はじめに

このページでご紹介するポナペ島は、西太平洋上の赤道近くに浮かぶ島です。ミクロネシア連邦の首都のある海洋性熱帯気候の多雨地域で自然たっぷりの島です。そのポナペに関するホームページを1997年から公開していましたが、このたび構成を多少変更してリニューアルしました。

この島の名前として呼んでいるポナペはドイツ時代から日本統治時代までの名称で、アメリカ統治以降、独立国家になり現在ではポンペイ島と呼び名が変わっています。しかしながら、このホームページ上では、ポナペという言い方を続けています。読み替えてご覧ください。

私がこの島に興味を持ったのが高校生時代であり、いつかここにいってみたくて、その手のイベントやグアム島で情報を聞いたりなど調べるための時間はかかりましたが、ある時日本のアメリカ大使館で情報を得ました。国内にできたミクロネシアの大使館を教えてもらって、電話してアポ取りして出向き、情報をもらってやっと出かけることができました。その後何回も出かけるレピータ旅行客となっています。

ミクロネシア連邦

ビレッジホテルのコテージ

ミクロネシア連邦(Federated States of Micronesia)は、1986年 アメリカ合衆国との自由連合協定により国家として独立した太平洋上に浮かぶ島々による国です。もちろん、グアムやサイパンとは別の国。国連にも加盟している独立国家なのです。シドニーオリンピックにミクロネシア連邦が参加したことでも話題になりました。
オセアニア地域にあり、地球儀上で探すには、グアムとハワイを結ぶ間に見つけることができます。オセアニアというとオーストラリアやニュージーランドをイメージしがちかも知れませんが、グアムやサイパン、パラオなどと同じミクロネシア地域であり、これらもオセアニアなのです。
ミクロネシア地域とは、ザックリですが赤道よりも北側でかつ、ポリネシアではない地域(西大西洋地域)の呼び名です。赤道の南側(オーストラリアなどはこれには含まない)をメラネシア、ハワイ・トンガ・タヒチなどのポリネシアと呼びます。

カロリン諸島(キャロラインアイランズ)と呼ばれるミクロネシア連邦の島々は、607に及ぶ島々で構成されています。日本では南洋諸島と呼ばれた地域。スペイン人が16世紀に発見した(マゼランの大航海)以降、独立するまでの間は支配され続けた歴史を持つ国ともいえます。

日付変更線よりも西側にあり、現地に着いたら日本よりも2時間後の時間に時計を進めます。夏時間は実施されていません。4つの州で構成され、国の総面積でも奄美大島程度の大きさの小さな国です。ミクロネシア連邦の首都はポナペ島にあり、パリキールという地域に官庁街があります。

簡単な位置関係のマップ

島の名前や州の名前は幾度となく変わっていて、ポナペ島はポンペイ島というのが現在の呼び名です。コスラエという島は以前クサエとかクライエと呼ばれていましたし、チュークも、トラックと呼ばれていました。現地語に近い発音になるように変更されたのことです。ミクロネシア関係の書物等を見ると固有名詞の使い方で混乱することが多いとは思いますが、同じものだと解釈して読めばいいだけです。(このホームページでは、地名のソケースという地名をソーケスと書いていますし、ナンマトルという遺跡の名称もナンマドールと記述しています。)現地ではどの呼び方でも通じてしまいます。日本が "にっぽん" だったり "日本" だったりするがごときかな、ということで流してお読みください。ポナペ島のことを現地の人に聞くと "ポンペイ" または "ボーンペイ" の方がより現地の言い方に近いようですね。ポナペの中でも方言もあるし、様々だと思うので、何が正しいということはいえません。ポナペもポンペイもポーンペイもボンベイも皆同じものを指しているということで彼らもこだわっている様子がないように感じました。

このホームページ内、私自身の思い入れの部分なので、ポンペイ島のことは "ポナペ" という呼び続けています。

ご興味があってこのページに訪れた方のために ポナペについてご紹介 いたします

ポナペ

ミクロネシア連邦は第一次世界大戦以降、第二次世界大戦で敗戦するまでの間(31年間)は日本の領土にあった地域でした。ポナペ島の人たちは、スペイン・ドイツ・日本・アメリカの支配下の中何世紀も支配された生活をしてきましたが、他の島にくらべるとポナペが戦地にはなっていなかったために日本に対する悪感情は少ないように感じます。人の対応もとてもフレンドリーです。当時の多くの日本人が一緒に農作物を作り生活し、そこで結婚したり。決して短い期間ではなかったと思います。既に戦後から時間がたっていて日本語を教育を受けて今でもしゃべることができるのは年配者の一部だけです。現地では外国語の選択科目にも日本語はありません。(大学の一部で選択は可能らしい)日本語がポナペの言葉の中で外来語として残っているものがあるそうです。

