© 2000-2012, Kyu-hachi TABATA Last updated 2012/05/06

「展覧会の絵」 ラヴェル版 (指揮者A)
"Pictures at an exhibition" Ravel's version (A)

展覧会の絵 Pictures at an exhibition
展覧会の絵 Pictures at an exhibition
展覧会の絵 Pictures at
              an exhibition
展覧会の絵 Pictures at an
              exhibition
展覧会の絵 Pictures at an exhibition Karel Ancerl
展覧会の絵 Pictures at an exhibition
Claudio Abbado
w/London S.O.
Claudio Abbado
w/London S.O.
Claudio Abbado
w/Berlin P.O.
Hermann Abendroth
w/ Radio S. O. Leipzig
Steven Amundson
w/ St. Olaf Orchestra
Karel Ančerl
w/Czech P.O.
Karel Ančerl
w/Czech P.O.
Ernest Ansermet
w/ London S.O.
Ernest Ansermet
w/ O. Suisse Romande
Ernest Ansermet
w/ O. Suisse Romande
Ernest Ansermet
w/ O. Suisse Romande
DECCA/ ビクター UCCD-7029

Decca Best 100 the special シリーズでの再プレス。ただしこのジャケットはLP時代のものの復刻で大 変よろこばしい。絵のモチーフは、よ くある展覧会風景だが、絵が全て額の裏側から見たものになっていて、つまりは、展覧会会場の壁からプロムナードを透 視している図案になっている。絵もお約 束どおり10枚。同時収録曲も全く同じ。録音日が 1959/11 となっているが、左の音源と同一。

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DECCA 421 0129-2 (輸)

Weekend classic シリーズでの再プレス。下に表記するように収録曲が若干異なる。録音日が未記載だが、左の音源と同一。
Takashi Asahina (朝比奈隆)
w/ NDR S.O.
Takashi Asahina (朝比奈隆) 
w/ 大阪フィル
arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel
arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel arr. Maurice Ravel
DG/Polydor 423-901-2 (輸) DG/Polydor POCG-7035
DG/ポリドール DGPOCG-1778 Urania UR-RS 7-18 [LP]
Private [mp3]
Ermitage ERM 142 ADD
Supraphon 11 1943-2 011
Radio France LYS454
London/Polygram POCL-4631 (輸) London/Polygram POCL-9704 (輸)  London/ キ ングレコード KICC-8446 ODE Classics ODCL1003-2 (輸) Exton KJCL-00004
London 1982 London 1981/11 Berline 1993/5,9 Leipzig 1952
?
Ascona 1958/10/10 Prague 1968/6/3 London 1947/10
Geneve 1953/12 Geneve 1958/1/24 Geneve 1959/1/26
Hamburg 1961/2 愛知県芸術劇場 1999/2/21
最初のプロムナードでのトラ ンペット・ソロやそれに加わる弦の音の細さがまず意外である。それがややゆっくりめに演奏されるため、よけいに目立つ。しかし、 ムソルグスキーの歩く様子 だとすれば、悪くない表現である。後半、熱演となるが、やや平坦な感じになってしまっているのが残念である。

展覧会の絵 Pictures at an
              exhibition

DG 437 016-2

同一音源だが、同時収録曲が異なる。しかもオケもそれぞれ違う。面白い。ホ ヴァンシチ ナ(ムソルグスキー)、キージェ大尉(プロコフィエフ)、法悦の詩(スクリャービン)
左と多分同じ音源なのだが、日付と各曲の時間が少しずつちがう。そして、何よりもジャケットの写 真が、裏 焼きになっている珍品。

リハーサル中のアバドだと思われ るが、別なカットの写真から、本来は左手に腕時計をしていること、シャツのボタンが左前であること、前髪は左で分けて右に流 していることなどがわかり、上 記の写真が裏焼きであることがわかる。




プロムナードでのトランペットや「古城」でのクラリネット、「ビドロ」でのバス・テューバなど がうまい。また弦の音がよくそろっており、さすがBPOである。ややゆっくりめに演奏する「テュィルリー」も面白い。

