パラグアイ音楽事情



パラグアイ・音楽



パラグアイの音楽と言いますと何と言っても「アルパ」ですね。ここではアルパを中心にパラグアイ音楽の楽しさを取り上げて行きたいと思います。またアルパ関係のリンク集も作成しております。





1・パラグアイ音楽の概要

ラテン音楽というと、「ブラジル」の「サンバ」や「ボサノバ」、「アルゼンチン」の「タンゴ」、アンデス(ペルー・ボリビア)の「コンドルは飛んでいく」のような音楽を思い出すでしょう。日本ではまだ余り馴染みの無い「パラグアイ音楽」ですが、これら他の南米諸国とはまたちょっと違った独自の音楽が発達して来ました。ここの音楽の中心は何と言っても「アルパ」(パラグアイ・ハープ)です。半音機の無い全音階だけのハープで音色は明るく奇麗な響きです。大きさはそれ程大きくなく、大人一人で持ち運び出来る程です。「アルパ」はパラグアイでは主に男性の楽器で、プロの演奏家が内外で活躍しています。パラグアイ音楽の特徴は、自然をモチーフにしたものが多く、風、水の音、小鳥のさえずり等を巧みに表現します。

なお、アスンシオンではパラグアイ音楽を聴きながら食事を楽しめるレストランが幾つかあります。お勧めなのはシエルボ・ブランコです。


2・代表曲

代表的な曲としてお薦めするのは、カスカーダ(滝)パハロ・カンパーナ(鐘つき鳥)トレン・レチェロ(牛乳列車)等です。カスカーダでは、滝から水が流れ出す様子がダイナミックに表現されています、パハロ・カンパーナでは楽しげな小鳥のさえずり、トレン・レチェロでは汽笛を鳴らしながら汽車が走り出す様がリアルに表現されています。自然を愛する気持ちは日本人にも通じるものがあるのでしょうか、日本でも女性を中心にアルパの愛好家が増えているようです。(パラグアイではアルパ奏者の多くは男性です。)


3・日本での活動

日本でプロ活動をしている方も数名いらっしゃるようです。特に有名なのはアルパ奏者・ルシア塩満(しおみつ)さんで、幅広く日本で演奏活動をしていて、テレビ、ラジオ等にも多数出演してパラグアイ音楽の普及に大きく貢献しています。97年10月、NHKで放送された「家へおいでよ」というドラマでは、ルシアさんのオリジナル曲がテーマに使われていました。

ルシア 塩満 さんの最新CD・LIVE

ルシアさんのCDは今まで5枚発売されています。

1・アルパ・きらめく調べ
2・東洋の百合
3・黄昏色の秋
4・ひとりごと
5・アルパ・私のこころ(ソニー)
6・LIVE

最新のLIVEは演奏会のまさしくライブで、パラグアイの曲だけでなく、日本の曲や誰もが知っているラテン・スタンダード等も演奏されている素敵なCDです。このCDを含めてソニーから出ている一枚を除いてはで取り扱っているそうです。

また2001年1月には、アスンシオンで7枚目のCD制作のレコーディングを行いました。ルシアさん、高山さんの他、当地の演奏家も多数加わり、本格的なパラグアイ音楽のCDとなる模様です。発売が楽しみですね。

オフィス・アルペジオ(03−3902−5355:近藤信夫さん)

CD・LIVE曲目;

カスカーダ、君しのぶ夜、イパカライの思いで、ミシオネーラ、魂・心と人生、月光る海辺、さくらさくら、荒城の月、夏の思い出、赤とんぼ、なごり雪、コンドルは飛んで行く、チチカカ、秋桜、八月の濡れた砂、春風に乗って、黄昏色の秋、牛乳列車、川の流れのように

なお、詳細に関しては(演奏会スケジュール、CD販売、ファン・クラブ)に関しても同様にオフィス・アルペジオにお尋ね下さい。

アルパ奏者・ルシア 塩満 氏(アスンシオン市にて)

演奏と解説・ルシア 塩満 氏(アスンシオン市にて)

