
1.4輪用を買わなくちゃいけないの!?
4輪用=4輪競技用ヘルメットとしてメーカー各社よりジェット型/フルフェイス型が販売されています。
ただ、2輪用とちがって一般向けでは無い事から、実物を見る機会も無いでしょうし値段も高いですね。
(2輪車は法規で一般道走行に際してヘルメットの着用が義務付けられているが、4輪にその義務はない。)
2輪用と4輪用の大きな違いは、難燃性内装が使用されているかどうかでしょう。
4輪用ヘルメットは基本的に『競技使用』を前提にしていますので、FIA/JAFのホモロゲーションを
取得したモデルしかありません。(FMKというカート用のホモロゲもあり、これは難燃素材ではありませんが。)
FIA/JAFの競技用ヘルメットとしては、レーシングスーツ等と同じく難燃性である事が求められます。
他にも、フルフェース型は目の部分の開口が2輪用と比較して縦に狭くなっています。
これはクルマとバイクの乗車姿勢の違いによるものです。4輪用でバイクに乗ったら前が見難くて堪りません(笑)
走行会レベルであれば、レーシングスーツなどの義務付けが無いので、メットだけが難燃でもあんまし意味ありません。
ジェット型なら1万程度からと比較的安く買えますし、色や柄もいっぱい選べますので私的には2輪用をお薦めします。
ただし5年以内にJAFの競技に出場する!という方は高くても4輪用買った方が良いかも。
2輪用にはJAF公認シールは貼ってないので競技には使用出来ません。
ジムカーナ、ダートラ、ラリー等、競技種目(レース以外?)によっては2輪用でもJIS C種以上であれば使用出来るそうです。
2.どんな形のがいいの?
| - ヘルメットの形状表 - | |||
|---|---|---|---|
| フルフェイス | ジェット | セミジェット | ハーフ(半キャップ) |
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| 顎部までしっかりガード。F1パイロットやGPライダーに憧れる人はこれだね。 | 後頭部までしっかりガード。でも顔は出る。WRC好きやガンさん萌えな人にお薦め。 | ハーフ型に耳当て部が足された様なもの。買っちゃダメ。 | ボールを半分に割ったようなカタチ。買っちゃダメ。 |
3.どんなメーカーがいいの?
BELL、agv、SIMPSON等海外有名メーカーもありますが、ヘルメットは国産が宜しいかと。
日本人向けに製作されたモノの方が安全性もフィット感も良いと思います。
モトGPで走ってるライダーも多くはAraiかSHOEIのユーザーです。
F1パイロット達の約半数はAraiヘルメットを使用しているそうです。
他にもOGK、SETA(クノー)といったメーカーがありますし、HONDAやYAMAHAなど
2輪メーカーもOEM品やオリジナル品を販売してます。
個人的にはAraiが好きで、永年愛用しております♪
4.どこで買えばよい?いくらぐらいするの?
2輪用ヘルメットを買うならバイク用品屋さんでしょうね。
初めて買う人は必ず実物を試着してから買いましょう。
メーカーによってサイズや内部形状が微妙に異なりますし、自分の頭との相性がありますから。
お店の人に言えば、試着させて貰えると思います。ちょっとキツ目を選びましょう。
衝撃吸収材は発泡スチロールですので、しばらく使えば馴染んで丁度良くなるでしょう。
サイズと自分の頭と相性のよいメーカーが判ってる方は通販とかも安くていいです。
私はココで買ってます。(4輪用も売ってますし)売値送料とも安いので♪
値段的にはフルフェイスだと、2万〜5万の間ですね。有名レーサーのレプリカが人気ですが、ペイントが凝っていて
そのぶん値段高いです。単色なら同じ帽体でも1〜2万安くなりますね。
ジェットなら1万チョイから買えるでしょう。2輪に乗らない人ならジェットの方が仰々しくなくて馴染みやすいかも。
帽体も機能/デザインにより何種類かありますから、その辺はお財布と相談の上で決めてください。
5.安全性はヘルメットならどれも同じ?
