コップに入った焼酎を揺らすと、ある程度きまった周期で水面が揺れる。

焼酎のお湯割り。こういうところにも物理がある。
港のように周りを囲まれた所は、その固有の周期で潮位が変動する。
これが「港の副振動」である。
外海の波浪を避けようとして港を作ると、今度は副振動の影響を受ける。
長崎湾では、「アビキ」と呼ばれ、舟や網が流される被害も出ている。
東北地方のある港(これ以後「R港」とする)も、副振動がたびたび発生する。

R港の潮位データ(24時間分)。赤が推算潮位、黒が観測値。
上の図はR港の潮位データで、大きく変化しているのが潮汐によるもの。
小さい周期の変化が副振動によるものだ。副振動がはっきり見えている。
これからはR港の潮位データを解析して気象庁の気象観測データ、
国土交通省の水文データとの比較を行い、関係を探る。
2005.2.27