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,私の姿勢

ああ
やっと陽がさしてきた

いまや
残り少ない
影の部分へと群がる連中

しかし私は信じる
彼達は闇を
決して愛しているわけではないことを
彼達はただ
流れに身をまかす心地よさを好むだけだ
ということを

そして
自明であることは
彼達も含め
我々はすべてみな
死をもたらす闇より
光のもたらす生の喜びをのみ
愛するのだということだ

私のしたいことを
一つっきりにしぼりこめば
それは
闇の寒さに凍えながらも
闇を求める自分は正しいと
精一杯自己正当化しつつつっぱっていても
心の奥の奥の奥
心の底の底の底では
逆に
より強く
生の喜びに満ちた
光を求める人たちを
こう
ひょぃと
つまんで
光の暖かさに包ませてあげたい
ということだ

なぜなら
我々は
もちろん彼達も含め
みな
「人間」
だからだ





R>

 <
とりあえず

----やいっ
コラッ

おれは
空想的社会主義者だっ

おれさまは
クーソー的シャカイ主義者だぞっ

それがなぜ悪いっ
それで充分じゃあないかっ

考えてもみろっ
人類は
みながみな
空想的社会主義者じゃあないかっ
空想的社会主義者でない人間がこの世に一人でもいるかっ

おれが人間を定義するとしたら
「人間とは
空想的社会主義者のことである」
とするねっ

人間とは空想的社会主義者のことであり
空想的社会主義者とは人間のことなんだよっ

おれは人間だぜっ

おれさまは人間なんだぞっ

それのどこが悪いっ

この
うすらトンカチの
コンチクショーめがっ



----うん





確かにそりゃそうだよね

恐らく
言葉もいまだもたぬ
昔の昔の昔から
人間って空想的社会主義者だったんだろうね
そして
社会主義社会にあこがれながら生きて死んでいったわけだ

君も社会主義社会にあこがれながら生きて死んでいくわけだ
君の子供も孫も曾孫も玄孫も
社会主義社会にあこがれながら生きて死んでいくわけだ

ずーっと
ずーっと
どこまでも
どこまでいっても
空想的社会主義者である人間は
社会主義社会にあこがれながら生きて死んでいくわけでしょ
それじゃあ
どこまでいっても
あこがれはあこがれのまんまだよね

そのあこがれへの道程は
ひょっとしたら遠いかもしれない

だけど
どんなに遠い道のりでもさ
一歩一歩
歩いていけば
いつかは到着するでしょ
普通

だから
とりあえずさ
その一歩を踏み出しては
みないかい

とりあえず