日本が敗戦し、アメリカが統治するようになって多くの自由が与えられるようになりました。独立することと援助は行われましたが、南の島の人々を働き者にすることには成功していなくて、経済的にはちょっと厳しい国になっているようには見えます。観光に力を入れて、国に外国人を迎えることには歓迎の意思はあるようですが、自分たちの文化に影響されてしまうこと自身には敬遠があるように思います。やっと手に入れた自分たちの国を自分たち流に。この辺りの説明はジープ島の吉田さんのホームページを参考にするとイメージがわきやすいと思います。

ビレッジホテルのレストランから眺めるサンセット

ポナペ島は、ミクロネシア連邦の中でもっとも大きな島で、熱帯かつ水量も豊富な島です。水量が多いのは、夜中に雨が大量に降るためで、日中に雨やスコールが頻繁であるということではありません。スコールは一定時間でやんでしまいますし、雨の日は丸一日雨という日。水不足な年もありましたが、他の島々にくらべて川の水が多いのが特徴です。(滝がいくつもあり、結構大きいのがすごい)

ハワイとグアムを結ぶコンチネンタル航空の路線があり、ポナペはグアムから2つ目の島です。間にあるのはトラック島(現在のチューク島)。日本よりも2時間日付変更線に近く、日本がお昼(正午)の時に、ポナペでは午後2時です。グアムで1時間、ポナペに着いてさらに1時間時計を進めることになります。

北緯7度、東経158度にある常夏の島なので、いつでもTシャツとビーチサンダルで生活ができます。加えて、サングラスや帽子などが必要ともいえます。公用語は英語なので、現地語で知っていればいいのは、カサレリアという言葉だけ。こんにちは、さようならを意味する言葉です。沖縄でいうメンソーレのような感じですね。

コンチネンタル航空マイクロネシア
コンチネンタル航空マイクロネシア

ポナペ島までの行き方はいくつかありますが、日本からはグアム経由のコンチネンタル航空が一般的です。ハワイまでで1周するようなチケットで島々を見て歩く人は最近どれだけいるのか不明です。(私はマジュロまでで行ったことがあります)
ポンペイ行きまたはハワイ行きの便で毎日便はあります。(時間帯は曜日により異なります)日本から乗り換えが必要(要するに直通便がない)なことや、トラベル書籍等もほとんど無く、かつ添乗員同行のパッケージなどがないため、多くの観光客から敬遠されがちであるため、日本人が観光で来る人が多くありません。ダイビングが好きな人たちや何かしらで興味を持たれた人程度が来島するのだと思います。

ほぼ観光地化されていないので、お土産を購入する場所も限定されますし、イベントを期待するツーリストには向かない場所だとは思います。逆に日本人が来ない、観光地化されていない場所を訪れてみたいというツーリストなら納得できる素敵な島なのだと思っています。

さて、みなさんはいかがでしょうか。ポナペ島までやってこれますでしょうか。

ポンペイ空港に降りて撮影。ソーケスロックも見える
ポンペイ空港

空港は、ポナペ本島とつながっています。

コロニアは元首都だった街で唯一の街です。パリキールは前著の通りで少し離れた地域にあり、休日などは閑散としている場所です。

ポナペ島(ポンペイ島)

ネット、ウー、マドレニウム、キチ、ソーケスとコロニアの6つの地域で考えると観光しやすいでしょう。
島を一周できる道路はありますが、マドレニウム・キチ・ソーケスの間はまだ舗装が完了していないかも知れません。わたしが知る限り、ケプロイの滝の付近からソーケスの間までは岩がゴツゴツした道で、パンクしてしまったりすると結構大変な状態になると思います。(私は2回周遊していますが、結構大変)行かれる時には4WDでパンクした時用のスペアタイヤが問題がないかの事前チェックをしてお出かけください。

今回のページの中では全体の観光案内はしていませんが、ゆっくり時間が取れて見て回る時間がある方は各地域で見て歩くと楽しいと思います。

このホームページの中では、ウー地域にあるビレッジホテルで宿泊。
一日のパッケージでナンマドール遺跡・無人島ビーチ・ケプロイの滝見学。
時間に余裕があれば、レンタカーで再度ケプロイの滝でウナギに餌付けしつつ水遊び。
コロニアにタクシーで出て、クラフト村で見学とお買い物。郵便局で切手、観光局でパンフレット、テレコムでインターネット、サウスパークやジョイホテルのレストランでランチ。
文化村でシャカオにチャレンジ、ソーケスロックハイキング。
…という1週間コースをお勧めしています。
※自分だったら、こんなにイベントつっこまないでのんびりしてそうだけれど。

