
男女共同参画推進委員企画の「ストレス・コーピング講座 ストレス対処のコツ」には事前に50名ほどの予約登録があり、当日は飛び入りも含め約60名を超える受講者で開講しました。
講師は元JAL国際線客室乗務員として皇室フライトなどの乗務経験を持ち、退職後の現在はビジネスマナーやコミケーションスキル、ストレス・コーピングや女性の働き方といったテーマで講師としてご活躍の真山美雪さんをお招きしました。
男女共同参画推進委員として、私の役目は司会でした。これもストレスの溜まる任務です。緊張している感はなかったのに、講師のプロフィール紹介をうっかり飛ばすところでした。やっぱり緊張していたんだなぁと思いました。
人間は様々なストレスにさらされています。逆にそのストレスが成長のステップになることもあるし、それを乗り越えた時は喜びにもつながるなど、悪い面ばかりではありません。それらストレッサー(=刺激)が引き起こす「ひずみ」を元の平常な状態に戻そうとする試みをコーピングと言います。
ストレッサーには「物理的刺激」と「心理的刺激」があり、「ライフイベント」つまり親しい人の死、転居、結婚、出産、離婚、就職、転職、昇進、定年など様々な生活上の出来事に関連して起こるストレスや、「ディリーハッスル」の様に日常の些細なイライラ、つまり仕事上や職場の仲間や家庭生活上での人間関係に起因するイライラ、舅や姑にたいするイライラ・・・などそれこそ数限りないストレス要因が身辺にいっぱいあるわけです。

しかしストレスの感じ方には個人差があり、同じ事態が起きても反応は人によって違います。個人差とは思考のクセから来るもので、心理学では、「マイナスに作用する思考クセ」を自動思考、非合理の思い込み、認知のゆがみと呼んでいます。
例えば水を飲みたいと思っている人の前に、コップに半分入った水があったとします。それを見たとき、「もう半分しかない」と思うのか「まだ半分もある」と思うのか・・・その違いです。プラスに変えた方が得だと講師は言われました。
人間には限られた人生しかありません。「イライラしていたらもったいない」とも言われました。人からの助言や忠告も「うるさいと」と思うか「有難い」と思うか。後者は人間関係を円滑にします。人は無視していたり、眼中に無い人へは忠告も助言もしませんから。
出来るだけ沢山の人と出会う暮らしをしなさいとも言われました。一生に出会う人間数は平均で3万人。ちょっと活動的な人では5万人だそうです。私は後者で在りたいと思っています。いろんな違いがあって当然と思うようにしたらストレスは随分減りました。「みんな違ってみんないい」 そう金子みすずの世界ですかね。「過去と人は変えられない。変えるべきは自分」重い言葉でしたが本当にそうですね。
問題解決策として
●対人関係= 話し合う、相手を理解する、一緒に何かをする、仲介者を頼む、最後は避ける。
●仕事関係= 教わる、整理する、断る、任せる、改善する、きちんと学ぶ。
●生活関係= パターンを変える(時間の使い方、お金の使い方、趣味の持ち方)
●行動として、深呼吸をする、体を動かす、音楽を聴く、動物に触れる、好きなものを食べる、ガーデニングをする、旅行をする、温泉に入る、美術館に行く、映画を観る・・・。
最後に各自診断テストを受けました。それによって、イライラ型、ビクビク型、ムカムカ型、クヨクヨ型、ヘトヘト型、イジイジ型、ウジウジ型のどこかに判定されます。
ムカムカ型の私へのアドバイス
○断片情報で判断せず、相手の考えが十分にわかるまで聞いてみること。
○どのような出来事も、自分の成長にとって大きな意味がある。
○言われるうちが花。
○自分への攻撃、悪口ととるか、自分への心あるメッセージととるか、人生の岐路。
結果はしっかり受け止めて、反省点を肝に銘じ努力します。なかなか勉強になった講座でした。