地球の反対側から日本を見て-17 (2016年) 






地球の反対側から日本を見て-17 (2016年)




2016年には熊本で大震災が発生、日本が常にどこでも震災に襲われる事を改めて認識させられました。

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161・野球漫画・ファイターズ  (2016年11月03日)
少年時代に好きだったのが野球漫画、アストロ球団、巨人の星、ドカベン、タッチ、キャプテン、プレイボールなどなど数々の名作がありました。カッコ良いスーパースターの主人公に普通は居ないような個性的な名脇役が登場し、ありえないような試合展開で勝利を手にするというのが多くの漫画のストーリーで現実のプロ野球とは随分違うかけ離れていると思っていました。

ただ今年のパリーグ、日本ハムとソフトバンクの優勝争いを見ていますと昔読んだ野球漫画実写版というものでした。主人公は勿論大谷翔平選手、見た目も顔も性格も良し、打っても投げても超一流と野球漫画の主人公そのままです。内容は彼を中心としたファイターズが黒いユニフォームの絶対王者ソフトバンクを叩きのめすというもので、ちょい悪の4番打者・中田翔選手、ホームラン王の寿司大好き外人選手、寿司ボーイ・レアード選手、西武ドームでウグイス嬢からいじられる杉谷選手、女装が素敵な谷口選手、涙もろい理論家、国立大学出身で大学教授(白鴎大学)から転身した栗山監督など脇役もしっかりと漫画です。

優勝を決めた西武戦、相手の投手は憧れの高校の先輩である西武のエース菊池、投手戦となり、一安打完封で1-0での勝利。そして日本シリーズ進出を賭けたソフトバンクとのファイナルステージは勝負を決めた試合には三番DHで先発出場、9回にDHを解除してクローザーとして登場、165キロを連発して相手をねじ伏せました。相手ベンチの驚きの表情も漫画でした。そして日本シリーズは人情・根性ものの東映映画の主人公のような黒田投手との対決が注目されていましたが、第三戦に実現、打者大谷が2本の二塁打を放ち、6回の三回目の対決ではレストフライに打ち取り、大谷を打ち取った後に体力の限界が来て投げられなくなり自ら降板、これが黒田投手の最後の投球となりました、全く漫画です。ただ本当に漫画であれば最終戦7戦で再度両投手が対戦する事になるのでしょうが、実際には寿司ボーイ・レアードが満塁ホームランを放ち6戦で終了となりました。7戦で両投手の対戦が実現してしまうと余りにも漫画なので逆にほっとしました。



(写真:大谷投手165キロ)

リアクションが漫画ですね。



(写真:驚く内川選手)

ちょい悪の主砲中田選手。



(写真:日本ハムの4番・中田選手)

戦力外となってもこちらの方で生きて行けるかも知れない谷口選手。



(写真:日本ハムの谷口選手)



160・名古屋観光  (2016年 8月30日)
知り合いで時々「訪日する際にどこに行ったらよいかお勧めは?」と尋ねられる事があります。久しぶりの日本訪問、行き易く、楽しめる場所を求めている訳です。このような方達は大体JRパスを利用して全国を鉄道で旅行するケースが多く、最近の人気スポットは新幹線が開通して行き易くなった金沢や函館です、九州も根強い人気で長崎なども多くの人が旅行の日程に組み込みます。これに定番の東京、京都を加えて、さて後は?という時に最初の質問となるようです。このような人は多少時間があると言ってもせいぜい余裕があるのは2日程度、短い滞在の中でやりくりする訳で、新幹線を多用するので交通の便が良い事が条件となります。

