Anaconda における Python 2 と Python 3 の共存

2016年5月8日

はじめに

Anaconda において Python 2.x と 3.x を共存させる方法について。

環境

  • Windows 7 64 bit
  • Anaconda for Windows (Python 2.7)

Python 3.x 用の環境の作成

Python 2.7 用の Anaconda をインストール済みなので、これに Python 3.5 用の環境を作成する。コマンドプロンプトで以下のように実行する。

>conda create -n py35 python=3.5 anaconda

"-n py35" は名前の指定である。名前で環境を切り替えることになるので、名前は短くしておいたほうがよい。

次のコマンドで、どのような環境があるのか確認できる。

>conda info -e
Using Anaconda Cloud api site https://api.anaconda.org
# conda environments:
#
py35                     C:\Anaconda2\envs\py35
root                  *  C:\Anaconda2

"*" が付いているのが現在有効になっている環境である。作成した環境を有効にする。

>activate py35

※PATH の設定によっては activate が上手くいかないことがあった。

Python のバージョンを確認。

[py35] >python --version
Python 3.5.1 :: Anaconda custom (64-bit)

もとの環境に戻るには、以下のコマンドを使う。

>deactivate
>python --version
Python 2.7.11 :: Anaconda 2.5.0 (64-bit)

Jupyter Notebook における Python 2 と Python 3 の共存

Jupyter Notebook で Python 3.x を用いるために、カーネルをインストールする。Python 3 の環境を有効にして、以下のように実行する。

[py35] >conda install notebook ipykernel

この時点の状態では、root 環境で Jupyter Notebook を起動したら Python 2、py35 環境で起動したら Python 3 を使えるようになる。

環境を切り替えずに Python 2、Python 3 どちらも使えるようにするには、以下のようにする (root 環境から)。

>ipython kernel install --user
>activate py35
[py35] >ipython kernel install --user

これでどちらの環境で Jupyter Notebook を起動しても Python 2 と 3 どちらも使うことができる。

参考