はしご湯のすすめ岩手県の温泉


藤七温泉 彩雲荘 藤七温泉 彩雲荘

八幡平市松尾寄木北の又
TEL(090)1495-0950
8時〜19時(まで受付)/500円
10月下旬〜4月下旬冬季休業

訪問:04年8月、06年9月

藤七温泉3号泉
単純硫黄泉
90℃ pH=2.8
H=1.6 Na=5.2 K=1.7 Mg=10.2 Fe2+Fe3=9.8 Al=3.1 F=0.2
Cl=2.1 SO4=196.0 HSO4=21.1 H2SiO3=85.1 HBO2=1.1 H2S=6.8
(S55.10.6)

※源泉温度が高いため加水あり


八幡平樹海ライン沿いにある秘湯会のお宿「彩雲荘」。八幡平エリアに位置して結構な賑わいを見せています。チェックインの時間帯と重なり、日帰り客もドンドン立ち寄りに来ていて大人気。お宿外観はそうでもないが館内は鄙びた雰囲気のお宿です。お風呂は男女別の内湯・露天風呂と混浴内湯・混浴露天2つが別棟にあります。

男湯内湯の木造り浴槽は5-6人が入れるもの。湯は白濁りのタマゴ臭付き。浴槽隅にある湯溜めの中で源泉と水を混合して冷却している、それを浴槽へ投入している。露天は眺めのよい展望風呂、天気がよければ樹海を眺めながらの湯浴みなのかな?ただし道路からは丸見えだ。当日はあいにく曇りだったので残念でした。

「彩雲荘」で湯がよいのはやはり混浴エリアだ。内湯は薄白濁りのタマゴ臭。15人は入れる木造り浴槽には新鮮な源泉がたっぷりと注がれている。しかし内湯続きの露天風呂は湯がなまっていて訪問時はいまひとつ状態。そこからさらに離れた屋外にある開放感抜群の露天風呂もよい。次回は時期をずらして訪れてみたいと思います。
(04年8月)

…………………

前に訪れた時には足元湧出の露天風呂に入り損ねたので、今回は何がなんでも浸かるぞーの覚悟で立寄りする。朝も早くの8時ちょい前に行って立寄り受付。9月の半ばだというのに気温8℃とは寒かった。

まだ早いのか、たまたまなのかで足元湧出露天風呂には誰も居ない。足元湧出の露天風呂は全部で五箇所もあり、そのうちの一箇所は女性専用となっている。なお、夜間の一定時間帯は全ての足元湧出露天風呂が女性専用タイムとして設定されている。

複数の足元湧出露天風呂があるが、とても気に入ったのはいちばん上にある浴槽。なんたって足元湧出泉によく見られる浴槽底部よりのポコポコという泡。藤七温泉では泡という表現は誤りである。ジャグジーのようにボコボコとしており凄い!まさに天然ジャグジーといった露天浴槽なのであります。他にも足元浴槽がありますが、先の浴槽のブクブク状態とまではいきません。つるつる感にブクブク状態が味わえる浴槽、温度も41-42℃の適温なのも素晴らしいです。浴槽底部に敷いてある木板の隙間より、高温の源泉が多からず少なからず湧出しているのでヤケドに注意しましょう。足元も木板が敷いてあるのですが、不安定な場所もあるので入湯には充分に気をつけましょう。肝心なお湯は鉱泥を掻き混ぜたような灰白色濁り、タマゴ臭&噴気臭がしてたまらないものとなっています。他の足元湧出浴槽はやや青みがかった白濁湯あり、41-46℃の温度差ありのものとなっています。
(06年9月)

(三昧)



八幡平に佇む一軒宿。夏も涼しい高地に位置し、登山のベースとしても人気のようです。派手さのない山小屋風の佇まいですが、さすがに東北を代表する人気のお宿、訪問時は溢れんばかりの人・人・人。

