はしご湯のすすめ栃木県の温泉


塩原元湯温泉 ゑびすや
塩原元湯温泉 ゑびすや

那須塩原市湯元塩原153
0287-32-3221
11時〜15時
500円

訪問:01年〜03年数回利用、04年10月



元湯は新湯と同じく大好きな温泉の一つである。山中の元湯に近づくと周辺は硫黄の香りがプンプンしており入湯前に元湯に来たと実感する。ここ、ゑびすやは鄙び系の旅館で湯治客が多い。男性浴室は兼混浴で内湯のみの旅館だが昔からの浴槽はなんともすばらしく説明がむずかしい。女性専用浴室もあるが熱い湯(弘法の湯)の浴槽しかないので、温い浴槽がある男性浴室に女性も浸かりにくる。

混浴浴槽は2つありそれぞれ泉質が違い一つ(弘法の湯)は熱め、もう一つ(梶原の湯)はかなり温い36℃くらい。温い方は平気で一時間は浸かっていられる。飲泉も胃腸に良いそうで便秘には最適だ。しかし少し苦い。
(03年)

…………………

えびすやに立ち寄り再訪してみました。今回、新たに飲泉所の新設・女性浴室の改装の変化がありました。飲泉所は新規に飲用の許可を取得、誇らし気に飲泉許可証が掲示されていました。昔は源泉を利用して政府が薬を製造していたので飲用に効果があるのも納得です。飲泉所の湯を飲んでみると苦味、炭酸味が目立つ湯です。

また、分析書が新たに分析しなおしていましたので新しいモノを載せておきました。以前と比べてみると両源泉ともに全体的に成分が薄くなってきた、湯量の減少、硫黄成分の含有増加が目についた。
(04年10月)

(三昧)



01年に初めて訪問した際は、「関東にもこんな温泉があったなんて!」と感動した一湯。一見普通のこじんまりした温泉宿。混浴浴室に入ってビックリ。ここは東北の秘湯かい?木造りの浴槽には白濁した湯がたっぷりです。

混浴浴室でのみ浸かる事のできる名物の「梶原の湯」は心地よい温め。「ラムネの湯」との別名もあり、胃腸病にも効くとの事で(胃腸はすこぶる健康だけれど)早速飲んでみた。味は…炭酸&エグミ味で「うわぁーっ」と顔をしかめる程不味かった。この湯は毎年9月に行われる「古式湯祭り」で御神湯としても活躍するとの事。「梶原の湯」のお隣の「弘法の湯」は塩原唯一の間欠泉だそうで、6〜7分おきにブボボボボーッと竹筒から湯が飛び出して来ます。この湯がまた、もの凄く熱く、油断して直浴びすると「ウォアチャー!」とブルースリーのような声をあげて湯舟から飛び上がる羽目になる。

訪問日は平日だったのですが、お客さんが他に誰もいなかったので混浴も女湯も両方ゆっくり満喫する事ができました。混浴の方が広く、なにより「梶原の湯」に浸かる事ができるので良いです。
(03年)

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その後、女性浴室改装と聞き、自遊人の無料パスポートもあったので久し振りに立ち寄ってみました。初訪問から数年、「ゑびすや」には時々立ち寄りしていましたが、年々訪問客が増え、今では土日に訪問しようものなら浴槽が満杯になる程の混雑ぶりです。

さて、新しくなった女湯ですが、以前の年季の入った浴室は一変、洗い場も浴槽も明るい色調の木造で、カランも使い勝手が良くなっています。浴槽は以前の倍になり、6-7人程入られるサイズ。タマゴ臭プンプンの湯は、やや緑がかった白濁で、つるつるとした浴感。キリッとした熱さが心地よい。湯は相変わらずの「弘法の湯」一本で、どうせなら浴槽をふたつに仕切り、もう一方に「梶原の湯」を入れてほしかったなぁ、などと我がままな事を思ってしまいました。新しい女湯は洗い場がツルツル滑るのでちょっと危ない(以前はゴツゴツした析出物が良い滑り止めになっていた)。浴室外には「梶原の湯」の飲泉場もあり、益々進化する「ゑびすや」です。
(04年10月)

(まぐぞー)




混浴浴室
手前が温め「梶原の湯」
奥が熱め「弘法の湯」



以前の女性浴室
2-3人も入れば
いっぱいの浴槽



改装後の女性浴室 湯口
湯は間欠泉




新設された飲泉所
流れる湯は「梶原の湯」


飲泉許可シール



飲泉許可証も
誇らし気に掲示



ゑびすやオリジナル飲泉コップ


手前がゑびすや、奥が元泉館


■梶原の湯 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物泉(硫化水素型) 39.7℃ pH=6.5 13.6L/min(動力) 溶存物質計=3004mg Na=649.6mg(71.58mv%) K=44.3 Ca=177.5(22.44) Mg=14.1 Mn=1.8 Fe2=0.1 F=0.4 Cl=695.1(48.8) HS=7.8 SO4=31.1 HCO3=1198.4(48.89) Br=1.8 NO3=0.2 H2SiO3=112.9 HBO2=69.3 CO2=635.7 H2S=27.9 (H16.2.20)
■えびすや新堀 含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(硫化水素型) 52.1℃ pH=6.7 20.8L/min(掘削間欠) 溶存物質計=3882mg Na=918.8mg(77.1mv%) K=61.9 Ca=146.7(14.11) Mg=35.7 Mn=2.4 Fe2=0.1 F=0.4 Cl=965.3(51.72) HS=17.8 SO4=19.9 HCO3=1489.9(46.38) Br=2.4 H2Sio3=129.3 HBO2=91.3 CO2=498.7 H2S=40.3 (H16.2.20)

【以前の分析】
■梶原の湯源泉 含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(硫化水素型) 38.3℃ pH=6.4 3.732g 15.4L/min(動力) Na=667.6 Cl=725.6 HCO3=1157.3 HS=4.5 H2S=20.3 CO2=669.1
■えびすや新堀源泉 含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(硫化水素型) 52.0℃ pH=6.7 4.449g 湧出量測定不可能(掘削自噴・間欠泉) Na=908.9 Cl=1008.1 HCO3=1510.9 HS=12.6 H2S=28.5 CO2=445.4


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