HIGHT LANDER PROMINAR   82mm フローライト プリズム式 対空双眼

「ホンマに数量限定大特価で売ってる〜」
協栄産業も頑張るなぁ
でも、買うか買うまいか、どなしようかと大いに迷った迷った。

もしも、ハイランダーなんて買ってしまえば、BurukoにFL80S-Twin と合わせて8cm対空双眼というそっくりなスペックの機材が3台になってしまう!!

でも翌日には携帯電話から協栄産業に電話して「あっOK村さん、ご無沙汰してます、ところでハイランダー欲しいんだけど・・・」などと、またしても高い場所から飛び降りてしまった。

そしてすぐに、ハイランダー様は我が家にやってきた。
なんか思ったよりも、コンパクトだな
思ったよりも、アイピースの交換に力がいるのね。

アイピースは標準付属の32倍以外にオプションで50倍も買いました。21倍は購入を見送って、その代わりにテレビューのPanoptic24mmで19倍、Nagler4.8mmで94倍がOK、
だから使用可能倍率は19倍、32倍、50倍、94倍の4種類でございまする。
非純正のアイピースの使用可能情報を提供してくださった、
Nstar’s Laboratoryに改めて感謝です!

それと、いつも厄介な依頼を受けてくれる遊馬製作所にもアリガト感謝です。


そんで最初にやったのが、対物レンズ前に保護フィルターつける事。 marumiの「スーパーレンズ保護」という素晴らしいネーミングのフィルターで、DHGグレードという一応高級品っぽいのを取り付けた。
このDHGは光学性能だけでなく、汚れが付きにくく拭き取りやすいのがミソらしい、確かに凄く拭き取りは楽ちんですね。

それからUN製の95mmレンズキャップ、純正はネジ式だけどメンドイのでキャップ式に変えました、ヨドバシ梅田でも在庫なかったので近所のキタムラで取り寄せてもらった。


雲台はマンフロットの503HDVか519のどちらにしようか迷ったけど、結局503HDVにした。519のほうが余裕があるのは確かだけど、ほとんどの場面で503HDVで問題なしと判断した、それと素早い動きが必要な鳥見の際はパン棒を左右2本だしで使うことにした。 三脚はジッツオのGT3531Sで強度的に問題はありまへん。




ハイランダーを使ううえで何とかしたかったのがファインダー、ハイランダー本体に照準が装備されてるけど、使用倍率が高くなるとヤッパ使いにくいです(>_<)
そこで、ビクセンのアリミゾ式台座をポン付けして、ドットファインダーを載っけることにした。



ここで新兵器登場!
名付けて Powerd SkySurfer !
スカイサーファーの対物側に取り外し可能な2倍コンバージョンレンズを取り付けます。 ケンコーの安価なCD-20T改造品だけど、確実に1等級暗い星が見えるようになります。

欠点は夜露が天こ盛り つくよ。





トドメは部屋に3年くらい前からホコリにまみれて転がっていた、国際光器製のよい子の「8倍50mm自作望遠鏡キット」を流用した、5cm正立ファインダー。
なんで家にあったかわからん90度正立プリズムと、ヤフオクにて1300円で落札した中国製(?)PL25mmで、10倍50mm正立ファインダーになって、コイツが結構使えます!
ハイランダーはマンフロットのビデオ雲台での使用が前提だったので、エンコーダー類の取り付けがしにくい、だからこそファインダーはチョイトパワフルな奴が欲しいので考えたあげくに、よい子の5cmファインダーを装備した。
実戦投入したけど、StarMapとの併用で、ストレスなくメジャーどころは導入OKでした(^_^)v
しかも、このよい子の5cmファインダーは、紙筒製なのが幸いしてか対物レンズが夜露に断然強い!アイピース交換で変倍も可能だけど、倍率欲しくても15倍以下くらいが良いと思いますね、20倍超えると色収差が目立ちはじめます。 ドリームジャンボ宝くじとか当たったらBORG50に買い換えするかもしれません。


