元首都だった賑やかなコロニア

ミクロネシア連邦の首都は元々はコロニアにありました。
現在のパリキールは政府の建物が並び、国旗・州旗が飾られていて綺麗な場所ですが、店があるわけでもなく楽しめる場所ではありません。
そんなわけで港も近く、店が並ぶコロニアに観光の最初は楽しいと思います。

郵便局の近くに観光局があるのでパンフレッドを入手すると良いでしょう。
わたしは幾度と行くうちにいろいろと買ったりもらったりしている資料があります。
Pohnpei State Tourist Commission発行の「Visitor's Guide To Pohnpei」という冊子はコロニア観光には便利。今は配布しているかわかりませんが、ビレッジホテルでも配布してくれていたものには、日本語を加筆したものがありました(日本人スタッフが塚本さん時代だったかも)

A VISITORS GUIDE TO POHNPEI

こんな冊子で、表紙を含めて12ページのもので英語で作成されています。6ページ目にコロニアの地図があります。

ガイドブック

ミルクちゃんの秘島ポンペイ白書のコロニア・マップの方が完璧。若干名称が違うところはあると思うけど、観光局の出している資料よりもわかりやすいので印刷して持参すると吉だと思う。
…といっても、実は見るところが少なくて、XX跡地…というところにいっても、「あっ、そ。」と終わるところばかりなので、レンタカーでも借りてぐるっと回るか、コロニア観光のツアーに参加すると多少雰囲気は出るかも知れない。現地のダイビングショップの島田さんのところ他、ジョイホテル、サウスパークなど日本人がいるホテルに電話相談してみると他のホテルのビジターを含めて日本語でガイドしてくれる日を探せると思う。英語のツアーで良ければ、現地のツアーで十分だと思うので泊まっているホテルなり、ツアー会社なりに相談してみるとか、タクシーに案内と頼むとかで十分だと思う。(地域狭いし)

個人的には、カセレリア通りの郵便局で現地の切手を買って、観光局でパンフレットや書籍等を探して、FSMtc(テレコム)でインターネットのサイトみたり、メールの読み書きしたり。後はショップで買い物を適当にする程度。
クラフトショップ(後述)見て、サウスパークかジョイホテルのレストランで食事をして満足…で終わるんです。

コロニアの街

どうしよう…というぐらいコロニアの写真がない。今度いったら真面目に観光ツアーに入ってみようかなぁ、とも思いますが、戦車が置かれていたり、教会の跡地や神社の跡地だったり、ベースボールをする場所だったりする程度でなんか写真を撮っても後で見るかな…というものばかり。
「この国は、信号機が1つもないよね?」 とか、「テレコムのパラボラアンテナでっかいなぁ」…とか何を見てるんだか、と自分でも呆れてしまいます。

レンタカーのガソリンは、「$5分入れて」みたいにいえば大丈夫。何ガロン入れて…ってガロンって何リットルなのかもわからずだし。パンク修理や空気を入れるなどは$1程度だったと思う。(ここ最近はコロニアでイタズラされるので困る)

釣りの道具はヨシエンタープライズの後藤さんの店にあります。(後藤さんにはパリキールまでのドライブとおうちでお酒をごちそうになったことがあります。ヨシエさんという娘さんの名前がお店の名前みたいで、娘さんの旦那様はポナペの人だそうです。)

クラフト村

ハンディークラフトの村。そうタクシーにいえば、ちゃんとわかって向かってくれます。コロニアの街の中にある村で、サウスパークホテルからすぐの場所にあります。

カラマンギ村のクラフト

アイボリーナッツなどで手作りで芸術品が並びます。エイやイルカ、鮫などいろんな種類があります。
村で目の前で作ってくれる木彫り。値段はアバウトで全長の長さにより価格を決める(難しさやできばえではなかったことにちょっと驚きました)…というところもありました。作り手により価格も違いますので、何が欲しいかをいって、それを作っている人のところで実際に見てみるというやり方になります。
数などでも交渉ができますので楽しんでみるといいでしょう。(日本語もわかる人もいます)

ここの村はカピンガマランギ(kapingamarangi)といいますが、ポナペ島から南に赤道に近い場所に、南カピンガマランギ環礁というのがあり、その地域の人たちが出稼ぎで出てきて構成されている村だと聞きます。人口700名程の島らしいですが、そこに親戚や家族がいて仕送りしているそうです。
だから、そんなに値切りすぎないで、値段にあった価格で交渉するようにしてください。
カピンガマランギの人は、ポナペ語ではなくカピンガマランギ語を話すみたい。小学校の授業でもカピンガマランギ語は教えるクラスがあるみたいです。ミクロネシア人というよりも、域外ポリネシア人ということみたいなんですが、この辺りはあまり詳しくないので詳細はネットで検索してみてください。

私たちから見れば同じポナペの島の人なので区別がわからないです。

さて、村の通りにある民芸品店。ペンダントも人気。貝のアクセサリーもあったりします。(ポナペのラブスティックなども売られています)お店の中では写真を撮りませんでしたが、お買い物した後は一緒に写真にもつきあってくれました

Kapingi Gift Shop

お気に入りのイルカや亀のペンダントが買えてご機嫌そう

記念切手をおみやげに

メインストリートのテレコムのある交差点近くに、ポナペの郵便局があります。
その建物に隣接して、記念切手を専用で発売しているショップと観光局があります。
お土産で木彫りを持ち帰っても、困る…という職場の人のお土産に、記念切手のシートを買って帰るというのはいかがですか。(わたしの場合にはコレクションとして買っただけですけど)

