そして、1992年にフランスで開催予定のロングボード
のアマチュア世界選手権大会(出場30ヵ国)が転機
となった。
1990年に2年間プロ活動を辞めアマチュアの資格に
戻り、NSA(全日本)を戦い抜いて、世界選手権代表
となり出場し、13位の成績を残した。
40歳後半を迎えていた山崎氏にとってコンペティタ
ーとしての体力維持がその後の課題になる。
そして、TOP10までおよばなかった悔しさが新たなる
目標となり、自らが生み出したサーフィンの練習方
法の取り組みが始まった。
日本ロングボード界の草分け的存在で、94年東日本
選手権大会ロングボードクラス優勝。
グレッグ・ノール・ロングボード コンテスト・AMクラス
優勝。
NSA・ロングボード全日本チャンピオンに輝く事は4度。
その後も、世界選手権にも3度出場の経験を残した。
また同時に、グレック・ノールの日本専属シェイパーと
しても、近年まで務めた経験があり、ロングボードのシ
ェイプは一流の腕である事は証明済み。
40年間に渡り各時代のTOPサーファーと、戦い優勝
を争って来た。
現在、シェイプ歴40年。
そして、常に自分のシェイプしたサーフボードで大会に
出場、ボードに関しては改良(リシェイプ)の繰り返しより
完成度を極める事に従事しています。
一昨年、2007 NSAロングボードマスタークラスでは、
準優勝、再び、優勝を狙う山崎氏は現在61歳であり、
1ヶ月の3分の2は常時波のある千葉に滞在し、3分の
1は地元湘南でシェイパーとして、また、現役コンペテ
ィターとして、生活送るサーフィン界のパイオニア的存
在であります。
先日、私がお会いした時も。シェイプの話になり、やは
り、動かないや、スピードの出ないサーフボードはおもし
ろくない」と、はっきりと説明を受けました。
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