はしご湯のすすめ岩手県の温泉


藤七温泉の野湯 藤七温泉の野湯

八幡平市松尾

訪問:04年8月、06年9月

現地現状など、必ず最新情報を入手後訪問されてください。噴気、熱湯、ガレ場などに注意。ゴミは持ち帰る、現地を荒らさないなどマナー厳守で。訪問は自己責任で。



八幡平の藤七温泉源泉近くの地獄に野湯があるとの事で寄ってみた。それは藤七温泉から200-300m位の上流の噴気がもうもうと上がる地獄地帯、そこに湧出する源泉を利用したものだ。

道路脇から降りきったところには温泉がそこらじゅうに湧いていて嬉しくなってしまった。入湯できそうな場所は二箇所ある。どちらも誰かが造ったと思われる浴槽だ。周辺は噴気が上がっていて硫化水素臭が漂う。当日は風が強く、真夏だというのに気温は20℃なく肌寒い程。

開放感良好の湯に浸かる。あー気持ち良い。浴槽には青みがかった白濁湯、タマゴ臭の湯が満たされる。底の部分は所々に熱い源泉が湧出しているので火傷に注意です。浴槽底には泥が堆積していて泥湯状態でこれがまた心地良い。来て良かった野湯でした。
(04年8月)

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再訪の野湯。通りがかりに地獄噴気の煙に誘われ、つい引き寄せられてしまう。気が付いたらワイルドな浴槽に、早朝6時前に朝風呂代わりに入湯していた。

以前に浸かった浴槽は今回は熱くて入湯断念。もう片方のワイルドな自然岩風呂というべきかの浴槽を利用する。薄水色の完全混濁湯は人が浸かり湯が掻き混ぜられると灰白色に変化。底部に溜まっている鉱泥によるものでしょう。誰が造ったのか塩ビ管による加水設備までもある。訪問時は少量のみ加水ありの状況。岩風呂底部の至るところよりブクブクと湯が湧出しており、足元湧出が確認できます。43℃に調整され適温で貸切状態での湯浴みをする事ができた。すぐ近くの藤七温泉彩雲荘では更に上をいくボコボコの足元湧出露天風呂に浸かる事ができます。
(06年9月)

(三昧)



秘湯でお馴染みの「藤七温泉彩雲荘」近くにある野湯です。野湯といっても立派な人工露天風呂がふたつ。車道から急な崖を少しばかり下った所にあります。

ふたつの露天風呂は見た目は比較的大きく見えるのですが、泥炭やら激熱湧出ポイントやらで実際入られる人数はそれぞれ2〜3人といったとこでしょうか。両方の露天風呂に手を入れてみると、道路寄りが「ぬるめ」、反対側が「やや熱め」となっていたので、今回は「やや熱め側」にて湯浴みしてみました。

最初は青白く綺麗に澄んでいた湯も、人が浸かると泥炭が舞い上がりアッという間に灰白濁湯に変身です。野湯なだけに湯温は入る場所によって「激熱〜ぬるめ」とまちまち。湯浴みしながら常に撹拌をしなければならない状態です。うっかり湧出ポイントに近づいてしまうと「アチーーっっ」となってしまうのは御愛嬌。泥炭に混じって沢山の糸ミミズも混浴していますが、これも御愛嬌。

当然ながら脱衣所も脱衣カゴもないので、潔くバーンと脱ぐしかありませんが、車道からは人が小さくしか見えないので、女性もあまり気にせずに済むかもしれません。何しろ生まれたてのホヤホヤ湯がとても気持ち良いのです。尻下湧出、泥炭も楽しめて、これで無料とは本当に嬉しいかぎり。噴気のたちのぼる荒々しいガレ場を眺めながらの湯浴みは最高です。
(04年8月)

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再訪しました。早朝の訪問だったからか今回も先客さんはおりません。早速、崖を下り露天風呂へと行ってみました。

ふたつの露天風呂のうち、前回湯浴みをした方は激熱のため入浴不可能状態。前回浸からなかった道路寄りの方も湯温が上がっていたのですが、こちらは管による差し水があり丁度良い湯加減。というワケで、今回は道路寄りの露天風呂にて湯浴みです。

浴槽底はモフモフとした泥炭ですが、一部に板が敷いてあるので難なく浸かる事ができます。足元湧出の湯は泥炭と明礬の香りプンプンで、周囲の噴気の立ち上るガレ場の景色も素晴らしく思わず長湯でまったり。帰る頃にはすっかりのぼせてしまいました。また、周囲の岩場も地熱で熱々となり、腰掛けているだけで体がポカポカです。あまり野湯は得意ではないのですが、ここは何度でも再訪したい所。
(06年9月)

(まぐぞー)




ガレ場の谷に
藤七温泉の野湯はあります


露天風呂その1



露天風呂その2



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