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Replace Kinetic Battery


[2012.8.4]
revised [
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セイコー キネティック二次電池(キャパシタ)交換
SEIKO KINETIC SKJ004 5M43-0A40
ESU [Electrical Storage Unit] Replacement
SII SL920
maxell TC920S

Prologue
SEIKO KINETICは自動巻発電式クオーツです。
以前紹介した
SKH391P 5M42-0K68と同じシリーズになります。

夏はダイバーズが似合う季節です。


全く充電ができない状態ですので、キャパシタ交換が必要です。

保証書は1999年でしたが、シリアル番号を見ると1997年製なので、
製造後15年でキャパシタの能力は失われて当然です。

自動巻のKineticですが、自動巻用のワインダーで充電は出来ません。
時計用ワインダーの回転速度では、Kineticのローター回転速度が遅すぎて発電電圧が足らず充電が出来ないのです。

AGS &  Kineticには専用充電器もありますが、
Kinetic専用充電器に専用コネクタがある訳ではなく、
非接触の電磁誘導給電による充電を行うため、
充電器に時計を置くだけで充電可能です。

私は非純正の同じ原理の充電器を使ってKineticを充電させています。
充電器があると、使っていなくても電池切れの心配がなく、
Kineticを快適に使うことができます。


5M43

KINETIC 5M43は、5M42と同じシリーズです。
2つのキャリバーに一目見て分かるような違いはありませんが、
5M42はDATEのみ、5M43はDAY, DATEとなっています。


電池交換のため、最初にローターを外します。


次にローター直結の発電用ギアを外します。


オリジナルのキャパシタSII SL920が姿を見せます。


電池固定用のフレートを外します。


SL920が液漏れを起こしており、絶縁シートにも電解液がベットリ付いていました。充電出来なくなったKineticの放置は要注意ですね。
電池の製造番号から1997年製造です。


幸い液漏れの被害はありませんでした。

30235MZ

KINETIC 5M43も5M42と同じキャパシタの30235MZです。
5M42の2次電池交換を紹介したところ、たちまち人気ページになり、
案の定ヤフオクで割高ですが売られるようになりました。
私は定価の\1200(税抜)で購入しています。

5M42のキャパシタを
交換してから3年経ちますが、
電池は同じmaxell TC920Sのままでした。


開封時の無負荷での電池電圧は1.913Vでした。
Kinetictが動作する電圧は0.5〜2.3Vですので、約80%充電された状態でした。そのままセットしてインジケーターボタンを押すと、20秒進みました。


新品の
TC920Sをセットし、必要な箇所に注油しておきます。
※油は時計専用オイルを使用します。オイルの種類や注油箇所が分からない場合や、オイラーを持っていない人は注油してはいけません。


ギア、ローターをのせて、ネジを固定します。


パッキンにシリコンを塗布して、裏蓋を締めれば完成です。
20BAR表記ですが、このマークは日常生活用強化防水仕様で、
エクステンションバンドでもありません。



F's Comment

Model : SKJ004
サブマリーナタイプKinetic SKJシリーズは、海外モデルのため日本国内では、あまり出回っていないようです。

200m防水仕様、サファイアガラスが奢られ、しっかりした作りの良さが
伝わります。
中東向けなので曜日はアラビア語もあり、渋めの黒とアクセントのゴールドのコンビのデザインも気に入っています。


この時代のKineticはSEIKOが力を入れていたので、
個性的なものから魅力的なデザインのものまで、
多くのモデルが存在しているのが特長です。

クォーツ時計にプラスして自動巻機構を入れていますので、
価格的にも余裕があることも関係しています。


このシリーズではおなじみの、電池残量インジケーターボタンも
装備されています。

左腕を振る癖がある事に気が付いたのは、
小さい頃の娘が「何でそうやって腕を振るの?」
と訊いてきたからです。

自動巻の時計をしている時に、無意識にローターを回しているようでした。
癖なのでどんな時計でもやっているようです。

KINETICならその癖が出た時にローターの「大きな」回転音がするので、
ちゃんと充電しているなぁ・・・なんて楽しめます。

当方は一切修理は請け負っておりません。

ジャンク品は健康に良くありません。
良品を買いましょう〜

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