はしご湯のすすめ山形県の温泉


肘折温泉 三春屋本館 肘折温泉 三春屋本館

最上郡大蔵村肘折
TEL(0233)76-2261
三春屋HP
立寄り時間要問合せ/300円

訪問:04年11月

三春屋源泉
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
57.2℃ pH=6.4 蒸発残留物=2349mg
Li=1.9mg Na=698.5 K=47.9 Mg=23.2 Ca=72.3 Mn=0.2 Fe2=1.9 F=0.3
Cl=741.1 Br=1.4 I=0.2 SO4=174.6 H2PO4=0.9 HCO3=889.5
CO3=0.2 CO2=596.8 H2SiO3=145.9 HBO2=32.5 HAsO3=1.0
(H元.10.30)


独自源泉を所有しているお宿「三春屋本館」です。他に「別館三春屋」もあり同系列。本館は車がすれ違うのもやっとの広さの温泉街に建っています。日曜日などの温泉街が賑わう日などは、温泉街の道路を一方通行にして対応しています。館内に入るとNHKの「ためしてガッテン」「温泉新幹線つばさ」「三春屋源泉」の横断幕や暖簾が目に入ります。

浴室は二箇所あり、女性が入湯中は「女性入湯中」という看板を掲げておく事で貸しきりで利用できます。浴槽は脱衣所から二三歩下がったとこにあり半地下状態になっています。2×2mの石板張り浴槽で5人位は入れるものです。薄い貝汁のような濁り、金気臭、口に含むと金気味に炭酸味が目立つ湯。湯口の塩ビ管より30L/min程の源泉を浴槽へ投入、と同時に湧水も温度調整の為に少量のみ投入されていました。湯舟に浸かり湯を手ですくい観察すると、この湯の良さを実感した。静かに湯浴みしていると体へのアワ付きもある。加水うんぬんはある許容範囲だろう。

本来、肘折温泉の源泉はこういうお湯だと思う。現在、肘折では組合管理の源泉が幅を効かせている中で、こういう独自の源泉は貴重な存在だ。話は変わるが別館の方に先に立ち寄りさせて頂いたが、ココ本館でも別館の御主人夫婦と再度御対面となりました。
(04年11月)

(三昧)



三春屋本館は肘折温泉では数少ない自家源泉所有。土産物店やお宿の連なる細い路地に面した湯治宿です。鄙びというより素朴な雰囲気の館内で、訪問時は他にお客さんの姿が見あたりませんでした。浴室は二箇所あるようで、そのひとつを貸しきり利用させていただきました。

半地下?にある浴室には5人程入られる四角い石造り浴槽がひとつ。岩のオブジェのような湯口からは無色透明の湯と少しばかりの水が投入、浴槽内でやや貝汁濁りを帯びています。小さな鉄錆色の湯花も漂う湯は適温、湯面からは金気臭が立ち上り、スルスベとした浴感。炭酸が感じられ、コップにくむと泡がつきます。体にも少しばかりの泡付き。飲むと仄かに微塩味、そして炭酸を強く感じます。浴室は温泉街のメイン通りに面しているようで、時折観光客の笑い声や下駄の音が響くのも温泉街ならでは。肘折温泉の中でも村井六助「幸の湯」同様、気に入った一湯となりました。
(04年11月)

(まぐぞー)




独自源泉の注がれた浴槽


湯口


湯は、ほんのり白濁


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