Buruko、FL80S-Twin、ハイランダーと3台並べて、気がついたことがある。
(ちなみにBurukoは銀メッキEMSで、FL80S-TwinはアルミメッキEMSでした)

松本式はEMSがアルミメッキから銀メッキになって色調がフラットになった分だけ、アルミメッキでは青っぽかったのが消えて、特にアルミメッキと比べると銀メッキは赤い色が鮮やかになった。
これは地上の風景をアルミメッキのEMSと銀メッキのEMSとで並べて比べたら、すぐに気がつくくらい明瞭な差がある。

ハイランダーは流石に本来は鳥見用なので、以前から地上の風景がホント綺麗に見えるよなって思ってた、色が鮮やかというか直接見るよりも綺麗と感じることもあるくらい。赤も含めていろんな色が美しい。

ベランダから200mくらい先の朱色に塗られた防災用の消火ホース箱を、3台で比べ見たんだけど、赤い色の鮮やかさは銀メッキEMS、ほぼ並んでハイランダー、そしてアルミメッキEMSの順だった、3台すべての倍率や瞳径が同じじゃないので、明るさは評価外として、色の鮮やかさはそんな印象だった。








ハイランダーのファインダーについて・・・  


ハイランダーで最も不満な点は、もしかしたらファインダーかもしれない!
なんで、コーワは天文ファンのために後付けファインダーを発売してくれねぇーんだよ!

そんで、ファインダーについては、アレコレと頭を悩ませた。 ビクセンのアリミゾ台座なんかを両面テープで貼り付けちゃえば、SkySurferとかを使えるので、とりあえずはOKかもしれんのだが、なにせ両面テープの使用に抵抗がある、長年にわたり貼り付けたままだと本体の塗装とかを痛めたりしないだろうか?などなどである。まあ、気にしすぎかもしれんが・・・。

ファインダーって言っても、簡単なストローのような筒でもOKなんだけどなあ・・・と思ったら閃いたやんけ!  ピカピカ☆☆!! 

アクリル製のパイプとか角材を利用してハイランダーの伸縮式ラバーフードと本体の隙間に差し込む感じで固定します、アクリルパイプは11mmOD)で角材は10mm角のものを使用しました。ラバーフードのゴムの弾性を生かした固定方式で、閃き☆☆ピカピカです。

まあ、手で引っかけない限りは、振り回しても外れないくらいの強度で固定されてます、肝心の導入精度と、取り付け取り外しに伴う光軸の再現性ですが、精度のほうは32倍ならほぼ視野の中に目標が入ってきます。
光軸の再現性ですが、ほぼ問題ない程度に再現可能です。

「ハイランダーの筒先にポンと付けるファインダー」略して「ポンずけファインダー」完成でございます。

右の画像は製作途中の試作品、塗装前なので透明アクリルのままです。

作り方のコツはポンずけファインダーの全長を正確に47.8mmを狙って削ってゆき、最後は現物合わせで仕上げること。それから底部は頑張って紙ヤスリなどでR処理することでございまする。




そんで、ポンずけファインダー方式を利用して、Skysurferに応用してみました。

Skysufrferはもともと軽いんで、ほとんど問題ありまえしぇん、ただストローファインダーよりもドットファインダーのほうが、光軸は正確でシビアなので、いつも視野のド真ん中付近に目標物を導入したいんなら、ポンと本体に取り付け時の度に、ファインダーの調整を少しやったほうが、良いと思います。


まあ、まだ試用段階で実戦投入はしてないですが、ベランダから試す限りでは問題ありませんね、まあ所詮 ポンずけですからね。











「小さな大改造」
ハイランダーにPLアイピースを!!
   


