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IBM登場に米メディアも注目

■巨大外資系企業、日本IBM野州(野洲町が初出場。滋賀県では大津市の東洋レーヨン以来の代表となった。鴨田監督は新居浜商監督で夏の甲子園準優勝、法大監督で黄金時代を築いた名将。全米のメディアも注目する中、ナイターでプリンスホテル(東京都との初陣を迎えた。米国からも幹部が次々と来日。女優の檀ふみさんらスタンドは4万人の満員に膨れ上がり、華やかな応援合戦が繰り広げられた。プリンスホテルは藤井が阪急入りしたものの、4番の中島輝士以降、主将の村中秀人、ルーキー石井浩朗、補強の初芝清(東芝府中)とスラッガーを揃え穴を埋めた。3回に小川博文のタイムリーで先制したプリンスは、4回に中島の本塁打で追加点を挙げると、エースの吉田幸夫にもタイムリーが飛び出し一挙4点を追加。更に5回にも石井の2ランでリードを6点に広げる。ところがプリンスは2番手の左腕橋本武広が不調。7回にIBMは4長短打で3点を挙げ1点差に詰め寄ると、8回には2死から4番手で好投する藤原亨(日本新薬)の本塁打でついに7−7の同点に追いつく。しかしその裏、時計の針は夜中の11時30分、プリンスは藤原から中島がこの日2本目となる2ランを叩き込んで熱戦に終止符。3番手の末木久が踏ん張り、プリンスホテルが9−7でIBMを下した。◇プリンスホテルは続く2回戦では、初戦で青木一芳西俊児の2本を含む1試合6本塁打の新記録を作った本田技研(和光市と対戦。田辺晃の先頭打者本塁打で先制したプリンスだったが、2回から立ち直った中屋桂介を打ち崩せず、逆に本田に3点のリードを許す。しかし7回に小川の一発で1点差に迫ったプリンスは、8回に代打の初芝に同点アーチが飛び出し延長へ。そして迎えた10回、田辺のタイムリーで初芝が還り6−5で本田技研を下し、プリンスホテルが2年連続で8強へ。

■スーパー業界からもニコニコドー(熊本市が初出場を決める。初戦で名門の日本鋼管(川崎市)に挑んだ。5回までニコニコドー先発の石原幸一郎の前に3塁を踏めなかった鋼管は、6回に磯部寿夫のタイムリーで先制。6回まで4併殺と拙攻を繰り返していたニコニコドーも直後の7回、吉永浩のタイムリーで同点に追いつく。しかし2番手でマウンドに上がった左腕の吉田豊彦(本田技研熊本)が乱調。押し出し決勝点を挙げた日本鋼管が3−1でニコニコドーを下した。吉田は1位指名で南海へ。また同じ熊本から野田浩二(九州産交)も1位指名で阪神へ。◇スーパーからはヨークベニマル(郡山市も登場。台湾から新戦力が加わり古豪のNTT関東(千葉市)を圧倒する。初回に林仲秋の2ランで先制したヨークは、2回にも根本学の一発で山本明久をKOすると、4回には再び根本が2番手の畝竜実から2打席連続本塁打。投げては郭進興が2塁も踏ませぬ好投で1安打完封。16安打のヨークベニマルが9−0でNTT完投に圧勝した。畝は広島へ。◇ヨークベニマルは続く2回戦で前年4強の三菱重工広島(広島市)と対戦した。曲山義和の2ランで先制したヨークは、7回にも代打の山崎正之の2ランで再逆転。ところが初戦で6点差をひっくり返した広島は、監督兼任の佐々木幸治のタイムリーなどで2度目の逆転に成功。しかしヨークは8回に3番手の山本純(三菱重工三原)を攻め、原野優(日本たばこ)の2点タイムリーで同点に追いつくと、代打の桜庭仁(秋田相互銀行)が満塁走者一掃の3塁打で勝ち越し。広島は初戦で先発した左腕の野村貴仁(三菱重工三原)を4番手に起用するが、トップの菱沼吉人のバントヒットでヨークが追加点。結局8回に7点を入れたヨークベニマルが13−7で逆転勝ち。初のベスト8へ進んだ。野村はオリックスへ。