受付を済ませ、まずは男女別浴場へ。こちらには男女それぞれに風情ある木造内湯と露天風呂があり、特に女性側は条件が合えば雲海も眺められるとして有名。実際行ってみると、露天風呂は雑誌などの写真から受ける印象より広さがなく、眺めは確かに遠くの山々まで見渡せるのですが「猛烈に凄いっ!」というまでの感動がありませんでした。これは多分、雑誌に取り上げられる美しい写真の数々に期待を膨らませ過ぎた所為もあります。浴槽内には加水により適温に調整された白濁湯が満たされています。が、湯は浴感薄く、いまひとつボヤけた印象。ここでは湯そのものよりも眺めや風情を楽しんだ方がいいのかな。

続いて混浴露天風呂群へ。こちらは男女別浴場から離れた位置にあるので一度着替えての移動となります。脱衣所は男女別ですが浴槽はすべて混浴。脱衣所続きの内湯が一つに、露天風呂が一つ、そして屋外のガレ場に点在する足元湧出露天風呂があります。ただ、こちらも人・人・人で、さすがに混浴風呂をゆったり楽しむ状況ではなく、楽しみにしていたガレ場の足元湧出露天風呂も殿方で満員御礼。今回は泣く泣く断念しました。帰宅後知ったのですが、女性用の足元湧出露天風呂もあったそうな??
(04年8月)

…………………

再訪しました。前回の混雑ぶりに懲り今回は立寄り開始朝一番に突撃、思惑通り全ての浴槽が貸切状態で満喫できました。お目当ては勿論、前回入り損ねた「足元湧出露天風呂群」です。この露天風呂群、足元湧出ではない混浴の内湯&露天風呂の他に、足元湧出露天風呂が「混浴4+女性用1」もあるのです。これがジャグジーかと思う程に凄い。藤七温泉の真骨頂は眺めの良い露天風呂よりもむしろコチラでしょう!と、私は思う。

さて足元湧出露天風呂ですが、二箇所はかなり開放的なガレ場に点在し、ブクブクと湯の湧きあがる泥炭の上に雑に木材を敷いただけの野湯状態。このブクブク湧出が凄すぎて(特に上段の露天風呂)、湯面だけ見ると沸騰した「茹で釜」に入っているような気分になります。硫黄噴気臭の灰白濁湯は泥炭が混ざったツルツル浴感。泥湯好きにはたまらないでしょう。ただ、泥炭の上に敷かれた板から釘が突き出しているものもあるので怪我には御用心。

残り二つの混浴足元湧出露天風呂は大小の木造長方形浴槽が並んだもので、こちらは泥炭の混じりがないぶん、湯は青みかがった綺麗な白濁となっていました。足元からのブクブクはガレ場の露天風呂と比べると弱いですが、まずまず楽しめます。ただし、この二つの湯は少々熱め。のんびりまったり湯浴みとはいかない湯温でした(特に小)。

女性専用の足元湧出露天風呂(10人サイズ)は、混浴のような「ゴワーッ!!」という豪快なブクブクではないのですが、こちらもまずまず楽しめます。湯温は適温〜ややぬるめ。噴気たちのぼるガレ場を眺めながらノンビリ浸かるには丁度いい具合でした。それにしても藤七温泉は浴槽の数が多すぎて、立寄りでの「はしご湯」は時間がかかり過ぎるのと、豪快な足元湧出が楽しくついつい長湯でヘロヘロになってしまうのが難点。次はぜひ宿泊したいな〜。
(06年9月)

(まぐぞー)




彩雲荘外観




男性内湯




男性露天風呂
(湯溜め中)



女性内湯



女性内湯 湯口



女性露天風呂
二段になっています



お次は混浴エリアへ
脱衣所の前には
立派な金精様



脱衣所続きの混浴内風呂





脱衣所続きの混浴露天風呂
手前には年季の入った金精様




足元湧出露天風呂(下段)


足元湧出露天風呂(上段)


上段は天然ジャグジー状態!



二槽並んだ
足元湧出露天風呂(混浴)


女性足元湧出露天風呂



女性足元湧出露天風呂アップ



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