
01・イグアス紀行(ブラジル、パラグアイ、アルゼンチン)
9:40クリチバ発の便で無事フォス・ド・イグアスに到着。今度は機内からちゃんと滝が見えたので、間違いはない。何だかんだして、昼近くになってしまったので、市内に行くバスをあきらめ、そのままタクシーにて滝に直行。私としては、あまり望ましくない手段でしたが、時間がないのでしょうがない。空港からでも結構距離があった。滝に着くまでが、もーわくわくしっぱなし。途中で入場料払うゲートを通過する。タクシーだと運転手の分まで払わないといけない。山の中と言うか、林の中を走り抜ける。そして何分か走った後滝の入口に到着。ここから既に滝が見える。うわぁ〜滝だ滝だぁ〜!
とっとと大きな滝にありつきたくて遊歩道を早足で進む。途中あらい熊たちの出迎えをうける。1、2匹思ったら、あとからぞくぞくと出てきた。何とも可愛らしい。滝とあらい熊?なぜここにあらい熊?と思いながらも前進。ゆっくりまわれば1時間ぐらいのコースであろう。が、時間のない私はアルゼンチン側を考えるとそうゆっくりもしていられない。がこの遊歩道は上りあり、下りありで結構体力消耗する。しばらく歩いていると、やっと大きな滝が現れる。そして、滝まで近付ける長い橋。水しぶきが飛び散っている。皆さんびしょぬれになりながらも滝に近付いて楽しんでいた。
何かいい感じ。とうとう滝までやって来たな〜って実感。思ったほど、茶色く汚いものではなかった。すばらし〜イ。最後にエレベーターに乗って出口に。おーい、どこへ行った?タクシーの運ちゃん!はて?どのタクシーだったっけ運ちゃんの顔もよく覚えていない...ぼーぜんと立ちつくす。しばらく待っていたら、どこからともなく現れた。こっちに向かってくるからたぶんあの人だろう。で車に乗り込んだら、チャーターの交渉される。あたしゃ、バスで行きたいのに。渋っていたら、そのまま近くのホテルに連れていかれ、英語の話せるボーイさんが通訳してくれる。”アルゼンチン側とダムをまわって125$”だと。ちょっとー高すぎるちゃいますか?ダムは休みだって聞いてるから行かないよ〜だ。空港に戻るか、フォス・ド・イグアスの街まででいいって。なかなか引きさがんない。バスもちゃんとあるかわからないし....
時間がないことが気になってたので仕方ないっ!「アルゼンチン側行って、フォス・ド・イグアスのバスターミナルまで」と妥協。私の旅としてはタクシーでまわるなんて許されないことだが...。決まったら、さあ!次々!いざアルゼンチンへ。国境まではあまり時間はかからなかった。パスポートを見せ「滝に行く」と告げただけで、税関は素通り。そのまま、アルゼンチン側の滝に向かう。アルゼンチンのプエルト・イグアスの街も見たかったが、そうもしちゃいられない。こっちの入場料は1R高い。ブラジルの通貨だからか?しばらくして滝の入口に到着。そこからは滝は見えない。ただの野原ってな感じ。ほんとにここは滝かい?って言いたくなるような所。が、そこから下って行くと、小さめの滝。そして川。ブラジル側と比べるとおとなしめだなぁ〜って印象。
こっちの遊歩道はジャングルっぽい。ごはん食べてなかったせいか、道のUPDOWNが非常に辛く感じる。普段、スポーツで鍛えている私としては情けない。汗だらだら〜。ん〜なかなか険しい。遊歩道はちょっと長めですね。こちらの最大のみどころの滝はあちらの半分くらいだった。滝までの橋も短い。どちらかと言えば、ブラジル側の方が好きだなぁ。ゴムボートに乗って滝見物したかったが、時間と予算の関係で断念。すべて、タクシーが...いや、その前に降り間違えが...。とくやみながら、フォス・ド・イグアスに向かう。
