其の18[オルタネータが逝っちゃった!!・・の巻]

2005年10月24日(月)
PF止まる
仕事を終え、帰宅するためPFを発進させると、すぐ異変に気が付いた。ブレーキを踏むと、ブレーキ灯の警告灯が点くようになった。あれっ?と思いながら、次に電圧が異常に落ち込んでいるのに気が付いた。そういえばライトも幾分暗いし、ヒーターのファンも元気がない。これは、充電が止まったかもしれないと思い、消費電力を抑えるために伝装系の稼動を極力抑え、とにかく早くアパートまで辿り着かなければならないと気を引き締めアクセルを踏み込んだ。


メインストリートを避け、万が一止まってもいいように裏道を走る。でも1キロだけは表道を走らなければ〜と、そこに出た途端、次の異変が襲った。エンジンがガクガク言い始め、最後は警告灯オール点灯!!でエンジンはついに息絶えた。他のクルマに邪魔にならないよう、路肩に寄せるのが精一杯だった。セルを回すと、エンジンは始動するが、すぐに止まった。やはりオルタネータが死んだのか・・・。
さて、ここから残り4キロをどうやって帰るか考えた。JAFを呼ぶのは最後の手段に取っておくとして・・・、まずは、事態を把握するため、暴新宿工作員の師匠に電話してみたが、留守電だった。焦る気持ちを落ち着け、以前授かった師匠のお言葉をじっと思い出してみた。


お言葉その一
オルタのブラシが磨耗し、最後発電が停止すると同時に、燃料ポンプの回路も閉じられることから、エンジンはガス欠を起こしエンストする・・・。
→確かにエンスト状態ではある。


お言葉その二
その一の状態でも、キーをひねると、燃料ポンプが回るポジションがピンポイントである。
→早速確かめる。ぐっと奥までひねると、セルモータが回り始める手前に燃ポンが動き始めるポイントがあった。

お言葉その三
そのピンポイントのポジションをキープすれば、エンジンは動き続けることが出来る。
→エンジン始動し、キーのポジションをキープする。確かにエンジンは動き続けるが、キープが結構な重労働である。少しでも戻すと、すぐエンスト。行き過ぎるとセルが回ってイヤな音が発生する。

果たしてこの方法で無事辿り着けるのか、でもやるしかない。


意を決してPFを再スタートさせた。右手はキーの位置に全神経を集中させなければならず、他の作業は全て左手となる。重いハンドル操作からシフト操作。さすがにウインカーの操作は出来ないので省略とした。夜も11時を過ぎていたので、他のクルマに迷惑を掛けることもなく、なんとか辿り着いた。右腕は既につりそうになっていた。この伝説のように聞いていた対処方をまさか自分が体験しようとは・・・。
2005年10月26日(水)
オルタを外す


前置きが長くなった。

テスターくらいは当てたかったが、とにかく出来るのはオルタを外す事くらいなので、早速外すことにした。ちなみにこの作業も初体験であることを付け加えておく。行き当たりばったりの、やっつけ仕事の始まりである。

この作業を開始するにあたり、さすがにバッテリーのマイナス側は外してしまった・・・w   オルタはボルト3個で固定されている。下側の2個は、クルマ下からアプローチすると楽そうだが、基地外ではジャッキアップもままならないので、上から手探りで行なう。上側のボルトが外れたら、ステーを固定しているシリンダーブロック側のボルトも緩め、ステーを逃がすと外しやすくなる。アッパーホースやエアフィルターも無いにこしたことがないが、ホースを押しのけて無理やり取り外した。ホースにキズが付きませんように・・・


オルタが外れたら分解である。


ムム・・・・ローターのスリップリングの片方の表面が異常に荒れていた。

一番上は、ベアリング。その下ふたつがスリップリング。


予想通りブラシの磨耗が限界に達していた。片側はまだ余裕があったが、もう片側が異常に磨耗していたのだ。スリップリング表面の荒れが、ブラシの磨耗を促進させていたのだろうか。


レクティファイヤを取り外し、反対側からブラシを見る。二日前にブラシを発注したばかりなのに、なんというタイミングの悪さだろうか・・トホホ・・・・


さて、ブラシの磨耗による発電の停止とは、何を指すのか、解説してみる(わざわざ)。右の稚拙な図を参照願いたい。オルタの分解により判ったことは、ブラシと端子間を繋ぐリード線が、ブラシの磨耗により、完全に伸び切った時が限界となる。ならば、急場を凌ぐ手段としては、その限界点を変えてやればよいことになる。迷わず、端子部分の半田を溶かし、リード線を送り込み、再度ブラシが接触できるようにした。確かにブラシがホルダー内に収まっている必要量というのは規定されているが、ある程度のマージンは確保されているはずだ。とにかく部品が来るまでの暫定処置である。自己責任モードということで、良い子は絶対にマネしないで欲しい。
肝心な作業内容は、特別な場所で行なったことから、残念ながらない。



スリップリングの荒れはペーパーで磨き、様子を見ることにした。深夜、組みあがったオルタを早速取り付ける。エンジン始動・・・・掛からない・・・・。 あっ!! オルタのカプラー差し込んでない!! 再度始動・・・エンジン掛かった!! 万歳!! 充電してます。あ〜よかった〜、何とか今回の危機も切り抜けたのであった。
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