はしご湯のすすめ大分県の温泉


観海寺温泉 いちのいで会館 観海寺温泉 いちのいで会館

別府市上原町14-2
TEL(0977)21-4728
11時〜17時(土日祝10〜)
1050円1300円(食事込み)

訪問:04年4月、05年3月

別府温泉/ナトリウム-塩化物泉/101.8℃ pH=8.4 自噴掘削300m 溶存物質計=2826mg Li=6.9mg Na=753.0(87.80mv%) K=76.0 Mg=0.6 Ca=31.2 Al=0.1 F=2.2 Cl=1190(86.36) Br=3.9 SO4=181.0 HCO3=24.2 CO3=28.9 HAsO2=1.9 HBO2=57.7 H2SiO3=468.0 CO2=0.2 (H3.11.29)


「ラクテンチ」近くにあるお弁当屋さん経営の温泉施設です。立寄りのみは受付けていません。入湯と昼食のセットでの受付けとなります。施設の敷地内には温泉櫓があり、噴気をあげています。いちのいで会館はお昼とお風呂を楽しめて1050円と良心的。訪問時は祝日の為で賑わうせいか、有無を言わせずお風呂の前に食事となりました。

お風呂は露天風呂のみで二種類あります。別府湾の見事な絶景を眺める事ができる「景観の湯」、昔の金山跡を利用して造った「金鉱の湯」。当日の男湯は「金鉱の湯」でした。岩や石を多数に用いた露天風呂は上段と下段の二つに仕切られています。激熱の源泉は上段浴槽に注がれており、溢れる湯は下段の浴槽へ流れ込む仕組みです。二つの浴槽へのんびりと20人以上は入れるほど広く、開放感はなかなかのものです。また昔の金鉱跡から今でも噴気がでており、そこに小屋を建てて天然サウナ室として利用。なんといってもお湯の色が素晴らしく、綺麗な青白い色をしています。しばし見とれてしまいました。湯浴みしていると空の青さ良くマッチしてとても綺麗です。また立ち上がれば別府湾の景色も見る事ができます。ダシの効いた塩味の食塩泉で、湯の色からして硫黄成分がないのが不思議でした。食事は弁当屋の食材ですが、だんご汁定食という大分名物をおいしく頂き満足の行くものでお値打ち感はありです。
(05年3月)

(三昧)


「青白濁の美しい湯に浸かりながら別府湾に広がる大パノラマを見る事ができる」という噂を聞き、立ち寄る事にしました。「雲泉寺橋バス停から山を上るとわかりやすい」と聞いたので、取りあえずバス停へ行ってみる事に。が、バス停に到着するも周囲には何ら看板もなく「はて、どこへ行ってよいのやら?」とキョロキョロしていると、後ろから荷物を持ったお婆ちゃんがゆっくり歩いて来ます。これはチャンスとお婆ちゃんに道を訪ねてみると「近所だから一緒に途中まで行きましょう」という事になった。お婆ちゃんの荷物を持ち、何やら世間話をしながら並んで一緒に歩く事数分、随分急な坂道を目前に「ここをずっと上がれば着くよ」ってな事で、ここでお婆ちゃんとお別れ。「荷物を持ってくれてありがとう」「いえいえ、こちらこそ道を教えていただき助かりました」と御挨拶。

そこから暫く急勾配を上り(以前住んでいた家もこんな感じの急勾配の山の上だったので苦にはならない)、やっと辿り着いた「いちのいで会館」です。まずは1階の厨房のような所へ行くと「2階へどうぞー」。2階は畳敷きの広い食事処となっていました。「いちのいで会館」は温泉を主とした施設ではなく、あくまでも食事が主。温泉は食事をした人へのサービスという形になっています。その食事も実にシンプルでメニューは「だんご汁定食」か「なんとか(忘れた)弁当」のどちらかで、係の人は何としても「だんご汁」の方を食べさせたいようだった。そんなワケでだんご汁定食を注文し「出来上がるまでお風呂をどうぞ」との事だったので、早速お目当ての温泉へと向いました。

浴室は大きくわけて、別府湾が一望の「景観の湯」と、木々に囲まれた(多分。何しろモノを見ていないので実際はどうなのか、わからない)「金鉱の湯」の二箇所。この二箇所は日によって男女入れ替えになるらしく「とにかく眺めの良い景観の湯がいい!」と聞いていたので「今日はどっちだー?」とドキドキしながら浴室へ向うとラッキーにも女性が景観の湯でした。後で知った事ですが、景観の湯は偶数日が男性、奇数日が女性となっているようです。

景観の湯は脱衣所のみ湯小屋となり、あとは露天風呂が全部でみっつ。手前に小さな岩造りの露天風呂がふたつあり、青白濁の美しい湯が満たされています。湯温は脱衣所寄りが適温、その隣が熱湯となっていました。この湯に浸かりながらの眺めが素晴らしい!別府湾に広がる町並みが一望です。このふたつの露天風呂の後ろには、コンクリ造りの大きな露天風呂がひとつ。こちらからは別府の町並みは見えませんが、とにかくプールのように広い!無色透明、熱めの湯が流し込まれ、浴槽内で温めとなっています。あまりに広くて、湯の中を無意味に歩きまわってみたりと、ちょっと落ち着かない私でした。

湯浴み後はお楽しみのだんご汁です。だんご汁といっても別に団子が入っているワケではなく、ちょっと「ほうとう」にも似た汁麺でした。これに白米のオニギリ、とり天などの小鉢が付いています。窓の外を見ると丁度桜の季節で、それはそれは綺麗でした。私の訪問時は1日限定で3組のみ、夜の食事&温泉という企画も行われていました。「前日までに予約してね」との事で、6月にはホタルも飛んで素晴らしいらしいです。
(04年4月)

…………………

再訪問しました。前回無色透明の湯だった大きなコンクリ長方形の湯が、今回は鮮やかな青白濁に染まっています。晴天とも重なり、それはそれは見事でした。今回は開館直後の訪問だったのですが、休日にもかかわらずお風呂には誰一人いません。湯浴み中は完全な貸し切り状態でした。
(05年3月)

(まぐぞー)



景観の湯と金鉱の湯の分岐


「金鉱の湯」入口


金鉱の湯



金鉱の湯


お次は景観の湯


景観の湯



プールのように広い浴槽


青い湯が魅力ですが・・


無色透明の時も
あります(04)



無色透明の
景観の湯(04年)


だんご汁定食


食事処、窓の外は桜



いちのいで会館外観


温泉櫓


高台に位置します


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