クラウディオ・アバド(1933-)はイタリア出身で、1979-88年はLSO の第10代首席指 揮者、1990-2002 年はカラヤン の後任としてBPOの芸術監督をつとめた。ムソルグスキー作品の演奏が多いこと、しかもマニアックであることでも知られ る。
早い、早い演奏。まるでリヒテルを思わせる。29分を切る演奏 は、これ まで3枚しか聞いたことがない。無論、死者の言葉でなどはじっくりと余韻を聴かせるような演奏になっていて、バランスはよい。

ヘルマン・アーベントロート(ドイツ  1883-1956) はライプツィヒ・ゲヴァントハウスやライプツィヒ放送響(現・MDR交響楽団)と活動した。

展覧会の絵 Pictures
              at an exhibition

ARL 128

CD化。同時収録は、ムーア人の狂詩曲(フン パーディンク)

Hermann
                    Abendroth

Virtuoso 83007


4枚組。併録は、シューマン、ブルックナー、シベリウスなどの交響曲
。 ほとんどがライプ ツィヒ放送響との演奏。
オーソドックスな演奏。管弦ともに良好である。ビドロはややテンポを速めで、しかもうねるように 打楽器が入る。ちょっと変わっている。

セント・オラフは米国アイオワ州の都市。セント・オラフ響は 1906年の創立でスティーブン・アムンドソンは1981年から指揮者を務める。
輝くばかりのトランペットの演奏で始まり、もうそれだけで胸が 高まる。 アンチェルの、チェコフィルの演奏である。おすすめ できる。

アンチェルはチェコの南ボヘミアの出身(1908-73)。1933年からプラハ響の指揮者であったが、ユダヤ系であっ たために1942年にナチスに収容 され、やがて家族全員を失う。しかし奇跡的に生還して
1950 -68年クーベリックの後 任としてチェコフィルの常任 指揮者をつとめる。低迷していた名門を復活させ黄金時代を築いたが、単 身で米国演奏旅行中の1968 年8月20日チェコ動乱により祖国がワルシャワ条約機構軍(≒ソ連軍) に よって侵攻・占領され帰国 を断念。カナダへ亡命し、トロント 響の指揮者として迎えられたが、間もなくその悲劇的な生涯を終 えた。アンチェルのファンサイトに CD や録音の情報が詳しい。

展覧会の絵 Pictures at an exhibition

Aura Music

10枚組だが3枚目が同一音源。

チェコ動乱の直前ともいえる時期に録音された貴重な演奏。管楽 器が軽く 明るい。弦楽器もやわらかく、清涼感がある。ビドロでティンパニがリ ズムを遅らせ気味に叩くのが心に響く。チェコが自分たちの国づくりをしようとしていた希望に満ちていた時の強い意志や確信を感じ ることができるはずだ。同 時収録曲もいい。おすすめできる。



スプラフォン/日本コロンビア  COCO-6773

録 音日が1968/9/12となっているがソ連軍侵攻(8/20) のあと、アンチェルはチェコには居ないはずであり、上掲と同じ音源と思え ることからも、誤記のようである。同時収録はボレロ(ラヴェル)、 亡き王女のためのパヴァーヌ(ラヴェ ル)であるが、チェコ動乱後のチェコフィルと他の指揮者によるもの。自分にはチェコ フィルの音こそがオーケストラの音のよう な錯覚(良い意味での)を持っていたことを思い出させてくれた1 枚。
古い時代の録音ではあるが、デジタル化の際に、音質が改善され ているの だろうか、気になる雑音などはほとんどない。

ロンドン響は1904年に創立された名門オケ で、ヘンリー・ ウッドが率いたクィーンズ・ホール管弦楽団を前身とする。世界的不況もあって、1935ー49年は指揮者を置かなかった時代 で、この録音はその頃のもので ある。
「展覧会の絵」はアンセルメとロマンド管の名を高めたピース。こ のCDは、モノラルであり音も決してよくないが、ロマンド管の持つ雰囲気をよく伝える。

