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Page Of LIfe(US)


Track List

  1. Change We Must
  2. Anyone Can Light A Candle
  3. Page Of Life
  4. Money
  5. Little Guitar
  6. Garden Of Senses
  7. Genvieve
  8. Shine For Me
  9. Wisdom Chain
Page Of Lif 1998

Introduction

 1998年2月にアメリカで発売された『Page Of LIfe』です。91年版と収録曲数も異なりますし、同名の曲でもアレンジが違うので、全く別のアルバムと考えて良いと思います。ただし、どちらもタイトルが『Page Of Life』なので、混乱しますね。
 なぜ同タイトルで異なるレーベルから内容も違う作品がリリースされたかは複雑な経緯があるようです。私も全貌を把握していませんので、ここで記述することができませんが、どうも98年版はJon AndersonがVangelisの了承を得ないまま発売してしまったようです。 このことにVangelisからクレームがつき、98年版は早くも廃盤の噂が流れています。98年版にしか収録されていない「Change We Must」は名曲ですので、入手されていない方は早めに輸入盤を入手しましょう。
ただ、全体的にミックス途中という感がします。

 全体的な印象は、各曲でJonのバック・ボーカルが大きく取り入れられおり、Jonの意向が強いアレンジという印象です。91年版の方がアレンジは整理されているとも言えます。98年版はJonのソロ作品と捉えるのがよいでしょう。

 以下のレビューでは、91年版との違いを中心に書いていきます。


Details

 「Change We Must」は、波の音ではじまる非常に美しい曲です。女声のコーラスからはじまり、聞きようによってはそれより高いJonの声により歌詞が歌われます。 間奏のたびに最初の女声コーラスが繰り返されます。ギターの間奏のあと、この女声とJonのボーカルが被さるところがあり、さらに大きなコーラスへと展開していきます。感動的なエンディングです。このあたりは、ボーカルを楽器のように使うVangelisの本領発揮と言ったところでしょうか。  私は、この曲が聴きたくてこのCDを買ったと言っても過言ではありません。もともとJon Andersonのソロ・アルバムの中にこの曲のオーケストラ・バージョンがあり、それを聴いたときから気に入っていた曲でした。このCDの超お薦めの1曲です。
 「Anyone Can Light A Candle」は、91年版にも収録されている曲でアレンジもこれと言った違いがありません。CDの収録順がかなり前になりました。
 「Page Of Life」も91年版とあまり違いがありません(若干Jonのボーカル・エフェクトに違い有り)。収録順もほぼ同じ位置です。
 「Money」は、91年版とバック・ボーカルに違いがあります。Jon自身が英語で何か言っているバックが入っています。まぁ、私の作品に対する評価が低く、これぐらいのアレンジの違いでは評価は変わりません。
 「Little Guitar」も91年版と違いがありません。録音レベルが高くなったことぐらい。
 「Garden Of Senses」は、最初に小鳥のさえずりの効果音を入れています。本編の方にはJonのバック・ボーカル(コーラス部)がかなり違います。Vangelisが演奏している部分はほとんど変わりません。やはり良い曲です。
 「Genvieve」もJonのバック・ボーカルに若干の違いがあります。
 「Shine For Me」は、91年版とはアレンジがかなり異なります。こちらのアレンジの方がピアノを主体としたかなりシンプルなアレンジです。それだけJonのボーカルが強調されて聞こえます。 どちらが好みかは人により異なると思いますが、私はVangelisの様々なアレンジが聴ける91年版の方が好きです。98年版では大きな曲の印象がなくなりました。
 「Wisdom Chain」は、91年版とかなり違います。まず、前半に長いインスト部分が追加されています。明確なメロディはありませんが、色々なアレンジが聴けます。 ただし、「Wisdom Chain」は、デモテープではアルバムの一番最初にあり、そのCDで感じられたように、このインスト部分をCD全体のオープニングとしてとらえると非常に良い印象があったのですが、このように「Wisdom Chain」のインストとして扱われると、歌詞の部分との関連性が明確でなく、ただ引っ付けただけという印象です。 どうしてCDのオープニングに持ってこなかったのかなぁ。Jonは、「Change We Must」を強調したかったのですかね。オープニングはこのインスト付き「Wisdom Chain」で、エンディングは「Change We Must」という構成(要するに曲順を、最初と最後を入れ替える)であれば、CD全体の印象は良かったと思います。
 歌詞の入った部分も、これまでの曲と同様にJonのバック・ボーカルが異なりますし、Vangelisの演奏部分でも異なる部分があります。全体的な印象は91年版と大きく変わりません。

 Vangelisが好きな私としては91年版の方が好きですが、Jonのファンであれば98年版の方がよいでしょう。どちらがよいか是非聴き比べてみて下さい。 くどいようですが、「Change We Must」を聴くだけでも98年版を購入する価値はあります。ついでにJon Andersonのソロ・アルバム『Change We Must』もお薦めです。


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Data
  • 1991年に内容の異なる同名アルバムがアメリカより発売されている。「Is It Love」と「Be A Good Friend Of Mine」が収録されていない。
  • 「Change We Must」は、Jon Andersonのソロ・アルバム『Change We Must』の中でカバーされている。こちらは、オーケストラをバックにしたもの。
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