ハイランダーの純正アイピースは、標準付属の32倍以外に21倍(63°)と50倍(67°)が用意されています。 私は純正品の21倍アイピースを持っておらず、ハイランダーの先輩ユーザー方々からの情報により、TelevueNagler4.8mmPanoptic24mmの各々のスリーブを限界近くまで遊馬製作所に削ってもらって使っています、倍率は94倍と18倍です。
でも、少し問題があります。Nagler4.8mmは生産中止で入手がちょいと困難、Panoptic24mmはジスコのビックリ特価で@33600円と結構なお値段です。
しかも、このPanoptic24mmはピント合焦位置が特に寒くなるとホントにギリギリで、しかもアイピースの重量がソコソコ重いので、天頂方向に向けてピント合わせでハイランダーのヘリコイドをグリグリ廻していると、アイピースがズリズリと抜け落ちてくる、まあこれはNagler4.8mmでもある事で天頂付近に向けるとグリグリしてない時でも、スリスリと抜け落ちてくるん事あるんですけどね。

それで、まったくハイランダーとは関係ない機材でケンコーブランドのPL-25mmのバックフォーカスを何とかかせげねえか?と思って思考錯誤をしているうちに、たぶん、このPL-25mmってハイランダーでピントくるんじゃねえか?と感じたんです。

結論を先に書いちゃうと、このPL-25mmに「小さな大改造」を加えることでハイランダーに使えちゃいます、倍率は18倍で見かけ視界は50°だから実視界は約2.8度です、低倍率双眼での見かけ視界50°は思いのほか狭苦しく感じません。

このPL-25mmですが、結構良く見えるアイピースで、地上の風景を見る際の歪みもPanopic24mm程には目立ちません。ヌケも上々で、ブラックアウトもしにくい覗きやすいアイピースです。

PL-25mm
のハイランダー仕様の作り方は簡単です、画像をみて判断してください、シルバーのガワを抜いて、31.7mmスリーブを短くパイプカッターで切っただけです、電動工具の類を一切使わずに「小さな大改造」は可能です。

使用した道具はノギス、パイプカッター、棒ヤスリ、紙ヤスリくらいです。あとトルクレンチがあれば、便利です。

このPL-25mmはロットによって、スリーブ固定側のネジ山数が異なっている事があり、切断するスリーブの厚みの決定はチョット慎重にした方がいいでしょうね。スリーブが長すぎると無限遠にピントがこなくなりますし、短か過ぎると後で書きます大技が使えなくなります。それと、PL-25mmのスリーブには真鍮製(たぶん)のストレートで溝無しタイプと、アルミ製の抜け落ち防止溝付きタイプがあるみたいですが、溝付きスリーブはパイプカッターでは加工し難く、あのメチャ硬い(焼結品でしょ?)ハイランダーの接眼部を考えると、あのアルミ製スリーブは樹脂製のカメラマウントの様に不安です、ここは真鍮製のストレートスリーブを使いたいところです。




18倍ってコーワの純正ラインナップにないから、それだけでもチョイと価値ありと思うんだけど、このPL-25mmにはPanoptic24mmとかでは真似のできそうにない、芸当がいくつかあります。
天頂方向に向けて、ハイランダーのヘリコイドをグリグリすると、アイピースがずり落ちてくる現象ですが、どうして純正品は完全固定されて、ずり落ちてこないのか?というと、コーワのハイランダー用純正アイピースには、防水兼固定用にゴム製のOリングが装備されています。
じゃあ、PL-25mmにもOリングを装備すればいいじゃん! 本来はOリング溝を掘り込めば良いんだけど、面倒だし旋盤使えないうえにスペースもないから、溝なしでも十分だろうと思って、アイピースに直接Oリングを装備しました・・・でも1本じゃダメみたいで、2本か3本くらい同時使用すると、ほぼ問題なくなったぜい!天頂付近に向けてヘリコイドをグリグリ廻しても、ずり落ちてきません。