アンセルメ(1883-1969年)は、はじめ数学者としてローザ ンヌ大学の教 授職にあったが、1909年に指揮者になることを決意。1910年に指揮者デビュー。後にストラヴィンスキーやディアギ レフと出会い、指揮者としてのキャ リアを積んでいく。1918年には、ロマンド管を設立。初代首席指揮者として半世紀つとめた(1918-68年)。ロマ ンドとはフランス語公用地区である スイス・ロマンド地方にちなむ。まさにフランスの楽曲を得意とした。またアンセルメがディアギレフのロシ ア・バレエ楽団の指揮者をしていたこともあり、バレエ音楽も得意とした。
フランス系の楽曲を得意とするアンセルメとロマンド管は、「展覧会の絵」をラヴェルの作品とみなすことで我がものとした。こ の録音 は、これまでアメリカでのみ発売されていたいわば知られざる版であったらしい。しかし、トランペットや大太鼓の音はちょっといた だけない。テュイルリーあ たりからはロマンド管の良さが出ている。 出だしのトランペットの澄んだ音がよい。全体に癖のな い、それでいて華やかな演奏キエフの大門などは、さわやかすぎてやや面食らう。

Hyper remasterring very best classics シリーズの1枚。
朝比奈(1908-2002)が北ドイツ響(NDR)を客演したときのもの。やや録音が悪いが、演奏自体は各楽器の音を明確 に出すよ う緻密に構成されている。また、全体の楽器の呼吸がぴたりと合うような一体感があり見事である。ブックレットを読むと当時の新聞 の記事が転載されている が、朝比奈のことを日本から来たマエストロ・日本のフルトヴェングラーと最大の敬意をもって紹介しており、その演奏は期待以上の ものであったということが 記されている。 91歳の朝比奈の指揮。演奏後、客席からの拍手が3分近く収録されているが、これを除けば、timeは34分程度となり、標 準的な長 さである。トランペット群が時おり乱れたり、弦楽器が速いテンポでそろわなかったりと演奏はやや物足りないが、朝比奈が最後まで 現役であり続けたことは尊 い。なお、朝比奈氏は2002年1月に他界。2月に入り北ドイツ響(NDR)のやはり長老指揮者ヴァント氏も他界。
(time 32'59) (time 32'59)
(time 32'26) (time 28'45) (time 31'00) (time 30'03) (time 31'10) (time 33'07) (time 31'35) (time 30'55) (time 31'23) (time 31'23) (time 32'21) (time 37'12)
同時収録:ペトルーシュカ(ストラビンスキー) 同時収録:高雅にして感傷的なワルツ、クープランの墓、道化師 の朝の歌 (いずれもラヴェル)
同時収録:はげ山の一夜(ムソルグスキー、原典版)、センナヘリブの陥落、歌劇サラン ボー:巫女た ちの合唱、アテネのオイディプス王:神殿の人々の合唱、ヨシュア(いずれもムソルグスキーによる合唱曲) 同時収録:火の鳥(ストラビ ンス キー) 同時収録:ロミオとジュリエット(チャイコフスキー)、ヴォカ リーズ(ラフマニノフ)、チャイコフスキー交響曲6番「悲愴」から第3楽章と第4楽章

同時収録:売られた花嫁(ス メタ ナ)、新世界より(ドヴォルザーク) 同時収録:はげ山の一夜(ム ソルグス キー)、スペイン狂詩曲(リムスキー・コルサコフ)、イタリア狂詩曲(チャイコフスキー)
同時収録:金鶏(リムス キー=コルサ コフ)、ラ・ヴァルス(ラヴェル)、シェヘラザード(ラ ヴェル) 同時収録:はげ山の一夜(リムスキー・コルサコフ編)、中央アジアの草原にて(ボロディ ン)、ルス ランとリュドミラ序曲(グリンカ)、スペイン奇想曲(リムスキー・コルサコフ) 同時収録:ラ・ヴァルス(ラヴェル)、ダフニスとクロエ第2組曲(ラヴェル) 同時収録:はげ山の一夜(ムソルグスキー、リムスキーコルサコフ編)、ホヴァンシチナ前奏 曲(ムソ ルグスキー、リムスキーコルサコフ編) 同時収録:古典交響曲、キージェ大尉 (いずれもプロコフィエフ) 同時収録:ロメオとジュリエット(チャイコフスキー) 同時収録:なし

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