Taitai studio

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2011年12月21日(水)
迫る年の瀬…

1、『さみしいかなや荒波の
  岩に砕けて散れるとき
  かなしいかなや冬の日の
  潮(うしほ)とともに帰るとき

  誰(だれ)か波路(なみぢ)を望み見て
  そのふるさとを慕はざる
  誰か潮(うしほ)の行くを見て
  この人の世を惜(を)しまざる』(島崎藤村「草枕」から)

2、今年もあと旬日で年の瀬です。これまで体調が優れず、永らくご無沙汰をしていました。
気力体力共に衰えが目立つ昨今です。今後ともどこまで続くか甚だ疑問ですが、また折に触れて、雑感を『Qsanの独り言』として、呟いてみたいと思います。(いつのことやら…呵々)

2011年3月19日(土)
大震災余談…お前もか?

1、この3月11日に発生した東日本大震災における、未曾有の人的物的被害の甚大さは、将に言語に絶するものがあります。被災者の皆様方に対し、心からお見舞い申し上げますともに、痛ましい犠牲者となられた方々のご冥福を、陰ながらお祈り申し上げる次第です(合掌)。

2、今回の大震災の呼称も、或るは”東日本大震災”とか、片や“東北関東大震災”とか“東北地方太平洋沖地震”等々と称するなど、新聞、雑誌、テレビ等の報道各社でも、呼称が区々で統一がとれていません。地震名称には、地震発生源を示す地名も重要でしょうが、当該地震が超巨大で、その直接間接的な影響力が、政治・経済面も含めて日本全体に及ぶ大震災であることを勘考すれば、特定地域名にこだわるべきではありません。いっそのこと「3.11大震災」と、発生月日を冠した方が、覚え易くてスッキリすると思うのですが、どうでしょうか。

3、≪閑話休題≫こんな時機に些か不謹慎の誹りを免れませんが、余談を一つ。
…皆さんのところでは、どうだか存じませんが、3.11大震災の発生以来、筆者のところでは、迷惑メールの受信数が激減しています。多い時は、1日当たり200件以上にも及んだ迷惑メールが、いまではピタリと止まって皆無に近く、その様変わりように驚いています。ごく偶に来るものはあっても、それは外国語の迷惑メールで、日本語の迷惑メール(H系)は、1件もありません(皆無)。摩訶不思議ですねエ!?

4、この事象を善意に解すれば、魑魅魍魎の無頼漢に等しい彼ら迷惑メール送信者にも、一片の良心が残っていて、この未曾有の国難に際して、彼等なりに不道徳な迷惑行為を自粛(自己規制)しているのでしょうか?もしそうだとすれば、内外の『人情いまだ地に堕ちず』と喜ぶべきですが、大甘ちゃんのコンコンチキでしょうかね。(^^)

5、それとも、国内の迷惑メールの発信基地局の殆どが東日本地区にあり、それが今回の3.11大震災による大津波等で、壊滅状態になった結果なのでしょうか。そうだとすれば些か痛快気味で、どこやらの暴言知事さんではありませんが、天罰(後日撤回陳謝)の一言も口にしたくなる気持ちが分からないでもありません。が、やはりそれは言い過ぎで、無辜の被災者全般の気持ちを斟酌すれば、それは、使うべき言葉ではありませんでした。

6、もとより、契約SPの迷惑メールフィルターで、事前にブロックされている迷惑メールの数は、他に結構あり、これらを除外した上での話です。あくまでも、筆者が常用しているメールソフトを介して、手元に届く迷惑メール数の最近の傾向に基づいて、勝手な所感を談じたものに過ぎません。“浜の真砂は尽きるとも、げに盗人(悪)の種は尽きまじ“で、巨大地震で日本が沈没しようと、はたまた世界に核戦争が勃発して全人類の命運を決する一大事が起きようと、インターネット上の迷惑メール自体は、決して消滅することはないでしょう。もしこうだったら面白いかも、という筆者のある種の期待を込めた与太話として、お聞き流しください。(妄言多謝)