このような質問があった際には迷わず「名古屋」と答えます。しかしながら質問した方は「え、何故」と予想外の答えと捉えるようで、ほぼ全員、驚きの表情になります。確かに東京や大阪に住んでいるごく普通の日本人でも敢えて名古屋を観光目的の旅先に選ぶ人は多くは無いと思います。「名古屋」イコール途中の駅、「静岡、岡山、小倉等と一緒で途中に通る大きな街程度」で観光する街とは全く考えてもいないように見えます。遠方の人で名古屋で観光をしている人が居れば大体は出張で来て多少時間が余ったので・・というものでしょう、観光を目的として来る外国人も多くは無く、例え外国人が居ても工場などで働く出稼ぎの人でしょう。

名古屋に何があるのと質問されます、待ってましたばかり自説を述べます。名古屋は御三家の尾張家の城下町です。最近金沢の人気が高まり前田家の城下町として売り出していますが、御三家筆頭の尾張徳川家の方が挌上ですし文化遺産も当然多く残っています。戦国時代の三傑と言われる信長、秀吉、家康は皆現在の愛知県生まれで、戦国から江戸期に掛けてこの地域は常に歴史の中心でした。首都圏、関西圏に次ぐ都市圏を形成し人口は9百万、これだけの場所に余り関心が無いのが逆に不思議な気がします等と説明する訳です。

名古屋はトヨタなどがあり産業都市のイメージが強いのと非常に閉鎖的な社会と言われていますので何となく取っ付き難いのだと思います。名古屋で生まれると学校も全部名古屋、出来れば名古屋大学、私立ならば南山大学、カッコを付けて愛知学院大学等で学び、トヨタ関連やブラザー等の地元の大企業に就職し、お嫁さんは出来れば淑徳か金城を出たお嬢様、朝の出勤は勿論トヨタ車で、途中のコメダで豆やサンドウィッチをほう張りながらモーニングをいただく、そこで中日新聞と中日スポーツで地元ニュースをしっかりとチェック、会社での話題はもっぱらドラゴンズ、昼は味噌煮込みうどんか味噌カツ、夜は味噌串カツで一杯というようにな味噌づくしの生活を送り、特別な時のご馳走はエビフリャー、みゃーみゃー言いながら一生を名古屋で過ごすのが当然というもので、よそ者が入り込むのは非常に難しい地域です。

個人的には駅前、栄の繁華街を散策する、熱田神宮、名古屋城に行く、そしてお勧めなのが大須です、大須観音の周囲に広がる商店街は東京の浅草のような雰囲気で散策するだけで楽しいですがB級グルメも堪能出来ます。浅草は観光地となり外国人等を目当てに商売をする傾向がありますが、この大須は名古屋の地元の人を相手にしている感じで常連客相手で、観光客相手では無いので良心的です。



(写真:名古屋城本丸-01)



(写真:名古屋城本丸-02)



(写真:大須商店街)

色々な地下鉄の入口を見て来ましたがこの駅の感じは良いですね。



(写真:地下鉄・市役所前駅入口)



159・とんかつ(2016年 8月30日)
日本には和食化した料理がたくさんあります。代表的なのが中国がルーツのラーメンとインドがルーツのカレーでしょう、日本の定番料理となっており既に和食の一部と言っても過言ではないでしょう。洋食からも多くの和風が登場しています、コロッケなどが代表的でしょう、その中でも和食化し発展したのが何と言いましても「とんかつ」ではないでしょうか。何でも明治時代から存在していたようですが家庭のおかずとなり専門店が多く出来るようになったのは戦後でしょう。とんかつとキャベツご飯に味噌汁というのは定番の夕食のメニューとなっていて私も大好きです。日本を訪問した時、訪問した都市の名物がとんかつの際にはとんかつ屋に行くようにしています。特に美味しかったのは鹿児島の黒豚のとんかつと名古屋の味噌カツでしょう、特に名古屋のものはボリュームたっぷりで大満足でした。