■7度目の出場で初勝利を目指す王子製紙苫小牧(苫小牧市は、7年前の久慈賞投手の樋口博美がエース兼監督。4番には札幌トヨペットから移籍の沢田義文が座り、強豪の三菱自川崎(川崎市)戦に挑んだ。長沢則明の一発で先制した王子は、トップの小林彰(NTT北海道)にも一発が飛び出し、川崎先発の小野孝をKO。王子先発の中島治彦は速球で強打を封じ、王子1点リードで終盤の8回へ。この回王子は佐々木一尚の2ランが飛び出しリードを3点に広げる。ところがその裏、王子2番手の淺川輝彦(新日鉄室蘭)が鶴見信彦に2ランを浴び再び1点差に。ここで王子は樋口が自らマウンドに上るが、川崎は和田敏雄の2ランで逆転。またしても初勝利はお預けかと思われたが、9回表に川崎がまさかの3失策。併殺を焦った鶴見のエラーでピンチを広げると、王子は代打の千葉浩が殊勲の同点タイムリー。更に小林の1塁ゴロを島田茂(日産自動車)に代わって守りに入った四条稔が痛恨のタイムリーエラー。2者が還って王子が逆転に成功する。その裏、三菱も清水雅治のタイムリーで1点差に詰め寄るが、最後は5番手の小林信博(NTT北海道)が踏ん張って9−8と王子が悲願の初勝利を収める。鶴見は阪神、清水は中日、島田はロッテ、四条は巨人へ。◇不況にあえぐ鉄鋼は、新日鉄釜石(釜石市日本鋼管福山(福山市が初戦で激突した。初回に3点をリードした釜石だったが、先発の足利豊がリードを守れず2回途中で降板。3−3で迎えた8回、釜石は福山2番手の左腕河本育之を攻め、寺島哲也(日本たばこ)の2ランで2点を勝ち越す。しかし粘る福山は9回、岩野好伸に起死回生の2ランが飛び出し同点に。その裏釜石は度重なる走塁ミスでサヨナラ機を逃がすと、延長11回、福山は再び岩野のタイムリーで勝ち越し。日本鋼管福山が6−5で新日鉄釜石を下した。足利は名古屋に移籍後ダイエーへ。

苫小牧、郡山、長野の雪国勢が初の8強へ

■前年秋の日本選手権優勝のNTT東海(名古屋市)も20年ぶりの勝利を目指し、前年に初出場ながら4強入りを果した大阪ガス(大阪市)と一回戦で対戦した。大阪ガスは初回、名古屋エースの笠井孝志登を捕らえ、折原康伸高比羅規人(日本生命)の連続2塁打で2点を先取。2回にも鍋島好昭の一発でリードを3点とし、笠井を早々とKOした。いきなり3点を追う展開となった名古屋は3回、松本安司(三菱重工名古屋)の2ランで反撃。更に続く4回には沢田郡拡の同点2塁打の後、辻慶人の逆転タイムリーで先発の萩原健吾をKO。ここで大阪ガスは2番手に松谷竜太郎を起用するが、名古屋は再び松本に満塁アーチが飛び出し一挙6得点。松本の2本塁打6打点の活躍でNTT東海が8−5で大阪ガスを下し、初戦敗退を8で止めた。松谷は巨人へ。◇関東勢は初戦で富士重工(太田市日本通運(浦和市)が激突。日通は下手投げの向田佳元から幸先よく先制点を奪うが、先発の高柳出己野口広巳の3ランを浴びて逆転を許す。その裏日通も酒井道広の2ランで追いつく。中盤は向田と高柳の投げあいが続くが、7回に酒井の2本目となる本塁打で日通が勝ち越すが、スバルも8回に鈴木秀男の一発で再び同点に。そして迎えた9回、日通は辻山正明のサヨナラ本塁打で熱戦にケリ。4−3で富士重工を下し関東対決を制した。高柳は1位指名で近鉄、好守の勝呂博憲は巨人へ。◇2回戦ではNTT東海と日本通運が対戦した。名古屋は松本が3号本塁打含む4安打の活躍。ヤマハ発動機でかつて日本選手権優勝投手に輝いた先発の山本賀久(三菱重工名古屋)が9回を1点に抑えてNTT東海が7−1で日本通運に快勝。29年ぶりにベスト8へ進んだ。