このOリングですが、JIS規格でも、AN(AS568)規格でも適切なサイズはありませんでしたが、使えそうなサイズを試しまくって、ようやく探しあてました。
私が買ったお店でも、不動在庫品の詳細寸法不明でパッケージ袋も少し黄ばんだ、結構古そうなロットでしたが、現物合わせでPL-25mmの黒スリーブ径にピタリときた気がしましたので、「コレだ!」と思い、お店の在庫にあった約50本を全部買いました。

O
リングのおおよその寸法ですが、線径が0.80.9mmくらい(Oリングの周長上の測る場所で違います(~_~;) )  、内径が29mm強くらいですが測りにくくて、正確さに欠けるかもしれません。
いずれにしても規格外Oリングなので、私が使用したのと全く同じサイズを見つけるのは難しいかもしれませんが、所詮ゴムですから、少しくらい違うサイズでも、アイピースのずり落ち防止効果は期待出来るかもしれません、真似てみたい人は探してみて下さい。


そして、大技!この
PL-25mmはスリーブ先端部に31.7mm用のフィルターを装着しても無限遠にピントがきます!フィルター専用に使ってもいいかも?なんて考えてしまうやん。
ご承知の通り、ハイランダーでネビュラフィルターなど使う時は、アイレンズの上に乗っけて使うしかありませんでしたが、フィルター面へのまつ毛の接触や邪魔になりがちだった外光の反射も気にせずに気軽にフィルターを使用する事がで来ます。

複数のフィルターを試してみましたが、Astronomikのようにセル厚の薄いものは問題ないですが、Baaderのようにセルの厚いものは注意が必要みたいです。

気になる見え味ですが、ハイランダーにとっては低倍率ということもあり昼間の風景では、視野中心部はPanoptic24mmと大きな差は感じませんが、実際に星をみると流石にPanoptic24mmのほうが星のキラメキは1ランク上です、でもメチャクチャな差はないよ、中心から8割くらい外側は星像が崩れ始めますが、覗きやすいし視野のケラレもなく、思った以上にPL-25mmで見る風景や星空はクリアです、入手価格を考えれば超×10くらいのお買い得感ありです。

ここまで読めば気がつく人もいると思いますが、このPL-25mmには、多分、製造メーカーが同じの他の焦点距離もあります、PL-20mm22.5倍)、PL-10mm45倍)、PL-6.3mm71倍)などはPL-25mmと同様の「小さな大改造」を施すことで、ハイランダーで無限遠にピントがくることを確認して各2本ずつ揃えました。これらのアイピースもOリングを12本程度装着するとアイピースのズリ落ち防止効果があります。

載せた画像ではPL-20mmと、PL-6.3mmがアルミ製の抜け落ち防止溝付スリーブです、これは素材が柔らかすぎるし、かえって加工も厄介でした。


PL-20mm  倍率は約23 ビクセンブランド
見え方は当然と言えば当然ですが、PL-25mmに似ています。純正品の21倍アイピースを持っている人にはネビュラフィルターが使える事くらいしか存在価値がないかな?
倍率的にもPL-25mmと圧倒的な違いがある訳じゃあないので、PL-25mmがあれば、必要性は低いかもしれません。

PL-10mm
 倍率45 ケンコーブランド
使ってみた最初の感想は「視野 せまッ」でした。
PL-25mm
は見かけ視界がホントは52度位あるんじゃない?と思いますが、このPL-10mm48度位に感じます。
まあ、それでも純正標準の32倍よりは大きく、50倍よりは少し小さく見えます、このPL-10mmだけを使っていれば、ハイランダーの優秀な光学性能に押し上げられて不満は少ないかもしれません、でも純正の50倍アイピースと較べてしまうと、見かけ視界の違い以外にもシャープさや良像範囲、コントラストなども1クラス以上の差を感じます。
ハイランダーの本体は買ったけど、オプションアイピースはコストの問題で後回しになった人には良いかもね(^-^)