ルシア 塩満 さんと高山直敏さん、ホームコンサート演奏風景

なお、ルシアさんと一緒に活動をしている「高山直敏氏」が「フォルクローレ音楽教室(東京都 北区 赤羽):ギター、サンポーニャ、チャランゴ」、CD(はるかなる山の影)、出版(やさしいボリビア・ケーナ入門、やさしいサンポーニャ入門)等を行い精力的な活動をしています。

CDを早速聞きましたが、「花祭り」「コンドルは飛んでいる」等のフォルクローレの定番の他、パラグアイの曲や自作の曲もあり、とても楽しい出来栄えになっています。南米音楽に関心のある方にはお薦めです。

関心のある方は下記に連絡を


オフィス・ペンタ・グラマ(TEL/FAX 03−5249−0053)

高山 直敏 氏(アスンシオン市にて)

サンポーニャを演奏する・高山 直敏 氏(アスンシオン市にて)



また日本でプロ活動をしているアルパ奏者としてはセシリア光子さんが居ます。各地で演奏会を開催されている他、CDもだされています。


セシリア光子のページ

(資料より)

セシリア光子(ハーピスト・異文化コミュニケーター) TEL/FAX 03-5828-5058 ムシカ・セシリア 

ラテンハープの巨匠オズワルド・ガオーナ氏の唯一の後継者。主にヨーロッパ、中南米を中心にコンサート、テレビなどに出演し、フェスティバルの審査員なども努めるなど、世界的に活躍している。16年以上に及ぶ海外生活での豊富な体験をもとに、日本でもコンサートの他、講演、ショー等、多方面に渡る活躍ぶりは枚挙に暇がない。天性のおおらかで明るいセシリア光子氏の演奏は、現代社会の忙しい日常を忘れさせ、夢と元気を人々にもたらしている。
プロフィールの詳細:76年から南米各国に滞在する。サルサ、メレンゲなどの多くのリズムを体得し、遂にラテンハープに出会う。85年よりブラジル、サンパウロ市でガオーナ氏に師事。ブラジルを中心にテレビやコンサートに出演。また作曲家。指揮者としても旺盛に活動を開始する。89年イギリス、エディンバラフェスティバルで公演。カセットテープ(Cecillia Mitsuko)を発売。90年、民族音楽、ポピュラーハーピストとしてブラジルの国家ライセンスを取得。パラグアイ共和国の世界ハープフェスティバルでの招待公演では大絶賛を受け「ハープの女王」と連日新聞やテレビで報道され、一躍その地位を確固たるものにした。師ガオーナのギターのサポートを受けたアルバム「セシリア光子・アルパ・パラグァイア」を発表、師ゆずりの実力は南米全域に広く知られるようになった。92年、アルゼンチン、コスキン市で開催された「第32回国際民族音楽・舞踏祭(Festival de Cosquin)」に日本人としてただ一人招かれ、ガオーナのギター伴奏で「カスカーダ」「ミッションネーラ」などを演奏、10万人余の聴衆から熱狂的な拍手を受けた。同年サントリーホールで日本デビュー公演を行う(常陸宮妃殿下、高円宮両殿下、スペイン、ブラジルをはじめ6ヶ国大使ご参列)。CD「巴恋妙の華・グァンタナメラ」発売(キングレコード)。93年1月、ラテンハープと鼓(藤舎華鳳)との異色のセッションによる特別企画「打禅」を、鎌倉能舞台を始め各地能舞台にて公演。4月にはジャズトランペッター日野皓正氏と共演コンサートを開催、巨匠オズワルド・ガオーナ氏が特別参加した(常陸宮妃殿下、寛仁親王妃殿下、各国大使ご参列)。6月にはパラグアイ共和国の名誉音楽親善大使に任命され、音楽を通じて世界の架け橋になるべく活躍を始める。12月に日本で初めてのソロコンサートを浜離宮朝日ホールで開催。94年9月、大分県竹田市市制40周年記念招待公演。10月には「アサヒグラフ」誌にて7頁にわたり特集される。95年、CD「ウィークエンド・ウィズ・セシリア」発売(キングレコード)。8月には浜離宮朝日ホール公演に出演。など、現在まで世界各国で多忙な演奏活動を繰り広げており、今後の活躍ぶりが期待されている。まだ日本では一般的な人気を得ているとは言えないラテンハープは、彼女の出現や師ガオーナの来日コンサートなどにより、今確実に音楽シーンに浸透しはじめていると言っても過言ではない。