■休部から10年ぶりに復活した西濃運輸(大垣市NTT東京(東京都と対戦した。同点で迎えた3回、NTTは長堀肇真壁久の3塁打で勝ち越し。更に西濃の3失策と、エース鍋島博にもタイムリーが飛び出し一挙7点を奪い試合を決めた。西濃は3番手の今野隆裕が好投し、河合楽器から移籍の阪本徹が4安打を放つ活躍を見せ2点差にまで迫ったが、11−9でNTT東京が初戦を突破した。今野はロッテへ。◇NTT東京は続く2回戦で東芝(川崎市)と対戦した。東芝は初回に鍋島を捕らえ、福本勝幸の2ランで先制。4回には先発の三原昇にもタイムリーが生まれ追加点を奪う。三原は6回に真壁に一発を喰らい降板したが、7回からは初戦で好投した久慈賞投手の菊地聡を投入。ルーキー葛城弘樹の2本の犠飛で追加点を挙げた東芝が5−3でNTT東京を下し8強へ進んだ。◇東芝はヨークベニマルとの準々決勝では一発攻勢を披露。3回に鶴岡昌宏(日産自動車)の2ランで先制した東芝は、5回にも葛城の2ランでヨーク先発の郭をKO。更に6回には高見泰範の一発の後、代打の泉水稔、更に菊池にも一発で続き3者連続本塁打。8点を追うヨークは7回に山崎、9回にも林が一発を浴びせるが、菊池が9回を投げぬき8−2でヨークベニマルに圧勝。6度目の4強入りを果たした。◇3度の優勝を誇る大昭和製紙(富士市も休部を乗り越え6年ぶりの復活。初戦で3年ぶり出場の拓殖銀行(札幌市)と対戦した。先制を許した大昭和は4回、1塁に走者を置いて福永明がライトスタンドへ一発。逆転2ランかと思われたが、捕球されたと勘違いして帰塁した走者を福永が追い越し、幻の本塁打となって同点止まり。それでも大昭和は6回、鈴木智治(河合楽器)の2ランで勝ち越し。左腕の吉田修司をKOする。ところが9回、2点を追う拓銀は完投目前の金沢健から岡田仁(新日鉄室蘭)が起死回生の2ランを放ち土壇場で同点に追いつく。しかし迎えた延長12回、再び福永の一発で大昭和製紙が4−3で拓銀を下した。吉田は1位指名で巨人へ。

■悲願の大会初勝利を飾った王子製紙苫小牧は続く2回戦で日本鋼管福山と対戦した。3点をリードされた王子は3回、福山先発の河本を攻め、沢田の本塁打で追撃。4回にも沢田の2打席連続アーチが飛び出し逆転した王子製紙苫小牧が5−4で日本鋼管福山に競り勝し、初のベスト8入りを決めた。河本はロッテへ。◇王子製紙苫小牧は準々決勝で初のベスト4を懸けNTT東海と対戦した。東海は初回、トップの辻が3塁打で出塁すると、更に松本、中西親志のタイムリーでNTT東海が2点を先制。3回にも辻の一発でリードを広げたNTT東海は、左腕の樋口英樹(本田技研鈴鹿)が1失点で完投。王子製紙苫小牧を7−1で下し、NTT東海が初のベスト4進出を決めた。中西はヤクルトへ。◇連覇を狙った日本石油(推薦・横浜市)は開幕戦でNTT信越(長野市と対戦。玉川寿の一発で先制した日石は、3回にも若井基安の3ランでリードを広げる。ところが4回、守りのミスと藤島一利の逆転打で橋戸賞のエース岡田邦彦がKO。一挙7点を奪われた日石は、トップの鈴木慶裕の3塁打で反撃をするが、信越3番手の高野尚(北陸銀行)を打ち崩せず7―8でNTT信越に不覚を取った。鈴木は日本ハム、若井はダイエー、9回に登板した石田文樹は大洋へ。◇長野市は続く大昭和製紙との2回戦でも5回までに3点をリードされたが、8回に横井信一の2ランで同点に追いつき延長へ。そして迎えた10回、祖泉秀樹(NTT富山)の決勝タイムリーの後、加藤桂二の2点2塁打で3点を勝ち越し。NTT信越が6−3で大昭和製紙を下し初の8強入りを果した。◇勢いに乗るNTT信越は、初の4強を懸けプリンスホテルと対戦した。2転3転のシーソーゲームは信越1点リードで9回へ。絶体絶命のプリンスは、2塁打の四ヶ所重喜(スリーボンド)が3塁に進むが既に2死。しかしここから田辺が四球で出塁すると、四ヶ所とのダブルスチールが決まり土壇場で同点に追いつく。更に小川の右前打でプリンスホテルが6−5でNTT信越に逆転サヨナラ勝ち。初のベスト4入りを決めた。