PL-6.3mm 71
 ビクセンブランド
このアイピースって表示は6.3mmだけど、たぶん6mmだと思うんだけどなあ。ビクセンの新型NPLアイピースは光学系は変更したとは言わずにデザイン変更とカタログにあるけど、ラインナップにあるのは6.3mmでなく、6mmだし多分、製造元が同じと想像できる多くの廉価版アイピースもラインナップにあるのは6.3mmでなく、6mmなんだよな。
だとするとハイランダーと組み合わせ使えば75倍になるのかもしれない。
肝心の見え味だけど、月面も45倍や50倍をぶっちぎる迫力で見る事ができます!土星のリングもかなり明瞭に見えてきます!
Nagler4.8mm
を持ってない人には、それだけで高い存在価値があるかもしれません。
月はほぼ視界一杯という印象です、倍率が違い過ぎて純正品の50倍アイピースとは比較しにくいですが、ハイランダーユーザーにとっては75倍の実現という事実だけで価値在るんじゃない?
でも、流石にこの倍率になると左右の光軸ズレが気になりはじめます、もしもダブって見えたらアイピースをクルクル回転させて最適な位置を探しながら使う事になります。

まあ、これらPLアイピースは純正品の高価なアイピースに性能こそ及びませんが、コストパフォーマンスは凌駕しまくりです。
しかも、その気になれば金属加工のプロに依頼しなくても、簡単な工具などで自分で改造できちゃいます、興味のある人は頑張って!





ハイランダー用 PLアイピース追記です



ケンコーブランドのPL-25mmは、ロットによってスリーブを取り付ける側のねじ山数が異なる場合があるみたいです。

ということは、小さな大改造でカットするスリーブの長さも一定ではありません、とりあえずPL-25mmの場合はスリーブの長さは9mmくらいを目処にすれば良いと思います。


これよりも、短いとフィルターが取り付かない可能性があり、長いと純正品を含めて他のアイピースと焦点位置が大きく異なります。



































PL-6.3mm と PL-10mmはスリーブ長さが12mm
PL-20mmは11mmに仕上げました、私の場合はほぼ、これで問題なく使えそうです。


さてと、ハイランダーの純正アイピースで、どうしても達成できていない領域である、100倍オーバーの世界。
アイピース焦点距離4mm、倍率では112倍となりますが、次はこれを目指したいと思います。

まあ、惑星などを見るならば8cmアポのEMS-BINOのほうが、使いよいし実際に良く見えるのはわかっていますが、
せっかく小型で極上の対物レンズを搭載した、対空双眼なのですから、挑戦するのはいいでしょう。









「小さな大改造その2」 ハイランダーに谷オルソを!




たぶんピントはでる、きっと何か方法はある。

ハイランダープロミナーでの高倍率記録更新するために、焦点距離4mmのアイピースでの合焦。

最初はPLアイピースと同じ手法で、スリーブの短縮化を試そうとビクセンのNPL4mmを購入したが、どう逆立ちしても加工しても無限遠にピントがくるとは思えない、それどころかこのアイピース、ビクセンは本当にコレをビクセンブランドで売る事を承知しているのか?と思うほどに酷い造りだった、あかんやんビクセン!



コレじゃ、もしもピントが出ても112倍の使用に耐えないだろう、そうなんだ、ピントが出るだけじゃダメなんだ、ハイランダーにナグラー4.8mmを使用して昼間の風景を見ると、僅かに色ズレが見え隠れする。FL80では色収差を感じないので、たぶんハイランダーの光学系が倍率に悲鳴をあげ始めているんだ、フローライトとはいえ超短焦点なのだから。NPL4mmとかじゃなくて、それなりの性能をもった4mmのアイピースが必要だと感じた。



あーだ、こーだと考えるうちに、友達のプレミオさんがハイランダーにペンタックスのsmc オルソ6mmを使ってたのを思い出した。たしか、自作?の31.7-24.5のアダブターを使ってた。

