どれだけ純粋であろうとしても、どうしたって、少しずつ泥に塗れ、
確実に汚れていくしかないこの世の中で、
自分にとっての、人々にとっての「純粋」とは何だろう?
今は…いや、もっと以前からなのだろうか。
目標も舵取りも失い、激流に翻弄されていく帆船のように、
一寸先すら読めない時代のような気がする。
いや、そうなる事を望む、そんな屈折した時代なのかもしれない。
耳を突き刺すような、目を疑う信じられない出来事、
美辞麗句の裏のうすら笑み、暴かれていく嘘や欺瞞たち…。
ユーモアを失い、「国家」のなんたるかもわからない、
知ろうともしない国家の指導者達…。
自らの歴史を喪失し、自らの過去を否定し、
目標を失い、夢を奪われ、
自分たちの足元さえ見えなくなってしまった哀れな大人と、その子供たち…。
情け容赦のない自然の猛威に対し、失意の日々を送る人々…。
そう、そしてしかしながら、
どんな状況であれ頼もしい「笑顔」を忘れない人々…。
堪えきれない苛立ちと焦り、自分の無力さ、不甲斐なさ、
無意識に逃げ場をつくり、傍観者であろうとする自己防衛本能、
なくしたモノと得たモノ、宝物のような愛すべき人々との癒されるような日々…。
遠いあの日、
「きっとできるんだ!」そう言って駆け抜けていった少年の頃…、
あの頃の自分を今は思い出せない。
けれども、あの頃からも失われていない何かが今も胸の中にあるはず。
僕だけじゃない、みんな、心の奥底で、いつもその「何か」を探し求めている。
そう…。
けれども、その答えは、どこにもない。
どこを探しても、誰に尋ねても、きっと見つけることはできない。
なぜなら、それは僕の、あなたたちの心の中に、今もずっと眠っているから。
- pure soul - from 魅哉(★みやっち★)