日楽改めヤマハが100周年を飾る

■郭に続き台湾代表投手の活躍はこの年も目に付いた。前年に神戸旋風を起こした陽介仁(阿部企業)は、三菱重工神戸(神戸市)に補強。NTT四国(松山市と対戦した神戸は、先発の岡本透(川崎製鉄神戸)がダメ押しの2ランを放つなど投打に活躍。11−4で圧勝した。松山は5番手で登板した渡辺智男が翌年快投を演じ西武へ。◇三菱重工神戸は2回戦の日本鋼管戦では、今度は陽が投打に活躍。3回に逆転2ランを放った陽は、2−2の同点で迎えた5回には勝ち越しのタイムリー。更に岡田敏裕の3ランで一挙6点を奪った三菱重工神戸が10―4で日本鋼管に大勝し、前評判どおりの強さで11年ぶりに8強へ進んだ。◇熊谷組(東京都除鴻欽は150キロの速球で注目を集めたが、松下電器(門真市打線に捕まる。島田行雄のタイムリーで先制した松下は、2回にも米崎薫臣(日本生命)と島田の連続2塁打で4点を奪い除はあっさりKO。更に佐藤清(日本生命)の2ランで一挙6点を奪い試合を決めた。松下はエース北口勝久が終盤に横谷彰将佐藤和弘らに連打を浴びて3点を失ったが、中軸の宮里太らを抑えて完投。熊谷組は7回から左腕の田辺学(東京ガス)が4奪三振、9回からは下手投げ伊藤敦規が好投を見せたが前半の大量点が響き3−8で松下電器に大敗した。伊藤敦は1位指名で阪急、佐藤和も翌年1位で阪急、宮里、横谷は大洋、田辺は広島へ。◇日本楽器から社名変更したばかりのヤマハ(浜松市は、前年準VのNTT北陸(金沢市と対戦した。金沢は初回、前年久慈賞の杉山孝一(新日鉄名古屋)がヤマハ先発の劉秋豊から先制2ラン。2回にも新座良一のタイムリーで劉をあっさりKOする。しかしヤマハは3回に武居邦生の個人通産11号本塁打で2点を返すと、5回にも武居の犠飛で同点に追いつく。金沢も7回に佐々木壮の2ランで再び勝ち越すが、その裏1点を返したヤマハは8回、疲れの見える上原勝男から、またしても武居の同点となる内野安打とタイムリーエラーで逆転。6−5でNTT北陸を下したヤマハが、社名変更を祝う初勝利を挙げた。

