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二岐温泉【新湯小屋旅館】
岩瀬郡天栄村二岐温泉
TEL(0248)84-2210

立寄り時間
10時〜17時頃まで
500円(1時間以内)
宿泊は素泊りのみ受付け

(最終訪問:05年4月)
ニ岐温泉
カルシウム-硫酸塩泉
(詳細な成分表は掲示無し)




天栄村の山中に湧くニ岐温泉。秘湯会の某お宿が有名ですが、それ以外にも良い湯を持つお宿があります。4月の半ばというのにまだまだニ岐温泉には雪が残っています。

駐車場に車を止め、そこから階段を降り切った所にお宿はありました。なんともレトロで鄙びた外観は湯治宿そのものです。玄関を入りお宿の方に入湯受付をします。お風呂は館内の階段を数段降りた突き当たり。途中に雪解け水が流れていました。浴槽は男女別の内湯と混浴露天風呂があります。混浴露天風呂は渓流沿いにあり雰囲気は良いです。大小の岩を組み合わせた岩風呂で大小二つの浴槽がある。湯口は大きい浴槽にあり30L/minほどの源泉投入量で、溢れる湯は小さい浴槽への流れ込みになっています。無色透明、ほぼ無味無臭の湯は40-42℃の適温で空いていればのんびりと湯浴みできます。当日は終始にわたってお客さんがいなく貸し切りでお風呂を独占できました。雪解け水で若干多めの水量のニ岐川でしたが、夜間の星空を眺めながらの湯浴みは良さそう。ここは宿泊してゆっくりと過ごしたいです。内湯はコンクリ製のいかにも手造り浴槽といった印象。2×2.5mの大きさ、湯口からはニ本の塩ビ管より合計35L/mnほどの源泉を吐き出していました。

まあそれにしても誰も浸かっていない浴槽にドンドコと湯が注がれ溢れる光景はなんとも勿体ないやら。その湯に貸し切りでどっぷりと浸かる事ができて大満足の新湯小屋旅館でした。

(三昧)



「新湯小屋旅館」
男性内風呂




「新湯小屋旅館」
混浴露天風呂
見えにくいですが、川沿いに
もうひとつ浴槽があります



露天風呂の脇の石にはえる
鮮やかな苔が綺麗




「新湯小屋旅館」
女性内湯浴室




湯口




前御主人が板に描いた絵
玄関を開けると
すぐ目の前にあります

つげ義春氏が「二岐渓谷」という作品の舞台にし、一躍有名になった温泉宿。「つげ義春」といえば、以前は一部の熱狂的ファンが教祖的に崇めていた感のあるガロ系のコアな作家さんであります。が、昨今の秘湯ブームでさほどコアな漫画マニアではない、いわゆる「一般の人々」にも人気が上がり、今や秘湯漫画のバイブル的存在となった感も。

さて、湯小屋旅館です。以前とは管理人さんが替ったかなにかで現在は「新湯小屋旅館」と名乗っています。温泉街のメイン通りに面した専用駐車場に車を停め、少しばかり川の方へと下ります。すると、実に鄙びた建物が現れます。あたりは樹木に囲まれ、大変静かな環境です。

受付にて料金を支払い浴室へ。浴室は全部で2箇所あり、ひとつが女性用、そしてもうひとつが男性内湯&混浴露天風呂となっています。まずは後者から。脱衣所を抜けると、3〜4人程入られる石造り内湯浴槽がひとつ。ここは「男性浴室」との事でしたが、他にお客さんもなく、露天風呂へ行く前の掛け湯と体慣らしも兼ねて私も入浴させていただきました(ここを通過しないと混浴露天風呂へは行かれない)。2本の管から熱い湯と水が投入、浴槽内で適温〜やや熱めとなっています。無色透明、石膏臭の漂う気持ち良い湯です。

続く露天風呂は二岐川の清流沿い。茂る樹木から陽の光がキラキラと注ぐ最高のロケーションです。露天風呂はふたつ浴槽があり、手前が2〜3人入られる大きさ。パイプより湯が流し込まれ、浴槽内で適温。その隣、川沿いにある浴槽は1〜2人サイズ、こちらの湯は大きい浴槽からの流れ込みで温め。眺めは一番ですが、鮮度はいまひとつです。なにぶん混浴なので、いつ人が来るかと気になっていましたが、湯浴み中はずっと貸し切り状態でした。

その後、一度着替えた後、女性浴室へ移動。こちらは内湯のみですが、外の陽がサンサンと降り注ぐ実に明るい浴室です。2〜3人程入られる浴槽に無色透明、石膏臭の心地よい湯が満たされています。2本のパイプからは熱い湯と温い湯が注ぎ込まれ、浴槽内で適温。女湯が一番キシキシ感があり、石膏ならではのトロミも一番でした。備品はシャンプー、ボディソープ。

入館から退館まで、結局誰ひとりお客さんは来なかった。近くの「大丸あすなろ荘」はあんなに賑わっていたのに。

(まぐぞー)




こちらも前御主人が記した
「命名由来」だいぶ薄くなっています



「新湯小屋旅館」玄関



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