結構な街ですね。思ったより都会かな。思ったよりだよ。で、友人が教えてくれたホテルを教えてもらって、バスターミナルで降りる。最初に交渉した金額より、ちょこっと引いてと。予算以上のことしたからこれで許してねっ。OK!運ちゃん、さよなら。バスターミナルを確認してから、ホテルに直行。「こんにちわ〜泊めて下さい」OKらしい。受け付けのじいさんに連れられ部屋を見せてもらう。なかなかシンプルでいい部屋じゃん。タオルがベットの上に芸術的に飾ってある。これは感激。クリチバの宿もそうだった。きれいにひだを作って...いわゆる折り紙の様に。テレビ、クーラーが付いてシャワールームもきれいだった。ずばり、ここに決定。日本円で3000円くらいの宿。ちょっとリッチな気分。
さあ、パラグアイへ行くぞ!国境の街、シウダー・デル・エステをめざして。受け付けのじいさんにバスの乗り場聞いて、言葉はわからんが指さす方に歩いていった。皆さんが待つバス停があった。きっとここだな。結構、ジロジロ見られるなぁ〜。まっいいけどさ。とりあえず近くにいたきれいな、おねえさんに「エステ市に行くにゃ、ここで待ってればいいのかねぇ?」って聞いてみる。おねえさんいわく、「いいのよ、私も行くから」って言ってるようだった。のど乾いたんで、後ろにいた飲み物売りのおじさんよりコーラ買う。130円なり。意外に高いなぁ〜。路上にはこういった飲み物売りがあちこちにいる。そうこうしているうちにバスが来て、先ほどんのおねえさんが手招きする。バスのウインドウに”パラグアイ”って書いてあった。これか...。エステ行きとは書いてないが。とりあえず乗る。車掌に「いくら?」とまでは聞けるが、返ってきた言葉が理解できないのが何とも悲しい。おおよその数字ぐらいは覚えておくんだった、今ごろ思ってももう遅いか。
このバスはブラジルとパラグアイを結ぶバスらしい。なかなかのスピードで駆け抜ける。20分ほどで国を結ぶ橋(友情の橋)を渡る。そして国境らしいゲートをくぐり抜ける。パスポートはノーチェック。知らないうちにパラグアイに入っているってな感じ。ゲートに一応、”パラグアイ”って書いてあるが。ここを抜けると街が一変する。こぎれいなブラジルに比べ、かなりゴミが道に散らかっている。が、よく訪れる国はこういう国が多いので妙に安心する。休みの店が多いが、露店は結構やっている。ここがエステ市か。。。と思っているうちにバスは通り過ぎて、またUNにぎやかなところに出てしまった。さみしげな道へとバスは行く。まさか...これは降り遅れ?降り間違いの次は降り遅れかいな。ま、今度はバスだから、あまり害はないか。とりあえず、終点まで乗ってるか。
何分か後、れんがで出来た道の続く村が現れた。なかなかノスタルジックな所だ。その村のはずれにバスは着いた。古びたバスターミナルだ。仕方ないっ、降りて、このバスでエステ市に向かおう。だが、なかなかバスは出発しない。運ちゃんらが話かけてくる。いやらしい系の日本語をしゃべる。あんたねぇ〜どこで習ったのよ、そういう言葉を。やつを振り切りながら、日差しの照りつけるターミナルでひらすら待つ。その間、地元のバスが何台か通過していった。だいたい珍しそうに私を見る。あれぇ〜日系の方、こっちに多いのではなかったっけ?ずいぶん、日光浴してしまった。
やっとバスが出るみたいだ。今度はバスの表示が”BRASIL”となった。早くエステ市に行きたいよぉ〜。バスが出発。れんがの村を越えて、また、にぎやかな街にやてきた。そこで降りる。露店を巡る。値段はそんなに安くはない。ブラジルの通貨が使えるから両替はしなかった。Tシャツとか下着とか手ごろな電気製品らが売られている。そこをそれると普段開いているような店はほとんど閉まっていて静かである。その街でしばらく散策をしてからブラジルに戻る。