あれを真似ようと思ったがsmcオルソなんて入手が困難だし、そもそもラインナップに4mmがない。

そして谷オルソの4mmにたどり着いた、バレルサイズは24.5mmのタイプだ。

このアイピースなら安価な割には、評価も高くてチャレンジの価値もあるだろう。



試しに谷オルソをハイランダーの接眼筒の中に差し込んでみると、無限遠でもピントがでるようだ、しかしsmcオルソよりもピントが内側で、より深く差し込む必要があるみたいだ。

問題はハイランダーの接眼筒の中で、アイピースを固定する為のアダブターをどんなサイズでどんな材質で造るかだ。

最初はアルミの削り出しで製作を依頼しようかと考えたが、アダブターが接眼筒から抜けなくなる事を心配した、なんせ接眼筒の奥深く差し込む必要があるのだ。







それに112倍という倍率を考えると、左右のアイピースをクルクル回して最適な光軸位置を探す必要があるだろう、するとアルミの削り出しでは回転抵抗が大きいと思える。

結局、私はアダブターをテフロンの削り出しで製作する事にした。

アルミより安価で、滑り性も良好で若干の弾性も期待できるので、アイピースをアダブターにネジ固定でなく、はめ込み式で固定できると思ったからだ。

私が製作したテフロンアダブターのサイズは、画像を見てください。






結果は超良好!余裕で無限遠にピントがきます!

これで、ハイランダーの高倍率記録更新?もしかしたら先人がいるかもね。

さて、このハイランダープロミナーに谷オルオ4mmの組み合わせての使用インプレですが、そのうち 中島君と香川教授がしてくれる予定です。
















「小さな大改造 最終章」ハイランダーに専用Hi-Or (ハイオルソ)を!


ハイランダーに谷オルソの4mmを使って見る月は、宇宙船の小窓からみる月面のようでなかなかにオツなものだ。しかし、ナグラー4.8mmよりは明らかに高倍率といっても、ナグラーの超広角は月面を見るにも魅力的で、ハイランダー用のオルソ4mmはやがて月面観測時の主役をナグラーに奪還されそうな気がする。

谷オルソ4mmの見かけ視界、41度。

この広くはない見かけ視界でも、惑星を見るためなら実害は極めて少ない、しかし112倍で見る惑星はお茶を濁すようで、オマケのようで更なる高倍率を求めたくなる。

ナグラーより確実に高倍率であることを感じるのだが、土星や木星を見るには、あともう少し倍率が欲しい、オマケの惑星観望でなくて高シーイングに出会った時には「あの夜、ハイランダーで見た木星は凄かった!」と記憶に残したい。木星を見る限り、ハイランダープロミナーは112倍どころでなく、もっと高倍率に耐えられそうな気がするのだ。

あと少し、せめて130倍か140倍くらい、できれば150倍くらいの倍率が出せれば、ナグラー4.8mmでの94倍とも差別化が明確になって、倍率も双眼派の私にとっては十分な惑星観測用の倍率だ、倍率130倍でも単眼視の150倍以上のイメージが期待できそうだ。

さてと、ところでどうやって130倍をだすねん?


タカハシが過去にHi-Or(ハイオルソ)というアイピースを販売していた。簡単に言うとこれは、オルソのアイピースにバローレンズを組み込んだものだったはず、ハイランダー用に改造した谷オルソにもバローレンズを組み込んでしまえば、簡単に倍率を引き上げられるんじゃないか?

