いすゞ・ジェミニ 作業日報
 クーラーが効かなくなったので、直してみた!!
2013年 盛夏
残暑お見舞い申し上げます

PFクーラーの冷却機能が失われてから何年経ったでしょうか。
冷媒R12を補充すれば効くようになりますが、コンデンサにピンホールがあるため、数年かけてじわじわっと抜けてしまい、今は空っぽな状態でした。

ただ自分自身は単身赴任も終わったことで移動目的のジェミニの使命は終わり、今はタダの趣味グルマなので、短い夏の暑さくらい我慢すればよいのです。

お盆休みも毎日暑かったのですが、我慢しながら毎日乗り回していました。

ギンギンに冷房を効かせ、熱風を噴き散らすエコカーに囲まれながらも、窓全開で涼しい顔をして我慢していました(笑)

しかし、暑さが平気だったのは若い時の話しで、さすがに50歳を過ぎると我慢も限界に達します。



で、こんなものを入手しました。

あるところには、あります。 昔買い占めた割には、現在需要はそんなにないはずなので、在庫を抱えて困っているはずなのです。

なので、たまに注文が入ると法外な価格になってしまうのでしょうか。

その法外な価格を、いかに安く値切るかがキモですな。

しかし、問屋から直接購入できる訳でもなく、そこから仕入れた商店の仕入れ価格が高価な訳ですから、結局余り安くはならないですね〜。


今夏は作業環境を改善しました。

夏の強い日差しを遮るために、カーポートの天井にブルーシートを張り、西日を避けるためのタープ。 

そして、夜の作業を快適にするために、蛍光灯を2本も設置してしまいました。この蛍光灯、タダ者ではありません。 なんと−40℃でも安定した性能を発揮するために、蛍光管を温めるヒーターを内蔵しています。 しかも防水カバー付き。 これで−15℃になるかもしれない真冬の盛岡でも快適な作業が保証されます。(って・・・照明はヒーター付きでも、身体は耐寒性ないから、寒い冬は作業やらないか!!)
2013年8月10日(土)
コンデンサを外しに行ってみた


8月9日、秋田・岩手では局地的な大雨が降り、今まで聞いたこともないようなところで洪水が発生しました。 知り合いの中でも床下浸水になってしまったところもあります。
自分は150キロ離れた職場に居たので実感ないのですが、盛岡駅周辺に駐車場を借りている連中には管理会社から電話が来て、川が溢れそうで駐車場がヤバいという連絡が入り、そそくさと帰宅するというリアルな緊急事態も発生していたようです。

我が家は岩手山噴火を除けば、洪水・地滑りとは無縁の場所で問題無かったのですが、よくよく考えれば、部品取りPFジェミニは川のほとりに保管していました。

で、穴の開いていないコンデンサの調達がてら様子を見に行きました。 万が一、流されていた場合は、調達どころではありません。

またまた暑かったので我慢の移動です(笑)

さて、ジェミニは残ってました。


でも、1メートル位は水位が上がった痕跡があります。


まだ、川は濁っていました。


コンデンサ外しのついでに、コンプレッサも外してみました。

ちなみに、ガスはまったく残っていませんでした。


で、部品取り車からコンデンサをゲット。

圧力テストOK!!


コンデンサの接続部はこんな形状してました。





配管側はこんな感じです。  なんと、Oリングを使わないタイプでした。

こんなんでも気密が保たれるんですね。


実は現場に向かう途中、アストロでR12用のOリングを購入していましたが、何だよ・・・使わないじゃん!! 


ならば返品しようかな〜と思いつつ、ガス漏れのコンデンサを外したら・・・・
2013年8月11日(日)
コンデンサを交換しようとしたら・・


こっちはこんな形状です(爆)  なんと、形状違いのOリング仕様です。

これで外してきたコンデンサは使えないことが決定しました!!

もう、こいつの穴を塞ぐしかありません。

そして・・・返品しようかと思ったOリングが突如脚光を浴びることになりました(笑)



この辺から漏れてました。


以前、穴を塞ごうと色んなものをくっつけてみましたが、ガスの圧力に負けてしまいダメでした。

そのくっつけたモノを一生懸命削り取り、やっと地肌が見えました。

どうも、コアとパイプの繋ぎ目に段差があり、そこにピンホールがあって、漏れてたんですね〜。

製造段階でのロウ付けが不十分だったと推測されます。 28年前の話しですけど・・・・。


2013年8月12日(月)
ロウ付け挑戦からの断念!!