訪日した際に多くの方に誘っていただくいは鰻、寿司とか天ぷらなどもっと高級な和食のお店ですが日本で暮らしていた時に値段も高くそれ程そのようなお店に行ったことは無く、外食の際にはこのとんかつ、ラーメン、カレー等をいただいていました、久しぶりに日本に行くと昔よく食べていた懐かしい食事をまた食べたいと思います。ただよくよく考えてみますとこのとんかつ当地でも自宅で簡単に調理出来る事に気が付きました。豚は当地では牛肉よりも高いですが非常に美味しい、フィレでもロースでも最上級のものが簡単に入手出来ます、特別なものではなく普通に売っているものです。パン粉は韓国人のお店に日本で売っているようなとんかつ用のものがあります。味噌汁は何時も作っている、勿論付け合せのキャベツもふんだんにあります。一度作ってもらい食べてみますと日本の専門店並みのものが出来上がりました、何故今まで気が付かなかったのか逆に不思議ですがそれ以降は毎週のようにとんかつを食べるようになっています、多分次に訪日してもとんかつ屋に行く事は無いでしょうね。



(写真:鹿児島名物・黒豚トンカツ)



(写真:名古屋名物・味噌カツ)




158・戦国時代から安土桃山時代(2016年 5月13日)
日本人が一番取り扱うのが好きな時代は幕末明治維新とこの安土桃山でしょう。大河ドラマも大体このどちらかの時代を扱っています。室町後期の所謂戦国時代という群雄割拠の時代から安定した江戸期への橋渡しの時期で多くの英雄が輩出しています。この時代の主人公は織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の人です。大河以外でも本能寺の変や関ヶ原の合戦などの名場面は小さい時からずっと繰り返し見ているお馴染みのシーンで安土桃山時代というのは実際にはどのくらいの年数であるのか分からなくなっていました。色々な定義はあるでしょうが、1574年に織田信長によって足利将軍、義昭が京都から追放されてから1603年徳川家康が征夷大将軍に任命されて江戸幕府が始まるまでの僅か30年間に過ぎないのですね。この間に多くの合戦が行われてその為に多くの人が亡くなり、庶民はとばっちりを受けた事でしょう。ただそれまでの室町期の何となく淀んだ雰囲気を払拭して希望の時代であった事も事実でしょう。

有名な3人は次々に交代して出て来たのでは無く、ずっと最初から同じチームの中で家臣もしくは提携関係にあってこの時代を過ごしていました。現在では太閤殿下として人気がある秀吉の時代は朝鮮出兵などもあり生きている民衆には多分評判の悪い時代だった事でしょう。ただ大坂を造り、家康に江戸に拠点を持つよう命令していますのでその後の日本の形にかなり大きな影響があったのは間違いないのでしょう。秀吉の時代は関白になった1585年から死去する1598年までと僅かに13年で、多分前半は新政権への期待もあり、活気がある時代だったでしょうが、1591年に弟・秀長が亡くなってからは大いに乱れ庶民からは怨嗟の声が大きかった事でしょう。大坂城を拠点としていたので大坂時代とすべきなのでしょうが、明治になり、幕末の諸般の事情で大坂を時代名に入れる事に抵抗があって桃山時代としたのでしょう。

絢爛豪華な桃山文化の影響もあり、明るい時代であったように語られる事が多いのですが本当に活気ある時代であったのでしょうか。あちらこちらで戦争があり、無秩序な状況が生じ庶民は大変だったと想像します。それが当たり前であったので当時の人達は不思議に思わなかったでしょうが常に死と隣り合わせであったと思います。日本全国、傷を負った人、手や足、目などを失った人が多く居た事でしょう。江戸期に入り安定した時代となり新田開発も進み食料の増産も進みましたがこの時代は戦いの中にあり多分それどころでは無かったでしょう。戦国大名が華やかに見えますが本当にタイムスリップして現代人がこの時代に入り込んだら日常が殺し合いなのですから多分余りの残酷さに耐えられない事でしょう、太平の江戸時代とは全く異なる状況であったと思います。