■ヤマハは続く2回戦の松下電器戦で初回に猛攻を見せる。2年前の優勝投手早瀬万豊(日本生命)を攻め、トップの金指幸男から6連打の猛攻でKO。2番手の潮崎哲也からも、打者一巡の金指がタイムリーでいきなり一挙8点を先制する。しかし3回に潮崎の代打、北野敏史の一発で1点を返した松下は、4回にも佐藤清(日本生命)の2ランで5点差に。ヤマハもその裏に中村和彦の2ランで再び7点差とするが、6回に米崎薫(日本生命)、島田行雄の連続アーチでヤマハ先発の西村龍二をKO。更に7回には沢田裕の一発の後、満塁から佐藤の2塁打で遂に10−10の同点に追いつく。松下は6回から登板の石田富士男、ヤマハは7回途中から高久孝が反撃を食い止め、延長11回に進む。この回、松下は沢田の犠飛で1点を勝ち越す。ところがその裏、ヤマハは2死1,2塁から中村のタイムリーで2者生還。12−11とヤマハが劇的な逆転サヨナラ勝ちで松下電器を下した。米崎は1位指名で近鉄、潮崎は2年後に1位指名で西武へ。◇夜中の死闘を制したヤマハは、翌日の準々決勝で三菱重工神戸と対戦した。2回に神戸は冨光男のタイムリーで先制。岡本の好投で神戸が逃げ切るかに思われたが、6回にヤマハは山本秀人に逆転2ランが飛び出す。更に8回には山本、中村の短長打で追加点。先発の劉は初戦と打って変わっての好投。9回を1失点で投げぬき、ヤマハが4−1と三菱重工神戸を下し、4強へ進んだ。岡本は横浜へ。◇ヤマハとNTT東海の準決勝も、劣勢が予想されたヤマハが初回、金指幸男の先頭打者本塁打で先制。更に野選で追加点を奪い幸先よく2点を挙げる。東海もその裏、松本の2塁打で1点を返し、ヤマハは先発のベテラン太田健児を諦め2回から2番手の山中保彦をマウンドへ。山中は3回に松本、中西に長短打を浴びた後、木戸均にタイムリーを浴び同点に。4回には笠井をリリーフした原田芳記(新日鉄名古屋)を攻め、山本秀のタイムリーで勝ち越し。山中は4回以降、NTT東海の強打を無失点に封じ4−2と競り勝ったヤマハが15年ぶりに決勝進出を決めた。

■連日の接戦を制し初の4強入りを果たしたプリンスホテルは、悠々と勝ち進んだ東芝と準決勝で顔を合せた。4点をリードされたプリンスは3回、小川の一発などで三原をKOし、更に連続押し出しで一気に同点に追いつく。更に7回には好投を続ける東芝3番手の蒲谷和茂を捕らえ、四ヶ所、小川の連続タイムリーで勝ち越しに成功する。東芝は4回以降プリンス2番手の橋本の前に2安打に抑えられ敗色濃厚となったが、9回に捨て身の代打攻勢を懸ける。東芝は清家康貴(三菱重工横浜)、小林薫が期待に応えチャンスを作り出すと、葛城のタイムリーで1点差に。更に代打4番手の高野重弘が殊勲の2点タイムリーを放ち逆転。土壇場で橋本を攻略した東芝が、9回には近藤芳久を投入し8−7でプリンスホテルに逆転勝ち。2年ぶりの決勝進出を決めた。中島は日本ハム、小川はオリックス、橋本はダイエー、石井は近鉄、初芝はロッテへ。近藤も広島、ロッテで活躍、蒲谷は後に西武へ。★10年間で4度目となる決勝進出を果した東芝と、予選の敗者復活戦から勝ち上がったヤマハとの決勝も、東芝が有利と思われた。しかし初回から東芝に守りにミスが連発。2年前の雪辱を期す東芝先発の菊池だったが、初回にヤマハは初スタメンの村瀬耕治(河合楽器)のタイムリーで先制。5回にも中村のタイムリーでトップの山本が還って追加点を挙げたヤマハは、劉の好投で4−0とリードを広げる。東芝は9回2死から代打の清家の3ランで一点差に詰め寄ったが、最後は血行障害から復帰した高久が抑えてヤマハが100周年を飾る2度目のV。15年前に初優勝をもたらした川島雄三監督が再び宙を舞った。武居は国士舘大監督、村瀬も河合楽器の監督で初Vをもたらした後、中京大監督に。菊地は再び久慈賞受賞。また予選敗退の伊藤隆偉(東海理化)もオリックスの抑えで野田、野村と共に日本一に貢献。音重鎮(新日鉄名古屋)も中日、広島の主軸で活躍。

 

 

決勝

ヤマハ100010020 4        優勝  ヤマハ(浜松市

東 芝000000003 3             橋戸賞 劉秋豊

                          

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