セシリア光子さん


上松さんから以下の情報をいただきましたので掲載いたします。(2000年 04月28日)

さて、このたび上松美香のCDがキングレコ−ドより6月7日全国発売されることになりました。パラグアイの曲もたくさん入っております。是非、田中さんのホ−ムペ−ジにも掲載お願いできればと思いmail致しました。現在日本ではジャパンクラッシック部門が、とても人気があり、上松美香のアルバムにも3曲のクラッシック曲が入っております。おそらくarpaでは初めての試みではないかと思います。又、これを記念致しまして、東京銀座王字ホ−ルでコンサ−トが6月20日開かれます。

日本ラテンアメリカ文化交流協会の主催です。パラグアイ大使館も協賛していただいております。こちらは、こちらあてリンクを張っていただければ幸いです。勝手なお願いで申し訳ありませんが、是非よろしくお願いいたします。

(紹介文)

INOCENCIA  CD KICC 305

上松美香(17)のメジャ−デビュ−初アルバムです。2000年6月7日キングレコ−ドより店頭リリ−スされます。

グランドハ−プとはひと味もふた味もちがうキラキラ光る微細な音色がアルパ(インディアンハ−プ)の特徴。上松美香は、13才からアルパを弾きはじめ、パラグアイ、メキシコのアルピスタたちに学び、第21回グアランバレフェスティバルにて特別賞受賞。国内でも’99年全日本アルパコンク−ルに優勝、今年5月メキシコで開かれるラテンアメリカアルパフェスティバルに日本代表として出場決定と内外での注目を集めている。

このデビュ−アルバムでは、パラグアイをはじめ中南米の名曲を中心にスパニッシュクラシカルや彼女のかわいいオリジナル曲も加え、17才の彼女のイノセント(無垢)な表現力とテクニックを披露してくれる。(キングレコ−ド紹介文より)

=収録曲=
1.カスカ−ダ (滝)
2.ミス・ノ−チェス・シン・ティ
3.エスパニョレ−タス
4.入江のざわめき
5.アルハンブラの思い出
6.天使のささやき (上松美香オリジナル)
7.白い鳥 (上松美香オリジナル)
8.星の小さな贈り物 (上松範康オリジナル)
9.月光る海辺
10.鐘つき鳥
11.カレ−タ・グイ
(グアランバレフェスティバル受賞曲、第2回全日本アルパフェスティバル優勝曲
) 12.セルベセリア・アメリカ−ナ
(グアランバレフェスティバル受賞曲)
13.コ−ヒ−・ルンバ
14.レホス・デ・ティ

kenichi agematsu ビセンテ上松(上松健一)
private and famiry mail address (個人メ−ルアドレス)

TEL.NO 81(JAPAN)0263-82-8187
FAX.NO 81(JAPAN)0263-82-7731
Business mail address (会社メ−ルアドレス)

home page address (ホ−ムペ−ジ)

上松美香さん・ジャケット




アルパ楽器店 (2003年 8月29日)


日本でも人気が出て来たパラグアイ・アルパですが、どのように売られているのか紹介したいと思います。パハロ・カンパーナはアスンシオンの街のごく普通の場所にあります。この前をいつも自動車で通過していますが、ここにアルパ販売のお店があることに全く気が付きませんでした。

PAJARO CAMPANA
REP. DE COLOMBIA 1280
TEL 222-301




(写真:パハロ・カンパーナ)


店内はそれほど広くは無く、アルパが7,8台とギターが6つ売られていました。



(写真:店内の内部-01)


店の壁にはこのお店のアルパを使っている著名なアルパ奏者の写真が飾られています。ルシアさんの写真もありました。



(写真:店の内部-02)

日本に送る際にはどのようにするのか尋ねたところ、木製のケースに入れてDHLで送るのだそうです。日本からの注文も多いようです。



(写真:梱包の様子)



4・民族舞踊

民族舞踊としては各種のダンスがありますが、中で珍しいのは、瓶ダンスでしょう。瓶を頭に載せてバランスを保ちながら踊るというものです。次第に瓶の数を増やして行き、梯子を使って瓶を載せて行きます。