2010年7月19日(月)
掲示板への迷惑行為防止対策
                                                            
1、ホームページ(HP)の開設者なら、誰しもが一度は経験することですが、その掲示板に対する嫌がらせや、アダルト系の不良記事投稿等の迷惑行為の攻撃が有ります。全く不愉快なことですが、その都度手動で削除しても削除しても、それを嘲笑うが如くに次から次へと、迷惑投稿を重ねて来ます。一度狙われたら最後で、迷惑行為は何度も執拗に繰り返されます。その掲示板の常時監視と手動削除等に要する手間や心労は、かなり大変で馬鹿にはなりません。

2、世の中には、余程暇な変質者が結構大勢居るものだと、変なところで感心?してしまいます(^^)。まあ大半の者の最終目的は、金儲けに有るのでしょうが、中には単に嫌がらせを趣味とする変質者も少なくないと、承知して置いた方がよさそうです。そのように推測される事例も、よく耳にするところですから。

3、幸い、当HPで採用しているこのレンタル掲示板は、2006年に開設以来約4年間、迷惑行為の大きな攻撃対象になることなく、平穏無事でした。当該掲示板を採用した際に施した、ちょっとした小細工(防衛策)が効果的だったかと、今でも信じています。

4、ところがそれも空しく、最近になってこのささやかな防衛策の効が薄れ、アダルト系の不良記事の迷惑投稿が、唐突に目立つようになってきました。潰し(不良記事の削除)ても潰しても、敵(不良投稿者)は一向に無くなりません。彼我の戦争勃発です。敵は時間帯や回数を問わず、神出鬼没のゲリラ戦です。

5、その掃討作戦の際に、ふと思ったのです。…「この敵は、全部が全部時間帯を問わず、手動で不良投稿を繰り返している訳ではあるまい。迷惑投稿の攻撃相手に気付かれた以上、所詮、不良記事は全数削除される運命にある。玉砕(全滅)である。それにも拘わらず、不良記事投稿の攻撃の手を緩めないのは、初回攻撃時に手動投稿で成功すれば、2回目以降は自動投稿のプログラムを組んで、ロボット攻撃をしているのではないか。そうでなければ余りにも効率が悪い。敵にとっては、無駄な戦いである。」と…。

6、そこで閃いたのです。…「ならば、敵のロボット攻撃の自動プログラムを事実上無効にするような一工夫を、当該掲示板に加えることによって、その迷惑攻撃を実質的に空振り(無効)にさせることができるのではないか。」と…。

7、Qsanの能力では、複雑な操作や改変はできません。ましてや敵の自動プログラムに直接手を加えることなどは、到底不可能で出来ません。そこで、単純な細工(一工夫)を当該掲示板に加えて、その効果のほど(迷惑投稿の防止に有効か否か)を、暫く様子見することにしました。

8、幸い今のところは、思惑通りの効果が出ており、それ以来、不良記事投稿の迷惑行為は、現在停止されています(小細工成功)。その防止策を敵に知られては、また裏をかかれて、いたちごっこになりますので、調子に乗って、その種明かしをすろことはできません。でも、誰もが考え付くような極簡単な事柄です。簡単であるが故に、敵にも直ぐ気付かれるでしょうが、敵が迷惑投稿の自動プログラムを変更してくれば、その都度それに応じて臨機応変に、こちらも防止策の部分的変更で対抗するまでです。完璧な防止策などは、この世界にはそもそも存在しませんから(^^)。それで十分に実用に耐えると思っています(自己満足)。

9、こんな簡単なことで、無益な迷惑投稿の攻防戦が沈静化すればよいのですが、世の中は、そんなに甘くはないでしょう。(その後の状況が大きく変われば、また引き続きお話しすることが有るかもしれません。)(妄言多謝)

2010年3月18日(木)
ダイスケ再登場(三代目)
1、吾輩は、隠居(インコ)居士のダイスケ(三代目)である。先代(二代目)ダイスケ居士が昨秋の台風15号と友に、”風と共に去りぬ”してから、程なくして冬扇氏の家族の一員となった。由緒ある男系家名(称号)?を襲名させられたが、残念ながら、我輩(あたい)は女の子である。生後間もない幼鳥期は、雌雄の性別が不明であったが、近頃の第二次性徴期の嘴の色から見て、雌であることはほぼ間違いない、と冬扇氏はのたまうのだ。

2、ならば、隠居(インコ)居士ではなく、隠居大姉ではないか。まあ吾輩にとっては、称号の男女別などどうでも良いことだ。好きに付けるがいいさと、割り切っている。我関せずである。

