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<キーワード:ワールドワーク、プロセスワーク、紛争の心理学、ミンデル>

 

はじめに・・・ワールドワークとは

  ワールドワークとはプロセスワークの応用のひとつで、多人数のグループ(場合によっては数百人規模)を対象とするワークのことです。具体的には会社・学校・病院などの組織、地域社会、紛争地帯の人々など、さまざまな集団を対象にします。また約2年に一度、「ワールドワーク」と銘打たれたワークショップが数百人規模で、世界各地をめぐりながら行われます。
  一般に、個人の心の中にさまざまな気持ちがあるように、グループの場にもさまざまな気持ちを持った人がいて、それぞれの役割を受け持ったり担わされたりしてひとつの全体像をかたどっています。ワールドワークでは、その「場の心の全体像」とでもいうものに丁寧に気づきを向けることで、そのグループ全体が本来そうあるような等身大の姿に落ち着いていくことをサポートします。(回りくどい言い方でごめんなさい・・・そこにあるものを過不足なく認めていこうということです。)そうすることで、たとえば場の中に対立する二つの声があったとしても、どちらも恐れや痛みという気持ちでつながれることがわかってくるかもしれないし、ここだけはどうしてもつながれないという気持ちがよりはっきりと見えてきたりします。
  また、ワールドワークは社会問題などにも積極的にかかわっていくため、いわゆる社会運動のように捉えられることもあります。しかし何か理想的な社会状態を想定して目指すのではなく、あくまでその場に起こっていることに丁寧に気づくという意味ではプロセス指向です。また場の中にある気持ちなど、心理的な面に焦点を当てていきます。その際、心の多層性のようなことも想定していて、その意味ではユング心理的なアプローチだと言えます。場合によってはその土地のスピリットやその時代のスピリットにも気づきを向けていくことになります。代表的な参考文献に「紛争の心理学〜炎と融合のワーク 講談社現代新書」があります。

 

 


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