安直に考えてみたものの、ハイランダー用オルソ4mmのテフロンスリーブに、バローレンズを仕込むスペースはない (--;そこで大胆な方法を試してみることにした、スリーブを外したオルソ4mm本体と、バローレンズのレンズセル本体を直接つなげてみよう!本体同士がつながりさえすれば、たぶんピントは出るだろう、もちろん高倍率化されてだ。




あとは本体同士をつなげる方法なんだけど、接着剤は嫌だ!失敗の臭いがプンプンする、ここはヤッパリ便利樹脂のテフロンかな?今回は112倍テフロンスリーブの時よりも径が小さいし、もちろん内外径ともちゃんと合わさないとオルソとバローはつながらない、採寸と寸法決定は慎重に行なう必要がある。

まずバローレンズだけど、もう随分と昔に2800円で買ったビクセンの2倍ショートバロー、このショートバローのレンズセル部分だけを使用する。このバローとオルソ4mmを繋げる為のテフロンリングだけど、厚み4mm8mmの2種類を用意した。計算上は厚み4mmでピッタシの筈だが、たとえプラス4mmでもアイピースレンズとバローレンズとの距離を離して、少しでも拡大率を稼げるのではないかと期待して8mm厚も用意した。




しかし!そんなに事は上手く進まない!

8mm厚のテフロンリングで組み上げた、専用ハイオルソでは無限遠にピントが出ない! う?っ、ヤッパリダメか欲張り過ぎは!

さっさと8mmのテフロンリング使用を諦めて、今度は4mm厚のテフロンリングで専用ハイオルソを組み上げた。
用意したテフロンリングのサイズはバッチリだ
見事にアイピースレンズとバローレンズを繋いでいる、強度は十分過ぎるくらいだ、外せば原状回復も可能で112倍用のテフロンスリーブに差し込むことも出来る。そして今度はピントがくる!当然ながらオルソ4mmの時よりも倍率が高い、かなり高い。そこで、実際に何倍くらい出ているのかを簡易的に検証することにした。

Burukoの左側鏡筒に今回製作したハイオルソ、右側鏡筒にテレビューのナグラーズーム 3-6mmを取り付けて、同じ対象物を見てみる、そこでナグラーズームのズームリングを廻して、対象物が左右の鏡筒で同じくらいの大きさで見える時の、ナグラーズームの焦点位置を読みとる事にした。

まあ簡単ではあるが、目安としてはいいだろう。


そして、専用ハイオルソの合成焦点距離は約3.3mmと読み取った。ハイランダーに使用した時の倍率は約136倍!

150倍には届かなかったが、目標の130倍以上は達成したみたいだ\(^o^)

ハイランダーはお手軽なのにメチャ良く見える!コーワはよくもこの小さなボディに優秀なフローライトレンズを奢って、見事な対空双眼に仕上げたくれたものだ。とても気楽に観測に出かけられるのだが、観測地で木星や土星が輝いているのに、それを見ないのはもったいない、見る事ができないのはとても悔しい。ハイランダーの高倍率使用、双眼視で136倍なら私にとっては十分な倍率だ、これからどんな風景を見せてくれるか楽しみだ。




ハイランダー専用 ハイオルソ 3.3mm完成!
















   APM100-45EDについて・・・・      2014.03.11


国際光器でAPM-100-45EDを見てきました。
事前の情報通り、量産タイプは未入荷で現在の展示品はプロトタイプで光学系に未調整の部分が残っているとのことでした。
それを踏まえて、APM100をお店の前に持ち出して覗かせてもらいました、その際に持参したハイランダーと比較しながら、何種類かのアイピースの合焦確認をしました。

まず外観ですが、予想通りですがハイランダーよりも一回り大きいですが、ハイランダーと比較しても造りの粗さが目立つ所はありません、あえて言えば接眼部周りが少し華奢な感じがしました。
ボディの色目はハイランダーよりも少し濃いグレーです。

