REVIEW

 すべての僕が沸騰する―村山知義の宇宙―

会期:平成24年4月7日(土)〜5月13日(日)
開館時間:午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)/ 金曜日の夜間開館日:午前9時30分〜午後8時(入館は7時30分まで)
休館日:毎週月曜日
料金: 一般850円

当館は、村山知義(1901 - 1977)の代表作《サディスティッシュな空間》(1922 - 23)や貴重な版画作品、さらには村山編集の雑誌『マヴォ』(Mavo)などを収蔵し、これまでコレクション・ギャラリーで紹介してきました。このたび開催の運びとなった展覧会は、わが国「前衛」運動の旗手・村山知義の多彩な活動の足跡をたどるはじめての回顧展です。 村山はわずか一年のベルリン滞在で、当地に渦巻いていた「前衛」動向に感化され、帰国後1920年代のわが国の美術界に、その衝撃的な表現世界をもちこんだ人物として知られています。しかもその表現は、造形美術にとどまることなく、ダンスパフォーマンスや演劇人としての舞台の仕事をはじめ、最初期から手がけられた絵本のためのさし絵など、文化全般に大きな影響力を与えました。
本展覧会は、1920年代に展開された美術の仕事を中心に、現存する村山作品と参考資料を一堂に会しながら、村山が活動した時代背景を伝える国内外の作品や資料とともに、その沸騰する創造のエネルギーをはじめて明らかにする好機といえるでしょう。700点を超える作品・資料を配し、下記の展覧会構成によって「村山知義の宇宙」を伝えます。
I. 前兆:1920
II. 伯林:1922
III. 沸騰:1923 - 1931
IV. こどもたちのために
V. その生涯

 JCMR KYOTO vol.7「まなぶ と きく」

本イベントは、電子音楽作品をその上演法やアーカイブなどの観点から「まなび」、それを踏まえて実演を「きく」ことを主眼としています。「まなぶ」におけるレクチャー、そして、電子音響のデモンストレーションを体験していただくことにより、篠原眞の電子音楽作品がより深く理解できるものと考えています。

「まなぶ」レクチャー・デモンストレーション
電子音楽作品の上演についての実践的考察 - 黛敏郎作品のマスタリングを例として -

JCMR KYOTO Vol. 5「黛敏郎の電子音楽全曲上演会」(2011年8月開催)にて顕在化した、電子音楽の上演におけるさまざまな問題点についてのレクチャーとデモンストレーションです。

日時:5月30日(水)開場18:30 開演19:00
会場:京都芸術センター講堂 http://www.kac.or.jp/
料金:1,500円(2日通し券3,000円)
講師:能美亮士
司会:川崎弘二
*京都市立芸術大学 紀要論文 「電子音楽作品の上演についての実践的考察(1)黛敏郎作品のマスタリングを例として」の別刷を配布

「きく」コンサート
篠原眞の電子音楽上演会

日時:5月31日(木)開場18:30 開演19:00
会場:京都芸術センター講堂
料金:2,000円(2日通し券3,000円)
音響:能美亮士、東岳志、フルート:江戸聖一郎
上演作品:
Visions I〈幻影 I〉(1965, 4ch)
Memoires〈追憶〉(1966, 4ch)
Personnage〈人物〉(1968-73, 3ch)
Broadcasting〈ラジオ放送〉(1974, 2ch)
Passage for stereo amplified bass ute 〈移り行き〉(1980/86)
City Visit〈都市訪問〉(1971-79, 4ch)
*書籍「篠原眞の電子音楽」(川崎弘二編著)を配布予定

お問い合わせ・予約:jcmr.kyoto@gmail.com
 靉嘔(アイ・オー) ふたたび虹のかなたに

会 場:東京都現代美術館 1F,B2F
会 期:2012年2月4日(土) 〜 5月6日(日)
休館日:月曜日 (4月30日は開館)、5月1日
開館時間:10:00 〜 18:00(入場は閉館の30分前まで)
観覧料:一般1,100円

