スィートの至福はココナッツアイランドのパノラマビュー
ルネサンス・コサムイ・リゾート&スパ
(タイ、サムイ島)
2007/8 4泊
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7〜8月ごろのタイはどうしても雨季にぶつかり、夏休みのDestinationとしては選択肢に迷うところだ。主人のマリオットリワード(ホテル会員組織)のポイントがかなり前からたまっていたところ、サムイ島にマリオットグループの「ルネッサンス」があることを知り、調べたところ、なかなかよさそうなビラもあるのでこれにしようということになり、リワード特典枠で予約したのでした。4泊のポイントにビラへのアップグレードに追加料金を払うというものです。
ところが、今回の夏休みはフライト予約でチョンボ?・・・トラブルに見舞われてしまったのです。
1年前(正確には、331日前から予約開始)に頑張ってUA特典旅行のセイバーでファーストクラスの席ををゲットしたはずだったのですが、何かの手違いで実は予約がはいっていないことが発覚、今年の6月ぐらいになってこれを確認したのです。・・・え〜どうしよう???・・・一瞬真っ白になった私は、しばらく立ち往生。そして友人の情報もあり、数日後には気持ちを切り替えてスターアライアンス特典(UA以外にスターアライアンスのフライトで特典枠が取れるというもの)で予約を取ることに変更しました(ファーストは無理なので、ビジネスでしたが)。同じ日程で行きがタイ航空、帰りが全日空で何とか取ることができました。そして先にチェンマイに立ち寄り、そのあとチェンマイからサムイに移動という行程を組みました。決定打は、チェンマイまでタイ航空でスタアラ特典で予約がとれ、バンコクエアウエイズがチェンマイからサムイへ直行便を出していることを確認したからです。チェンマイとサムイが効率よく回れ、ちょうど街とビーチを楽しめる組み合わせとなったのでした。
サムイ空港はちょうどリニューアル直後で、位置もちょっと横に移動し、ま新しい空港となっていました。あののどかな椰子の木でかやぶきの建物はそのままの雰囲気に、ブティックホテルのようなラウンジやショップがなかなかおしゃれで、このココナッツアイランドらしさを演出していました。空港内のラウンジもすべての乗客が利用できるというサービスを売りに、航空会社自体が「ブティックエアライン」というキャッチフレーズ。トイレには熱帯魚の水槽まであり、広々としたスタイリッシュなトイレ内に驚きでした。(サムイ空港とラウンジの写真集はこちらへ)
空港に迎えのホテルの車で約20分の道のり、チャウエンビーチの喧騒をすり抜けて、通りから横道にはいり、静かなラナイビーチのこのリゾートに到着しました。
ロビー内に水をたたえたラウンジは小ぢんまり。混み合っていたため、チェックインはちょっと待たされました。このコンシェルジェデスクもかねたラウンジが狭く、これが少々難点でした。手続きを済ませたものの、まだお部屋の準備ができていないとのこと。敷地内を散策し、レストランで昼食をいただきながら待ちました。2時半ごろにようやく案内されたのは、予約カテゴリーのガーデンビラでした。はいってみると・・・なんと、かなり暗い感じ。プールも5m以下の小ぢんまりで、プライベート感を出すためか四方が壁で囲まれたスタイルです。部屋はリビングとベッドルームが分かれたゆったりしたものですが、窓側から眺める庭は手入れがなされていないのか、ちょっとうら寂しい感じの池と緑が見え、しかも採光がよくないためうっそうとした感じでした。このライティングをおさえた雰囲気はヨーロピアンには人気なのかもしれませんが、私たちは明るい部屋が好みです。ちょっとがっかりした私たちは、「他のビラもあいていたら見せていただけませんか?」と申し出ました。そしてもうひとつプールに近い別のビラを見せていただきましたが、やはりガーデンビラなので、明るさは似たような感じです。最初の部屋よりは間取りや位置はよいかなと思ったのですが、なんとなくしっくりこない私たちは、思い切ってホテル棟も見せていただくことにしました。
ホテル棟の4F客室に空きがあり見せてもらうと、バルコニーにオープンエアのバスタブがあり、ここからラマイビーチが眺められる開放感あるつくりでした。バルコニーも比較的ゆったりしており、水回りもトイレ、シャワー、ベイシンエリアがそれぞれ独立で使い勝手がよさそう。部屋はリビングスペースがないためビラより狭いものの、やはりこの眺めの開放感のほうが私たちにはベターだと思い、結局ホテル棟に宿泊することにしました。同じホテル棟にあるスィートの空きがでないかと確認したところ、後半2泊ならなんとかとれるとの回答を得て、前半2泊はスーペリア、そして後半は部屋を移動することにしました。スーペリアだと特典予約で追加料金なしで泊まれるため、1泊5200バーツ++の追加料金を払うビラに泊まるより、満足度に比してお得だと思ったからです。
