はしご湯のすすめ福島県の温泉


大塩温泉 露天風呂 大塩温泉 露天風呂

大沼郡金山町大塩

ゴミは持ち帰る、周囲を荒らさないなどマナー厳守で
露天風呂利用の際は「たつみ荘」に声をかけてください
お宿の迷惑にならない時間帯に訪問を
御主人に伺うと、具体的には朝は9時以降が良いようです

訪問:05年4月


郡山のTさんより大塩温泉共同浴場近くにある露天風呂に今なら入湯できると情報を頂き行ってみました。この露天風呂は春の雪融けの直にしか湯が湧出しないという温泉。どういうわけか春のこの時期になると浴槽の底から地中に埋め込まれている鉄パイプの先端から、源泉が湧出するそう。その湯が露天風呂に並々と満たされ入湯できるというわけ。今までに一度もお目にかかった事がなかったので楽しみに出かけてみた次第です。

まだ雪がどっさりと残っている露天風呂へとアプローチ。露天風呂へ行くには民宿たつみ荘に一言お断りを必ずしましょう。途中の斜面には福寿草もちらほらと。そこには今までカラッポしか見た事の無い浴槽に、なみなみと温泉が張られている露天風呂があった。おまけに湯がボコボコと勢いよく噴出している。先客はおらず、周囲は霧がかかって静まりかえっている。すぐに服を脱ぎいざ入湯。至福の瞬間である。

4分の1扇型のようなコンクリ露天風呂で、浴槽のほぼ中央にジャグジー状態の源泉が空中めがけて噴出していて顔がにやけてしまった。湯は笹濁り、新鮮な金気臭がプンプンと鼻の奥を刺激し攻撃してくる。重曹甘味にダシ味、塩味。特筆すべきは鉄パイプから噴出している湧出したての源泉の炭酸が強い事。温度が温め絶妙の38-39℃。ようやく入湯できた露天風呂。たまらない。自分ながらに幻の露天風呂と言いたい。
(05年4月)

(三昧)



数年前より、その存在を知りつつ、どうもタイミングが合わず入湯が叶わなかった温泉。只見川沿いにある露天風呂です。春先の、ほんの数日(数週?)しか湯が湧かず、04年などは「今、湧いているらしい」との噂を聞き早朝の日帰りで訪問したものの、待っていたのは既に空となった浴槽だけだったという‥。今回、郡山在住のTさんに「ローカルTVで湧いていると取材してましたよ」と教えていただき、丁度、会津方面への湯巡りを計画していた事もあり、やっと浸かる事ができました。

さて、お目当ての露天風呂は少しばかり細い小道を下った先にあり(必ずたつみ荘へお願いしてから行きましょう)、何度もカラばかり目にしていた浴槽に、なみなみと湯が溢れている光景には、ちょっと感動した一瞬です。

肝心の露天風呂ですが、目の前に悠々とした緑深い只見川の流れを見渡す絶好のロケーション。パッと見8人位は入られそうな立派なコンクリ浴槽で、湯の成分により鉄サビ色に変色しています。浴槽底に立てられたパイプよりボコボコと勢い良く湯が投入され、ミニ噴水のようになっています。また、浴槽の出入り口付近、一部浅くなった所からはポコポコと気泡が沸きあがる様子も見られ、そこからも湯が漏れ出ているのかもしれません。湯は、やや薄黄土(緑色が強い)濁りのあるもので、かなり炭酸が強いようで、ジッと浸かっていると体がピリピリします。口に含むと甘塩鉄炭酸味で、なかなかの温湯。長湯にはもってこいでしょう。

それにしても、こういう露天風呂にありがちな落ち葉等の沈殿物もなく、やけに綺麗に保たれています。たつみ荘の女将さんに伺ったところ、ナントありがたい事に、たつみ荘の御主人が掃除をしてくださっているとの事!おかげで落ち葉などの沈殿物が苦手な私にも気持ちよく利用ができました。本当に感謝、感謝です。ただ、湯の成分、鉄サビ色の沈殿物が体に結構付着しますが、これはご愛嬌。
(05年4月)

(まぐぞー)




見事なロケーション




霧に包まれた
幻想的な湯浴みも楽しめます



浴槽底の割れ目からも
気泡がプクプクと



溢れた湯はドンドコと
只見川へ



上から見た様子




空っぽの状態




斜面にはポツポツと福寿草


とてもかわいらしい


たつみ荘のメグちゃん


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