記念切手

ポナペ島でおみあげ屋で買って帰るのはちょっとだけ難しい。
何しろ売っている店がほとんどないのです。ホテルのフロントで販売。上記に書いたカピンガマランギのハンディクラフトとその中にあるショップ。空港の売店など限られた場所だけです。
自分のためのお土産が結構欲しかったりするので、きれいな記念切手は場所を取らないでいいのでピッタリでした。かなりの種類があって(ポナペには全然関係ないものも記念切手になっていたりするし)そのおもしろさからマニアにも楽しいと思います。
郵便局そのものの建物ではないので、わかりにくいかも知れませんが、すぐ隣の建物です。どこかな、と探している雰囲気があれば、『はんこ? はんこ?』って声を掛けてくる人がいるかも知れません。私たちは最初その意味がわからなかったのですが、"ショップの場所を知りたいのか" を聞いてくれていました。どうやら切手は英語で「スタンプ」なので、それを日本語に誤訳して切手ではなくて、判子といっているようです。

郵便はアメリカのものを利用しているので郵便番号を含め、アメリカのような番号が付番されています。(実際にアメリカへの料金は国内料金)ただし、切手はミクロネシア連邦の切手を使う必要があります。日本へは絵はがきが36セント、封筒が45セントで送ることができます。
ポナペ語の辞書を買ったのですが、これが外来語になっているかはまだ確認していません

入手可能な書籍など

日本国内でポナペについて書かれているものはそれほど多くありません。
インターネットのおかげで論文等が沢山見つけることができるので、ナンマドール遺跡やポナペの歴史なども調べられるようになりましたが、書籍を見つけるとついつい買ってしまいます。

現地、日本国内で見つけたもののいくつかをご紹介します。

A Guide to Pohnpei

An Island Argosy

By Gene Ashby



ISBN
0-931742-14-5
$10.50
この本は情報盛りだくさん。歴史から住んでいる動物、植物などいろんなことを書いてあります。
ポナペ語の発音についての説明があり、例えば d は stick の tの部分の発音になると書かれています。ナンマドールは、ナンマトルと発音するのが正しいということなどがわかります。
最初の話は ポナペなのかポンペイか…という話題から始まります。興味を持ったら欲しい一冊です。

これはアメリカのamazon.comでも入手できます。(日本のアマゾンでも買えるがちょっと高い)
各ホテルや観光局でも販売されています
Pohnpei: An ecotourist's delight
この冊子は英語で書かれた64ページもので、観光を行うガイドブックになっています。
冊子に使われているイラストがいい感じ。

ネット4箇所、ウー2箇所、マドレニウム5箇所、キチ5箇所、ソーケス4箇所を紹介しています。
わたしの出かけたポーンダラップはこの本を見て出かけました。(ホテルのオーナー婦人とその息子さんの薦めもあったけど…)Micronesia Handbookにも書かれていますが、歴史の話が多くて興味がわきませんでした

これはポナペの中で見つけて買ったと思うのですが、どこで売っていたかは忘れました。
ホテルで売っていたものかも。販売価格も失念しました
A Guide to the Birds of Pohnpeo Island
この冊子はポナペにいる鳥のことをガイドしたもので、英語で40ページ。21種類の鳥のガイドブックになっています。ビレッジホテルには Sihk (シラオネッタイチョウ)などがすいすいと飛んでいて、鳥の名前が知りたくなるものです。なかなか写真では撮れないと思うので、冊子を買って、見たものをチェックして日本に戻ってから調べてみるなどにいい本です。

これもポナペの中で見つけて買ったと思うのですが、どこで売っていたかは忘れました。
ホテルで売っていたような
Micronesian Customs and beliefs

ISBN
0-931742-12-9

$9.95
こちらは、ポナペではなく、ミクロネシアを全体に書かれた本。
地域ごとによるいろいろな話がまとめられている。

ポナペに関しては、141-153ページに記述がある。(Pohnpei outliesの方は 159-191ページと記述が多かったりする) P245
Micronesia Handbook

ISBN
0-918373-80-8

$11.95
ハンドブックというだけあって、340ページ小さい時で情報満載。ミクロネシア地域の地域ごとにわけていろんな情報が書かれています。写真や図も豊富。
Micronesia

ISBN
0-6442-115-X

$12.95
上記同様にミクロネシア地域について地域ごとに書かれている。
カラーが多いことや、優しい感じで書いているのでどつらかというと読みやすい。

ポナペに関しては、99-120ページに記述がある。 全体で260ページ
続・南太平洋諸国
日本貿易振興会

ISBN
4-8224-0536-2

1240円
私が持っているものは版が古いと思うので情報が古い。
国の情報が詳しく出ている

ミクロネシア連邦関しては、120-133ページに記述がある。 全体で142ページ
ミクロネシア
「小さな島々」の素顔に出会う

ISBN
4-89559-473-4

1900円
トラベルジャーナルで出しているミクロネシアのガイド本。
いろんな意味で詳細に書かれているが、一部の記述が現地ポナペで大不評だったらしい。
日本のテレビ番組でポナペはフリーセックスの島みたいなひどい番組だったのだそうで、その辺りの記述がこの本にあるのだと、観光客経由、現地の日本人経由で現地人にも知られたみたい。
詳細は伝聞なので良く知らないけど。
個人的には、いろいろなエピソードが沢山あって情報源としては楽しい本。それそれの現地を良く知る人が書いた本に見えるが、視線を変えて読むとゴシップのようにも読めなくはないかも知れない。
※未婚の母もバツイチも気にしない。所変われば姓意識も変わる…というページが4ページあってここの部分の話なのだと思う。

全体で222ページ
オセアニア

ISBN
4-02-258512-9

1400円
ミクロネシアを含めたオセアニアと日本の関わりのある部分の歴史について書かれている本。ミクロネシアの遺跡に関する話題などにも触れられています。

全体で208ページ