158・オリンピック (2016年 5月13日)
日本人はオリンピックが好きですね。私も日本で生まれ育ったので勿論オリンピックには関心があったのですが、何故か何時も受験や仕事の忙しい時期に当たりほとんどテレビで見る事が出来ませんでした。1988年ブラジルの田舎に赴任直後、ソウルオリンピックがあり、多少時間に余裕があったので今度こそゆっくりとテレビ観戦出来ると楽しみにしていたのですが、周囲の現地の皆さんはほとんど関心が無く開会式とサッカー以外はテレビの放映も無く驚きました。日本に居たので世界中でオリンピック期間中は熱狂していると信じていましたので南米に赴任してのカルチャーショックの一つでした。パラグアイに引っ越してからはもっと極端で本当に全然関心が無く、サッカー以外オリンピックの中継を観ている人を見掛けた事がありません。今回リオでオリンピックが開催されますが開催国ブラジルではリオ以外ではほとんど関心が無く、パラグアイを含め他の国では話題にもなっていないと思います。

日本では南米初のオリンピックでブラジル、南米の国々はさぞかし盛り上がっているだろうと想像するのでしょうが、状況は全く異なります。NHKや日本の新聞社などは特別体制でかなり以前からオリンピック専任の記者を置くなどして準備を進めていたようです。日本ではエンブレム一つであれだけ話題になるのですから4年後の東京の方がずっと盛り上がっているのが正直なところでしょう。ブラジルの多くの人はサッカーのワールドカップが世界最大のスポーツイベントと考えていることでしょう。2年前にブラジルで開催したのですが、既に汚職と経済の不振からお祭りムードでは無くなり、市民は多額の資金を教育や医療に向けずに競技場建設に使う事に疑問を投げ掛けていました。おまけに肝心のブラジル代表は準決勝でドイツに歴史的な大敗を喫してしまい、成功とは到底言えない状況で閉幕しました。サッカーのワールドカップの成功でオリンピックに弾みを付けようという当初の目論見は外れてしまいました。

元からオリンピックには余り関心が無い上にワールドカップはブラジル全体が開催地であるのに対してオリンピックはリオ市開催の地方イベントと見做されているので国土が広く地方色が強いブラジルではリオ以外の人にとっては他人事という感じです。経済と政治が混乱してルセフ大統領が職務停止となり臨時の大統領が立つことになり、政治の混乱が続き経済が低迷していますが、日本のニュースを見ているとブラジルがどうなるかに関心があるのでは無くオリンピックがどうなるのかだけが関心事なのは何か滑稽な印象を受けます。会場はほぼ出来ているので問題無くスポーツ大会として開催され、粛々と競技が行われるでしょう。市民、国民の関心が無くても大会は出来ます、日本でも国体という大きなスポーツイベントが毎年、関係者以外は余り話題にはならず、普通の人から見ますといつの間にか開催されてしっかりと競技が行われているのと同じだと思います。

日本人がここまでオリンピック崇拝になったのは多分1964年に開催された東京オリンピックの強い印象があるからだと思います。国威発条に利用した1936年のナチスによるベルリン大会の4年後、アジアで初のオリンピックが予定され、帝国日本は二匹目のどじょうを狙っていたのでしょ。残念ながらこれは戦争の影響で中止となりました。戦争に敗れ廃墟となった日本を一気に高度成長へと導き国際社会復帰を印象付けたのが1964年の東京オリンピックでした。皆でテレビで観戦し大盛り上がりでした。開会式の日10月10日を体育の日として祝日としてしまった程です。1972年に開催された爽やかな札幌の冬季大会も日の丸飛行隊やジャネット・リン選手の活躍で盛り上がり日本人のオリンピック好きが決定的になったようです。

