はしご湯のすすめ秋田県の温泉


大湯温泉 阿部旅館
大湯温泉 阿部旅館

湯沢市皆瀬字小安奥山国有林34
0183-47-5102
8時〜20時(受付19時30分)
400円


訪問:00年7月、04年6月



秘湯会のお宿「阿部旅館」です。須川側から大湯温泉に入ると右側の最初に登場するお宿が「阿部旅館」です。山間にある温泉で立地が良い。立寄り時間開始直後の訪問でした。ココはお風呂が複数あり、渓流沿いの今昔風呂と称する内湯、露天風呂、露天風呂のかじかの風呂、せせらぎの風呂、館内の内湯、そして6-9月の晴天の日のみ入湯可能でお宿の目の前にある渓流がそのまま露天風呂になる天然川風呂があります。こんなにたくさんの風呂があるのも豊富な湯量のおかげでしょう。

今回はラッキーなことに貸しきり状態での湯浴みとなりました。今昔風呂となる内湯は湯面下で男女の浴槽が繋がっている仕様で、男女の仕切りが無いと長方形型の浴槽。湯は無色透明、なかなかのぬるスベの浴感、弱塩素臭、吸引口ありの循環。ぬるスベの湯は気持ちがいいのう。

御影石?造りの露天風呂は2×2mの正方形で無色透明で弱硫黄臭。さらに渓流に一歩近いところには、かじかの風呂があり石や岩で出来ていて開放感抜群で気にいった。湯は無色透明、ほのかに硫黄味。このかじかの風呂の目の前の渓流脇には源泉が自然湧出しており、コンクリ製の塀で湧出口周辺を囲むようにしてあり川の水から源泉を守っているのが分かる。

なんといっても湯が一番良いのが館内の内湯だ。「ひのき風呂」との名称で1.5×3.5mの長方形。浴槽の縁が檜なので「ひのき風呂」。湯口にはコップがあり飲泉可能。湯は無色透明、白い湯華浮遊、ぬるスベ感で硫黄かすかに硫黄臭、ほのかに硫黄味がする。天井が高く湯気抜きが良い。ところが、後から家に帰って知った事だが館内の内湯は宿泊者専用だったらしい、立寄りでは入湯できなかったみたいです。知らずに入湯してしまい失礼致しました。
(04年6月)

(三昧)



阿部旅館に再訪しました。数年前にも立寄りでお邪魔させていただいたのですが、随分と雰囲気が変わっていました。どうやら最近建て替えられたようです。以前は地味な民宿といった感じだったのですが、新しい建物は昨今流行りの民芸調。ここ最近、こういった民芸調へのリニュアルが流行っていますね。肝心の浴室ですが、外の風情ある木造湯小屋はそのままでした。男女別に各々内湯と露天風呂とがあります。

まずは内湯から。平らな石が敷き詰められた四角い浴槽で、男女の仕切りの下が繋がっています。長方形の浴槽の真ん中に仕切りを置いた、という感じです。湯は熱めの無色透明、白い小さな湯花が少しばかり舞っています。そして何故か薬っぽい臭いも。源泉温度が高温の為循環し湯温を下げています。

続いて露天風呂へ。女性用としてふたつの露天風呂が用意されているのですが、目の前に囲いがあったりと、いまいち眺めが良くありません。女性用から小さな階段を下り、お隣の川に面した男性用露天風呂へ行かれる仕組みなのですが、あちらを覗いたところ誰もいなかったので私も浸からせていただく事に。男性用は遮るものが何もなく、周囲の緑や川の流れを愛でながら湯浴みができるので気持ちが良いのです。ただ、露天風呂で残念な事がひとつ。それは女性用にも男性用にも10センチ以上あろうかと思われる大きなイモ虫がゴロゴロ浴槽内に沈んでいた事。溺死して沈んだのだと思いますが、1匹2匹ではないのでマメにチェックして除いて欲しいところです。湯小屋の備品としては石鹸とドライヤーが置かれていました。名物の川の露天風呂はまだ栗駒に残雪の残る時期だったので、まったくの水でした。

最後に館内にある内湯へ。こちらはスベスベとした浴感が良くわかる湯で飲むとタマゴ味のする気持ちの良いものでした。浴室も新しくピカピカで使い勝手もよく、シヤンプーもボディソープもあり、しっかり使わせていただきました。が、後で知人に聞いた所、ここは宿泊者専用だったと判明。受付時に何も説明が無く、しかも私が館内の内湯と外の湯小屋をお宿の方の前で何度も行ったり来たりしていたのですが、ニコニコと笑顔を受けるばかりでした。お宿の方がシャイで言い出せなかったのかな?それとも「まぁ、いいか」とサービスしてくれたのかな?何にしても知らずの事とはいえすみませんでした。

ところで、前に来た時にいた元気な芝犬「トム」が見あたらなかったけど、元気かな?
(00年7月、04年6月)

(まぐぞー)




お宿外観




湯小屋内の女性内風呂
男性もほぼ同じ造り



男性露天風呂その1
女性側にも同じ造りのものがある



川沿いの女性露天風呂


川沿いの男性用露天風呂


館内の内風呂


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