壽限夢亭 本文へジャンプ
男の居場所 壽限夢亭

壽限無亭は、大船渡市立大船渡中学校第11回生の有志10人を中心に、還暦祝記念として平成11年に着工。面積15坪のログハウスで、大船渡湾を一望できる高台に位置する。周囲の雑木を伐採して一本、一本を組み合わせただけに手間がかかり、完成まで7年を要した。すべて手作りで雑木のログハウスとなるとおそらく全国に類例がないと思われる。母屋の他に作業所、トイレ(水洗)が別棟になっており、母屋はさらにデッキで囲まれている。水は沢に井戸を掘りここから引いている。電気も東北電力の好意で引いていただいた。暖房はストーブ一台と暖炉でまかない、燃料はむろん薪である。
 付帯設備として平成18年暮れ、石窯を製作、パンやピザ、各種オーブン料理などを楽しんでいる。さらに毎週日曜の例会には昼食を手料理でまかなうため、ご飯をたく羽釜や鉄鍋などを一度に調理するための竈も完成した。いずれ露天風呂を作りたいという夢がかなうまで、楽しむというよりは作業に追われることになるだろう。

寿限無亭の詩

夢の森・寿限無   齊藤森子 作詞

一、一度おいでよ 寿限無のもりに
  幼き仲間の 集うとこ
  木づくり 手づくり 夢づくり

  風に また ゆれるよ山つづじ

二、夢の森だよ 寿限無の森は
   港また眺むる 丸森よ
   海は はろばろ アメリカまでも
   ただよう 海原 果てもない

三、十七、十八年 生まれ年
  一堂に会して 若返る
  不思議な森だよ 寿限無の森は
  枯れた また枝にも花が咲く

四、さかずき片手に 夢がたり
  春は また 桜の花の下
  夏は 緑の 涼風に

  木かげで 舟こぐ友もいる

五、幼き頃の 思い出ばなし
  寿限無の森にて なつかしむ

  酒の 肴に 語るのも
  夢は また 海の遠く果てまでも


認定証交付式

壽限無亭はNPO法人「全国生涯学習まちづくり協会」(福留強理事長)から「創年のたまり場」と認定され、その認定証交付式が平成十九年十二月九日行われました。創年とは、「地域の中で自分の力を生かし、自分をよりよく創り変え、積極的に生きようとする人」という同協会の定義で、同様のたまり場が全国各地に広がっています。その栄に浴した壽限無亭は、これまで「老年のたまり場」と自他共に認める存在でしたが、これを期に「創年」たらんと次なる計画を検討しております。 認定証交付式には福留理事長はじめ協会関係者が訪れ、「壽限無の会」の大和田寿弘代表に認定証が手渡されました。その後壽限無亭の新施設として完成したばかりの鍛冶場で火入れ式が行われ、ふいごで熱せられた鉄の棒を交互に鍛造して完成を祝い合いました。パーティには会員たちが石窯で焼いた手作りのケーキ、ピザなども振る舞われ、福留理事長は「遊び心あふれる集まりで、まったく創年のたまり場にふさわしい」と今後の発展に期待を寄せました。