はしご湯のすすめ栃木県の温泉


板室温泉 板室観光ホテル大黒屋 板室温泉 板室観光ホテル大黒屋

那須塩原市板室856
0287-69-0226
立寄り不可
宿泊しました:梅の館一泊ニ食21340円を利用
※チェックイン13時・チェックアウト10時30分

訪問:04年5月(泊)



静かな温泉街「板室」にある板室観光ホテル大黒屋に宿泊しました。「癒しとアート」をテーマとした大黒屋には、当然ながらカラオケや宴会場など歓楽要素は一切ありません。スッキリと品良くまとまった館内には様々な作家による陶器やオブジェが並び、野の花が飾られ、ゲストは手入れの行き届いた庭園でのんびりお茶をいただきます。客層は落ち着いた大人の方ばかりで、オバさま方の集団が大声で喋ったり、子供がギャアギャアと走り回る事もなく、静かに庭園を見つめながら語り合う、いわゆる大人の隠れ家といった感じでしょうか。

部屋は梅の館217号室をチョイスしました。お宿の一番奥に位置した2階の角部屋で、大きくとられたガラス窓からは目の前の爽やかな緑と清流が、まるで一枚絵のように広がります。畳敷きの部屋の他に窓際スペースが広くとられ、そこに置かれたテーブルで食事をします。畳部屋には到着時には既に布団が敷かれていました。保養がテーマのお宿だからでしょうね。備品にコーヒーが置かれていたのも、コーヒー党の私としては嬉しいかぎりです。食事は2食とも部屋でいただきます。膳の一度出しで、量、味ともにまぁまぁ。とりわけ「豪華」というものではないのですが、一品、一品丁寧につくられていました。館内には、ゲストが自室にて自由に花を飾れるように、花器や野の花が置かれたコーナーや、「お土産にどうぞ」とガーデニングに使える流木や石が置かれたりしていました。

さて温泉ですが、浴場は男女ともに2箇所づつ。ひとつは内湯+露天風呂で、こちらには使い勝手のよいカランが並んでいます(シャンプー、ボディソープなどの備品は一通り有り)。内湯はシンプルな長方形のもの。 10人位入られる大きさで、適温透明の優しい湯がかけ流しとなっています。露天風呂は岩造りで3-4人程入られる大きさ。透明な湯に何故か「黄土」を混ぜたものでした。大黒屋は、この黄土にも力を入れているようで、館内のあちらこちらで見かけるのですが、やはりお湯は手の加えられていないものを楽しみたいです。

続いて小浴場的な桧風呂へ。こちらは3-4人程入られそうな桧風呂に透明な湯が流し込まれ、目の前に造られたミニ庭園のような所を眺めながら湯浴みができます。脱衣所を挟んで「黄土の部屋アタラクシア」というのがあり、扉をあけると照明が暗く落とされたオンドル部屋のようになっていました。結構広く10人位は寝ころべそうです。なんでも遠赤外線効果で芯からポカポカだそう。板室の湯には今回はじめて浸かりましたが、クセもなく長湯の出来そうなもので気に入りました。湯上がりは温まりの持続が大変長いです。何度か泊まりに来ているという御夫人によると「最初は松葉杖をついて来ても、帰る頃には必要なくなる」「裏手には松葉杖を奉納するお宮があって、沢山の杖が置かれている」との事。

はじめて宿泊した大黒屋ですが、いい意味で放っておかれるので自分のペースで過ごす事ができ良かったです。今回は母親との親子旅だったのですが、母も結構気に入ったようでした。静かな環境も魅力で、長い年月をともにした御夫婦が記念日に訪問されたり、奥さんへのねぎらい旅行で利用されたりしても良さそうと思います。
(04年5月宿泊)

(まぐぞー)




庭園でお茶がいただける




コンサートも行われるホール




自由に花を生けて
部屋に飾る事ができる



このテーブルで食事をします



夕食



朝食



女性内湯



湯口



女性露天風呂
何故か黄土入り



女性桧風呂



オンドルにも似た
アタラクシア


■室井・高根沢共有1号泉(板室8) アルカリ性単純温泉 44.9℃ pH=9.5 溶存物質計=695mg Na=146.0mg K=1.1 Ca=61.3 Mg=0.6 F=1.0 Cl=31.5 SO4=403.0 HCO3=4.5 CO3=7.6 H2SiO3=37.1 AsO2=0.1 BO2=1.2 OH=0.5

■第2号・室井・高根沢共有1号源泉混合泉(板室2・8) アルカリ性単純温泉 38.7℃ 44.9℃ pH=9.5 溶存物質計=669mg Na=128.9mg K=1.1 Ca=55.5 Mg=0.3 F=1.0 Cl=29.3 SO4=401.2 CO3=13.3 H2SiO3=36.7 AsO2=0.1 BO2=1.0 OH=0.5


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