はしご湯のすすめ山形県の温泉


黒鴨温泉 滝の湯旅館
黒鴨温泉 滝の湯旅館

西置賜郡白鷹町大字黒鴨403
0238-85-1135
立寄り時間不明
400円

訪問:02年7月、05年9月



ヌルヌルの浴感が楽しめる湯があるというので立ち寄りしてみました。山形マップルを片手に滝の湯旅館になんとか到着。隣に建つ蔵高院の建物に掲げられていた「江戸時代のミイラ」というフレーズが気になる。まぐぞーによると即身仏が安置されているらしい。

外観は黒鴨温泉の看板が無ければいたって普通の民家にも見える。女将さんが対応してくれて、入湯を申し出るとどうぞどうぞと言う。浴室が二つあるが、湯は片方にしか張っていないという。浴槽は3人が入れる長方形タイル張りが一つある。浴槽には保温用にフタがしてある。湯口からは25L/minほどの湯が浴槽へ注がれる。浴槽底にはハードな吸い込み口が作動中で循環のようだ。湯は無色透明、甘い香りに重曹味。中程度のヌルすべ浴感があったが、期待していたほどでは無かった。また、浴槽端にある二つの水道蛇口からは、一つは冷たい源泉がもう片方は加熱源泉が出てくるようである。非加熱の源泉はほんのりタマゴ味が楽しめ非常に美味しいもの。当然にもヌルヌルもある。

湯浴み後、女将さんに源泉の場所を尋ねると何を勘違いしたのか源泉を加熱するボイラーに循環装置までご披露いただく。最後に源泉の場所を説明、駐車場にありマンホールで蓋がしてありそこから引いているらしい。いろいろと親切な暖かい女将さんでした。
(05年9月)

(三昧)



白鷹町のお寺へ即身仏(光明海上人即身仏)をお参りに行った。既に月山の麓の注連寺と瀧水寺大日坊の即身仏をお参りし「次はここだ!」と決めて行ったのだ。がっ!お寺に人のいる気配なし。玄関のピンポンを力一杯押すも誰も出て来なかった。悲しい。そして悲しみにくれながら、すぐお隣の黒鴨温泉滝の湯旅館へ「お隣のお寺は今日は休みですかい?」と聞きに行った。優しい女将さんが言うには「お隣は基本的に無人で年に数回掃除に来るだけ」との事。はーっガッカリ。

気を取り直して黒鴨温泉のお風呂をいただく事にした。「少し待っててね」という事で、待つ事10分位。他には誰もお客さんが居ないという事で、男湯だったか、女湯だったか、兎に角どちらか一方に湯を入れていただき入った。お湯に入り開口一番、うわートロトロヌルヌルだ!と思わず叫んでしまった。かけ湯の時点では、何故かトロトロヌルヌル感がなかったのに、湯につかると、かなり来る。しかも異様にあたたまる。加熱なしの源泉は蛇口をひねると拝める。因に黒鴨温泉(迎田源泉)はこの「滝の湯旅館」の自家源泉、この御宿だけの温泉利用だという事。浴槽内お湯は加熱循環ですが、このトロリン感は一度体験してみる価値大です。

湯上がり後女将さんと談笑していると外から御宿の大旦那が興奮気味に帰って来た。なんでも最上川が台風で凄い事になっていて、その写真を撮影して来たとの事。実は私も「凄い最上川」の脇を通って来て写真もしっかり撮って来たのでありました。大旦那いわく「こんな事は滅多にない」そう。その後どういうコースで帰ろうか思案していたら、大旦那に「ゆり公園」へ行く事をすすめられた。花がポツポツと咲き始め、なかなか綺麗との事。大旦那はシーズンになると「あやめ公園」や「つつじ公園」の咲き具合もマメにチェックしている様子。お花好きの大旦那です。

さてその後、御宿の周囲をブラブラしていた私は、黒鴨の公衆便所にて凄いモノを見つけてしまった。ちり紙を置く箱に、柏の葉のようなモノが丁寧に重ねて置かれていたのだ。おそらくコレでお尻を拭きましょうって事だと思うが。葉っぱでお尻を拭くなんて小学校3年の時に野●ソをして以来だ!凄いぞ黒鴨!黒鴨万歳!!
(02年7月)

…………………

数年ぶりに訪問しました。相変わらず隣のお寺さんは無人で、カーテンが閉められたままです。誰もいない室内では即身仏様も暇で暇でしょうがないかもしれません。あまりに暇なので畳の目でも数えているかもしれません。さて、黒鴨温泉ですが、こちらも外観は何ら変化ありません。優しい奥さんが、今回もニコニコと出迎えてくださいました。

浴室は相変わらず男性側のみ利用で、2〜3人サイズの浴槽に、かすかに白濁りを帯びたほぼ無色透明の湯が満たされています。浴槽角にハードな吸込み有りの循環湯ですが、ヌルヌル度はなかなかのもの。特に肌をさすると思わず笑ってしまう程ツルルルルッとします。浴槽縁には蛇口がふたつあり、一方が加熱湯、もう一方からは非加熱源泉が出て来ます。この非加熱源泉、仄かにタマゴ臭のするヌルヌル水で、無色透明な中にごくわずかに湯花が混じるもの。備品はシャンプー、ボディソープ、シャワーも完備。お湯はヌルヌルなのですが、湯浴み後は肌がガビガビする黒鴨温泉です。

ところで、02年訪問時にいた老犬シロちゃんは、随分以前に亡くなってしまったとの事。当時で既に高齢だったので、シロちゃんも大往生だったのでしょう。もうひとつ、黒鴨再訪で気になっていた「公衆便所の柏の葉」、オソルオソル確認してみたところ柏の葉はなくなり、トイレットペーパーが置かれていました。
(05年9月)

(まぐぞー)




男性浴室



別の角度から



湯口



非加熱源泉




黒鴨犬「シロちゃん」
人間年齢で80才だそう
(02年7月)


「凄い事」になっていた最上川
手前がガードレール
(02年7月)


迎田源泉 ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉 17.8℃ pH=8.8 溶存物質計=2315mg Na=665.7mg(99.42mv%) K=2.6 Ca=1.4 Mg=0.4 F=3.3 Cl=9.9 I=0.4 SO4=5.6 HCO3=1519(88.55) CO3=79.5 H2SiO3=20.8 HBO2=6.3 (H17.6.14)


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