APM100
には標準でSWA-20mmというアイピースが付属しており、最初にこのアイピースとの組み合わせで見て見ましたが、どうも像がスッキリしません、そこでアイピースを持参したXW-20mmに交換してみると、印象が一変し非常にクリアでシャープになりました、倍率は約28倍です。瞳径の差もありますが32倍のハイランダーよりも一目見て明るさの差を感じるほどで、それだけを見ると、いったい何処が未調整品?という感じすらします。
私が今まで見てきた何台かのセミアポとされる10cm対空双眼鏡とは完全に別格で、胸を張ってアポを名乗れる感じです。
XW20mm
との組み合わせならば、ミヤウチの10cmフローライトよりも、色収差は少なく、XWアイピースが使えるのは魅力的です。
視野の中央は、殆んど色ずれを感じませんが視野の中央部を外れると僅かに青系の色ずれを感じます、ただ使用するアイピースや条件にも左右されるでしょうし、プロトタイプということでもあるので、粗探しはしないようにしました。

次にアイピースをPanoptic24mm(ハイランダー用にスリーブをカットしていますが、標準品でも合焦すると思います)に付け替えました、非常に明るく感じてPanoptic24mからの歪曲収差のほうが気になります、周辺部が急に暗く落ち込むといった周辺減光も感じませんでした。

アイピースをフォトンの15mmに取り替えて、倍率を37倍に上げてハイランダーは標準の32倍と比較して見ました、APM100の瞳径は約2.7mmでハイランダーは約2.6mmです。
順光で緑の山を背景に白塗りの鉄柱を見ましたが、倍率が異なりますが視野の明るさは2台とも大差ありません、昼間の風景なので判断が難しいところですが、APM100は口径なり、少なくともハイランダーを上回る集光力は発揮しているようです。

どちらも非常に良く見えますがAPM100は僅かに青色の色収差が見えます、同じ条件でハイランダーは色収差を感じません。
ただAPM100の色収差も本当に僅かですから星を見ても、気付く人は殆んどいないと思います。
更にハイランダーと見比べると背景の緑の山は、明らかにハイランダーの方が色鮮やかです、APM100は少し暗く沈んだ印象です。
白塗りの鉄柱を見比べて気づいたのですが、非常にナチュラルな表現のハイランダーに比べてAPM100は視野全体が僅かに青味がかった色調です、ただ比べなければ気がつかないと思います、アルミメッキと銀メッキのEMSを比較した時を思い出しました、言い換えればそれくらいの差です。

最後にナグラー4.8mmを双方につけて比べました、ハイランダーは94倍でAPM100115倍と国際光器の推奨倍率をオーバーした倍率になります。
ハイランダーでは何度もナグラー4.8mmとの組み合わせで見ましたが、像は暗くなるもののカッチリとしたイメージを結びます、逆光気味だと色ズレを感じることもありますが、今回はそれを感じませんでした。
今度はAPM100にナグラー4.8mmをつけて見ましたが、やや眠い印象でイメージはハイランダーのほうが良かったです、プロトタイプには過酷な倍率だったのかもしれません、量産機では上手くまとめてくるでしょうか。

当日、APM100で無限遠への合焦確認ができたアイピースは次の通りです。

PENTAX XW-20mm
Panoptic 24mm(ハイランダー用改造品)
Nsgler6 13mm
Nsgler 4.8mm(ハイランダー用改造品)
国際光器PHOTON 5mm12mm15mm


口径100mmの対空で、それに汎用アイピースが使えることを考えると、かなり魅力的な双眼鏡ではあります。
接眼部が華奢なのが少し気になりますが、この双眼鏡で通常天体用に使う倍率域ならば光学性能も合格点だと思います。
ハイランダーと比較すると、高倍率でのシャープさやコントラストなど追いつけないところが見受けられましたが、星を見る人にとって口径100mmは魅力的に感じるのではないでしょうか。
昼間の風景と星を見た場合では印象がガラリと変わることもありますので、機会があれば量産機にXW20mmを取り付けてアンドロメダ星雲でも見てみたいものです。

ただ、とても残念なのはAPM100のデザインです、どうみてもハイランダーに似せて造ったように見えますが、並べるとハイランダーの方がかっこよく見えてしまいます。

★ 今回、私が見させていただいたAPM100-45EDは調整中のプロトタイプであり、実際に販売される量産機とは異なる箇所があるはずですので悪しからず。