念のため、ホームセンターでアルミのロウ付けキットを購入し、DIYで修理できないか役に立たなくなったコンデンサで練習してみました。

しかし、さすがは放熱効果に優れたコンデンサです。

ホビーユース如きのガストーチでは、加熱不十分(放熱十分!!)で、アルミのロウが溶けるところまでたどり着けませんでした。



残る手段は、プロに頼むしかありません。


早速、ヒーターコア修理でいつも世話になっている、ラヂエータ屋さんへ急行!!

まだ盆休み前で営業中!!

しかも取引先のディーラー共は既に休みということで、飛び込みでもすぐ対応してくれました


てんこ盛りにしてもらいました。


これぞプロの・・・匠の・・・技ですな!!


コンデンサを取り付け、パイプとの接続前にOリングの交換です。


Oリングはセット売りですが、こんなにあっても使うのはたった2個です。

果たして次に使うことがあるのでしょうか。



コンデンサー復活!!
この3日間の作業です。

1日目
・部品取り車からコンデンサとコンプレッサー外し

2日目、我がPFからの・・・
・ファン外し
・ホース抜いて、LLC抜き
・ラヂエータ外し
・グリル外し
・バンパー外し
・コンデンサー外し
一旦もとに戻す(走りたい)ため・・・・
・ラジエター取り付け
・ホース繋いで、LLC注水
・ファン取り付け
・バンパー取り付け
・グリル取り付け
・コンデンサの漏れ部、研磨素地出し&周辺部塗装
3日目
・アルミロウ付けキット購入
・ロウ付け練習からの挫折
・PFでラヂエータ屋さんに急行!!
・ベテラン匠が修理中、そのほかの人達と談笑
帰ってからの・・・
・ファン外し
・ホース抜いて、LLC抜き
・ラヂエータ外し
・グリル外し
・バンパー外し
・コンデンサー取り付け
・ラジエター取り付け
・ホース繋いで、LLC注水
・ファン取り付け
・バンパー取り付け
・グリル取り付けて終了!!

すごい無駄なことをしていますが、どうしてもラジエータ屋にPFで乗り着けたかったのです。お陰で話しが盛り上がりました(笑)
2013年8月13日(火)
冷媒R12を注入する


そして、盆の入りだというのに・・・盆で色々準備があるのに、Nくんのガレージに潜入し、ガスの注入です。

この日も朝から暑かった〜!!

ビートルも元気に走っています。

地獄の移動とまでは言いませんが、最後の我慢です。帰りは天国になることを祈るだけです。


真空引き中。

どうやら漏れはないようです。

但し、スローリークの場合はわからないかもしれませんね。

でも、これで数年はもつはずです。


ガレージに入庫されていた180SX(RPS13)。

よくよく見ると、自分がかつて乗っていたヤツと年式が近そうです。 2リットルのSRエンジンにマイナーチェンジしたての頃ですから、既に20年は経っていますね。

今でも好きなクルマです。


R12、チャージ完了!! 2缶で済みました。

冷房、バッチリ効きます。お陰様で天国だよ〜!! めちゃめちゃ冷えるよ〜!!


これだから、古いクルマであれ、快適装備は欠かせませんね〜!!


これで、スイッチをお盆モードに切り替えられます。 田舎の長男は色々と大変ですな〜(笑)
2013年9月1日(日)
その後の調子を見る


その後、漏れが無いか、確認してみました。


ロウ付けした箇所は良好です。


ところがっ!! 異変を発見!!


何か、下のフレームに汚れが・・・・


いかにも接続部からガスが勢いよく噴射しましたみたいな痕跡です。


接続部の下側を触ると、漏れたみたいですね。


汚れを洗浄して、コンプレッサーを稼働した状態で様子を見ましたが、事象は再現できませんでした。

高回転でなければ漏れないのか。

それとも、既にある程度抜けてしまい、もう抜けないのか。

一応、クーラーは普通に効きます。

じたばたしてもしょうがないので様子をみます。

さっさと抜けて効きが悪くなったら、接続部をもう一度外して点検。

何年ももつなら、ガス補充みたいな感じですね。



上側の接続部は異常ないです。


そんな訳でこの案件は一旦クローズとして、あとは様子見とします。
2013年9月1日(日)
コンプレッサーを片づける


コンプレッサーを片づけるにあたり、洗浄しました。


スッキリ!!


いざという時使えるかは、配管を外した時に現行品と互換性がある形状かどうかということになりますが、残念ながら現状では不明です。


DISEL KIKI CO.,LTD.!!
おわり
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