はしご湯のすすめ秋田県の温泉


強首温泉 樅峰苑 強首温泉 樅峰苑

大仙市強首字強首268
TEL(0187)77-2116
樅峰苑HP
11時〜15時/400円

3号源泉/ナトリウム−塩化物泉
53.2℃ ph=7.0 220L/min(動力) (詳細成分数値は未掲示)


訪問:05年5月



日本秘湯を守る会会員宿の樅峰苑です。お宿の建物自体が登録有形文化財に指定されています。細かい事はわかりませんが素人が見ても素晴らしい建物です。フロントで受付後、浴室へ。

浴室は宿の感じからして意外にもごく普通な造り。五角形型の浴槽縁が木で出来ています。木を用いた造りは暖かみがあって、ほんと大好きです。肝心なお湯は黄土色がかった半濁り。塩味に臭素臭がちょっと。湯口にてアブラ臭がほのかに漂います。湯口から5L/minほどの源泉を浴槽へ投入しています。欲を言えばもうちょっと投入量が欲しいところです。分析書の湧出箇所住所からして、源泉は直線で約2kmほど離れた強首温泉のお宿が集まる所から引き湯。
(05年5月)

(三昧)



マスコミでも度々取り上げられ兎に角有名なお宿です。強首温泉といえば真っ先にここを思い浮かべる人も多いかと思います。強首本来の温泉街(とはいえ、田畑の中に数軒のお宿が点在するのみで、土産物屋等はない)とは随分離れた場所に位置し、湯元からは遠く、遠路遥々の引き湯のようですが‥なにしろ建物が凄い。登録有形文化財であるお宿は、社寺のような重厚かつ繊細な木材建築にて訪問者を圧倒します。館内は200円にて、また、敷地内にある米蔵を利用した資料館も200円にて見学可能。

玄関をくぐると、土間を利用した土産物コーナーやフロントがあり、ちょっとした観光施設のようにも見えます。フロントにて湯浴み料を支払い早速浴室へ。建物同様の重厚な和風建築浴室を期待していたのですが、意外にも、ごく普通のタイル浴室でした。どうやら、浴室だけは近年改装されたようですね。

女性浴室の扉を開けるとプーンと臭素臭が鼻をつきます(男湯の方は、あまり臭わなかったらしい)。5〜6サイズの五角形内湯浴槽がひとつあり、黄土濁りの湯が満たされています。湯口より熱い湯が流し込まれ、浴槽内で熱め〜適温、塩分は濃いものの、浴感はそれ程ガツンと来る印象ではありません。強首の湯としては「強首ホテル湯治部」や「おも観荘」の方が良いように感じます。ただ、浴室は小奇麗だし、温泉マニアではない一般同行者がいる場合はいいかな?備品はボディソープ、固形石鹸が置かれ、ドライヤーはフロントにて貸し出し。

建物の重厚さは一見の価値ありと思う樅峰苑です。また、お宿の方もとても愛想良く、通りすがりの外来入浴者(私達)であっても、わざわざ宿の外まで見送りに来られ、写真を撮ってくださったりと、宿泊客と分け隔てない対応に感謝しきりでした。

また、これは季節柄だと思うのですが、表玄関向いにある池では、手のひら程のカエルが沢山集まり、あちこちで産卵が行われていました。これは、かの「岩松院」にて小林一茶が詠みあげた「蛙合戦」と同じ光景ではありませんか。たまたま立寄った樅峰苑にて自然の神秘的なシーンに出会え、とても感動した次第です。ゴールデンウィーク時期に立寄られる方は、この蛙合戦も是非観戦されてみてください。
(05年5月)

(まぐぞー)




男性浴室



湯口



女性浴室



フロント、そして隅には
何故かタヌキのヌイグルミ


‥‥‥?



!?



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