どうしても、国境の橋を歩いて渡りたかったので、とぼとぼと歩きだす。暑いのも手伝って、国境までの道のりが長く感じる。途中、タクシー屋さんから声も掛けられるがお断りする。やっと橋のたもとにたどり着いた。>ここが、国境の橋か...って思いながらせっせと渡った。橋一本で国がかわってしまい、町並みもかわってしまう。島国育ちの私としては何だか不思議な感覚に陥る。ゲートをくぐり、再びブラジルに入った。税関の手続きがないと国を越えたっていう気がしないねぇ〜。また、とぼとぼと歩き始める。えらく、のどが乾いた。とそこにスーパーが目に入ってきた。ラッキー!早速入って中を散策。プリンミックスとかあるねぇ。買いたいけど荷物になるからやぁ〜めた。構成は日本とさほどかわんない。おやおや、ヤクルトとか売ってるよ。菓子系は皆大きな袋に入ってるね。あと2個でいくらとか。こぶりの菓子はないね。
結局、缶ジュースとカボスアイスを買った。缶ジュースは露店と値段はかわらない。アイスはちょっと安いかな。すぐ食べる。アイスがやたらおいしく感じた。暑くなった身体にジーんとしみ込んだような。さぁ、もう少し歩くか。もうブラジルに入ってしまったので国境越えのバスは降りる専門になってしまってるようだ。仕方ない!歩くしかないな。。。が何分か歩いたが力尽きたのと暑いのと道が2つに別れてしまったのが重なって、バスに乗ることにする。が、国内のバスだとどこ行きに乗ったらいいのかわからない。国境越えのバスなら確実にもとの場所に戻れるが..といって今からパラグアイに引き返す気力がない。どうしようかな...と思いながらバス停でバスを待つ。30分も待っただろうか。”BRASIL”と表示されたバスが止まり人が降りた。チャンス!!運ちゃんに「乗りたい!」ってな合図を送り、強引に乗る。フーよかったぁ。これで戻れる。
数分乗っってたら、自分が乗った場所にきた。が、バスは止まらない。そしてバスターミナルに入った。ここで降りよう。が、止まらない。やばいよ、一体どこで止まるんだい?内心、ハラハラ。そして自分の泊まっているホテルの前を通り越そうとしてたので強引にそこで降ろしてもらう。
やれやれ、一体あのバスはどこまで行くんであろうか?まっ知ったこちゃない。が、ホテルの前には商店は何もないので、バスターミナルに戻る。ターミナル付近の食堂兼ちょっとした食べ物を売っている店でまるいコロッケっぽいパン?なのかな、インドで言う”サモサ”みたいなものとチョコレートドリンク、オレンジジュースを購入。店員のおじいさんは片言の日本語で対応してくれた。ここはあまり日本人来るところでもなさそうだが。お腹すいたぁ〜、ホテルの部屋で食べるのじゃ味気ない。やっぱ、青空の下で食べたいやねぇ。近くの公園でカップルがいちゃついてるのを背に、もくもくと食べ始める。揚げたてであたたかい。中身はケチャップで味付けした細い麺みたいなものと野菜少々、下の段は甘いジャガイモ。見た目よりゃボリュームあるな。けど、おいしいっ!。これが、この短い旅で自分で買って食べた唯一のブラジル料理ィ?が、料理って言うのだろうか。
夜もふけてきたので、ホテルに帰るとするか。今度はちゃんとした熱いお湯がでるシャワーをあびる。海外でちゃんとしたお湯がでるシャワーとめぐりあえると幸せな気分である。ん〜いい感じ。が、ここは夏のブラジル。風呂あがりはやたら暑い。クーラーあるけど、一体どこにスイッチあるんだ?それが見つからず、暑さにひたすら耐える。のども渇いてくる。
