マカロニウエスタン
Since 01/24/2005.

無法地帯

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#50 The World!!

一体何度同じことを繰り返すのだろうか。


半年以上更新しない状態でも僕の安否を気遣う心優しい方がいたり、さらに「消えろ消えろ消えろえろえろえろえろ」という一見突き放したような文面だがよくよく読んでみれば新しい「エロ」のジャンルの提案をしてくださる方まで現われた。僕は自分の読解力を自画自賛するとともにこのような人たちに囲まれて本当に幸せだと思うのだが、どうだろうか。


ところでこの半年、正確に言うと9ヶ月(半年じゃねぇ)の間に何をしていたかというと、飛んでくる波動拳を弱昇龍拳ですり抜ける作業に徹していた。もちろん今度来るとか言われてるミサイルだか人工衛星だかに備えるためだ。最初は昇龍拳を出すことすらままならず、「歩きながら波動拳」のアドバイスをひたすら信じ来る日も来る日も昇龍拳に明け暮れていた。3ヵ月後、ようやく安定して昇龍拳が出せるようになった、かに思えたが・・・実戦に昇龍拳を投入して気付いた。


"2P側で昇龍拳が出せない"


たかが左右対称にコマンドを入力するだけのことではないかと思うかもしれないが、右利きの人間が左で文字を書くのが辛いように昇龍拳もすぐに2P側で出せるわけではないのだ。そして3ヵ月後、親指にマメを作るような努力の結果、2P側で昇龍拳を出せるようになる。今度こそ昇龍拳を安定して出せるようになると次はいよいよ実戦である。


だがそう簡単な話ではない。何もプレッシャーを感じない場面で昇龍拳を出すのと実戦で咄嗟に出すのとでは全く難易度が違う。ヘッドプレスやデビルリバースで宙を舞うベガをひたすら昇龍拳で落とす。口で言うのは簡単だが言うのとやるでは全く違う。昇龍拳がアッパーに化けたり波動拳に化ける。なぜだ、なぜなんだ・・・。己の技術に限界を感じ、悩みに悩み抜いた結果、僕が辿り着いた結果は


"感謝であ(略)


くだらない茶番はこれまでにして。この1年(半年じゃねぇ)の間いろいろあったが、いつまでも休んでるわけにはいかない。なぜならここは僕を僕たらしめる空間であるからだ。


そして時は動き出す。


(2009年3月30日)



#49 Happy Birthday to you you

お誕生日おめでとうございます。


サークルの後輩と思しき人物達から連名で祝福メールが届いた。まさか誕生日を祝ってもらえるなんて。これは本当に幸せなことだ。


僕は大学に入学して以来、常に孤独だった。授業は1人で受けるのは当たり前。実験などと言った実習科目でさえ周りから敬遠されてしまいどうしようもなかった。でもサークルだけは違った。サークルに顔を出せば先輩がいて、後輩がいて、友達がいる。僕はサークルさえ楽しければ授業でどれだけ寂しい思いや辛い思いをしようが耐えることが出来た。サークルの皆には本当に感謝している。


ただ。これを言えば野暮は僕になるだろうか、1つだけ言わせて欲しいことがある。


誕生日間違ってます。


(2008年6月14日)



#48 みみっちいことを言うようだが

ここのところどうも福耳っぽい。


僕の耳は基本的にお世辞にも福耳とは言えないほど薄っぺらで尖っている。実際、


「耳尖がってる。すごく幸薄そうな顔だよね」


とまぁ、もはや耳の問題から著しく逸脱しており、なおかつ失礼とか言うレベルをこれもまた遥かに逸脱した指摘を初対面の人間に言われたことがあるぐらいだ。


ところが、だ。あらぬ指摘を引き出してきやがった僕の耳が最近ポテッとしてきた。つまり腫れてきた。それも左耳だけ。この妙な現象をマイフレンドに電話で伝えたところ


「おいおい、肥えるのはお腹だけで勘弁してくれよベイビー」


とか言われたのだが、先ほどに比べるとはるかに痛いところを指摘されてしまい、思わず言葉に詰まってしまった。僕に人権は無いのか。


この耳が腫れるという症状は5年前と10年前にも経験しており、その時はピアス疑惑が浮上し先生からやたらと詰問されたことがある。具合の悪いことに僕の左耳には生まれつきピアスホールが閉じたような傷があるので疑惑に深まる一方である。それが原因で先生から、それこそ登校拒否になるんじゃないのってぐらい徹底的に嫌われたのだが、それはまた別の話。


過去2回はメスのようなものでブスっと突き刺して中身を出した(自分の耳のことなので勿論僕からは見えないのだが、先生がまんまそう言ってた)ので、またそれをやってもらおうため皮膚科へ行こうと思い立つ。あいにく健康保険証というものが手元に無いので、平日ではあったがひとまず実家に帰ることにした。


母親の鞄から保険証を強奪し皮膚科へ行くと待合室にちらほら人がいて30分ほど待つことになった。待っている間、キョロキョロと辺りを見回して何があるのかを見ていたのだが、ふとあるお知らせが目に付く。


