FL80S-Twin  Vixen FL80S EMS-BINO



FL80Sというビクセンの8cmフローライトには思い入れがあって、まだ学生で自由に使えるお金なんて殆どない頃に使い倒した望遠鏡だった。

そんで、ネットでCATのページを見ていたら、FL80Sの最終モデルである白いWTの中古が売られていて、「まぁ FL80なら、たとえ単眼でも欲しいなぁ」と衝動的に買っちまって、ポルタと組み合わせて部屋の隅に思い出アルバム状態にされていたんだけど、3年くらい経って、またCATFL80S-WTの中古を見かけてしまって、無意識のままにパソコン画面のお買い物カゴに入れられちまった。筒の切断を松本さんにお願いしてFL80S-Twin が、これまた勢いで出来上がってしまった。

同じ8cmアポクロマートなのにBurukoFL80STwinは少し性格が違う、BurukoEMSをヘリコイド式にして、本当にコンパクトになった、カメラ三脚とビデオ雲台との組み合わせで使えるのは大きなメリット、方やFL80STwinは光学性能でBurukoを少し上まわります、並べて使った事ってないんだけど、アンドロメダ星雲とかはFL80STwinのほうが、星雲の広がりがほんの少しだけ大きく見える気がする、それと月を見た時の背景はFL80STwinのほうが暗いし、色収差も少ないね。



自分はあんまし望遠鏡の細かいスペックに拘る方じゃないと思っているけど、F8フローライトのFL80Sは何を見ても美しくみえると思っている。
ここ一番で暗い空に出かける時はBlueを出撃させるけど、気合いがそれほどじゃない時や、お天気が怪しいときなんかはFL80S-Twinでお出かけします。



初めてオリオンの大星雲を怪鳥の形に見たのもFL80Sだったし、初めて木星の拡大撮影や星雲の直焦点撮影に挑戦したのもコイツだった。

最初に使ったスーパーポラリス時代のFL80Sは接眼部がイマイチだったけど、最終モデルは随分と改善されていて、内部の艶消しなんかもED130SSよりも造りが丁寧だ、よい子、よい子とナデナデ。
でも、コストダウンされてる部分もあって残念ながら対物の光軸調整ネジは省略されている、だけどコレってメーカーアジャストがしっかりしてりゃ、いらんのかもね。

EMS-BINOにする時に松本さんに「鏡筒、何ミリ切りましょうか?」と言われて、まあ手持ちのアイピースとか考えると25mmくらいかな?って思ったけども「十分なバックフォーカスを持たれるお勧めします」とも言われて、じゃあ30mmいや「40mm切ってくだせぇ」ってお願いした。
その後にヘリコイド付きのEMSでEthosとか使う場面とかもあって、十分なバックフォーカス的な判断である40mmは正解だったとナデをムネムネしております。
ところでメガネのマツモトにお願いした鏡筒切断だけど、鏡筒チューブを切断して接眼ユニットとビス止めとかじゃなくて、接眼チューブの先端にねじ切り処理をするというアマじゃ真似できないプロ技でしたね。