客室のポイントはやはりバルコニーのバスタブ。もってきた温泉の素やバスソルトがとても重宝し、セパレートのシャワーブースに使いやすいトイレとベーシンがあったため、バスタイムを満喫することができました。客室でゆっくりという雰囲気ではありませんが、プールサイドやビーチにでたり、スパに行ったりゆったり過ごせる時間と空間があったので、割り切ってしまいました。
初日は私の誕生日ということで主人がレストランとコースをシェフと相談して手配してくれました。そしてオーシャンビューの席で、すばらしいイタリアンを楽しむことができました。石窯のような器でパンがでてきておいしかったこと!演出も波の音も、すっかりエレガントディナー気分でした。昼間は絶景の席、ディナーしか空いてないのが残念です。「バナナリーフ」はオールデーダイニングで朝から深夜まであいています。朝食のビュッフェはとても豊富なラインナップに目にも楽しい並べ方の演出でした。お味のほうは、まあこんなもんかなあ・・・正直、あまり通いたいというような感じではなかったのですが。私たちは朝食がついていない特典予約だったため、ルームサービスにしたり、ブランチにしたりと、かえって自由な利用の仕方を楽しむことができました。
プールはホテル棟前に50mの長いラップルールと、ビーチに近いビラエリアにリゾートプールと2箇所ありました。ラッププールは泳ぎ甲斐があるのですが、道路前でトラックの音が聞こえてくるし、なんとなくリゾートの風情がなく、ほとんどの人が来ていませんでした。ホテル棟から軽く泳ぎにくる人がいる程度です。そのため、せっかくある水中プールバーも営業していませんでした。ビーチ側のプールはいわゆるリゾートのメインプールの雰囲気で、いつも人々でにぎわっていました。また、プールよりビーチのほうにあるデッキチェアのほうが雰囲気がよく、木陰で本など読みながら、ゆっくりくつろげました。
ビラブール横には「クワンスパ」があり、海を眺める施術ルームでゆったりとマッサージを受けました。プログラムも豊富で、毎日手ごろな価格のスペシャルプランがありました。ジャグジーやシャワー、サウナもあり、なかなか優雅な気分です。このスパの海側に小さなプライベートの建物があり、ここでプライベートディナーもできるようですね。
そうはいっても、やはりスーペリアの小ぢんまりの部屋はちょっと窮屈。バルコニーのバスには何度もはいりましたが、部屋はソファが奥にあり、なんとなく部屋でゆっくりくつろぐ場所がありません。そして、ようやく2日たってスィートに移動できる日がきました。荷物の移動はやっぱり大変・・・ようやくゲットできた部屋、はいった瞬間のバルコニーが目に飛び込み、それはもう感激!ホテル棟の6Fに位置し、角部屋3面パノラマビューは海、空、椰子の木でまさに悦楽です。部屋にはカウチ、ソファ、ベッド、デスク&チェアー、バルコニーにビューバスと全てそろった広々と明るい客室。この部屋に最初から泊まれたらなんてすばらしかっただろう、と思いました。
このスィートでの2日間はあまりでかけることなく、部屋を十二分に満喫しました。食事もルームサービスを取り、カウチでくつろいで読書やうたたね・・・チェックアウトの日はもう名残惜しくて、何度もこの部屋から青い海と空を眺めては写真をとって別れを惜しんだのでした。ちなみにこのスィートはラックレートでも10000バーツ以下(宿泊当時)ですので、設備、広さを考えてもゼッタイお得です。ただし、たった2室しかありませんので、ホテルにリクエストすることになります。
このホテルはバルコニーのバスタブが出色です。そして眺めなら断然スィートでしょう。サムイは椰子の木より高い建物が建てられない条例があるのですが、このホテルは高台の傾斜に建物がたっているため、ホテル棟裏が高くなっており、ちょうど背の高い椰子の木があって、7Fまで建てられたというわけです。そんなわけでサムイ島のリゾートでこんなパノラマビューを楽しめるホテルはめずらしいのです。一方、ビラはオーシャンプールビラなら圧迫感が少なく、くつろげると思います。ただ、その分プライバシーはやや難しいので、好みになってくるでしょう。ホテルのスタッフはカジュアルクラスの上ぐらいの感じなので、高級ホテルのそれを望むとがっかりしかねません。頼んだことがピンポイントで伝わりづらく、何度も念押しや催促をすることもしばしばでした。コンシェルジェデスクも特になく、通常のカウンターが全ての対応行う形になっており、いつも誰かが対応を忙しくしてる状況でした。
ホテルが街から離れているため、外出は常に車が必要です。ホテルのシャトルバスでチャウエンとラマイビーチの街への送迎がありますが、予約制、有料です(たしか一人100バーツ程度)。時間を気にせず自由にでかけるなら、ホテルの車を頼んでしまうほうがよいかもしれません(300〜400バーツ程度/1台)。島内にメータータクシーがない(名前は「メータータクシー」ですが、メーターついてません(笑)。)ため、移動はけっこう面倒になります。街中や外出をぷらりとという方は、やはりチャウエンのほうにホテルをとったほうがよいでしょう。
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