デフレの影響か近年ヘルメットも価格破壊が進んでいると見え、郊外のディスカウント店では
\1,980〜なんてべらぼうな値段でヘルメット売ってますね。でも、ちょっと待って下さい。
主催者は無意味にヘルメット着用を強制しているわけでありません。参加者の安全の為です。
安全のために被るものですから、イザという時に確実に自分を守ってくれるモノを選ぶ必要があります。
ヘルメットには、その安全性を図る指標として様々な規格が存在しており、これを参考にするのが良いでしょう。
走行会の主催者によっては規格の義務付けを行っている事もありますので注意が必要です。
下記にヘルメットに関連する規格をまとめてみましたので、目を通して下さい。
| - ヘルメットに関する規格 - | |||
|---|---|---|---|
| マーク | 名称 | 制定機関/法規 | 備考 |
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SNELL/スネル | スネル記念財団 |
有名レーサーだったピート・スネル氏が保護帽の不出来が原因で事故死。 その友人達はスネル記念財団を設立し、ヘルメットの安全規格を定めた。 5年毎に改訂されており、世界で最も厳しいヘルメットの安全規格となっている。 |
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JISマーク | 工業標準化法 |
最も一般的な規格。 乗車用ヘルメットに関しては2000年以前は3種の規格が存在した。 A種:ハーフ型、セミジェット型 用途:原付〜125cc以下向け B種:セミジェット型、ジェット型、フルフェース型 用途:自動二輪車向け C種:ジェット型、フルフェイス型 用途:自動二輪車、競走用自動二輪/四輪向け C>B>Aの順で安全性が高い。 2000年度よりJIS2000として上記3種が統一された。 ただしハーフ型等はJIS 125c以下用と明記、区別され存続している。 JIS2000無印は旧C種相当と考えて良い。 |
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SGマーク | (財)製品安全協会 |
協会が定めた安全基準に適合している商品につく。 SGマーク付きの製品の欠陥により事故が起こった場合は,生産物賠償責任保険によって、賠償金が払われる。 |
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Sマーク | 消費生活用製品安全法 |
生命または身体に危害を及ぼす恐れが多いと認められた製品を「特定製品」と指定し
安全基準に適合したものについて表示する。 表示がない商品は、販売ないし、販売の目的での陳列も禁止される。 平成12年10月以降「Sマーク」は、「PSCマーク」に移行している。 |
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PSCマーク | 消費生活用製品安全法 | 内容はSマークと同じ。 |
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CEマーキング | 欧州共同体(ECE22) |
ヨーロッパの安全規格。欧州におけるJISのよーなモノと捉えて下さい。 |
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MFJ公認(金) | 財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会 |
国内二輪レースを統括するMFJが競技使用を認めた製品である事を示す。 銀より格上と考えて良い。 |
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MFJ公認(銀) | 財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会 |
国内二輪レースを統括するMFJが競技使用を認めた製品である事を示す。 ただし銀色はトライアル競技専用となっています。 |
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JAF公認 | 社団法人日本自動車連盟 |
国内4輪競技を統括するJAFが競技使用を認めた製品である事を示す。 |
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FIA公認 | FEDERATION INTERNATIONALE DE L'AUTOMOBILE |
国際4輪競技を統括するFIAが競技使用を認めた製品である事を示す。 |
いや〜、いっぱいありますねぇ。(笑)
下の4つは純粋に競技用の規格なので無視して構いません。
Sマーク、PSCマークについては『ついててあたりまえ』なので除外します。
これが無いと、『乗車用ヘルメット』としては売ってはいけない事になってますので、必ず貼ってあるはずです。
もし貼ってなかったら、それは『乗車用ヘルメット』ではありませんので、買わないで下さい。
走行会主催者がヘルメットの規格について言及する場合、その殆どはJIS規格品である事を要求します。
JAF/MFJの認定に関しても、JIS規格に適合している事が条件になります。
JISなんてめさめさアタリマエについてそうな規格なんですが、ことヘルメットに関しては以外にそうでもないんです。
最近流行りのストリート系?バイカー用のジェット型なんかは殆どJISマークついてません。
見た目だけで選ぶと後悔する事必至です。『ついててよかった、JISマーク』って感じですかね?(笑)
また国際的にヘルメットの安全性を測る規格として最も認知されているのはスネルでしょう。
個人的にはスネル通ってるヘルメットしか使いたくありませんね。
6.予算ないから中古ヘルメットにしよう?
ん〜、やめとけ(笑)
ヘルメットは消耗品なので使用期間、使用状況がわからない中古は避けるべきでしょう。
外装はキズひとつなくキレイでも機能的には終わってるかも知れません。
少々高くても新品買うべきでしょうね。
7.買い替えタイミングは?
これは使用状況によっても違いますが、私自身は何事もなければ5年毎に買い換える事にしています。
また、被った状態で衝撃を受けた(バイクでコケたとか)り、派手に落っことしてキズキズになったら換えます。
アライ特有の事例かも知れませんが、内装のスポンジが劣化して粉と化してポロポロ落ちてくる様になったら、
もうダメですね。(ちなみに5年程ではそこまではなりません。10年近く経ってるかも...)
8.結論!
と言う事で、4輪走行会参加にあたってこれからヘルメットを買う人は、以下を肝に命じてください。
『国産有名メーカー』の『フルフェイスまたはジェット』型で『JISマークがついた』モノの中から『好みの色や柄』を選び 『試着してピッタリ』なものを買おう!
-- 備考 --
・ヘルメットの寿命は3〜5年くらいと考えましょう。樹脂や緩衝吸収材は劣化します。(使わなくても)
・被った状態で大きな衝撃を受けたメットは再使用出来ません。落とした程度なら問題は無いです。
・使った後は陰干しで内装を乾かした後、添付の袋に入れてしまっておく。最近のメットは内装外れて丸洗いできます。
・アゴ紐はしっかり締めましょう。