1931年、茨城県に生まれた靉嘔は、1950年代、池田満寿夫らと共にデモクラート美術家協会に参加し、明るい色彩の油彩画を発表し注目されました。 1958年には、ニューヨークに渡り、知覚によって認識される世界を具体的な物との対話によって改めて捉えようとする中で、箱の穴に指を入れ鑑賞する《フィンガー・ボックス》や、周囲の環境を取り込んだインスタレーション等、絵画の枠にとどまらない人間の五感に訴える作品が生まれます。日常の事物や行為そのものがアートに変換された1960年代、靉嘔の「エンヴァイラメント」と呼ばれるインスタレーションは先駆的な表現として注目されました。音楽家、詩人、美術家等ジャンルを超えたアーティスト達が交わり、パフォーマンスや印刷物の製作等を通し、今日のアートの多様性のあり方に一つの礎を築いたグループ、「フルクサス」のメンバーとしてオノ・ヨーコやナム・ジュン・パイクらと共に活動します。やがて、線で描く絵画を拒否し、引用したモチーフに赤から紫までの可視光線(スペクトル)を重ねる「虹」の作品が生まれ、ヴェニス・ビエンナーレ(1966年)での発表等を経て、靉嘔は「虹のアーティスト」として国内外で知られるようになります。靉嘔の虹との格闘は、版画、絵画、インスタレーションと様々な形式により、現在まで続いています。
本展では、数多くの虹のシリーズやパフォーマンスのドキュメントの他、触れて楽しむ体験型のインスタレーションや192色の虹色で描かれた30mにおよぶ新作、1987年にエッフェル塔にかけられた300mの虹の帯等を大規模に展示します。展示室いっぱいに広がる靉嘔のオプティミスティックな世界をお楽しみください。

関連イベント 

 塩見允枝子トーク&パフォーマンス「インターメディア/トランスメディア―多様な作品群を繋ぐ手法」

日時:2012年4月29日(日)午後3時30分 - 5時30分(午後3時開場予定)
会場:東京都現代美術館 地下2階講堂 
定員:200名、入場無料(企画展もしくは常設展のチケットが必要です)*当日午後2時より、メインエントランスにて整理券を配布します。
内容:
I トーク
II パフォーマンス 
1-A 顔のための消える音楽/ヴァージョン2012
1-B 顔のための消える音楽+バウンダリー・ミュージック/2012 - ジョージ・マチューナスに捧げる
2   ウォーター・ミュージック/ヴァージョン2012
3   ディレクション・イヴェント/ヴァージョン2012
演奏者:大井浩明、柴田暦、福井とも子、村井啓哲、矢野礼子、ヤリタミサコ(五十音順)+観客有志
 糠塚京介による2つのコンサート

日時:5月26日(土)18:30開場 19:00開演
会場:盛岡劇場タウンホール(岩手県盛岡市)
料金:1500円
曲目
ジョン・ケージ「マース・カニングハムについての62のメソスティックス」/ 鈴木志郎康「口辺筋肉感覚による抒情的作品」/ 新国誠一「作品キ」「作品a」/ 草野心平「ごびらっふの独白」/ 松井茂 「時の声」「マンホール69」
出演:声・糠塚京介

日時:6月16日(土)18:30開場 19:00開演
会場:盛岡劇場タウンホール
料金:1500円
曲目
M.カーゲル「アーテム」(1969/70) / M.カーゲル「ミルム」(1965) / N.A.フーバー「Solo mit Koonstuck」チューバとCDとぬいぐるみのための(2000) / 松平頼暁 「シミュレーション」(1974) / V.ハイン 「TJUUB」(日本初演)(1992)
出演:チューバ・糠塚京介

 レインボウ21 サントリーホール デビューコンサート2012
桐朋学園大学プロデュース「身体×音楽」


会場:サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
日時:6月6日(水)開演19:00
料金:自由2,000円
問合せ:サントリーホール 0570-55-0017
曲目:ヴィンコ・グロボカール:コルポレル(1984)
モーリッツ・エッゲルト:ペットワースの室内―ウィリアム・ターナーの絵による8つのバリエーション(2005・日本初演)
イ・ウィギョン:逃れよ、君の孤独の中へ(2011)
マウリシオ・カーゲル:3人の奏者のための『試合』(1964)
チョン・フィチン:親(しん)(2011・日本初演)
原田敬子:4つの手 1台のグランドピアノのためのI-III(2010)
山下香織:代用のない(2011)
ジョン・ケージ:リビング・ルーム・ミュージック(1940)
出演:桐朋学園大学在校生・卒業生

 "沼

日時:6月9日(土)open18:30/ start19:00
会場:落合soup
料金:予約1500 当日1800 (+1drink)
出演: GOMIKAWA (Pain Jerk+T.Mikawa) , (((AMNESIa-cHANNEL))) + JAH EXCRETION , PUNSUCA
PALIMPSEST (Kelly Churko+Cal Lyall) , N/daZ (VELTZ+Meta-Friend+scum)
DJ:國友くに子(カブキレコーズ)