3、冬扇氏曰(いわ)く、「初代ダイスケも二代目も、雄だったので人語をよく喋ったが、三代目は雌なので、人語の口真似は、まず期待できない。人間世界の常識とは違って、インコの雌は殆ど喋らない。」と些か落胆の態である。

4、事実、初代も二代目も、生後2、3箇月頃から、グチュグチュ(ダイチャン、〇×△●◇?…)と人語らしき片言を、囀り始めたものだそうだ。それに比べて、この三代目の吾輩は、生後5箇月余を経ても、ちっとも人語らしき片言を囀る気配を今まで全く見せないで居る。最近では冬扇氏もすっかり、吾輩に対する人語教育を諦め始めている様子なのだ。吾輩も、がっかりさせて悪いなと思う昨今である。

5、冬扇氏によると、特に二代目のダイスケは、人語を囀る才能に恵まれ、数十語の単語の他に、よく宮沢賢治の『雨ニモ負ケズ』の詩を、不完全ながらも時折朗詠して見せて、冬扇氏を喜ばせたそうである。吾輩のとても及ばぬところである。羨ましい才能だ。

6、全く同一種族の小鳥ながら、その性格や才能の個体差は、歴然たるものがあると、冬扇氏も些か驚いている始末である。二代目は、冬扇氏が『雨ニモ負ケズ』を口ずさみ始めると、さーっと飛んで来て、まるで蝶ネクタイかネクタイピンかのように、その胸元に止まり、正座?して真剣に冬扇氏の言葉に耳を傾けて聴き入る様は、傍らの老妻が思わず「まあ何と愛らしい」と驚嘆するほどの、真摯な学習態度であったそうである。

7、それに引き換え、三代目の吾輩は、冬扇氏が俄かに『雨ニモ負ケズ』を朗誦し始めようものなら、ギャーと奇声を上げてその傍から飛び去ってしまうのである。二代目と三代目の学習態度の余りの違いように、冬扇氏も暫し唖然とするばかりである。どこか人間社会の縮図を見る思いがする、のではないでしようか。

8、さはさりながら、三代目の吾輩にも美点(長所)は有る。それは、”人懐っこさ”だ。冬扇氏に言わせると、「二代目も三代目も、それぞれに一長一短がある。総合的に見れば、いずれが”兄たり難く、弟たり難し”か。可愛さはどちらも同じ。」とか。吾輩も、少し安堵している。

9、先代(二代目)が余り水浴びを好まなかったのに対し、三代目の吾輩は、大の水浴び好きである。冬扇氏の丸めた両の手のひらの中で、上水道の蛇口からこぼれる流水を浴びながら、毎日沐浴を楽しんでいる。至福の一時である。水流は、余り強からず、弱からずの適量がよろしい。

10、まだまだ語り足りないが、夜も更けてきたので、今宵は、この辺で筆を置くことにしよう。ではまた。(多謝)

2009年10月12日(月)
君死にたまふことなかれ(パロデイ)

1、飼い主の不注意で、インコのダイスケが居なくなりました。それを嘆いたパロデイです。

2、《台風18号と共に飛び立ったダイスケを嘆きて》
   ♪『ああ、愛しきものよ、君を泣く、

    君死にたまふことなかれ。 
    嫗(おうな)に育まれし君なれば、
    媼のなさけは勝りしも、
    嫗はその手を忘れさせ、
    野にはばたけと教へしや、
    あてなき旅して死ねよとて、
    永の月日を育てしや。

    東海の街の老い人の
    童(わらべ)帰りをいとおしみ、
    嫗をいやせし君なれば、
    君死にたまふことなかれ。
    嫗の城はほろぶとも、
    ほろびずとても、何事ぞ、
    君は足りしや、食や水、
    自然の習ひに無きことを。

    君忘するるや、思へるや、
    この世ひとりの君ならで、
    ああまた誰を頼むべき。
    君死にたまふことなかれ。』(晶子もどき…合掌)

