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 カシュー

 


 カシュー樹脂塗料は、カシューの木の実(食用のカシューナット)の殻から抽出されるカシューナットシェルオイルを原料としてつくられます。この成分は漆の主成分であるウルシオールに類似した化学構造を持っているため、カシュー樹脂塗料は漆の代用として用いられています。カシュー樹脂塗料は漆より光沢があり、仕上がり感も漆に似ています。
 塗料の乾燥は、空気中の酸素を取り込む酸化重合なので、漆のように湿度を気にする必要はありません。乾燥が遅く流転性がよいのでハケ塗りがしやすい反面、塗膜のたれやほこりが付着しやすいので塗膜が乾燥するまでは乾燥室などを設ける必要があります。


 塗料『カシュー』は、主原料の名称「カシュー」(Cashew)にちなんで名づけられ、昭和23年にカシュー株式会社が発明し、特許を取得した漆系の合成樹脂塗料です。
 





『カシュー』の特徴

  1. 高樹脂分のため肉持ち感がある
  2. レべリングが良い。
  3. 塗膜は高硬度で弾力性がある。
  4. 光沢が優れている。

漆(うるし)

 漆の木の幹にきずをつけて、しみ出してくる樹液を採取(かきとり)したものである。この採取されたままの漆を荒味漆(あらみうるし)といい、荒味漆中の樹皮やごみなどを布などでこしたものを生漆(きうるし)という。


生漆の成分
成 分  含有量 (wt%) 
ウルシオール (アルコール可溶) 60〜65
ゴム質 (水可溶) 5〜7
含窒素物 (糖蛋白) (アルコール・水不溶) 3〜5
20〜30



 生漆は、拭き漆仕上げ、木地固め・さび漆や塗面を磨いてつや仕上げする場合のすり漆肯定などに使われるが、漆特有の光沢と性能を発現するために、なやし、くろめを行い精製する。

荒味漆
生漆
ろ過してごみ等を除いたもの。
なやし
常温で2〜3時間かくはんし、ウルシオールに溶けないゴム質を小さな粒子として均一に分散させる。
くろめ
ラッカーゼが失活しない45℃いかに加熱し、4〜8時間かくはんして水分を除去する。



 漆の乾燥は、通常の塗料のように溶剤分などの揮発によって乾燥硬化するのではなく、ゴム質中に含まれるラッカーゼという酵素が空気中の水分から酸素を取り込み、ウルシオールを酸化重合させて固化する。この乾燥性は、ラッカーゼの活性度に大きく左右されることから、温度と湿度の調整が必要となる。



 漆の伝統技法を用いて、ちょっと作成してみました。 


『カシュー』を使用してあります。
エナメル(黒)とは違い深みのある仕上がりで、やっぱり高級感が違います。
コンパウンドによる鏡面仕上げを施しているので、うっとりするほどピカピカです。

 

花台です。





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