世界の中でどうやらオリンピック好きな国は日本の他は韓国などアジアの一部の国に限られているようでその事実を日本のマスコミは伝えていないので誤解がそのままになっているように思います。日本からオリンピックの為にブラジルに派遣された記者達はオリンピックの盛り上がりやスポーツの話題を提供するつもりでブラジルに赴任したのでしょうが、政治や経済の混乱もあり全く盛り上がっていないリオで困っている様子に見えます。リオ市民にはそこそこ注目されて競技は行われる事でしょう。サッカーやビーチバレーなどブラジル国民が好きな一部の競技には多くの観衆が集まるでしょうが、ブラジル人にとってマイナーな競技が行われる多くの会場では空席が目立つ寂しい大会になってしまうのではないかと危惧しています。ただこのような状況なので治安やジカ熱などの問題は残りますが観戦に行くのであれば多分日本人が好む多くの競技では容易くチケットを入手出来るでしょうから、オリンピックを観戦するには良い機会かも知れませんね。ただ現地では治安、輸送、感染症の問題がある上に英語が余り通じない事もあり、訪問した方達は苦労される可能性が高いのも確かです。残り3ケ月足らずどのような大会運営になるのか注目しています。






157・真田丸(2016年 4月22日)
歴史には興味があり、昔は大河ドラマが大好きで必ずと言ってよい程観ていたのですが最近は面白くないものが多く、作り過ぎで臨場感が無くほとんど観ていませんでした。個人的にはこの大河ドラマはやはり男のドラマで戦国か幕末を描くものと思っています。今回は戦国の中でも最も過酷な状況を何とか生き抜いた真田ファミリーを描く物で期待していました。武田が滅ぶと織田に付き、その占領軍として滝川一益が乗り込んで来てその配下になるが直ぐに本能寺の変が起きてその後は北条、徳川、上杉の三大勢力の中央に位置している関係で常に狙われるが何とか生き延びるという物語です。

この真田丸ですごいと思ったのはそれぞれの大名の描き方、歴史好きのイメージ通り、例えばドラマの中で北条氏政は何時も飯に汁をかけて食べている。エピソードとして有名な「飯を十分に量っておらず汁を足したのを見て父親がこの程度の計算も出来ない」と嘆いたという逸話は有名で、領土を拡大するのに丁度適量の汁を掛けるように得て行くと語るのは完全なパロディーで楽しく見ました。上杉景勝、織田信長、豊臣秀吉等の描き方も実に上手い、一つ一つの場面が生き生きと描かれているのには感心するばかりです。細かい事を言えばありえない状況が多いのでしょうがドラマとは所詮そのようなもので全て想像の産物なのですからこれだけ巧みに描いているドラマを批判する人が居るのは不思議い思います。多分固定観念の歴史ドラマをイメージしてかなり違うと思っているのでしょう。きり役の長沢まさみが現代風の語り口で主人公に馴れ馴れしくしておよそ当時の女性らしくないとの批判がありますが、これは最近多い女性を主人公とした変な大河ドラマへの皮肉なのかも知れませんね。

今回は信繁は西軍に加わり敗退する訳で西軍主力の石田三成、大谷吉継は良く描いています。対する福島正則、加藤清正などはどちらかと言いますと悪役ですね。石田三成には山本耕史、これは同じ脚本家の大河ドラマでは今回主役の堺雅人とは新撰組の同僚役をやっていた俳優、そして主役の義父となり常に味方となる大谷吉継には半沢直樹の時には敵役のおネエ役を演じた片岡愛之助を配し、加藤清正には韓国籍の俳優を充てるなど細かい配役があるように見えます。真面目で一途な兄・信幸には多分一番そうではなさそうな大泉洋を配し、かつてのNHK歴史ドラマ・真田太平記では今回の主人公信繁を演じた草刈正雄が父・昌幸、秀吉役には堺雅人と顔が似ていると評判の小日向文世を起用するなどよく考えている。主役級の女優の演技は少々大袈裟な印象がありますが、秀吉の母なかを演じる山田昌さんと秀吉の妹・旭姫を演じる清水ミチコさんの顔芸の演技には感心しました。後は「黙れ小童」の名台詞で評判となった室賀正武役の西村雅彦さん、小山田茂誠役の高木渉さんが印象に残りました。余りの面白さに一回は普通に見て二度目は気に入った場面を中心に見ています。







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