天野博物館友の会(Amigos de Museo Amano)へのご案内

日本ペルー協会 天野博物館友の会

Asociacion Nippo-Peruana Amigos de Museo Amano

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更新日 2018-07-04 | 作成日 2010-12-12

天野博物館友の会ご案内

南米ペルーの首都リマに、ムセオ・アマノすなわち天野博物館があります。アンデス文明と遺残を収集、保管、展示する博物館として、1964年会館されて以来、ペルー人と日本人はじめ、世界の多くの国の人がたくさん訪れるところとなっています。

創設者の故天野芳太郎氏は、長年にわたりアンデス文明の研究を重ね、貴重な分解物の保存につとめ、その成果を世界の紹介すべく、天野博物館を開設いたしました。

ここに保管され展示されている文化遺産はすべて、アンデスの古代文化を愛し、アンデス人の心を理解し、その完成に深く共鳴できた日本人天野芳太郎氏によって厳選されたものばかりで、見る人に大きな感動を喚び起こさずにはおきません。

険しい山や、水気のない砂漠という厳しい環境に働きかけて、古代アンデス人は壮大な建築、洗礼された土器、華麗にして繊細な織物など素晴らしい文化を作り上げました。

一万年以上の昔、アジアから渡った、日本人と兄弟ともいうべき人々が、このように高度な文化の達成を成し遂げたその歴史は、素手の人間が持つ大きな可能性を改めて私たちに教えてくれるものであります。

古代アンデス文明を愛し、天野博物館の重要な役割を期待する私たちは、天野博物館友の会を組織し、いささかなりとも天野博物館運営のお役にたちたいと考えます。

ここに天野博物館ならびにペルーとその古代文化に関心を寄せられる方々に友の会入会をお誘いし、ご協力をお願いする次第であります。

会長挨拶

天野博物館友の会会長 大貫良夫

 この度、友の会会長の重責を担うことになりました。その任に適うのかどうか、もとより自信があろうはずはありませんが、館長の天野美代子さんはじめ博物館側の方々や友の会役員の強いお勧めにより、お引き受けすることにいたしました。会員の皆様のご協力の下に責務を果たす所存でございますので、よろしくお願いいたします。
 天野博物館の創設者は申すまでもなく天野芳太郎さんでありますが、天野さんの生前の姿を知る人は少なくなってきました。天野さん逝って27年、博物館を支援しようとして本会を立ち上げた発起人会最初の会合があってからでもすでに17年、天野芳太郎さんの謦咳に接したことのある人が少ないのも当然です。本会発足当初の会員には天野さんとの個人的な親交を契機とする方が多かったので、時が経って本会はどうなるのかと心配する向きがありました。
 しかしながら、その後も会員は増加の傾向を見せて、現在は400名弱になっております。そのほとんどの方は、天野博物館を訪問したことがきっかけになっているのではないでしょうか。1990年代に入ってペルーの治安と経済状況が急速に好転し、日本を含む外国人観光客がペルーへ出かけるようになりました。天野博物館を訪れる日本人の数も急増しました。そして丁寧な説明を受けつつ博物館の展示を見てゆくにつれ、天野博物館と古代アンデス文明の奥深さに魅了されていったのでしょう。
onukikaichou.jpg ペルーにはマチュピチュはじめナスカその他アンデス文明の古代遺跡遺跡やそれを含む景観でユネスコの世界遺産に登録された場所が6箇所もあります。もちろん登録などしていないけれども重要性や美しさではひけをとらぬ所がほかにいくらでもあります。日本からの訪問者はこれからも増えていくことでしょう。天野博物館は参観者に古代アンデスの魅力を伝える所としてますます大切な役割を担うことになります。
さらにもうひとつ、大事な役割があります。それは、アンデス文明研究のパイオニアとしての日本人天野芳太郎の人物を広く知らせることであります。古代文化の情熱的な探究家、実業家、詩文の才豊かな文筆家など、多彩な側面を併せ持った独立独歩の日本人として、天野芳太郎さんは長く広く記憶され想起されねばならない人であります。
 また天野さんは真に国際的な日本人でありました。アンデス考古学に関係しての天野さんの交友関係はじつに広いものでした。1950年代から70年代にかけての名だたる考古学者が天野博物館を訪れ親しく話を交わしておりました。ペルー人の学者はほとんどすべていたでしょう。また学者ではないが考古学に深い造詣のある人や、ペルーの知識人たちとの交流も深いものでした。まだ学生だった頃天野さんに声をかけられたことを大事な思い出としているという人もいます。後にその人は考古学の碩学として国立博物館館長その他の要職を務めています。アメリカ、ドイツ、フランス、キューバなどの国の学者もよく訪れて天野さんと談笑し、ときには奥様の手料理で酒を酌み交わしていました。1958年から始まった日本の本格的な考古学調査団が、その当初からペルーで受け入れられ、ペルーの考古学者から一方ならぬ助力を得られたのも、このような天野さんの人徳のおかげでした。  そういう背景を顧みると、天野博物館は日本人にのみ開かれた博物館ではないということがわかります。とにかく博物館はペルーにあり、ペルーを中心にした古代アンデス文明に全面的にかかわる博物館ですから、ペルー社会との交流も大切な役割です。友の会としては天野博物館のペルー社会の中での役割遂行をもまた支援していくべきものと考えます。
 友の会発足以来、会長をお務めになった長崎弘大使が本年4月21日に90歳の長寿を全う、逝去されました。昨年からお会いするたびに「友の会のこと頼むよ」と言われ、そのたびにお断りをしてきたのですが、本年2月の理事会で長崎大使とお会いして、後任会長の件をお引き受けすることにいたしました。少なくとも友の会の会長のことについては、長崎大使に後顧の憂いを抱かせずにすんでよかったと思います。また、長崎会長とともに会の要の役を果たして来られた増田義郎先生も、副会長を辞されました。先生には顧問として今後も会のお目付け役をお願いすることになります。代わって尾塩尚さんと稲村哲也さんに副会長をお願いしました。これからはこの新体制で進みますので、会員諸賢にはどうぞよろしくご協力をお願いする次第です。最後に、皆様のご健勝を祈念申し上げ、新会長就任のご挨拶といたします。