2009年5月30日(土)
認識不足でした。

1、上掲画像をクリックしてみていただきたい(拡大画像表示)。最近のデジタル画像によるパノラマ風景写真の合成技術は、随分と進歩したものである。私のパノラマ写真に対するイメージは、一昔前の旧い知識のもので、聊か時代遅れのものであった。内心、「あんなもの、複数画像の繋ぎ目が粗く(破綻)、子供騙しで実用に堪えない」と、勝手に決め込んでいた。これまでは、カメラや画像ソフトの当該機能を無視して、使ったことが無かったのであった。思い込みとは、恐ろしいものである。

2、ところが最近、どこかのテレビ番組か何かで紹介されていた、某社最新機種(デジカメ)のパノラマ写真作成機能を見て、驚いた。その約左右200度前後のパノラマ風景写真の、どこにも破綻が無いのである。各画像の繋ぎ目(接合部)が自然で、「これが最近のパノラマ写真合成技術か」と、将に眼からウロコで、我が眼を疑う想いであった。

3、とはいえ、早速新製品に飛びつくほどの、資力もなければ写真オタクでもない。手持ちの器材(デジカメと画像ソフト)を使ってどこまで出来るか、先ずは試しと、パノラマ写真を合成してみた。これが、なかなかに面白い。上掲のパノラマ写真は、僅か3枚の画像を合成したものに過ぎないが、本人が見ても、どこが画像の繋ぎ目か判然としないほど、かなり良く出来ている。結構実用に耐えるではないか。

4、興に乗って、2枚から5枚までの画像を使って、それぞれのパノラマ写真を、幾つか合成してみた。その合成事例は、当ホームぺージのPhotoページに「パノラマ写真集」として掲載しておいたので、興味のある方は、当該ページをご覧いただきたい。某社の新機種では、100枚までの連続画像を瞬時に撮影し、カメラ内部でパノラマ合成できるそうである。何とも便利な時代になったものだ。

5、高画質のパノラマ合成技術の登場で、写真の楽しみ方が、また一つ増えたと言える。だが欠点もある。このパノラマ写真の高画質を鑑賞するには、今のところ、フルハイビジョンサイズのパソコンや液晶テレビで、スクロールして見る他はなさそうだというこである。印刷(焼き付け)の写真では、画面サイズが小さ過ぎて、高画質パノラマ写真の良さが、今ひとつ伝わらないのである。その辺が、高画質パノラマ写真の泣き所(弱点)でもあろうか。デジカメは十分普及しても、鑑賞手段に制約があるので、パノラマ写真が一般化(普及)するとは限らないのである。ブームは起こるまい。

2009年2月20日(金)
ボットウィルスの脅威

1、ボットウィルスとは、怖いものである。昨晩(19日)NHKテレビでボットウィルス関係番組の放映があった。早速、サイバークリーンセンター(総務省・経済産業省連携プロジェクト)へアクセスして、そのCCCクリーナーをダウンロードし、ボットウィルスなるものの検索発見と駆除を試みてみた(作業時間約1時間前後)。

2、実のところ、私には少々自信があったのである。当該ウィルスの検索対象としたパソコンは、最近の今年1月に全面初期化(工場出荷時状態にリカバリー)したばかりであり、かつ、OSやセキュリティシステムは、常に最新版にアップデートして、日々の維持更新も怠ってはいない。しかも、試運転中の問題パソコン(前回記事『なじかはしらねど』掲載のもの)であるから、インターネットも、負荷の軽い馴染みの限られた信用ある恒例サイト(囲碁サイトや知人サイト等)にしかアクセスしていない。怪しげな迷惑メールや添付ファイルも、絶えて閲覧せず、即刻全数削除している。これ以上の用心は、必要ないほどにしている。

3、だから、ボットウィルスに感染する少しの機会もなかったから、検査結果は、『感染ゼロ』に決まっていると、少々高を括っていた。ところが…、である。何と2個のボットウィルスが発見されたのである。勿論、全数駆除されたが、私の期待は、見事に裏切られたのであった。ガックリ、である。何と感染力が強くて、すばしこいことか。おそらく、僅か1か月ほどの短期間で閲覧した、限られた数の政府サイトや囲碁サイト、知人サイト等のいずれかに、ボットウィルスに知らずに感染させられたサイトがあったものと、推測する他はない。皆さんにも、早速にボットウィルスの早期発見駆除作業に取り掛かられんことを、強くお勧めしたい。

