はしご湯のすすめ青森県の温泉


下風呂温泉 旅館さつき荘
下風呂温泉 旅館さつき荘・2

下北郡風間浦村大字下風呂字下風呂33
0175-36-2625
立寄り時間、料金要問合せ
宿泊しました:一泊二食8000円+暖房500円利用
改装前の宿泊と立ち寄り

訪問:12年12月(泊)

海辺地2号泉/含硫黄ーナトリウム・カルシウムー塩化物泉(硫化水素型)/57.2℃ 溶存物質計=3941mg Na=896.3mg(65.85mv%) K=109.5 NH4=2.7 Mg=59.0 Ca=239.6(20.20) Mn=7.0 Fe2=0.6 Li=1.3 F=1.8 Cl=1797.7(64.25) Br=3.8 I=2.5 S2O3=0.6 SO4=273.8 HCO3=219.4 H2SiO3=71.3 HBO2=254.3 CO2=607.9 H2S=55.2 As=0.3 (H17.1.25)


以前にも一度宿泊した「さつき荘」、今回は大晦日の晩に宿泊しました。数年振りに訪れた下北・下風呂ですが、温泉街の様子は特に変わりはないように思えました。ただ今晩宿泊する「さつき荘」だけは違いました。建物のベースは同じですが、外観がどうみても居酒屋さんにしか見えなく、赤ちょうちんまで軒下に吊り下げられておりました。おかげで一度通っただけでは分からず、なんと二度目も通過してしまい、三度目で「やっぱりココだったよなぁ」と思いながら玄関を叩きました。「さつき荘」とか「旅館」とかの看板も一切無いので初めて訪問する方は迷ってしまうかも??といいつつ我が家も迷ってしまったクチですが。。。

宿には駐車場は無いので海沿いの漁協駐車場に駐車することになります。そこから民家と民家の合間を通り抜けてさつき荘へ徒歩移動してチェックイン。前回宿泊時に接してくれた女将さんは見かけませんでしたが、今では息子・娘世代が宿を切り盛りしているとの事でした。

館内は部屋・浴室・廊下にトイレなどがキレイにリニュアルされており、温泉好きだけでなくとも一般受けしそうです。当日の宿泊部屋は和民芸調な6畳+8畳の間取り、室内照明が暗めな空間は我が家2人では十分過ぎる広さでした。既に部屋には布団が敷かれており暖房でホカホカ空間、しかも炬燵までも用意されていました。

夕食は部屋出しでお膳にて運んでいただけます。当然に魚貝がメインで、酒の肴になりそうな料理の数々は酒飲みにはたまらないかと思います。たくさんの料理をいただきご馳走様かと思いきや、最後は握り寿司まで出てお腹いっぱい状態でした。

浴室は以前と同様に一つしかないので、部屋単位での貸切入浴になります。利用時は「入浴中」の札を掲げてから入浴します。脱衣所もキレイにリニュアルされており、木材を多用した暖かみのある造りとなっていました。ただ、訪れたときの冬期間においては少し寒いかなぁ〜。浴槽は以前と同じものを利用しています。ゆったりと5人は浸かれそうな広さも変わりはありません。湯は薄っすらと灰白色濁りのもの。熱すぎず温すぎずの適温湯、硫化水素臭が香る掛け流しです。利用源泉も以前と変わりなく海辺地2号泉、浴用に使われている旅館はここ「さつき荘」だけです。メモリアルアーチの足湯もありますが・・・興味がある方は是非とも訪れてください。
(12年12月宿泊)

(三昧)


さつき荘に約7年ぶりの再訪、2度目の宿泊利用です。年末年始に休業するお宿が多い下風呂温泉ですが、ありがたい事にさつき荘では受付けてくださいました。電話予約の際「改装しました」と説明を受けていたのですが、そのあまりの変貌振りに「あれ?ここだっけ?」と何度も目の前を素通りしてしまう程。新しく生まれ変わったさつき荘は洒落た和民芸調で、1階が居酒屋、2階が宿泊施設となっています。

通された部屋は六畳と八畳の二間を開け放ったような形で、奥には既に布団が敷かれ、手前にはコタツやテレビが置かれています。落ち着いたトーンの和民芸な内装で、以前の寂れた宿の面影はありません。部屋にはストーブが二台置かれストレスの無い暖かさです。ただし備品の浴衣は以前と同じ年季の入った妙に着づらいものが引き継がれ、布団も昔ながらのズッシリと重いものでした。トイレや洗面台は相変わらず共同ですが、こちらも綺麗に生まれ変わりました。

浴室は以前と同様、グループごとに貸切利用するシステムです。浴室の構造は以前と同じですが、板などが新しく張り替えられ、スポットライトのような照明がボンヤリと灯されたりと、だいぶ垢抜けた印象です。5〜6人サイズの長方形浴槽には、さつき荘ならではのグレーがかった白濁湯が溢れ、大きく掻き混ぜると湯花が舞い濃いグレーに変色、湯面からは焦げタマゴ臭がプンプン漂います。一口含むと薄い甘塩タマゴ+エグミ風味のするもので、沈殿した黒湯花でお尻や足裏が染まります。今回の訪問では、以前より投入量が増えたような気もします。

食事は朝夕ともにお膳で部屋に運ばれて来ました。その食事にも変化がありました。以前は田舎風の素朴な料理でしたが、世代交代された今では料亭で働いていたという現御主人が腕を振るう、お酒によく合いそうな料理が並びます。驚いた食材としては、タコの頭の「中身」を煮付けたもので、トロットロにとろける白身のような不思議な食感、これはかなり美味しいです。あんこうのともあえ、なめろう、ナマコ等々もう酒飲みにはたまらない料理のオンパレードで、最後の〆には握り寿司まで出ました。コレで一番安い料金設定ですから驚きます。

世代交代を機にすっかり垢抜け、今では下風呂で一番洒落た新しいお宿になったと思います。そして値段も手頃。ここは以前にも増して人気が出るかもしれません。
(12年12月宿泊)

(まぐぞー)



館内


部屋


別の角度から



お茶請け


夕食の詳しい画像


朝食の詳しい画像



浴室への入口


浴室への通路





脱衣所への階段


脱衣所


浴室



浴槽


浸かった様子


お湯


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