Stuttgart,
*MARQUETRY
, Pierre Ramond,
Editions H. Vial, 1989, ISBN 2 85101 005 0

*Painting in Wood-French Marquetry Furniture-, Yannick Chastang, Wallace Collection, 2001, ISBN 0 900785 667

*PARIS FURNITURE BY THE MASTER EBENISTES, Charles Packer, The Ceramic Book Co., 1956
*Wallace Collection Catalogues Furniture, F. J. B. Watson,
Hertford House, 1956

 

ドイツ家具関連
*Biedermeiermobel, Georg Himmelheber, Verlag C.H. Beck, 1973, ISBN 3 406 315771(独語)
*Duitse meubelen-German furniture, Reinier Baarsen, Rijksmuseum Amsterdam, 1998, ISBN 90 4009202 8


アメリカ家具関連

*American Furniture 1660-1725, Craig A. Gilborn, Country Life Books, 1970, ISBN 0 600 43482 6

*Boston Furniture of The Eighteenth Century, The University Press of Virginia, 1974, ISBN 0 8139 1125 7

*SHAKER FURNITURE, E.D.Andrews and F.Andrews, Dover Publishings, Inc, 1964, ISBN 486 20679 3

 

中国家具関連

*ANTIQUE BAMBOO FURNITURE, Gillian Walkling, Bell & Heyman Ltd., 1979, ISBN 0 7135 04390
*Chinese Export Art and Design, Craig Clunas(Edit), VICTORIAN AND ALBERT MUSEUM, 1987, ISBN 1 85177 000 3
*CHINESE HOUSEHOLD FURNITURE, George N. Kates,
Dover Publishings, Inc, 1948, ISBN 486 20958 X

 

木・木材関連

*FURNITURE WOODS, Heidrun Zinnkann, Prestel, 2002, ISBN 3 7913 2747 X

*The International Book of WOOD, Various Authors, Mitchell Beazley Publishers Ltd., 1976, ISBN 0 86134 052 3

*The International Book of TREE, Hugh Johnson, Mitchell Beazley Publishers Ltd., 1973, ISBN 0 85533 015 5

*Les bois d'ebenisterie dans le mobilier francais, Jacqueline Viaux-Locquin, Leonce Laget, 1997, ISBN 2 85204 117 0
*Understanding Wood, R. Bruce Hoadley, The Taunton Press, 1980, ISBN 0 918804 05 1

*THE WOOD BOOK-Reprint of The American Woods(1888-1913, 1928), Romeyn Beck Hough, TASCHEN, 2002, ISBN 3 8228 1742 2

*原色インテリア木材ブック, 宮本茂紀(Edit), 建築資料研究社, 1996, ISBN 4 87460 491 9


ペイント・漆・ジャパニング関連
*The Best of Painted Furniture, Florence de Dampierre, Rizzoli International Publications, Inc., 1986, ISBN 0 8478 1886 1       

*CATALOGUE OF JAPANESE LACQUER PART1, Edward F. Strange, HMSO, 1924, ISBN
*LACQUER-An International History and Collector's Guide-, Phoebe Phillips(Edit), THE CROWOOD PRESS, 1984, ISBN 0 946284 45 8

*Lacquer of The West
, Hans Huth, The University of Chicago Press, 1971, ISBN 0 226 36315 5

*漆芸−日本が捨てた宝物, 更谷富造, 光文社新書, 2003, ISBN 4 334 03219 2


木工関連

*The Technique of Wood Surface Decoration, David Hawkins, B. T. Batsford Ltd, 1986, ISBN 0 07134 4501 7

*木の仕事, 永見眞一, 住まいの図書館出版局, 1997, ISBN 4 7952 2128 6

 

修復関連

*CARE & REPAIR OF ANTIQUES & COLLECTABLES, Albert Jackson and David Day, Harper Collins Publishers Ltd., 1998
  ISBN 1 85 605574 4

*Care and Repair of Furniture, Albert Jackson and David Day,
The Taunton Press, 1994,
ISBN 1 56158 0961

*Classic Finishing Techniques, Sam Allen, Sterling Publishing Co., Inc., 1994, ISBN 0 8069 0513 1
*Classic Wood Finishing, George Frank Revised by Sam Allen, Sterling Publishing Co., Inc., 1999, ISBN 0 8069 7063 4
*Conservation of Furniture, Shayne Rivers & Nick Umney, Butterworth-Heinemann, 2003, ISBN 0 7506 09583

*Discovering and Restoring Antique Furniture, Michaell Bennett, Cassell, 1990,
ISBN 0 304 34740 X

*Furniture Care and Conservation, Robert F. Mcgiffin, Aaslh Press, 1983, ISBN 0 942063 22 8

*Restoration-The Rebuilding of Windsor Castle-, Adam Nicolson, Michael Joseph, 1997, ISBN 07181 4192 X

*Uppark Restored, Christopher Rowell and John Martin Robinson, The National Trust, 1996, ISBN 0 7078 0213 X

 

贋作関連

*The ANATOMY of ANTIQUES, Austin P. Kelley, Thomas Nelson and Sons Ltd, 1974, ISBN 0 17 149032 0
*Antique or Fake?, Charles H. Hayward, Evans Brother Limited., 1970, ISBN 0 237 351889
*THE GENTLE ART OF FAKING FURNITURE, Herbert Cescinsky, Chapman & Hall Ltd., 1931, ISBN

*IS IT GENUINE?-How to Collect Antiques with Confidence-, John Bly(Edit), Mitchell Beazley, 1986, ISBN 0 85533 612 9

その他(直接家具関連ではない物)
*博覧会の政治学−まなざしの近代−, 吉見俊哉, 中公新書, 1992, ISBN 4 12 101090 6 C1225
*
明治の輸出工芸図案−起立工商会社の歴史−, 樋田豊次郎, 京都書院, 1999, ISBN 4 7636 1713 3 C0172
*やきもの文化史−景徳鎮から海のシルクロードへ−, 三杉隆敏, 岩波新書, 1989, ISBN 4 00 430083 5
*ロスチャイルド(上)(下)−富と権力の物語−, D・ウイルソン, 新潮文庫, 1996, ISBN 4 10 245501 9 C0123(上),
  4 10 245502 7 C0123(下)
*ロンドン骨董街の人びと,
六嶋由岐子, 新潮社, 1997, ISBN 4 10 421001 3
*美のジャポニスム, 三井秀樹, 文春新書, 1999, ISBN 4 16 660039 7 


注:英語のタイトルの物は基本的に英語の文献です。それ以外は記載しています。

 


 

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