受付にモーニングコールを頼みにいくついでに水でも買いにいくか...しかし既に時計はPM10:00をまわっている。外の店に行くには危険である。受付のところに大きな冷蔵庫がおいてある。水売ってるのかな?「水がほしいっ!...」がいっこうに通じない。参ったなぁ〜。が、何がなんでもほしいのだ!仕方ない、モーニングコールを先に頼もう。が、これも1度ではわかってもらえなかった。ついでに明日の朝早朝のバスあるか聞いてみよう。これは何とかわかってもらえて、何やらどこかに電話して聞いてくれた。近くのバスターミナルより、5:15発があると。なかなか親切な方々だ。しかし、一番は水がほしい!どう説明したらいいんだぁ..すると、そこへどこからか帰ってきた宿泊人が水を受付に要求した。すると、大きな冷蔵庫の中からミネラルヴォーターを取り出した。
やっぱ、ここにあったんだな。しめしめっ..今がチャンス。「ねえねえ、わたしもこれほしい」無事、水を手にしたのだった。ポルトガル語が話せないと意志を伝えるのに非常に苦労する。英語ではどうにもならないのだ。水を手に満足して、部屋に戻る。フーっ...もいちどクーラーをチェック。いじってたら、表面が落ちてしまった、やばっ! が、そこに何とスイッチが何だよ、何だよ、こんなとこに隠れてたか。暑さからも開放され、床につく。
早朝、Get Up! 何かと全て早朝便なので、ゆっくり寝てらんない。とっとと支度して、清算しに受付に。25R+1R(水代)なんだが、10R札と1R札2枚しかない。とりあえず10R札を3枚だす。宿側はおつりがないらしい。隣の旅館に両替にいったが、だめらしい。2人で沈黙が続く。宿長に電話してる。「いくらか細かいのないのか?」財布の中をみせる。結局、宿側が22Rで妥協した。ごめんなさいね。外はまだ暗い。歩いて3分くらいのバスターミナルでバスを待つ。しーんとしたターミナル。あえて、1家族がいるだけ。ほんとにバス来るのかな?不安に思いながら、ひたすら待つ。今からじゃタクシーもつかまんないし。バスがこなかったらアウトだよなぁ。心配になって近くにいた家族に聞いてみる。「ねぇ、空港行きのバスってここから出るの?」「出るんじゃないかねぇ〜」らしい返事。あなた方は空港にいくんじゃないんだね。超、心配。30分も待ったであろうか。やっと、バスが来た。こんな、朝は早くから動いてるんだ、感動っ!
が、行き先が違っていた。もう少し待つ。2台目が10分後に来た。空港行きだ。よかったぁ...来てくれて。真っ暗な道をバスはスピードをあげて走る。まだ、道に車は少ないが前をオープンカーに乗ったおねえちゃん達が踊っている。NEW YEARを迎えた祝いか?そして車が何台も泊まっている場所あって、若者たちがたむろしている。これから大騒ぎするのであろうか?そう言えば、昨日の夜は爆竹の音がずっと鳴り続けていたもんな。気が付いたら客が結構乗っていた、inバス。この人達は一体どこへいく?空港で降りたのは私だけ。まっ、出発に間に合ってよかった。しかし、シ〜んとした空港。ガラすき。係の人がいるのかな?中に入ると受付カウンターにバリグ航空のおねえさんがいた。なぜか、彼女はポルトガル語で対応する。空港なのになぜ英語が通じないの? イグアスからサンパウロに向かうのだが、今回の便は直行らしい。クリチバには寄らない。ちゃんとNON-STOPって表示されてる。確認OKっ!乗客は少ないなぁ〜。日本人はカップルがひと組だけ。あとは外人さん。時間がきたので、タラップから飛行機に乗る為、外に出る。朝焼けかな?すごくきれいっ!こりゃ、感動もんだ。サンパウロに向けてGO!再び機内から滝を見物、見納め。