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最終更新日:  2017年4月1日
●最近●
●研究●
  論文
arata

田中嘉寛
(たなか よしひろ)博士
Yoshihiro TANAKA
Ph D (University of Otago, 2015)

専門;古脊椎動物学
   博物館学

大阪市立自然史博物館 学芸員
(兼)北海道大学総合博物館資料部 研究員
(兼)沼田町化石館 特別学芸員

連絡先; yoshi.tanaka.res@gmail.com

yoshi tanaka
(Photo by Dr. TSAI Chen-Hsiu)

●最近の出来事
  大阪市立自然史博物館に着任しました(古脊椎動物学).4月1日

教育
1.沼田町の生涯学習センター(ゆめっくる)で講演会を行いました.3月21日
2.沼田町化石館だよりを印刷しました ここから
3.ヌマタネズミイルカやクジラの研究について、北海道のフリーペーパーで紹介されました.ここから
4.
沼田町の生涯学習センター(ゆめっくる)でヌマタネズミイルカを展示しています.ここから
.北海道大学総合博物館で講演会を行いました.3月5日 ここから
6.北海道大学総合博物館で
企画展「北大古生物学の巨人たち」を開催しました.1月31日から4月2日まで
.沼田町の生涯学習事業「いきいき大学」で講演しました.12月12日 ここから

研究
1.新しいヌマタネズミイルカの研究が、英文学術誌パレオントロジアエレクトロニカから出版されました.11月29日 PDF
  
新しいヌマタネズミイルカの研究成果を北海道新聞夕刊で紹介しました 12月12日


●研究●
概要
 セイウチやガンジスカワイルカ,ネズミイルカ,クジラなど水生哺乳類の形態と多様性をキィワードに「進化」を研究しています.

 いままでに新設した分類群は以下の通りです。
Otekaikea (新属;イルカ) Tanaka and Fordyce 2014
O. huata (新種;イルカ)Tanaka and Fordyce 2015a
Archaeodobenus akamatsui(新属および新種;セイウチ)Tanaka and Kohno 2015
Awamokoa tokarahi(新属および新種;イルカ) Tanaka and Fordyce 2016a

Otekaikea marplesi skull
イルカ化石の頭部 Otekaikea marplesi(from Tanaka and Fordyce, 2014

fossil walrus reconstruction
新属新種の化石セイウチの復元画 Archaeodobenus akamatsui(from Tanaka and Kohno, 2015, 新村龍也学芸員作)

 研究の始まりは野外調査です.以下の写真のように行っています.左はエンジン付きドリルを使ったニュージーランドでの発掘です.右は北海道沼田町で,川沿いに露出している化石床を探索しています.
fieldwork    fieldwork
野外調査のようす(Photos by Dr. R. Ewan Fordyce and Mr. Satoshi Shinohara)

研究論文 査読付き(PDFのリクエストはメイルにてお問い合わせください)
  1. 渡辺真人・田中嘉寛. 2017. 北海道沼田町の幌新太刀別川支流で産出した鯨類化石の珪藻化石年代. 地質調査研究報告, vol.67. PDF
  2. 田中嘉寛・一島啓人. 2016. A new skull of the fossil porpoise Numataphocoena yamashitai (Cetacea: Phocoenidae) from the upper part of the Horokaoshirarika Formation (lower Pliocene), Numata Town, Hokkaido, Japan, and its phylogenetic position.(北海道 沼田町 上部幌加尾白利加層から産出した新たなヌマタネズミイルカの頭蓋骨とその系統的位置) Palaeontologia Electronica. vol.19: p.48A. PDF
  3. 田中嘉寛・R. ユワン フォーダイス. 2016b.  Papahu-like fossil dolphin from Kaikoura, New Zealand, helps to fill the Early Miocene gap in the history of Odontoceti. New Zealand Journal of Geology and Geophysics. PDF
  4. 田中嘉寛・R. ユワン フォーダイス. 2016a. Awamokoa tokarahi, a new basal dolphin in the Platanistoidea (late Oligocene, New Zealand). Journal of Systematic Palaeontology. PDF
  5. 田中嘉寛.2016. A new and ontogenetically younger specimen of Numataphocoena yamashitai from the lower Pliocene, upper Horokaoshirarika Formation, Numata, Hokkaido, Japan. Paleontological Research. 20(2): 105-115.(北海道 沼田町 上部幌加尾白利加層から産出した新たな個体発生的に若いヌマタネズミイルカ) early view PDF
  6. 新村龍也, 田中嘉寛, 甲能直樹, 山田一孝, 佐々木基樹. 2016. 北海道産鰭脚類化石のデジタル生体復元―フォトグラメトリーおよび3D CGソフトによる制作―. 化石 99: 85-92. 連動型企画展の様子 PDF
  7. 田中嘉寛・甲能直樹. 2015. A new late Miocene odobenid (Mammalia: Carnivora) from Hokkaido, Japan suggests rapid diversification of basal Miocene odobenids (新たな北海道産後期中新世セイウチが示唆する原始的な中新世セイウチの急速な多様化について)Plos One. PDF
  8. 田中嘉寛・R. ユワン フォーダイス. 2015b. Historically-significant late Oligocene dolphin Microcetus hectori Benham 1935: a new species of Waipatia (Platanistoidea).(歴史的重要な後期漸新世イルカ マイクロケタス ヘクトライ1935:ワイパティア属(ガンジスカワイルカ上科)の 新種) Journal of the Royal Society of New Zealand. PDF
  9. 田中嘉寛・R. ユワン フォーダイス. 2015a. A new Oligo-Miocene dolphin from New Zealand: Otekaikea huata expands diversity of the early Platanistoidea.(初期ガンジスカワイルカ上科の多様性を拡張した新たなニュージーランド産,漸新/中新世イルカ,オテカイケア フアタに ついて) Palaeontologia Electronica. PDF
  10. 田中嘉寛・R. ユワン フォーダイス. 2014. Fossil dolphin Otekaikea marplesi (latest Oligocene, New Zealand) expands the morphological and taxonomic diversity of Oligocene cetaceans(漸新世クジラ類の形態的・分類的多様性を広げたニュージーランド産化石イルカ,オテカイケア  マープレザイについて)Plos One PDF

