■世界の文字で遊ぼう5

デーヴァナーガリー文字/ヒンディー語(インド)

インド国旗

Unicode:0900-097F


(0905)

デーヴァナーガリー文字の使用地域

インドネパール

デーヴァナーガリー文字のある風景

バラナシ市街
画像提供:©「世界一周デート」さん

文字サンプル

(あいうえお)

(かきくけこ)


この文字を使う主な言葉と国

ヒンディー語(インド)、マラティー語(インド)、ネパール語(ネパール)

インドには、主な言葉が15種類もあり共通語が2つある。一つが英語で、もう一つが ヒンディー語である。ヒンディー語はデーバナーガリー文字を使うが、インドには、この 他にも言葉ごとにたくさんの独自の文字があり、文字の宝庫となっている。

インド、東南アジアの言葉の多くはインド系の文字をもっており、基本的な仕組みは共通している。

デーバナーガリー文字には昔から音声学的で科学的な並べ方の順序があるが、日本の50音図 はこれによくにている。これは、偶然ではなく中国を通して伝わったものがもとになって日本の五十音図が できたという歴史的なつながりがあるためらしい。

文字のとくちょう

デーバナーガリー文字は、ローマ字やカナと同じように、一つ一つの文字には意味がない表音文字であるが、 その仕組みはちょうどローマ字とカナの中間のような仕組みになっている。ローマ字のように母音と子音が完全に わかれているのでもなく、カナのようにすべての母音と子音の組み合わせが一文字になっているのでもない。

すべての文字は、母音の「a」をふくんでいるので日本語でいうと「カ」「サ」「ナ」「パ」などのア行の音を あらわす。そして、これらの文字に「a」以外の母音の「i」「u」などをあらわす補助文字を組み合わせることによって 「キ」や「ク」などを表すという仕組みになっている。

たとえば、カナでいうと「キ」を表すのに「カ」の横に「イ」をつけて「カイ」とするようなものである。 「ファ」や「ウィ」「キャ」などの書き方に似ていると言えるかもしれない。ただし、母音を表す補助文字を並べる位置は、 それぞれの文字によって様々で、右にかくものだけでなく、左に書くものや上に書くもの、下に書くものがある。

母音字…

母音符号…

子音字…

ユニコード割り当て

(0900-097F)

0123456789abcdef
900
910
920
930ि
940
950
960
970ॿ

文字の書きならべ方

ローマ字と同じように左から右へ横書きにし、上から下へ行をならべていく。一つの言葉を表す文字は それぞれ文字の上の方にある横線で一つにつないで書かれ、言葉と言葉は間をあけて書かれる。 文末の句点「。」に相当する文字は「|」を使う。

 
      
      
       

自分の名前を書いてみよう

デーヴァナーガリー文字の五十音図へ

かな・デーヴァナーガリー文字変換へ

例えば「さとし」と書いてみると、「さ」は「Sa」を表す「」に 「アー」を表す「」を右につけて 「

(日本語のア段を表すときは、こうして長母音にした方がよいらしい。)

手書きをするときは、この時点ではまだ、上の横線は引かないで 「」の部分だけを書く。

「と」は「ta」を表す「」の右に「オ」を表す 「」をつけて「」。 手書きでは、まだ上の線は書かないで「

「し」は「sya」を表す「」の左に「イ」を表す 「」をつけて「」。 手書きでは「

これらをならべると「 」。 最後に一本の横線でつないで、「」と書ける。

おまけ デーヴァナーガリー文字の数字