4、≪参考≫以下は、当局の解説の請け売りである(原文のまま。抜粋)。
(1)ボットウィルス(BOT)…『ボット ウイルスとは、コンピュータを悪用することを目的に作られた悪性プログラムで、コンピュータに感染すると、インターネットを通じて悪意を持った攻撃者(以下「攻撃者」という)が、あなたのコンピュータを外部から遠隔操作します。感染すると、この攻撃者があなたのコンピュータを操り「迷惑メールの大量配信」、「特定サイトの攻撃」等の迷惑行為をはじめ、あなたのコンピュータ内の情報を盗み出す「スパイ活動」など深刻な被害をもたらします。この操られる動作が、ロボット(Robot)に似ているところから、ボット(BOT)ウイルスと呼ばれています。

(2)加害者や犯罪に利用…『ボット ウイルスに感染したコンピュータは、攻撃者が用意した指令サーバなどに自動的に接続され、数十~数百万台のボット ウイルス感染コンピュータを従えた「ボットネットワーク」と言われる巨大ネットワークを形成します。感染したコンピュータは、攻撃者からの命令を待ち受け、攻撃者が下す命令によって、攻撃者の意のままに数十~数百万台の感染コンピュータが操られた結果、フィッシング目的などのスパムメールの大量送信や、特定サイトへのDDoS攻撃などに利用され、とても大きな脅威となります。このため、感染コンピュータを使用しているユーザーは、知らぬ間に犯罪の踏み台にされ、「被害者」であると同時に「加害者」にもなってしまうのです。』

(3) 感染に気付かない…『ボット ウイルスは、感染したとしても従来のウイルス/ワームに比べて目に見える特別な症状が現れないことが多く、感染前との差異を感じることなくコンピュータを使用できるなど、ユーザに感染を気づかせない特徴を持っています。』(以下省略)

≪参照先≫⇒
サイバークリーンセンター (総務省・経済産業省)

2009年1月15日(木)
なじかはしらねど…(その2)

1、独り言も、一応の結末を示さぬまま、中途半端に終わってはいけない。精神衛生上も甚だよろしくないのである。左程面白くもない話題なので、書く方も余り気乗りがしない。当初書き始めた時は、こんな奇妙な現象がある事実を、広く世間に公開しておけば、何かの研究の一助にもなろうかと、思った次第である。

2、その前に、公平を重んじる見地から、一言触れておきたい事柄がある。以前の隠居左伝(いんこさでん)の一節に記述したことだが、『H社のプリウス製品の一部には、ウィンドウズXP+IE7のOS環境下では、JAVAのランタイムエラーが発生する』という不具合の一件である。これは、その後長期間不具合のまま使用を続けているうちに、幾度かのOSやJAVAソフト、プリウスナビゲーションソフト等のバージョンアップが度々あり、当該不具合現象は、いつの間にか自然解消してしまっていた。結局、どのソフトのバージョンアップが、不具合の解決に役立ったのか、判らずじまいである。

3、≪閑話休題≫さて、本題に戻ろう。
そうこうしている間に、パソコンの使用中に、突然のフリーズや暴走、勝手な再起動等の異常動作が、一日数回以上も頻発するようになって来た。どうせ終焉するなら、保存データも救済出来なくなるから、駄目で元々である。後学のために、パソコンの全面初期化(一括再インストール)の実行に、面倒ながらも取り組んでみることにした。

4、第1回目の全面初期化は、中途半端を避けてCデスクだけではなく、Dデスクも含めた全デスクの全面初期化に踏み切ることにした。最近のパソコンは、何百ギガバイトと容量が大きいから、全面初期化と一括再インストールには、大変な時間が掛かり、老骨には負担が大きい。そんな大きな労力の割には報酬は少なく、結局徒労であった。最初は好調に稼働して喜ばせたが、日ならずして又もやフリーズと無断再起動の繰り返しである。糠喜びであった。

5、これは愈々ハードウエアの故障(性能劣化)かと、観念した。でも、どうせ壊れるなら、とことん付き合ってやろうという開き直った心境で、二度三度と、四回までも全面初期化(一括再インストール)を、日を置いて執拗に繰り返してみたのである。その四度目の全面初期化は、かなりの好感触で手応えがあった。いっ時、「機能回復か」とニンマリしたのだが、喜びも束の間で、日ならずして又もや全面的にストップしてしまい、画面が真っ暗で起動不能になってしまった。うんともすんとも言わない。