研究論文 査読無し

  1. 田中嘉寛. 2016. 北海道沼田町の雨竜川,上部幌加尾白利加層(下部鮮新統)から産出した鯨類尾椎について. 沼田町化石館年報. 15: 21-22. PDF
  2. 田中嘉寛. 2012. 福井市自然史博物館に収蔵されているライオン臼歯ー1959年台風7号によるサーカス団の被災ー 福井市自然史博物館研究報告. vol 59. p37-39. PDF
  3. 田中嘉寛・真柄真美・丸山紗知.2010. 福井県あわら市に漂着したゴマフアザラシ(哺乳類:食肉類)の頭蓋の骨学. 福井市自然史博物館研究報告. vol 57. p41-44. PDF
招待講演
  1. 田中嘉寛.2016. 太平洋の漸進世におけるイルカの進化(La Evolucion de los delphines durante el Oligoceno en el Oceano Pacifico). 共同研究.サンタエレナ半島エスタタル大学(エクアドル). 北海道新聞 大学ウェブ 動画
  2. 田中嘉寛.2016. ヌマタネズミイルカ,化石の発掘,展示の楽しみ方. 特別展オープニングイベント.海遊館.
  3. 田中嘉寛.2016. ガンジスカワイルカの進化. 国際シンポジウム ガンジスカワイルカ.東海大学.
学術会議・シンポジウムでの発表(主要なもの)
  1. 田中嘉寛, 古沢仁, ローレンス・バーンズ, 2016: 北海道沼田町の幌加尾白利加層(前期鮮新世)から産出した2つのヒゲクジラの下顎について. 古生物学会.福井.
  2. ガブリエル アギーレ,R. ユワン フォーダイス,キャロライナ ロッホ,田中嘉寛. 2013. 「漸新世の絶滅したイルカに見られる牙」 第12回ヨーロッパ古脊椎動物学会.  トリノ,イタリア.[AGUIRRE-FERNÁNDEZ, G., FORDYCE, R. E., LOCH, C., TANAKA, Y. 2014. Convergent evolution of tusks in Oligocene dolphins. 12th annual meeting. Europian Association of Vertebrate Paleontologies. (Torino, Italy).
  3. 田中嘉寛・R. ユワン フォーダイス. 2013. 「ガンジスカワイルカの骨形態学;成長と性的二型」, 第20回水生哺乳類学会. ニュージーランド,ダニーデン.[TANAKA, Y. and FORDYCE, R. E. 2013. "Osteology of Ganges river dolphin (Platanista gangetica): growth and sexual dimorphism". 20th Biennual conference one the Biology of Marine Mammals. (Dunedin, New Zealand).]
  4. 田中嘉寛・R. ユワン フォーダイス. 2012. 「原始的なカワイルカ上科における前肢の形態と機能」 第9回ラテンアメリカ水生哺乳類専門家学会.アルゼンチン,プェルトマドリン.[TANAKA, Y. and FORDYCE, R. E. 2012.  "Forelimb morphology and function in archaic Platanistoidea". 15ª RT 9º SOLAMAC. (Puerto Madryn, Argentina). ]
  5. 田中嘉寛・甲能直樹.2008.「セイウチ(食肉目:鰭脚類) と鰭脚類の肩甲骨および上腕骨の比較」,第68回古脊椎 動物学会年会.アメリカ,オハイオ州,クリーブランド.講演要旨集: Vol.28(Suppl. to 3) p155A.[TANAKA,Y and KOHNO, N. 2008.  "Comparisons of scapulae and humeri of the Odobenids (Carnivora: Pinnipedia) among the Pinnipeds". 68th Annual Meeting of Society of Vertebrate Paleontology (Cleveland, Ohio, USA). Journal of Vertebrate Paleontology. Vol.28(Suppl. to 3) p155A.]

賞罰
 ポスター賞. 2014. ニュージーランド地球科学学会 (ニュープリマス,ニュージーランド)
 ポスター賞. 2011. 第13回オーストラリア脊椎動物進化古生物分類学会 (パース,オーストラリア)

連絡先

田中嘉寛
(たなか よしひろ)
Yoshihiro TANAKA

連絡先;
yoshi.tanaka.res@gmail.com