応用編A 『パイロットランプ』の巻



 では今日は、パイロットランプについてやりましょう。
 そもそもパイロットランプとは、『案内灯』、『表示灯』なんて意味を持っていますが、要するに何かが動いてるかそうでないかを表すために使う照明のことを指しています。
 電気工事においては、下の写真のような形状をしていて、たいがいはスイッチと一緒に使われることが多いです。換気扇が動いているかどうかの確認や、便所の照明がつきっぱなしかどうかの確認、場所によっては、真っ暗闇な場所でのスイッチ位置表示など、様々な役割を果たします。
 ちなみに、左の回路図が、パイロットランプを使った単線結線図です。複線図についてはまたいずれ話しましょう。





うちのアジトにて撮影
↑  これがパイロットランプ。上側のスイッチと連動してマス。


 さて、このパイロットランプの中身というのが、実にシンプルです。オモチャ屋で売ってるような、模型用のちっこいムギ球が入ってるだけです。……んがっ、このまま交流100[V]加えるとムギ球が即死!します。そこで、電圧を抑えるため(電圧降下を起こすため)の抵抗も、直列に入ってます。つまり、このパイロットランプ単体は、とても抵抗値が高いということが言えるんです。


シンプルな構造
↑  こんな感じ。


……で、そのパイロットランプなんですが、スイッチと連動して使われるんだけど、何せコイツは文字通りのヒカリモノ、ついでにいうと高抵抗。そのため一般的には、「スイッチの仲間」ではなく「負荷の仲間」という認識であります。そしてコイツには、スイッチの動作状態に応じて、点灯状態が3通り存在します。それは…………

  1. スイッチのON/OFFに関係なく、常に点きっぱなし
    …………………… 常時点滅
  2. スイッチがONになると、パイロットランプが点灯
    …………………… 同時点滅
  3. スイッチが OFFの時に、パイロットランプが点灯
    …………………… 逆点滅(「異時点滅」とも言う)


 では、冒頭の単線結線図の答えを見てみましょう。お好きな点灯状態をクリック!





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