館長・理事挨拶

財団法人天野博物館館長 天野美代子

 会員の皆様、お元気でお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。
御地日本は連日の猛暑、熱中症と大変なニュースがペルーにも聞こえてまいります。当地ペルーは例年になく寒く冷え込む冬を迎え、日差し降りそそぐ暖かな春の到来を心待ちにしている毎日でございます。

 今年は7月に、ペルー外務省主催によりインカ・ガルシラソ文化センター(Centro Cultural Inca Garcilaso )に於きまして企画展『古代ペルーの織物 天野博物館所蔵の名品(Textiles del antiguo Perú , Obras Maestras de la Fundación Museo Amano)』という展覧会を開いて戴きました。出展作品のうち数点は大変大がかりな修復作業を必要とするもので会期に間に合うか一時は心配も致しましたが、当館修復士のシモン・リカルデ、ペライヨ・デルガードを中心とし、また開催に向けての諸作業含め館員一同団結して取り組みました結果、古代の織物が鮮やかさを取戻し見事に甦り、皆さまにご披露することが叶いました。新聞等でも紹介され、多くの方にご来場戴きましたことは、常よりチャンカイ文化そしてアンデスの素晴らしい織物を一人でも多くの方に知って頂きたいという私共にとりまして大変有難いことでございます。また、チャンカイ文化の研究と紹介に人生を懸けました天野の業績をペルー国に取り上げて頂き実現しました今回の展覧会は、何よりも天野自身が喜んでいることと存じます。

 今年は年初から数カ月、雨季による土砂災害でマチュピチュ遺跡への交通が不通であったためペルーへの観光客数も大変落ち込み状況の進展を心配しておりましたが、その復旧によりお客様も徐々に戻ってまいり安堵しているところでございます。日本の夏休みに入り来館者の数も増え、日本からの調査団の受け入れや数年後に予定しております展覧会に向けての準備等々忙しい日々となって参りましたが、今後も博物館一同研究活動に邁進してゆく所存でございます。
 いつも変わらぬ皆様の御厚情に心より感謝申し上げますと共に、皆様の一層のご健康とご活躍をお祈り申し上げ、私の挨拶とさせて戴きます。

                              2010年8月31日

天野博物館理事 天野万里夫

Distinguidos Señores TOMONOKAI

Es un gran honor presentarles mi cordial saludo y manifestarles mi agradecimiento por el constante apoyo que recibe nuestro museo de parte de todos ustedes.

Gracias a la generosidad de sus distinguidos miembros, nos permite dar continuidad con el mayor deseo de mi difunto padre, Yoshitaro Amano, el de difundir los alcances de la cultura Andina, mediante la difusión cotidiana que exponemos en el museo.

Reitero mi agradecimiento a cada uno de los distinguidos asociados y a los señores miembros del Directorio Tomonokai, por el gran apoyo que beneficia a la cultura peruana. Muchas Gracias.
Atentamente

Mario Amano Watanabe
2009年7月31日

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天野万里夫氏、館長、青柳様ー写真提供

役員及び事務局員

天野博物館友の会役員及び事務局員

会 長 大貫 良夫 (東京大学名誉教授)
副会長 尾塩 尚  (「天界航路」著者)
副会長 稲村 哲也 (放送大学特任教授)

理 事 加藤 泰健 (埼玉大学名誉教授)
理 事 椎名 芳子 (元ペルー観光ガイド)
理 事 朝倉 次郎 (日本ペルー協会会長)
理 事 武村 正義 (元大蔵大臣)
理 事 中山 博充 (㈲中山商店社長)
理 事 田中 純一 (㈱ラティーノ代表取締役)
理 事 酒井 芳彦 (元ペルー味の素社長)
理 事 伊中 義明 (元朝日新聞論説委員)
理 事 天野 芳郎 (天野芳太郎親族)
理 事 井口 欣也 (埼玉大学大学院教授)
理 事 鶴見 英成 (東京大学総合研究博物館助教)
理 事 森下矢須之 (BIZEN中南米美術館館長)
監 事 田島 陽志 (㈱ミラドール 代表 ) 

事務局長 奥村 邦夫