"薄毛、抜け毛が気になる方。お早めにご相談ください。"


皮膚科ではそんな分野までカバーしているのかと感心するのと同時に、僕もお世話になっておこうかという焦りがあったことは否定はしない。


そうこうしているうちに診察室に呼ばれた。僕の話を聞いてから先生は耳を触ると


「多分やけど薬で治るよ」


とポツリ。切らずに薬で治るのならそれはそれで構わないのだが、もっと自信持って言って欲しい。数分で診察を終えて、適当に薬を出してもらい帰宅した。


帰宅してからしばらくすると姉が仕事から帰ってきた。何故帰ってきたのか聞かれたので、姉に左耳を見せると大笑いしながら


「また腫れたん?なんかそれ、つるピカハゲ丸みたいな腫れ方やな」


今すぐお世話になってこようか。


(2008年5月26日)



#47 こんにちは

その日、僕は朝起きてすぐにシャワーを浴びた。


シャワーを終えて、上半身はサッカーのインナーシャツ、下半身はトランクスという身なりでくつろいでいると、不意にインターフォンが鳴った。別に、トランクスで出て変質者呼ばわりされても僕は困らないのだが、下手こいて大家(未だに姿を確認したことはない)に怒られるにも鬱陶しいので、その辺に無造作に横たわっていたジーパンを急いで身につけた。


しかし、こんな朝早くから訪問者なんて珍しい。まだ8時半である。佐川急便の本間さんは10時前後だし、日通の佐竹さんは12時、ヤマト運輸の川嶋さん(全部運輸関係)は18時頃にインターフォンを鳴らすはず。としたら、この訪問者は一体・・・。魚眼を覗くも近すぎて見えない。仕方なくドアを開けると、そこには中年の女性が立っていた。年齢は40代ぐらいだろうか。


「しまった、N○Kの大八木が受信料の徴収に来やがったか!」


そう思ったのも束の間、よく見ると中年の後ろには、何やら恥ずかしそうな表情をした女の子が立っていた。まだ垢抜けない服装から察するに、この春に高校を卒業したばかりの大学生のようだ。


「こんにちは。4月からこのフロアの401号に入った福井です。よろしくお願いします。」


そう言うと、中年は小さな紙袋を差し出してきた。どうやら挨拶代わりの手土産である。


「ほう、これは殊勝な心がけだ」


やたら上から目線の感想を抱きつつぶっきらぼうに手土産を受け取った。それはごく当然の流れであろう。というのも、こんな挨拶してきた住人は我がマンションにはいない。それは僕とて例外ではない。(説明になっていない)


手土産は外装からは想像もつかず、包装からわかることは大分の手土産と言うことだけ。僕は大分県とは何の関わりもなく過ごしたせいもあるだろうが、大分県事情にさして詳しいわけでもないので、外装から中身を想像することは、現在の今岡がホームランを打つことよりも難しい。なまものだと厄介なので、想像することはさっさと諦めて中身を確認したが、今岡は諦めないで欲しい。頑張ればきっと打てる。


さりげないエールは届くだろうか。どうでもいいが、中身は玉子かけごはん醤油だった。うちには炊飯器がないので無用の長物だ。


「やれやれ、引越しの挨拶に醤油なんて世も末だぜ」


そう思うと無性にジャージに着替えたくなり、ジーパンに手をかける。だが、よく見るとチャックが全開である。これが、彼女が妙に恥ずかしげにしていた理由か。なるほど、いきなりチャック全開で対応されたら、顔を赤らめるのも仕方のない話だ。


社会の窓からコンニチハ!って。


(2008年4月22日)



向こう一年ぐらいまでを目処に西国三十三ヶ所巡礼をすることになったので、普通の日記と並行して巡礼の様子も記録していこうと思ってます。


西国巡りは第○番。普通の日記は従来どおり#□というような感じで表記します。というわけで今回は早速、西国巡礼のプロローグ。何日か日をあけて第1番を更新しようと思います。尚、西国巡礼はどの順番で巡礼しても構わないので番号通りに行くとは限りません。


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プロローグ "&"

水平線を見るといつも実感する。


"地球って丸いんだなぁ"って。


コンパスで描く円に比べたら、限りなく直線だと言っても過言ではないだろう。だが、水平線が示すラインは確かに円弧を形成しており、逆に地球の壮大さを際立たせている。


はるか遠方で煌く太陽は、地球からではポケットに入っている500円硬貨よりも小さく見える。だが、実際には地球よりも遥かに大きい。なんて、本当になんて遠いんだ。外に出れば毎日その眼で認知できるのに、ただただ眺めるより他ない。僕達ができることなんて、せいぜい水平線の向こう側を見ることぐらいだ。その水平線の向こう側。海と空の間には一体何があるのだろうか。


答えは、案外身近に潜んでいるものなのかもしれない。


(2008年3月22日)


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