公園でアルパに合わせて、民族舞踊の練習(アスンシオン市内イタリア公園にて)



(写真:壺を載せて踊る)



(写真:何段にも重ねた瓶を載せて踊る)




5・アスンシオンでパラグアイ音楽を楽しむには


アスンシオン市内でパラグアイ音楽を楽しむのあれば、シエルボ・ブランコが良いでしょう。食事をしながら音楽を楽しむ事が出来ます。


6・アルパのホームページ(日本語)・リンク集

日本でもアルパ愛好家の方が次第に増えているようで、下記の通り既に幾つかの「アルパ」に関するホームページが日本で開設されております。音楽を通じてパラグアイが日本の方々にとって身近なものとなって行けばと願っております。


01・ルシア塩満のホームページ(東京) (ルシア塩満さん)
木漏れ日のようにキラキラとこぼれる、優しくて、暖かくて、力強い・・・そんな音色を聴いたことがありますか? 中南米の民族楽器にインディアン・ハープと呼ばれる小さなハープがあります。「アルパ」奏者、ルシア塩満のホームページへ。
02・セシリア光子のページ(東京)
ラテンハープの巨匠オズワルド・ガオーナ師の唯一の後継者。演奏者としてだけではなく、作曲家や指導者としても世界的に活躍。その活動は主にヨーロッパ、中南米を中心に、コンサートやテレビなどに出演。フェスティバルの審査員なども務める。
03・散歩道(長野)(melodiarpa さん)
中南米の民族楽器で小型のハープ『アルパ』(インディアンハープ) の紹介をしています
04・上松美香のページ(長野)(上松美香さん)
演奏活動のかたわら、アルパのマエストラとして、母親のクリスティーナインディアンハープ教室の指導講師を勤め、アルパの仲間の方々の技術向上と普及活動を行っている。
05・雨上がり(長野)(倉沢信子さん)
アルパ(インディアンハープ)と倉沢信子のホームページ
06・Arpa de Latino America (東京)
小学校5年の時から父の仕事の都合で アルゼンチン・ブエノスアイレスに住み始めました。 そこで、出会ったのがこの楽器、Arpa、ラテンハープなわけです。 アルゼンチンでは、チョチン・バルブエナ氏に習っていました。
07・Duet Esperanza (東京)(日下部由美さん)
Duet Esperanza。スペイン語で『希望』という意味です。 1994年にパラグアイで結成されたグループです。 日下部由美(アルパ、ギター、ケーナ等)、ガブリエル・ゴンサレス(アルパ、 ギター)による日本で唯一のダブル・アルピスタ・デュエット。
08・りーちゃんのTea Room
「アルパ」という楽器に出会ったのは、会社に入ってからでした。 私の学生時代の友人が、短大卒業後に3年程住んだ南米パラグアイから 帰ってきたとき、一緒にもって帰ってきた楽器がアルパでした。彼女に 何度となくコンサートに誘われたりしているうちに、自分でも弾いて みたいと思うようになったのです。
09・増永雅子さんオフィシャルページ
関西で活躍中のアルパ奏者「増永雅子」さんのHP。
10・ぐりのホームページ
中南米に伝わるハープ「アルパ」の話題を中心としたサイトです。
11・アルパ・パラグアージャ
芹澤健一・良実ご夫妻のページ
12・牧野将典オフィシャル・ウェッブサイト
アルパ奏者、牧野将典さんのHP。様々なジャンルの音楽・楽器とのコラボレーションを積極的に行い、独創的な音楽活動に取り組まれています。
13・かとうともこさんサイト
アルバ奏者かとうともこさん


(ブログ)

01・藤枝貴子さんのブログ
パラグアイで勉強をされ、日本で活躍されている藤枝貴子さんのブログ
02・ようこそ アルパの小部屋に
小学校1年生(♂)小学校3年生(♂)小学校6年生(♀)の3児の母。この春3人が小学生!現在パラグアイの民族楽器『アルパ』(ラテンハープ)の演奏活動をしながら、ラジオパーソナリティー。『音楽・笑い・健康』の講師




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