6、万事休すである。殊に4回目の全面初期化では好感触があっただけに、残念でならない。廃棄処分にするつもりで、電源を切断、電源コードも引き抜いて、翌日片づけるべく、一晩放置しておいた。

7、その翌日、未練たらしく、電源コードを再接続して、もう一度スイッチを入れてみた。何と、セーフモード?で画面が表示されるではないか。「もしや」と期待して、リカバリーCDを挿入してみたところ、幸運にも五回目の全面初期化(一括再インストール)の実行が再開できたのであった。将に「僥倖の運」とは、このようなことを言うのであろう。その後まだ日は浅いが、今のところ順調に稼働している。(ただ、テレビ閲覧ソフトのプリウスナビを作動させると、時に不具合が生じる時があるようである。)

8、工場出荷時へ戻す全面初期化を五回も繰り返して、やっと、ほぼ正常稼働する本来のパソコン機能が、元のように回復したのである。これは一体、何を意味しているのであろうか。当該パソコンの不具合発生が、ハードウエアの性能劣化(故障)に由来しているのならば、全面初期化を幾度繰り返そうとも、一度機能が劣化した部品(ハード)の性能が勝手に回復する訳がない。生物とは違って、機械には自然治癒能力などは存在しないのだから。全く不可解で奇妙な現象である。

9、故に、なじかはしらねど…(狐に抓まれたような面妖な話)と題した今回の一口話は、これにてお開きといたします(^^)。パソコンの専門家でもない只の素人が実際に経験した、何とも説明がつかない奇妙な現象を、同好の士のご参考になれば幸いと存じて、その事実を公開したものに過ぎません。(了)

≪蛇足≫ 当該パソコンには、アンチウィルスのセキュリティシステムを導入済みであり、OSも含めて、常に最新版のアップデートとチェックを怠っていない。よって、ウィルス感染は無いものとして、論を進めている。第一、5回も全面初期化を繰り返しているのだから、今回の場合、ウィルスが潜り込む余地はないのである。では、その他のアプリケーションソフトが、種々干渉している疑いは、どうであろうか。これだって、一度ならず5回も全面初期化を重ねている以上は、工場出荷時の完全な初期状態に戻っている訳で、これも犯人探しの対象からは、除外して差し支えないと考えている。

2009年1月12日(月)
なじかはしらねど…

1、さても面妖な話である。まるで狐に化かされたような、何とも解せぬ出来事であった。とは言っても、下世話な色物の話などではなく、パソコンに翻弄された一老人の酔狂な悪戦苦闘物語である。何を今更、パソコン苦労話など世間にはゴマンとあって、誰の興味も引かないミミズの戯言の類である。でも、このブログは、『Qsanの独り言』である。聴衆の有無を意識して、独言する馬鹿は居ないから、勝手気儘に放言しても許されよう。独り言も、ストレス解消の一手段である。

2、昨春頃から、このブログの隠居左伝(いんこさでん)でも触れたことがあるように、H社のデスクトップパソコンの不具合頻発には、普段からよく泣かされ通しであった。最終的な同社(テクニカルサポート)の判断でも、「ハードウエアの不具合と思われるから、修理に出すように」との助言であった。ところが当該製品のメーカー保証期間は、とっくに過ぎており、期限切れで有料修理となる。予想修理費用を尋ねると、検査しないと確定的なことは言えないが、状況を勘案すると最低数万円以上にはなろうとの、結構なご託宣であった。

3、今時数万円もあれば、シーズン落ち(旧型)の新品デスクトップがインターネット購入できる時代である。とてもじゃあないが、そんな大金を投じてまで修理する気にはならないので、お払い箱にするつもりで、そのまま捨て置いていた。ハードウエアの性能劣化(部品故障等)で愈々寿命が尽き、パソコン自体が起動不能になるまで、データ入出力とは無関係なインターネット閲覧等にのみ、騙しだまし使っていた。そのうちに、突然のフリーズや勝手な再起動が、一日数回以上も頻発するようになり、或る日突然、電源を入れても起動不能で、うんともスンとも言わなくなってしまった。これでお陀仏の一巻の終わりか、と思った。(続く)*(夜も更けて眠いので、続きは後日に…中途半端は、独り言の身上。)(^^)

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