ポナペまでの旅行ツアーを探そう

ミクロネシア連邦は特殊な国ではありませんので、現時点ではパッケージ旅行を結構みつけることができると思います。ダイビングを行う人には有名なところなので、そっち系のものが多く見かけると思います。ヨーロッパ旅行のように、日本から添乗員付きでまわるようなパッケージは逆に見つけることが難しくて、成田などの空港で受け付けカウンターがあって、その後はポナペの空港を出るまでは各自でやってきてください…そして、ポナペの空港まで見送りますので、その後は日本までご自分でお帰りください…というレベルが普通のパッケージです。
要するに途中は英語な世界なわけでして、日本語しかダメ〜という苦手意識のある人たちには少し頑張ってもらわないとダメでしょう。
※個人的には、最近成田から帰ってくるまで英語を使わないでも大丈夫だったことが幾度もあり、結構日本語だけで大丈夫になったものだと感じることがあります(わざわざアメリカのイミグレーションでまで、「こんにちは」と声をかけ、「ありがとう」といって入出国する自分にもなんだかなーというのはありますけど)

ポナペ島の国の情報をもう少しだけ知っておきましょう。
以下の情報は、最近のポナペの情報は太平洋諸島センターなどから更新し直しています。詳細はそちらを参考にして情報を得てください。また同ページ群にポナペの概要観光情報もあります。
ちなみに、アメリカのサイトからの情報では多少差はありますが、調べる方法や時期などでかなり情報が違うので仕方がないとは思います。日本国として発信されている情報も同様です。

ミクロネシア連邦 Federated Status of Micronesia
総面積 702万km2
人口 12万5千人
首都 パリキール
通貨 アメリカ ドル
宗教 キリスト教
大使館 〒107-0052
東京都港区赤坂1-14-2 霊南坂ビル2階
電話: 03-3585-5456
FAX: 03-3585-5348


初めてポナペに訪れた当時には、大使館まで出かけてパンフレッドなどをいただいたり、旅行会社を紹介していただいたりしましたが、今はJTBなどでもパッケージがあったりしますので訪問しやすくなりました。

私は東京都民なので、成田からグアム経由で乗り換えてポナペにいくことができます。
曜日により乗り換え時間が異なるので、グアムでトランジットすることもあります。東京以外の地域の方も同様で、グアムまではどこの航空会社でもいいですが、ポナペまではコンチネンタル航空を利用することになります。
※わたしはコンチネンタル航空ですべてにしてマイレージを増やすことに成功しています。私はオフシーズン派なので、マイレージを使い、既に無料でポナペまでを往復をすることができました。

今は旅行会社でポナペのことはわかりません、ということも無くなっては来ましたので、個人旅行パッケージを作成して出かけるか、ある程度の自由のきくセミパッケージで出かけるか、パンフレット等に出ているもので行くかどれでもかまいません。
問題はグアムでの乗り継ぎがスムーズに行けることは結構重要だったりします。インターネットが発達しているので、ある程度の人なら予定の概略までを検索等をしてつくることができるとは思います。
予算、滞在期間、現地で何を行うかなど必要な項目を書き出してピックアップしてまとめておきましょう。

個人的には、ビレッジホテルの国内の代理店でもあるパノラマインターナショナル社に相談の電話またはメール等をして、都合に近いもので提案してもらい出かけています。比較的安いし、お勧めです。
このホームページを見て、電話しました…といっても何も特典はありませんけど、ポナペを担当するご担当者さんは、わたしのことを知っていると思いますので話はしやすいかも知れません。




※相変わらずホームページがおかしくて、あちこちが表示されないページだったりするし重いのでガッカリしますけど…ご愛敬ということで。せめてトップページからリンクのPDFファイルが、ローカルになりっぱなしなのや、表示されない画像などは直そうよ…ホームページは自社でチェック検証しちゃダメっす

グアムでの乗り換えは必須となりますが、空港が結構楽しめるスペースになったので、数時間の乗り継ぎならグアムで出国しないで待っていても大丈夫でしょう。グアムで買い物をして過ごすのも時間によっては有りですし、ホテルを予約して睡眠を取るものやり方です。(センディングに時間をかけて待つよりもタクシーで動いた方が早い)

ポナペの空港には、ホテルからの送迎の車が来ていますので、税関を抜け外に出たらホテルのスタッフが来ているのを探せば良いでしょう。最近は日本人スタッフがいるかわかりませんが、いれば日本人スタッフが出向いてくれていると思います。


ではいってらっしゃい。カセレリア♪